mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

路線バス運行時刻の調整は何かと難しい

2017年03月28日 | バス
 4月1日に、家の近くを通る路線バスの運行時刻がダイヤ改正となります。ここ数年、ダイヤ改正と言いながら実質変化の無かった運行時刻が、今回では回数の変更は無いものの、一宮駅方向の発車時刻が1分遅くなります。
 この路線は、日常的に遅延が多く、バス停で知り合った方も「昨日は○分遅く来た」とか「昨日の○時○分は来なかった」とかいう会話をしたことがあります。
 こんな状況は、バス営業所でも把握しているそうですが、これまで運行時分(走行時間)の調整は行われてきませんでした。
 しかし今回、一宮駅方向の発車時刻が1分遅くなり、一方で一宮駅から発車する方向の時刻は変わっていないので、遅延となる区間で運行時分調整が行われたようです。
 ただ1分程度では、平均遅延時間には足りないとも思います。

 一方で、路線バスの運行時刻の仕組みを知る者としては、この1分の所要時分の増は思い切ったことをしたと思います。
 この地元路線全線の停留所の時刻を調べたわけではなく、利用している停留所がたまたま1分遅くなっただけかもしれません。
 路線バスの所要運行時分は、そのまま勤務時間の算定に結び付きます。
 仮に運行区間全線で1分の増であれば、特定の便だけ1分増ということではなく、一日の運行便全てで1分増となり、仮に20回の運行だと、一日の勤務時間は20分の増。
 一か月では600分の増。これが勤務時間に反映されることとなり、担当乗務員の勤務時間が増えることで、平たく言えば給与、或いは勤務時間の上限に達する場合もあれば、乗務行路の変更も有り得ます。

 そもそも、バスの運行時刻は、道路の空いた状況で運行時分を測っており、遅延が頻繁だから、という理由では運行時分の増は、しにくい構造です。
 路線バスは、遅延は許されますが、早発は固く禁じられています。
 道路が込んだ前提で運行時刻を設定した結果、何かの調子で空いた場合に早発の連続となれば、停留所で時間調整を行わなければなりません。
 第一、運行時分が短い方が、勤務時間の算定は少なくすることができます。つまり渋滞等で遅延した場合は、運転士の持ち出しとなります。こういうことがバス事業はブラックだと言われる所以ですが。
 公営バス事業では、遅延した場合は遅延時間に対して遅延手当が支払われているところもありますが。

 そんなことを考える、停留所の新時刻表です。

 名鉄一宮BTの時刻表、行き先の文字フォントが変わります。
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座席の無い名古屋観光ルートバス・メーグル

2017年03月26日 | バス
 今日は、名古屋能楽堂へ行ってまいりました。名古屋駅からのルートで、以前は「名古屋観光ルートバス・メーグル」を使っておりましたが、昨今の混雑は激しく、障害のある身にではとても乗れたものではなく、別の近くを通るバスで少し離れた停留所で降りておりました。
 しかし今日は、小雨が降ったりする天候でしたし前車の発車直後であったこともあり、名古屋駅停留所の乗り場に来ました。幸い、メーグルの列には腰掛もありますし。

 発車の10分ほど前になると、係員の「メーグルお待ちの方は、前に詰めて二列でお並びください。」後ろを見ると長蛇の列。
 これまで日曜日で見かけたような、上屋からはみ出て人の渦。
 しばらくすると係員の増車要請の電話が始まりました。
 メーグル専用車は中型の車両。とても乗り切れないだろうな、と思うと、やってきた車両は大型の汎用車。メーグルラッピングの一般大型車です。
中型の専用車


大型の汎用車


 今日、乗車の便はこれが来まして、一番最初に乗ったのは私。
 いつもの通り、車両右側中扉お向かいの席に座ろうとしたら、こ、腰掛が無い!全て折り畳まれた状態。
 この車両は車いす対応の車両なので、車いす乗車では、車両右側の1人掛け腰掛は折り畳まれます。
 4脚有る右側腰掛が畳まれて、車内は広い空間。
 私、思わず発した言葉「椅子が無い!」
 係員が言うには、「混雑対策で椅子を折り畳みました」。
 車両左側のサイドシート(横向き)の優先席腰掛に座る方法もありますが、そんなに込むと、足を踏まれる恐れがありますし、あの席はかかとを後ろへ引けないので、座りたくありません。
 係員に、中扉お向かいの腰掛を出すように言うと、私の状況を見て(杖突いた状態)、腰掛を出してくれました。

