みすずりんりん放送局

お気に入り俳優の事、劇場&DVD映画レビュー、日常生活の事を書き留めています♪

☆お知らせ☆

☆2月も中旬♪春よはよ来い!

★伝言板★

映画、ガンガン見に行ってましたが、感想全然書いてない。これからは、書けるかなぁ・・・^^;

借りぐらしのアリエッティ

2010年07月28日 00時00分00秒 | か行の映画
 『借りぐらしのアリエッティ』を観た。
アリエッティちらし

 【ストーリー】
 古い屋敷の地下に住み、必要な物はすべて床上の住人の人間から「借り」て暮らしている小人のアリエッティ(声:志田未来 )たち一家。
 14歳になるアリエッティは初めて父親のポッド(声:三浦友和)と一緒に「借り」に出掛ける事になった。
 アリエッティには待ちに待った「借り」の日。
 ドキドキワクワクで出掛けて行った彼女だが、人間の男の子翔(声:神木隆之介)に姿を見られてしまい・・・


 【豆知識】
 メアリー・ノートン作『床下の小人たち』より、舞台を1950年代のイギリスから現代2010年の日本に移し、場所はプロデューサーの見慣れた小金井かいわいにしている。
 暮らしに必要な物は全て「借り」て生活していて、魔法が使えるわけでもなく、妖精でもない。
 見慣れたはずのありきたりの世界が、身の丈10センチほどの小人たちから眺める時、新鮮さを取り戻す。
 物語は小人たちのくらしからアリエッティと人間の少年の出会い、交流と別れ。
 そして、酷薄な人間の引き起こす嵐をのがれて、小人たちが野に出ていくまでを描く。
 混沌として不安な時代を生きる人々へこの作品が慰めと励ましをもたらすことを願って(プロデューサーの声)

 タイトルは最初「小さなアリエッティ」だったらしい。宮崎駿は「アリエッティ」という響きが好きだったらしく、「借りぐらし」というタイトルは付けないのか?と指摘されて、あっさりと『借りぐらしのアリエッティ』となったらしい。


 ぼくは、あの年の夏、母の育った古い屋敷で一週間だけ過ごした。
 そこで、ぼくは、母の言っていた小人の少女に出会った-
 人間に見られてはいけない
 それが床下の小人たちの掟だった。



 2010年 日本アニメ 94分

        


 絵が綺麗で『ハウルの動く城』に似た感じ、雰囲気は『耳をすませば』みたいにほのぼのとした感じ。
 鑑賞はわたしと娘、友達家族2組と観てきました。
 面白かったよ!
 娘も大喜びでした

アリエッティ
 アリエッティ14歳。床下に住む大きさ10センチぐらいの女の子。
 予告ではアリエッティだけが床下に住んでるのかと思っていたけど、ちゃんとお父さんお母さんがいて、人間みたいに普通に暮らしているってのが面白い!

 なんだか、ワクワクするような設定じゃない?
 もしかしたら、自分ちの床下にもいたりして?
 そーいえば、時々物がなくなるような・・・?で、思いもがけない場所から出てきたり・・・
 アリエッティの仲間がいて、ちょっと拝借しては獲りすぎたと返してるんじゃないかって、そんな楽しい想像が出来る映画だわ

 好奇心旺盛なアリエッティは初めての「借り」の日が楽しみで。
 「借り」であって「狩り」じゃないのがいいね 
 そして、「借り」の日、ちょっとおしゃれしちゃうアリエッティが可愛い♪
 赤で身体を包んで・・・頭の洗濯ばさみ風な髪飾りがいいね
 腰に差したまち針も勇ましい

アリエッティ9
 お父さんはアリエッティにはヒーローだ。
 色々な道具を加工して、借りに役立つようにしていて、それをうまく使って高い場所でも低い場所でも自在に行くことが出来る。
 父の背中を観て子は育つ!あ、これは男の子かな?
 でも、仲間が少なくなってしまった今、アリエッティは将来一人で生きていかなければならないかもしれない。
 その為に、ポッドはアリエッティに借りのやり方を教え込もうとしている。

 寡黙なお父さんの声が三浦友和でぴったり♪
 芸能人を使った吹き替えは良くその声の特徴からどうしても俳優の顔が出てきて(イメージが固まる)イマイチだったりするときもあるけど、この映画では大丈夫だった。
 うまく声を出していて、どの人物も観ている間は俳優の顔も浮かばず、映画に集中出来た。
 あ、一人ちょっとかなり特徴的な声の人がいましたが・・・

