『ダークシャドウ』を観た。
【あらすじ】
イギリスからアメリカに移り住んだお金持ちのコリンズ家に生まれたバーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)は、魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)によってヴァンパイアにされてしまった上に、生きたまま埋められてしまう。その後、ふとしたことで彼は200年の眠りから目覚めるが、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。バーナバスは、コリンズ家再建を末裔(まつえい)と成し遂げるべく、自らの父の言葉である「唯一の財産は家族」を胸に行動を起こす。
【まめ知識】
々のヒット作を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督が、8度目のタッグを組んだファンタジー。
1960年代に放映されたテレビドラマを基に、魔女によってヴァンパイアにされ200年にわたり生き埋めにされていた男と、その末裔(まつえい)たちの姿を描く。
同シリーズのファンであるジョニーが主人公バーナバス・コリンズを演じ、これまでのヴァンパイアのイメージを一新するような演技を披露。
共演にはミシェル・ファイファー、クロエ・グレース・モレッツ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストがそろう。
今度のデップは何モノだ!?
2012年 アメリカ 113分 原題: DARK SHADOWS
ずいぶん前(観たのは公開日だよ
)なのに、今頃の感想に・・・
結局『ダークシャドウ』は2回観ました!しかし、2回目は途中寝てしまったという
(ランチ後の午後ってだめねー
)でも、寝たのは一瞬よ
てか、わたしジョニー映画の感想書くの苦手ー><。
たぶん、3年ぐらい前のジョニー関係のネットつきあいですっごく嫌な思いしたからだろうなぁ・・・
何か書くとすぐ文句のメール来たりして・・・いいじゃん、好きって気持ちの表現の仕方は人それぞれよ~~~><。褒め称えれば良いってことないじゃん!!って思ってそのつきあいは辞めたけど・・・
あれは本当に嫌な思いだった・・・ああ、トラウマね。
ってことで、簡単感想で。しかも、ネタバレ。
いつも「毒」あるティム・バートン監督の映画。
今回はジョニー演じるバーナバス自体が「毒」だったね。
罪なき人を襲い生き血を吸いまくり、殺しちゃう。
しかも200年前のおぼっちゃまらしい「遊び」で一人の女性(魔女だけど)を傷つけ憎しみの炎を植え付けちゃうんだから^^;
こりゃ、とんでもない主人公だ!
けれど、ティム監督らしいユーモア(ブラックだけど)とコネタで、不思議と主人公に対する反感はない(少ない?笑)。
逆に可愛く見えちゃうんだからねぇ。(まぁ、ファンだからね^^;そうじゃない人もいるでしょうけど
)
『スウィーニー・トッド』の時もそうだったわ。
魔女のアンジェリーク・ブシャール(エヴァ・グリーン)の美しいこと♪
この姿より、200年前の召使いの時の姿の方がもっと綺麗だと思ったけど・・・
自分のものにならないなら、埋めちゃえ!!(殺さないのが不思議!やっぱ愛?)って事で、バーナバスは哀れ地中に埋められて・・・
復活するも、かつての繁栄ぶりなく衰えきったコリンズ家の再建を目指す!
バーナバスが復活してからはグロありながらも、笑えるシーンが続く・・・
特にお気に入りなシーンはこれら。
「M」は衝撃あったわー
なるほど、うまい!てね。
庭師のウィリー・ルーミス(ジャッキー・アール・ヘイリー)が結構ツボ!
漁師の頭(?だっけ?)のクラーニー(クリストファー・リー)。
彼は昔吸血鬼ドラキュラ伯爵してたよね!
わたしはたぶんかなり経ってからの映画をテレビ放送で観たんだけど、その姿のかっこいいこと~
わたしの初恋って言って良いぐらい大好きだったわ
出番がワンシーンだけで、ちょっと残念!
コリンズ家に家庭教師としてやってきたビクトリア・ウィンターズ(ベラ・ヒースコート)
かつてのバーナバスの恋人とそっくりな彼女。
しかし、何やら訳ありで・・・
訳ありといえば、コリンズ家に今住んでいる人たちも一癖二癖ありそうな・・・
現当主のエリザベス・コリンズ・ストッダード(ミシェル・ファイファー)
わたしはずっとこっちも「そっち」かと思ってた
その娘のキャロリン・ストッダード(クロエ・グレース・モレッツ)と甥っ子のデヴィッド・コリンズ(ガリー・マクグラス)
反抗期まっさかりの娘と最近母親を亡くしたばかりの甥っ子。
クロエちゃん、可愛い♪
60年代の服もお似合い!
けど、バーナバスから観たら・・・爆笑しちゃった!
ジュリア・ホフマン博士(ヘレナ・ボナム=カーター)
デヴィッドの心のケアの為に在中!
しかし、変な妄想(?)に取り憑かれたばっかりに、彼女に降りかかる悲劇。
ティム、奥さん相手だと容赦ないねー^^;
てか、奥さんだから敢えて出来るのか・・・
かなりどすこい!体型が親しみ沸いて好き、ヘレナ♪
こんなかわゆい姿も拝める。
これは、いかんだろう・・・ってことで、観たいと言っていた娘とは行かず。
ヴィッキーがラストジョゼットと名乗った件。
これはもしも、生まれ変わりであったヴィッキーの身体を乗っ取ったジョゼットが現れて、ヴィッキーは死んでしまったなら悲しく残念なのだけれど、記憶喪失みたいに忘れていた想いが思い出されるというように、ヴィッキーとして生きていた彼女とジョゼットがうまく融合したってことならいいな~♪って想う。
でないと、今まで「誰からも愛されずにいたヴィッキー」が可哀想すぎる
やっと愛する人に巡り会ったのに・・・
そして、やはり「母の愛」
アンジェリークがデヴィッドの母にガツンとやられるのが、え~?って思う人もいるみたいだけど、わたしは「アリ」だと思う!
だって、自分も殺されたプラス、今度は息子まで
堪忍袋の緒も、ブチッと切れるさ!母を怒らせると無敵なのよ!!
魔女の力を限りなく使ってまでバーナバスの心を自分のものにしようとしたアンジェリーク。
ラストのガラス(陶器かな?)の心臓を差し出してもバーナバスに受け取って貰えなかった姿は切なかったなぁ
。
映画の最初で「ぼっちゃまを観てはだめ!わたし達は召使いなんだから」っていう母親の言葉通り、バーナバスにとっては200年経とうが永遠に「召使い」という目でしか彼女を観ることが出来なかったんだろうなぁ。
だけど、アンジェリークはいつ魔女になったのかしらん?
子供の頃は普通そうだったけど・・・バーナバスの心を手に入れたいが為に魔女に?だったとしたら、バーナバス、罪深い男だわ
アンジェリークの姿は『永遠に美しく』のラストを彷彿とさせたけど、全体的には面白かったからいいや
ただ、残念なのは、予告で面白いシーンや楽しいシーンをほとんど見せてること
これ、いかんねー
もっと面白い(シーンがふんだんにある)のかと期待するじゃん?
次回『ラム・ダイアリー』にも期待しつつ、この辺で終了!
あ、勿論、パンフレットも買った~♪
では、予告編をどうぞ
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