 しかし、そんな腰掛を折り畳み、座らせないほどの混雑は尋常ではありません。
 思わず、かつての山手線、サハ204形や戦後まもなくのモハ63000を連想しました。この両者、あまりにも激しい混雑ゆえ腰掛を撤去してしまった車両(電車)です。サハ204形は朝ラッシュ時のみ腰掛撤去(折り畳み収納)で、それ以外は出されるものです。
 名古屋観光ルートバス・メーグルについてはこれまで何度か激しい混雑であることを書きました。
 登場当初は、小さい(中型車)ゆえの混雑でしたが、そんな大型車をもってしても、腰掛を使わないほどの混雑は、メーグルの利用者層の多くは遠来の観光の方を考えると、サービスの点でいかがなものであろうか。

 そして乗車した便は、本当に超満員の状態で名古屋駅停留所を発車。
 人の多さから乗り場の様子はしかと確認出来ませんでしたが、人の隙間から見えた漢字では、どうも乗り切れなかった人がいたようです。
 右側腰掛撤去(折り畳み)でこのような状態で、もし仮に腰掛が出ていれば、本当に何人かは乗り切れなかったと思います。

 メーグルは次の停留所は、トヨタ産業技術記念館。
 乗り場にどう見ても20人近くは並んでいます。
 降りる人がいますので、その分は乗れますけど、前扉からは乗れずに、とうとう運転士からは「後ろからも乗って下さい」と案内。
 料金(運賃)はどうするのかと思いますが、メーグルのお客さんは殆どが一日乗車券ですので、無理して前から乗せる必要はありません。

 とにかく、メーグルはあまりにも込み過ぎです。
 このブログを、名古屋の観光で検索の結果見つけられた方は、土日や連休はメーグルはルートに入れない方が無難であると申し上げたいです。
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名古屋城天守閣木造化へ開始・テレビ塔耐震化補強工事

2017年03月24日 | 名古屋
 このところ、ちょっとPC作業が立て込み、こちら本家ブログの更新が滞ってしまいました。その中でも特に気になることは、まとめておきます。

 名古屋城天守閣木造化予算措置。数日前に名古屋市議会の委員会において賛成多数で可決され、3月23日の本会議において可決し、天守閣木造化の事業が始まうこととなりました。
 中日新聞にも記事があり、スキャナ取って整理する時間が無かったので、web記事をリンクします。
 後日、スキャナ取ったものに差し替える予定です。
記事:名古屋城天守閣を木造復元へ 委員会で予算案可決
記事:名古屋城天守閣木造復元を決定 総工費500億円

 河村市長の肝いり事業が始まることになりました。河村市長のキャラクターもあって木造再建に反対していた派もありましたが、コンクリート造りのまま補強或いは再建したとしても、耐久性の面から木造の方が、いわゆる「コストパフォーマンス」が良いということで、木造化へとなったもののようです。

 いよいよ天守閣木造化が始まることになりました。本丸御殿の木造再建事業が始まっており、これとともに徳川時代の名古屋城が甦ることになります。
 このブログ読者様の中でも賛成・反対双方の方がおられ、市民の間でも賛否両論です。

 反対の方の多くは市税に影響する、ということもあるそうですね。
 だからなのか、賛成派は、私のような名古屋市民以外の方に多いようです。

 ツイッターに東海テレビの夕方ニュースoneのリンクがあり、映像のキャプチャ画像があり、保存しました。その東海テレビニュースのリンク先は、既に消えています。
 天守閣木造化へのタイムテーブルです。


 これによれば、今年11月には入場禁止の措置が取られるとのこと。これは木造化によるものなのか、耐震の面で不安ゆえに入場制限をおこなうと報ぜられたものなのか、どちらなのかはわかりませんが、現在の名古屋城天守閣に入れるのは、今年の10月までとなりました。

 今は詳しくは書けませんが、5月頃には私、ちょっとした事情で名古屋城の入場はほぼフリーとなる見通しとなりましたが、それも10月までなんですね。
 そして現在の天守閣解体が19年9月から始まるとのことで、こんな眺めもあと2年です。