アリエッティ11
 お母さんホミリー(声:大竹しのぶ)は陽気でお茶目。でも、ものすごい心配性でもある。
 アリエッティの初めての「借り」が不安でいっぱいだけど、角砂糖はすっごく欲しい(笑)
 無理ならいいのよ~とか良いながらもちゃっかり催促はしてる

 お父さんもお母さんも絵で見ると、ちと年とってる?
 種族が少ないから結婚が遅かったのか、それとも子供がなかなか出来なかったのかしら・・・って鑑賞しながら考えたりして・・・

 しばらくは幸せに平和に暮らしていたと思われるアリエッティの家の中。
 女の子らしく綺麗に草や花で飾り付け、とっても居心地よさそう。

 台所もたくさんの調理道具や食器が並んでいて、かなり長い間ここに住んでいるのが伺える。

 そんな平穏な日常の中、ある日突然やってきた人間の男の子。
アリエッティ12
 翔という少年は12歳。心臓が悪く、手術をするために母の生まれ育った家に1週間だけ滞在することになったらしい・・・
 何故来たか不明・・・小高い丘の上にあり空気も綺麗そうだから?自然に囲まれてストレス無く過ごせそうだからか?
 ただ単にお母さんが出張だから?でも、手術控えていたら入院してるんじゃないの?


 しかしこの子、なかなかのくせ者で
 見た目は美少年でとっても優しい子に見えるけど、心の中はやはり手術に怯えているせいなのかちょっと荒んでいて、アリエッティに「滅ぶ種族だ」な~んて傷つける事をあっさり言ったりする。
 
 それでも、小さなアリエッティが懸命に生きている姿を見て、段々と心が溶かされていったりするんだけど。
 
 所詮は12歳の子供。助けてあげるっていう発想は素晴らしいけど無茶苦茶しすぎ
 結局それでアリエッティたちは決断を強いられることになってしまうのだから。
 角砂糖やお花を置くぐらいにとどめておくべきだったね。
 それだけでも、床下の住人たちには十分脅威なんだけどね 

アリエッティ10
 翔のお祖母さんの妹で大きなお屋敷の女主人牧貞子(声:竹下景子)。
 優しくて穏やかな女性ですが、翔のお母さんは気に入らないのね
 でも、子供の前で母親の悪口は言ったらあかんよ?
 どんな母親でも子供はお母さんが一番!(たぶん^^;)そうでなくても両親は離婚しているし、傷ついてるはず・・・
 そうか、ちょっと言動が子供らしくないのはそのためね。

アリエッティ8
 出た!お屋敷の家政婦さん、ハル(樹木希林)。
 世の中優しい人間ばかりじゃない!って感じの人。
 どうやら小人の存在に気が付いていて、捕獲してやろうと狙っている感じ。
 
 アリエッティたち種族が少なくなってしまった原因はこういう人間がいるから。
 自分ちの床下に小人が住んでる!って喜び、そっとしておこう!!って思う人間ばかりじゃない。
 捕まえて他の人に見せたいし、自慢したい!
 で、もしかしたらお金にもなっちゃうかも~~てか。

 ハルがどこまで考えていたのかはわからないけど・・・駆除ってあなた

アリエッティ13
 いきなり登場した男の子スピラー(声:藤原竜也)。その指は結局何人ですか~?(笑)
 
 残念なのは彼。もっと活躍させて欲しかったな~
 せっかく出てきたのに・・・ちょっと生かせてない感じ?
 もしかして、続編作るつもりか?(原作は続いてるらしいね)


アリエッティ2アリエッティ4
 わたしがこの映画で一番楽しかったのは、アリエッティとお父さんが「借り」をしに人間の住む場所へ行く道のり。
 お父さんが借りをしやすいように床下から上へと登っていくために作った工夫。
 ホッチキスの針や釘を使って道を作り、それをホイホイと歩いていく・・・

 『プリンス・オブ・ペルシャ』でダスタン王子が同じように杭を歩いて(こちらは走ってか)いる姿が重なって顔がニマニマ
 
 それと、お屋敷の翔の部屋にあるドールハウス
 どうやら貞子さんのお父さんが床下の住人たちの為に作った家らしく、全部特注品で電気を通すとオーブンもちゃんと使えるってのが良いわ~
 無茶苦茶豪華絢爛
 欲しい~~って思っちゃった

