mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

ポケモンGO・日本でも配信開始で大きな話題

2016年07月23日 | ニュースな話題
 昨日、午前のNHKラジオ夏休み子ども科学電話相談を聞いていると、定時ニュースで、日本でもポケモンGOの配信が始まった、とのニュースがありました。
 こういう類のモノには関心が無いですが、こうもあちこちで「ポケモンGO」「ポケモンGO」と選挙活動並に連呼され、配信前の韓国では、江原道(カンウォンド)の束草(ソクチョ)では、配信前にも関わらずダウンロードができてゲームがプレイできるということで、大挙して束草へ人が向かった、というニュースがありました。
 よほど、ポケモンGOに期待する方が多いんですね。こういうの、どこで情報を入れるのでしょうか。

 全く何がどうなっているのか分からずに数日が過ぎておりました。
 スマホのゲームらしく、スマホの画面注視で歩くことから、不慮の事故が起きることが憂慮されている、という報道が多く、その点から「何ぞや?」と気になった次第。

 ポケモンGOについて、ラジオ番組でこんなことを話しておられる方がいました。
 TBSラジオ7月21日放送、荒川強啓デイ・キャッチの中のコーナーで、山田五郎氏のコラム。ラジオですので、音声だけです。

荒川強啓デイ・キャッチ 山田五郎 「ポケモンGOはグーグルのひとり勝ちを加速させる!」2016.07.21


 要するに、スマホのGPS機能と実際の風景画像を組み合わせて、GPS、すなわち地球上のある地点に、ポケモンなのか、目標の何かがデータとしてあり、それをどうかこうかすると得点になる、というものらしい。
 GPSなので、地球上のある地点にデータが存在することになります。いえ、実際に存在するのではなく、その地点の情報を持ったデータがサーバにあるわけですね。

 そんなポケモンGOが昨日、日本でも始まったそうです。
NHK NESWweb:「ポケモンGO」日本でも配信開始 経済効果も期待

 これを前に、内閣サイバーセキュリティセンターでは、ポケモンGOをする人に注意喚起をしています。⇒(PDF
 余程の危機感なのですね、つまりは歩きスマホ。
 歩きスマホの危険性はこれまででも言われてきていますが、一向に減る様子は無い上に、さらにこのゲームで、ますます歩きスマホの人が増える、それだけ危険が増大するであろうとの啓発活動。


 ここからは私が思うには、ですが、歩きスマホは、昨日のエスカレータを歩くのと同じ根にあると考えます。
 つまりやる人は「当然に」やります。「歩きスマホは止めましょう」という標語があっても目には入りません。道路交通の場で速度規制の標識があっても目に入らないのと同じです。
 だからといって、ポケモンGOには何の罪はありません。交通事故が多いからと言って、自動車に罪が無いのと同じです。
 使う人の特質です。正しく扱える人なのか、便利さ(魅力)だけに流される人なのか、で危険かどうかの分かれ道です。

 ポケモンGOの少し問題点があるとすれば、それはプレイステージが地球上先般、ということです。
 ポケモンの反応を追って、他人の敷地や工場の中に入ってしまった、という実例があるそうで、街中だと多数の人が行き交う中でポケモンを探してスマホ見ながら歩くと・・・、どうなるかは想像できますね。
 やはりゲームのプレーステージは、仮にGPSの機能だとしてもある特定のエリア内だけで遊ぶことが重要です。
 不特定多数の人は、ゲームは関係ありません。たまたまポケモンGOをプレイしている人同士が出会うことはありましょうが。

 ポケモンGOで一つ分からないのは、ポケモンのデータはGPSで位置が特定されるそうですが、たまたまそこへ二人以上のプレイヤーが接近すると、それずれのスマホで同じポケモンが表示される、ということなのでしょうか。