 もう一つ、栄のテレビ塔が耐震補強工事で展望台休止となるそうです。これもツイッターで一報を知りました。
 読売記事がありリンクです。
記事:名古屋テレビ塔、初の耐震化 工事中展望台休止

 テレビ塔は今はテレビ電波を出していないので、テレビ塔とはおかしな名前になりましたが、名古屋市中心のシンボルとして展望塔として営業を行っています。
 そこで耐震補強を行い、地震に耐えうる対策を施して将来に亘って永く続けていこうというものです。
 そのため、一時的に展望台などの営業を休むことになります。
 再開は、2020年を予定。


 この二つは、名古屋市観光の大きな目玉。御城の天守閣が一時的に無くなり、名古屋テレビ塔に入れなくなると、この期間は遠来の観光客に大きな異教を与えます。また来名者の現象にもつながります。
 そこがちょっと気になる所ですね。全国的に、或いは全世界的に広く周知しなければと思います。

 観光ルートバス、メーグルにも影響しそうです。
 沿線観光地のうち、御城とテレビ塔が抜けると、ノリタケの森と徳川美術館・徳川園、さらに文化のみちの三か所だけになり、これも広くPRしなければなりません。
 3月第二日曜日は名古屋市内で、ウィメンズマラソンが行われ、観光ルートバス・メーグルは終日運休となります。
 この終日運休を知らずに名古屋駅の乗り場へやってこられ、途方に暮れる方を見かけています。
 そうしたことの無いように、そのPRの面で強い対策が必要かと思います。
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平山晶子さん&小泉悠さん・クラシックコンサート

2017年03月19日 | 音楽
 昨日はいつもお世話になっている、ピアノストの平山晶子さんと、ヴァイオリンの小泉悠さんによるクラシック演奏会があるということで、拝聴に行ってまいりました。


 クラシック拝聴記は、アメブロの記事とダブルポストに致します。
 今回の演奏会は、池下の日響楽器で開催。
 外のウィンドウガラスには、開催のお知らせ。


 二階が広いホールになっており、そこで演奏会が行われます。
ピアノはKAWAI。


 何か象徴的にヴァイオリンを飾ってあります。


 このヴァイオリンの正体は後程。

 演奏会曲目。レジメは配布されませんでしたので、メモから。
・エルガー 愛の挨拶
・サラサーテ チゴイネルワイゼン
・フォーレ 夢のあとに
 復元楽器、アルティーダによる演奏で、聴き比べ(象徴的に飾ってあったヴァイオリン)
・モンティ チャルダッシュ
 小泉さんのヴァイオリンで
・モンティ チャルダッシュ
 ピアノソロ
 ヴェートーヴァン エリーゼのために
・ヴェートーヴェン スプリングソナタ
 アンコールとして
・タイスの瞑想曲

 演奏会場としては小規模なので、とてもいい空間ですね。
 音の響きもいい。
 ピアノの平山さん、演奏始まる前はニコニコですが、いざ演奏が始まると、いつもの通り厳しい顔。
 何度か書いていますが音楽職人です。

 ヴァイオリンの響きも、改めて良さを感じました。
 象徴的に飾ってあった楽器というのは、名器のストラディバリウスのある楽器を正確に復元したもので、部品から裏に取り付けて響きに影響するもの、表面のニスまで正確に模写した楽器だそうで、その演奏を聴くというのも、今回の演奏会の目的だそうです。
チャルダッシュの演奏でしたが、音が高い割には幅の広い、とても心地の良い音。
 この音はとりこになります。
 たしかに名器、ストラディバリウスをほうふつとさせるものです。
 聞き比べ、チャルダッシュの小泉さん楽器によるものは、全曲ではなく途中まで。
 アルティーダ。演奏会後に改めてじっくり拝見できました。




 ちなみにお値段160万円だそうで、池下の日響楽器において販売しているそうです。

 本当に心地のいい音。
 最高の楽器で、演奏者さんも最高の技量で初めて演奏が発揮されるものですね。
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イタリアで取材中に火山噴火・日本の男体山が活火山指定・他火山の話