 そして、忘れてた!
 猫のニーヤ。
 超可愛い~♪あの憎たらしげな目がなんとも萌え~


 翔のお母さんも小人を観た、そして、貞子のお父さんも。
 二人は観ただけで、小人たちの生活に決してタッチしなかった。もう1回みたいって思って待ってはいたみたいだけど。
 それは暗黙の了解みたいな感じ?
 お互いに踏み込んではいけない領域をちゃんとわかって共存していたのね。

 しかし、翔とハルは違う。
 好奇心に勝てず、小人の世界に足を踏み入れてしまった。
 きっとお屋敷の住人にも二人のような人がいたんでしょうね。お父さんの話からそれが感じ取れます。

 そしてアリエッティも同じ。自分の立場と世界を守りたい為と好奇心から人間に近づきすぎてしまった。
 それが種族絶滅という最悪なことになるかもしれない危険があるのに・・・
 
 お互い価値観と立場が違う者同士が共存していくにはルールを守る必要があるよね。

 アリエッティたちのように虐げられ、住む場所を失っていく動物たちを思ったよ。
 
 絶滅しかかっている世界の種たち。
 踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまった人間のせいだよね。

 どうかアリエッティたち希少な種たちが平和で安全に暮らしていける世界になりますように・・・なんて、ちょっとセンチメンタルに締めくくったりしてみた

 翔が手術を終え元気になって、何年後でもいいから洋館に住んでいてその床下には・・・なんて、ちょっと嬉しいエンディングだったらもっと良かったねって、ママ友さんたちと話しておりました。
 最初のナレーションで翔が元気になることはわかっているんだからね


 では、予告編をどうぞ~


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マイ・ブラザー

2010年07月16日 00時00分00秒 | ま行の映画
 『マイ・ブラザー』を観た。
マイ・ブラザーチラシ

 【ストーリー】
 海兵隊のサム・ケイヒル(トビー・マグワイア)は、美しい妻グレース(ナタリー・ポートマン)と二人の子供イザベル(ベイリー・マディソンン)とマギー(テイラー・ギア)に囲まれて幸せな日々を送っていた。
 一方、サムの弟トミー(ジェイク・ギレンホール)は刑務所に服役する厄介者。
 父親から見放されているが、兄のサムはトミーと腹を割って話せる存在だった。
 弟が出所したのと入れ替わりに兄は戦地へと旅立っていった。
 そして、届いた兄の訃報-。
 絶望に襲われるグレースと娘たち。
 そんな彼女たちを支え笑顔を取り戻したのはトミーだった。
 ある日、突如兄の帰還の知らせが入り、喜ぶ家族。
 しかし、帰ってきたサムは別人のように変わってしまっていた・・・。

 【豆知識】
 兄のサムに扮するのは『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア。
 迫真の演技を疲労し、本年度ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされた。
 弟のトミーには『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホール。
 アウトサイダーの心に隠された純真さを繊細に演じる。
 そしてサムの妻のグレースを演じるのはナタリー・ポートマン。
 愛とは何かを体現する重要な役割を見事に果たしている。
 監督は人間ドラマの秀作を撮り続ける巨匠『マイ・レフトフット』のジム・シェリダン。
 スザンネ・ピア監督の『ある愛の風景』をリメイクし、男女の愛の物語を、救いにもなれば凶器ともなる愛に対峙する人間たちを描く衝撃の感動作として深化させ、新たな命を吹き込んでいる。

 ジェイク談:ニューヨークのタクシードライバー全員に「ボクはスパイダーマンじゃないですよ^^」って
       言わなくても良いために、この映画に出たんだよ。
       ボクとトビーの顔は少し違うと証明するために。
 って、ジョークで言うジェイク、可愛い~~

 パンフレットに、ジェイクは前半と後半と違う顔を見せる。『ブロークバック・マウンテン』や『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』等に通じるロマンティックなジェイクが後半。一部では【文系のプリンス】とも呼ばれる彼だ!まさに「一粒で二度美味しい」変化が楽しめる構成になっている。
 だって~♪プリンス、まさにその通りね~~


 世界の果てをみた兄に、まだ声は届くだろうか。

 2009年 アメリカ 105分 原題: BROTHERS

        


