『私の中のあなた』を観た。
アナ・フィッツジェラルド(アビゲイル・ブレスリン)、11歳。
白血病の姉・ケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ )を救うために、ドナーとして“創られて”生まれてきた。
ケイトに生きて欲しい-その想いは、家族みんな同じだと疑わなかった母・サラ(キャメロン・ディアス)は、ある日、信じれない知らせを受ける。
「もう、姉のために手術を受けるのは嫌。自分の身体は自分で守りたい」と、アナが両親を訴えたのだ。
病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた、突然の出来事。
いったい何故、アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか?
そのアナの決意の裏には、驚くべき真実が隠されていた-。(あらすじより)
私の命は、オーダーメイド。姉を救うために生まれた。
でも、今、私はその運命に逆らって、大好きな姉の命を奪おうとしている-。
2009年 アメリカ 110分 原題: MY SISTER'S KEEPER
泣いたーーっ

泣くだろうと覚悟していたけど、タオルハンカチがいるわ

アナ役のアビゲイル・ブレスリン。
見たことあるな~って思っていたら『ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3/クリスマス大決戦!』って映画で見たんだった・・・
可愛い♪
で、演技も上手いねー

はっきりものを言い、しっかりしてる女の子。優しくて賢く、姉思いの子が、どうして姉の命を奪うような行動をとったのか。
「チアリーダしたい!外で走り回りたい!」って子供なら誰でも思うよね。自由に走り回りたいって。
でも、姉に腎臓をあげたら・・・無理の出来ない身体になってしまう。
それがいやっ!とアナは主張する。

姉のケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァ。
わたしは初めて見る子役さんでしたが、凄いです!
動ける時からベットの上まで・・・素敵なお姉さんを熱演してました。
彼女の演技には泣かされたわー

家族思いで、自分の為に家族が壊れてしまうのを嫌っている。
彼女はある決心が出来ているんだけど・・・それを伝える方法として選んだ手段が泣ける!!!

母サラのキャメロン・ディアス。
わたしゃ、あまり好きな女優さんではありません

が、母としてのサラには共感・・・
自分の子供が病気で、長く生きられないと知ったら・・・それを助ける手段がもう一人子供を作ってドナーにすること・・・
アナの事を考えると、あまりに残酷な仕打ちです。赤ちゃんの時から押さえつけられながらの提供。
泣き叫ぶ我が子の事も「ケイトの為!!」って想い、心に目隠しをしている状態です。
だけど、もしもそれで子供の命が助かるなら・・・1分1秒でも長く生きて貰いたい・・・そのためならなんだってする!!
って、思っちゃうかもなぁ・・・
でも、そのためにアナを犠牲にするのは、ちょっと・・・
アナだって自分の子なのにね・・・ドナーとして創ったとしても。
アナを愛してる?って聞いたら、なんて答えるんだろう・・・
とにかく、ケイトしか見ていない感じを受けます。
しかし、その覚悟は大きく、ケイトと喧嘩した時のサラの行動は脱帽でした・・・

父ブライアン役のジェイソン・パトリック。
彼は『スピード2』の主役(ホントの主役はサンドラ・ブロック)やってた人だったんだねー

最初わからなかったよー

すっかり良きパパって感じになって・・・
アナが自己主張を始めた時から、アナがもう子供じゃないって自覚し始めた父。
てか、ドナーとして見ていた娘をそれだけの為だけに今まで育てていた訳じゃないって思い始めた感じかしら・・・(ちょっと極端すぎるわね^^;)
ケイトの為って思ってサラのほぼ言いなり(?)にアナを手術台に載せていたブライアン。
でも、もう押さえつけられる事が出来ないって、そんな事をしたら恨まれるって・・・
アナの自己主張を聞いた時、ブライアンの中で『覚悟と決意』が出来た気がした。
だけど、ケイトの美しいドレス姿を見て、うっとりしている姿は泣けたなー

ケイトの弟でアナの兄ジェシー役のエヴァン・エリングソン 。
なんか見たことあるな~って思ったんだけど・・・結局わからず

わたしは彼が一番可哀想だと思ったよ?
両親は姉のケイトに一生懸命。
アナはケイトの為に、ケイトの命を救うことの出来る存在。
でも、ジェシーは?
ドナーにもなれず・・・わざと怒られようとする行動をとっても・・・空回り。(このシーンはジーンと来ちゃったよ・・・父よ、気付よ!)
姉の為に書いた絵を・・・悲しかったなー

だけど、一生懸命家族を愛してる!それが痛いほど伝わってくるから、後半の法廷のシーンは泣けた

ケイトのボーイフレンドのテイラー・アンブローズ(トーマス・デッカー)。
『ターミネーター・サラ・コナークロニクルズ』でジョン・コナーを演じている(演じていただね^^;)人です♪結構イケメン
『スタートレック』シリーズの『ジェネレーションズ』にでているらしい・・・しらんかった・・・今度チェックしてみようっと。
いい人なのよ。
ケイトとのラブラブぶりは、見ていて赤面するわ。
アメリカのラブラブな男女は親の前でもラブラブなのね~~

アナが雇う弁護士キャンベル・アレグザンダー(アレック・ボールドウィン)。
勝訴率91%の彼もまた色々あって・・・犬が賢いぞ!さすが、介助犬

みんながケイトを愛し想っている。
ケイトもみんなを愛し想っている。
どちらの気持ちもわかるから、切ないのよね・・・
しかし、ケイト・ジェシー・アナの気持ちがわかった時でも、サラの心は動かないのねー
難しい問題の映画だから、あまりくだくだ言えないけど・・・
身体中にチューブつけて、内蔵を次々と変えて、で、植物状態になってもまだ人工呼吸で生命維持をしている。
そんな状態になっても、やはり母として『生きて貰いたい!』って思うのか・・・
延命せず、希望を叶えながら安らかな時間を共に過ごして思い出を作るのか・・・
どちらがいいかなんて、その立場にならないとわからないよね・・・てか、答えのでない問題かな。
だけど、親の自己満足になってはいけないとは、思うのだよ・・・

映画の中で、この海辺のシーンが一番好きです。
ケイトの表情がとっても良かったです。
そうそう!!
以前紹介した『BONES』というドラマ(記事は
こちらと
こちら)を覚えてるでしょうか?
その主人公テンペランス・ブレナン博士を演じているエミリー・デシャネルが出てました♪
ほんの端役でしたけどね!ニマニマしちゃった
では、是非、観賞してみてください。
お勧めです
では、予告編をどうぞ~~
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