2017年03月17日 | 気象・自然など
 火山の話題、三題です。まずツイッターで知ったことですが、イタリアのエトナ山という火山が噴火し、その様子を取材中の英国BBCの取材クルーが火山灰や噴石などが降る中を逃げ回るという様子があったそうです。
ANAニュース配信:火山噴火の“瞬間” 噴石と蒸気のなか逃げる記者(動画あり)


 雪原の向こうの峰で突然噴火している様子が写っており、2014年9月27日の御嶽噴火もこんな感じだったものだなと、改めて思った次第です。
 あんな間近で噴火が始まったら、ひとたまりも無いです。
 しかしこのエトナ山は火山活動が観測されていたのに、あんな近くまで行けたのですね。

 詳しいデータが無いので何とも言えませんが、日本の活火山で活動中の火山ですと、入山規制が布かれます。一時の御嶽のような火口から数キロの範囲は入らない方がよさそうな噴火ですが、その辺りは国の事情が違うからでしょうか。
 このエトナ山の噴火は、いわゆる水蒸気爆発だったそうで、2014年の御嶽と同じようなタイプの噴火。
 ただエトナ山の場合は、少し前にマグマを流出させる噴火があり、積雪地で積もった雪が溶けて地下水となり、それが火山の熱源で水蒸気となり、圧力が高まった所で「バーン」と爆発した、という次第。

・奥日光の男体山が活火山に認定。
 少し前にニュースで気になっていましたが、栃木県の奥日光の男体山が、活火山に認定されたそうです。
NHKニュース:栃木の男体山 新たに活火山に認定へ(動画はありません)

 男体山は、最後の噴火がおよそ1万7000年前だったと考えられ、活火山とな認知されていませんでした。
 しかし近年、火山灰の堆積層がみつかり、その年代は約7000年前。
 その時期に噴火したとすると、過去おおよそ1万年以内に噴火、という活火山の定義に当てはまることとなり、男体山は活火山に認定されることになる、ということです。

 奥日光の観光地、華厳の滝や中禅寺湖、戦場ヶ原は全て男体山の火山活動によるものです。
 谷の水路を男体山の噴火によって流れ出た溶岩が堰き止め、湖となり、そこから流れ出る水が滝となって、中禅寺湖と華厳の滝が出来上がりました。
 戦場ヶ原は、男体山が少し崩壊した火砕流が埋めつくしたところで、水路(河川)の流れと火砕流の砕石物がまじりあって、湿地帯を構成し、戦場ヶ原が構成されたものです。
 こうした「地勢を作る」活動が、過去のものとは限らず、今も活動の機を伺っていると考えた方が正解ですね。

・乗鞍岳5000年前に噴火か
NHKニュース:乗鞍岳 500年前水蒸気噴火か(動画あり)

 地質調査から500年ほど前に水蒸気爆発があったらしいということが分かったというもの。
 500年前ですと江戸時代。記録が残っていそうなものですが、近くに人はいたかもしれませんが、中央からも地方の司処からも遠く、権力者の目の届かないところの御山ゆえ、噴火が起こっても記録に残すような立場の人がいなかったのかもしれません。
 水蒸気爆発は、火山噴火としては極めて表面的なものですが、乗鞍でもマグマ噴火はかつてはありました。地質時代になりますが、9200年ほど前と9600年ほど前に大爆発があったそうです。
 

 火山噴火というと鹿児島県の桜島。1914年(大正3年)の噴火は、激しい噴火で流動性の高い溶岩が大量に流出し、島の東の方へ流した結果、大隅半島とつながってしまいました。
 この時代は日本全国に詳細な地形図が作成された後の時代ゆえ、噴火による溶岩流出で村落が埋まる前の地形図が残っています。
 このような災害は決して過去のものではなく、今後将来に亘り、またあるのかもしれません。

 そもそも桜島は、大きな姶良火山の一部であります。
 阿蘇山と並んで日本を火山灰で気候変動を起こすほどの火山噴火を出した火山で、大隅半島と薩摩半島は、かつての姶良火山の外輪山。
 火口原(カルデラ)に海水が入ったのが鹿児島湾で、桜島はかつての姶良火山の中央火口丘でもあります。
 今でこそ、鹿児島市に火山灰を降らせて「困ったな」という桜島ですが、歴史的には日本国を揺るがす程の噴火にもなりました。有史以前の話ですが。
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