 この映画、キャスト最高!!
 トビーってスパイダーマンのイメージが強くてどんなん?って思っていたけど、迫真の演技だったー
 ナタリーも強く美しい妻なんだけど、脆さもちゃんと感じられて。懸命に愛そうとする姿が良かった!
 そして、ジェイク♪悪い事をしてしまった人間だけど、本当は純粋な心の持ち主で、父親に愛されたいって思ってるってのが目でまた表してるのよ~~

 上映時間が夕と夜の2本しかなく、土日利用で2回観てきました
 出来れば、もう1度は観たい

 戦争は帰ってきたら終わり!じゃないんだね・・・


 ちなみに、長いよ、このレビュー

ブラザー24
 サムは海兵隊の大尉。
 アフガニスタンへまた行く事になっている。
 娘二人はパパッ子~って感じ
 下の妹の方はまだ実感がないみたいだけど、姉のイザベル(イギー)の方はパパと離れるのが寂しくて仕方がない感じ。
 イギー役のベイリー・マディソンちゃんは『テラビシアにかける橋』で主人公ジェスの妹役だったのよね。あの時から全然変わってないお顔^^;すぐわかったわ。

 サムは妻を愛し子供たちを愛し、の理想的なパパ。
 穏やかな表情に包まれて子供たちも伸び伸び育ってる感じ。

ブラザー25
 その妻、グレース。
 誰もが認める美人妻。
 優しく聡明で、夫と子供たちを心底愛し、これまた理想的なママ。

 そこに銀行強盗をやらかした厄介者の弟、トミーが刑務所から3年ぶりに帰ってくる・・・
 気に入らないの、グレースは

ブラザー26
 その厄介者の弟、トミー。
 兄との再会は大喜びだけど・・・世間はなんだかどーでもいいわ!って感じが漂っている。
 だけど、出所祝い(?)と出征祝い(?)には来る。

ブラザー23
 ママの大嫌いな人~って子供に指摘されて^^;
 だけど、根っから悪い人じゃないってのは雰囲気でわかる。子供の相手もめんどくさそうだけど、自分と父親がトラぶった後、子供にちゃんとフォロー入れてたもの。
 父親が言うように、「思いやりがない」ってことはないのよ・・・

ブラザー27
 そのトラブった相手。父親のハンク(サム・シェパード )。
 お堅い退役軍人で、サムは英雄で自分の誇り。だが、弟のトミーは・・・出来損ない!と吐き捨ててしまう。
 「お前が死んだら誰か悲しむか?」って実の息子に言う言葉じゃないよー
 そりゃ、やさぐれて犯罪も犯すよー

 それでも、ほぼ泥酔状態の父親に車の運転を任せられないとキーを出すように言うんだけど・・・ここでトミーの味方がもう一人。
 義母(なのよね?違うのかな?もしかして、ハンクの姉とか?)のエルシー(メア・ウイニンガム)だ。(後ろにちょこっといる人ね)
 トミーを温かく迎え、サムが亡くなったと知った時も優しくトミーを抱きしめていた。

 自分をわかってくれる兄と抱きしめてくれるエルシー。だけど、トミーは父親に愛して貰いたいのよ。

ブラザー16
 飲んだくれてグレースの世話になった日、朝やってきた父親と対面するんだけど、トミーは自分から「おはよう」って言うのよね。
 返事ないけど・・・
 で、諦めたような寂しい目をするのよ~~~
 だけど、父親もちょっと葬式での態度を反省というか、ただ単に八つ当たりをしていただけで。
 「兄さんぐらい賢こかったら・・・」というトミーに。
 「兄さんがお前より賢いかどうかわからないが・・・お前にも出来た。ただ忍耐がなかった」と返し。
 「自分が死ねば良かったんだ」と父親を慰めようと言えば、「ああ、生活できん!このキッチンじゃ」と泣いている理由をキッチンのせいにする。
 不器用な親子

ブラザー17ブラザー10

 父親に使い勝手を指摘されたからか、一宿一飯の恩義からか、トミーはキッチンのリフォームを始める。
 グレースの許可なしに
 怒るグレースだけど、その行為を認め、キッチン改造が始まる。
 改造を手伝うのは「スリーアミーゴス」(爆)笑わせて貰いましたー^^
 そう、しんみりした映画だと思いきや、笑えるシーンもしっかりあるのだよ~~
 楽しい♪

