名古屋市東区にある徳川園。ここは徳川政権の時代は尾張徳川家の別宅として、その後昭和に入って名古屋市に寄贈されて市民公園になっている、由緒あるお庭です。その様子は3月20日の弊ブログで無料公開の様子を書きました。
先日、ここでランの館でよく演奏されている方が演奏会を行うということで、行って来ました。無料公開の日以来です。演奏会は予定通り一二部の両方を聴いて、直ぐに徳川園から去るつもりでしたが、ここ徳川園は牡丹でも有名、演奏会もこの牡丹の花にあわせたイベントでもありますので、演奏終了後に見てきました。
少し日が傾きかけた頃で光線具合はあまりよくはないですが、何枚か写真を載せます。川島町に二人いる読者のうちお一人が、「文章なんかイラン、写真だけ見とる」などと言いますので、文章はこのへンで。
藤棚にはフジが咲いていました。
牡丹の花といえば、私は能の石橋(しゃっきょう)を思い出します。
「ししとらでんのぶがくのみぎん・・・」
私の好きな能の一つで、お祝い事に用いられます。咲き誇る牡丹に獅子が戯れ舞い、御世の祝福という大変おめでたい曲です。