mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

やはり販売環境に問題があったのかも

2017年09月15日 | 思索と考え
 群馬県と埼玉県の総菜販売店で発生した、O-157食中毒事故。ここまでは大きな容体には至らなかったものの、報道では3歳の女の子が亡くなっていた、ということだそうです。
 しかも頂いた(原因となった)食材には、これまで問題とされていたポテトサラダは含まれておらず、炒め物や揚げ物だけを購入し、食されていたということで、食中毒は、食材自体ではなく、製品となった後の二次感染の疑いが強まってきました。

 この亡くなった女の子が食されたお料理が販売されていた環境は、大きなお皿に食材が盛られ、お客さんがトングで掴んで、購入用のパックに詰めて重量を測って、その重量で価格を決める方法だった、ということです。
 そこでポテトサラダで当初疑われた、トングを介して感染したのでは?が再び上がってまいりました。

 実際にトングを介しての感染かどうかは、ハッキリしませんが、こうした大皿に盛られて、お客が(購入もしない分の)食材に接近できる販売方式は、いかがなものかと思います。
 かくいう私も、ポトとサラダが好みの分だけ買える、ということで少し遠いスーパーまで行ったことがありますが、販売環境としては良くないですね。
 どんな人が来るのか分からない販売店の空気、世の中、躾や物事がきっちりしている人ばかりではなく、むしろその逆の人が多いものです。世の中、利巧よりも馬鹿が多いというのは定説で、食材を取ったトングを所定の位置に戻さない、たまたま一つの食材用のトングを手にしそのまま他の食材をとるという無神経な人、無神経というと、食材の前でしゃべる人・・・複数の人で行くとお話しながら取り分けますが無神経です・・・、さらに酷い無神経として、食材の前で咳やくしゃみをする人がいるかもしれません。

 そういことを考えると、こうしたオープン販売は、良くないですね。
 最初O-157食中毒事故が発生した時に書きましたが、暫く前まで近所のスーパーでは、白身フライなど揚げ物を大皿に載せて、パックや小袋にトングで入れて、一個いくらで販売しておりました。
 ある日、この小袋がぴっちりくっついており、ある老人、日頃の行動で、指を舐め、その指で袋をとり、トングを掴んでおりました。
 その光景を見て、以後はこれは買えないなと思ったものの、店側も同じことを思ったのか、大皿に載せる方式は止め、パックに中に既に詰められた販売方式となりました。

 よく、私の感覚を「潔癖症」だと馬鹿にされます。しかし食中毒を考えると、潔癖症ぐらいで十分かと考えます。
 お店で指を舐めて掴む、などという無神経な人は、来ないで頂きたい。
 この大皿以外でも、今でもレジでお金を払うとき、平気で指を舐めてお札を取り出す人は多いです。
 これ本人に指摘すると、きっと烈火のごとく怒りだすと思います。
 本人にとっては、当たり前すぎることで、なぜ人から指摘されれねばならないのか!というところ。

 ちなみに、これまでバイキング形式でトングを介して感染した例が無い、というのは、バイキングは小皿に取った後は、各自席で直ぐに頂きますが、食材店でバイキング形式のようにとっても、それは直ぐには頂くものではなく、食するまでにはいくらか時間があるものです。
 しかも自宅に到着するまでは冷蔵はされず、その間に原因菌が増殖します。

 それにしても、亡くなった3歳の女の子、気の毒すぎます。群馬県の実家に里帰りだったとのことで、疲労もあったかもしれません。体が小さいことで、細菌への抗力が少なかったのかもしれません。折角家族で食卓を囲んで、頂いた食事が元で亡くなられた、このニュースを見聞きして、悲しくなりました。
 食べ物は、作る側ではだけではなく、買う側にも最新の宙をはらわねばなりません。

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