 そして、トミーとグレースとその子供たちの交流が始まり、トミーの心もだんだんと癒されよく笑うようになる。
 ぎこちないけれども父親ともコミュニケーションがとれるようにもなった。
 それはグレースたちも同じで、特に子供たちはトミーに良く懐いてトミーと過ごすのを心待ちにするようになる。
 グレースとトミーの距離も縮まって・・・「お互いに寂しいのよ」っていうグレースは惹かれていく気持ちを抑え込もうとしているように思える。

 愛する夫とパパをなくした傷が癒されていく中、サムは生きていた!
 ゲリラに捕らえられ・・・それはもう、恐ろしい拷問を受けて・・・

 癒されていくトミーの穏やかな表情と対照的に表情なく目つきの鋭くなっていくサム。
 外見もやせ細り、目だけが強調されて・・・そして、彼は生き抜く為にある選択をした・・・させられた・・・
 この時のサムの表情は、凄い!トビー圧巻の演技ですわ。

 トビーは10キロ減量して役に望んだらしい!その努力は現れてるわ。

 マイ・ブラザー6ブラザー2
 生きていたという情報が入り、喜んで空港へ迎えに行くグレースたち。
 サムを見つめるトミーの表情が1回目はサムが帰ってきた事の喜びとグレースたちと今まで通りつき合えなくなる寂しさを表してる?(兄が生きていたから、もうグレースに惹かれてはいけない)って思ったのだけれど・・・
 2回目の時は、もしかしたら、一番最初にサムの異変に(なんとなく)気が付いたのはトミーか?って思ったり・・・
 母親が亡くなってから、ずっと自分の面倒を見てくれていたサム。自分の一番の理解者であるが、なんとなくよそよそしい感じに違和感を覚えたのでは?

ブラザー13ブラザー28
 サムは言う・・・グレースと寝たか?
 突然の質問にトミーは冗談だと交わすが、何度も聞くサム。
 トミーもきっぱり否定出来ないのもグレースに惹かれてたのは事実だからだろうなぁ・・・
 それにしてもこの時のサムの、菩薩のような笑顔
 怖いわぁ・・・

 サムにしてみれば、やっとの思いで帰ってきたのに、自分がいたときとは全く変わってしまった周り。
 妻は弟を嫌っていたはずなのに仲良くなってるし、子供たちは弟に懐いてる。
 しかも、キッチンまで自分の知らない場所に・・・棚の中を並び替える様子は自分の知っている場所を作りたかったからだろうなぁ。
 自分の居場所がなくなってしまったと思ったのね。
 早く復帰したがったのもそれが理由。(本人も言ってるし)
 せめて軍の中では自分の居場所を求めたかったのね・・・
 だけど、そういう行動は妻には理解出来ない・・・サムを観るグレースの目つきも愛する夫を見る目ではなくなり、最初トミーを観ていたような目つきに・・・ナタリーうまいね!

 家族を信じる事が出来ないサム。
 サムは一度捕らえられたとき、一緒にいた部下に「家族はいない。二人だけだ」と言い聞かせる。
 なのに、拷問に耐えかねた部下は自分の事、そしてサムの家族の事まで話してしまっていた。
 思うに、この時サムは部下に裏切られた!何があっても話すなって言っておいたのに自分の事まで話されてしまったことに、絶望感を味わったのでは?
 そして、それがサムの最大の弱味になる・・・

 なのに、帰ってきてみれば、信じていた家族にも裏切られた!って。
 2度も裏切りにあってしまったサムは猜疑心の固まりになってしまった・・・

 罪の意識と疑心暗鬼にさいなまれ、サムは狂気へと・・・目が怖いっす

ブラザー12

 そして、娘からの決定的な言葉
 娘からしてみれば、大好きだったパパが自分の知らない人になってしまった。
 子供ってそういうの敏感に感じるから、イギーは余計にそれで傷ついてしまってたのね。
 そんなイギーにパパの辛い気持ちを感じろというのは無理
 しかも、大好きなおじさんが自分の知らない女性を連れてきて・・・(トミーはサムに疑われたからそれをはらすために女性を連れてきたんだろうけど)
 普段から妹は可愛いから人気者で誰からも愛されてる。でも自分は?
 やっとそれを理解してくれたおじさんまでが自分から離れてしまったと思った彼女は思ってもないことを言ってしまった。
 ベイリーちゃん、ほんとに11歳?って演技よ~心に刺さる演技!!

 しかし~^^;
 ここの部分の字幕の訳、予告と全然違う
 あまりにびっくるするような言葉が子供の口から出て、わたしゃ驚いたよ
 え?なんて言ってるかって?
 それは映画を観て確認してくだされ

 
ブラザー15ブラザー22

 ここから先は涙なくして見れないわ・・・
 とかいいながら、1回目は泣けなかったの。あまりに衝撃的というか、びっくりしすぎて。
 手紙があって良かった・・・心底そう思うわ・・・

 余談ですが、わたし、上の左の画像のジェイクの目が好き♪
 どうやって説得しようか?ってわかって貰えるか?っていう気持ちが詰まった目
 『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』の時にもこういう目をするシーンがあってね
 こんな表情好きって変かな?とってもキュートで大好きなの 

  
 サムに一体なにがあったのか?
 家族はサムに何がしてあげられるのか?
 愛は人を救うことが出来る最大の武器?
 サムは再び、家族や周りの人を信じる事が出来る?

  
 実際に帰還兵やその家族、受刑者に取材を行ったという出演者たちの迫真の演技!
 是非是非、見て貰いたいな~~
 
 パンフレットも買いました♪600円なり~♪
ブラザーパンフレット
 厚紙で出来たような
 上映館少ないからって、あんまりじゃね?

 ちょっとだけ、ジェイクのサービス画像♪
015[1]
 映画の中ではあまり出なかった囚人服姿。

ブラザー30
 橋の上でちょっと休憩?

ブラザー31
 もしかして、素で楽しんでた?雪だるまつくり♪



 では、予告編をどうぞ~

 
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バウンティー・ハンター

2010年07月14日 00時00分00秒 | は行の映画
 『バウンティー・ハンター』を観た。
バウンティーチラシ

 【ストーリー】

 ギャンブル好きで借金まみれの【バウンティーハンター:賞金稼ぎ】マイロ・ボイド(ジェラルド・バトラー)。
 返済金を稼ぐため、彼の彼の新たなターゲットになったのは、なんと元妻のニコール・ハーレイ(ジェニファー・アニストン)だった!
 報酬5千ドルを手に入れようと、マイロは大ノリで彼女の追跡を開始する。
 元妻に捨てられた恨みを晴らすべき執拗に追いかける元夫と、あの手この手で逃げまくる元妻。
 相手の腹の内を探り合いながら逃走劇を繰り広げる彼らは、それとは気づかぬうちに、ある組織の陰謀に巻き込まれていく-。
 命を狙われる身となった、マイロとニコール。
 次第に心の距離も接近し始めた二人は共に陰謀を暴くため、再びパートナーになるのか。
 それとも、マイロは報奨金ゲットのため、やはりニコールを刑務所にブチこんでしまうのか。

 【豆知識】

 バウンティーハンターとは・・
 報奨金目当てに、犯罪者や逃亡者を捕まえる人のことをいう。
 アメリカでは合法的な職業とされ、捕獲するための権利が認められている。

 私生活でも噂の二人が仕掛ける、セクシークライム・アクション!
 元夫に狙われる保釈中の新聞記者ニコールを演じるのは、抜群のプロポーションが魅力、「フレンズ」のジェニアf-・アニストン。
 そして、元妻への反撃に燃える【賞金稼ぎ】マイロには「P.S.アイラヴユー」「300〈スリーハンドレッド〉」のジェラルド・バトラーが抜擢された。
 この豪華な共演がきっかけで、私生活でも恋仲になったと噂される二人。
 そんなスキャンダルが物語るように、本作ではお互いに牽制・挑戦し合う元夫婦を、相性ピッタリに演じ上げている。
 攻防、私欲、未練。
 逃げる元妻と追う元夫のセクシーな駆け引きバトルが、この夏をさらに熱くする!

 
 賞金稼ぎ(バウンティーハンター)の今度の獲物は、なんと元妻!?

 2010年 アメリカ 110分 原題: THE BOUNTY HUNTER


       


 予告でかなり面白そうな印象だったので、見に行ってきました
 だけど・・・ん?わたし的にイマイチ?
 いや、劇場の中もイマイチ?笑うシーンかなぁって思う場所でも誰も笑ってない・・・
 観ている間、女性が一人席を立った。トイレか?って思ったけど、彼女は帰ってこなかった

 そう、コメディで笑えないこともない・・・んだけど
 でも、なんだか気分がのらない・・・やっぱ、そうかっ!
 わたしがこの女優さんが好きじゃないからだーーっ!!
 って、映画を観ている間に気が付いた

 先日見た、ジェイク・ギレンホール出演の映画『グッドガール』っていう映画の主演だったジェニファー・アニストン。
 自己中心の勝手女で、散々周りを振り回したあげく、最悪のラストを迎えながらも自分はちゃっかり幸せになってる・・・っていう、共感もな~んも出来ない映画だった
 しかも、しかも、ジェイクが~~
 ってことで、すっかりこの女優さんが苦手になってしまったのだ。

 なのに、映画を見に行くと決めたとき全然気が付かなくて・・・てか、面白そう!ってだけで行くことを決めたので出演者なんてチェックしてなかった
  
 しかも、ジェニファーって表情、乏しくない?
 ずっと同じ顔して・・・

バウンティー3
 ニコールは新聞記者。
 自殺事件に疑問を抱き、調べ始めた矢先、情報屋からの電話に自分の裁判を放り出してしまい(しかも、保釈中だった)、賞金稼ぎに追われる事になる。
 その賞金稼ぎが元夫のマイロ。
 賞金稼ぎ?って思ったらアメリカでは実際にある職業らしいね。バッチと銃も携帯出来るらしい・・・
 
 で、この元夫婦の追いつ追われつの逃走劇が始まるのかと思っていたのね。
 でも、違った・・・元妻はあっさりと捕まり・・・

 が、しかし、この後、なんだか知ってはいけないこと、足を突っ込んでは行けないことにニコールは足を突っ込んだらしく・・・

バウンティー2
 銃でガンガンに狙われる羽目になってしまった。

 しかも、元夫マイロもギャンブル好きが祟って、借金を抱え、借金取りに追われる羽目に・・・

 かくして、元夫婦の逃亡劇が始まったのだ。

 それに、なんだかあま~い雰囲気にもなってきてりして・・・

 ストーリーは王道いってるようなパターンだった。
 
バウンティー
 このシーンも予告で観たから、笑えず・・・(予告で観たときは面白かったのに^^;)

バウンティー7
 笑えるシーンは全部予告で観たような・・・
 コメディ映画なのに、予告で面白いところ出すのダメでしょ~~

 てな感じで、時間も長く感じ携帯チェックしたのは久々でした。
 もうこの女優さんの映画は見に行くまい・・・

 え?何が言いたいのかさっぱりわからないって?
 今回、感想らしきものが書けないわー^^;

 ジェニファー・アニストン好きで、ちょっとぽっちゃりなジェラルド・バトラー好きな方なら楽しめるのかも~♪
 劇場に足を運んでみてね!
 そうでもない人はDVDで十分でしょ

 あ、そういえば!

バウンティー10
 ニコールのママ役でクリスティーン・バランスキーが出てました♪
 『マンマ・ミーア』で、年下の男の子を手玉に取るかっこいいおばちゃましてましたね。
 こちらでは、かなり濃い化粧のおばちゃまでしたけど^^;



 では、予告編をどうぞ~
 予告はとっても面白そうだったのになぁ・・・

<object width="640" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/yAqTxRNf-Dg&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1?color1=0xcc2550&amp;color2=0xe87a9f"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/yAqTxRNf-Dg&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1?color1=0xcc2550&amp;color2=0xe87a9f" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="640" height="385"></embed></object> 



     『みすずのハッピーライフ』 ←らぶりーこう太くんを見てみて♪(ただいま、更新続々♪よろしくね(^^)/トップ画像も変えました!)

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アデル/ファラオと復活の秘薬

2010年07月08日 00時00分00秒 | あ行の映画
 『アデル/ファラオと復活の秘薬』を観た。
アデルチラシアデルチラシ2

 【ストーリー】
 1911年、パリの自然科学博物館。
 ジュラ紀の化石から翼竜プテロダクティルスが孵化、パリの空を飛びまわり、人々を脅かす。
 だか、その異変は、単なる序章にしか過ぎなかった。
 その頃、若手美人ジャーナリスト、アデル・ブラン=セック(ルイーズ・ブルゴワン)は古代エジプト最高の秘宝と言われる《復活の秘薬》を追い続けていた。
 そして、その鍵がエジプト第19王朝ファラオ、ラムセス2世にあることを突き止める。
 

 【豆知識】
 リュック・ベッソンが構想10年、満を持して放つかつてないヒロイン×アドベンチャ超大作がいよいよ日本に上陸。
 全世界を揺るがす“翼竜プテロダクティルス事件”をきっかけに、その冒険はエジプト“王家の谷”からパリ“ルーヴル美術館”へ!
 『ニキータ』(アンヌ・パリロー)、『レオン』(ナタリー・ポートマン)、『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』(ミラ・ジョボヴィッチ)と時代の女神(ミューズ)を発掘してきたリュック・ベッソンが白羽の矢を立てたのは、新星ルイーズ・ブルゴワン。
 アデルの行く手を阻む宿敵デュールヴーとして『007/慰めの報酬』のマチュー・アマルリックが共演。
 “生と死をつなぐ”とされる幻の秘薬を求め、エジプト、パリを股にかけ、ミイラ、翼竜、悪漢を物ともせず突き進むアデルの姿はまるで女性版『インディ・ジョーンズ』!
 この夏、最高にタフでキュートな新ミューズと、スリリングで熱い冒険へ挑め!


 この夏を熱くする、ヒロインアドベンチャー!!


 2010年 フランス 107分 原題: LES AVENTURES EXTRAORDINAIRES D'ADELE BLANC-SEC/THE EXTRAORDINARY ADVENTURES OF ADELE BLANC-SEC

          


 観てきました~♪
 上に書いてる通り、イメージは『インディー・ジョーンズ』だったので、ルンルン出て掛けて行ったけど・・・ちと違った
 しかも、コメディだったのね~、知らなかった
 ちょっと期待して観ちゃったかな?
 でも、面白いのは面白かったよ

 映画はナレーションから始まる・・・
 酔っぱらいのポワロみたいなおっちゃんが上機嫌で家路へ急いでいる時、翼竜を目にするのよね
 ナレーションは「この人は物語には関係ない」と言いながらも、出番多いような気がするんですが

アデル7アデル2
 アデルがジャーナリストだってのは、物語の中盤で知りました
 この女優さん、日本人ぽい顔つきというか・・・こんな顔した女優さんいるよね??って思いながら観てました。
 観賞後、友人もどこかで観たような顔だよね?って盛り上がり・・・結局具体的に誰とは出てきませんでしたが・・・

 アデル、強いのは強い。でも、肉体的に強いんじゃなくて、精神的?
 口が立つ・・・口で勝つって感じ?お嬢様キャラ(俺様キャラの女性版ってなんて言うの?女王様キャラ?)で、我が道をドンドン突き進むって感じ。

  
 この映画、登場人物について全然説明がないので、何故アデルがペルーに取材を命じられたのにエジプトに行ったのかさっぱりわかりません。(こちらも中盤になると理由もわかりますが)
 しかも、目的な物は本を解読してわかってる!って言ってドンドン進んでいくし・・・
 いや、本を解読してわかるなら、考古学者がとっくに見つけてないかい?

 たぶんね、この映画、人気コミックを映画化したらしいので、基本「みんなわかってるよね~♪」ってのがリュック・ベッソン監督思ってるんじゃないだろうか?

アデル10
 なので、この方、マッド・サイエンティスト、デュールヴー教授(マチュー・アマルリック)は、どうやらアデルの宿敵みたいな存在らしいのですが、それも映画から帰ってから知りました。
 観ている間、だれ?って思っていたから・・・

 ところで、マチューさんは『潜水服は蝶の夢を見る』で、瞬きだけで小説書いた人ジャン=ドミニク・ボビーだってわからないよねー 
 凄いメイク 

アデル6
 題名にファラオと入ってる割りには、短いエジプトのシーン
 こういう砂漠の映像観てると、 『プリンス・オブ・ペルシャ』の世界を思い出し、思わずダスタ~ンって叫びたくなる

アデル8アデル9
 すったもんだあって、なんとかパリにミイラを持って帰ったアデル。(手伝ってくれた人は見殺し?なのが気になったけど^^;)

 ここでやっとアデルがミイラを何故持ち帰ったのか、理由が明らかにされます。
 その突拍子もない理由にびっくり
 ある理由(この理由もチラシの裏とか映画情報とか観ると書いてあるけど、あえてわたしは触れないことに・・・わたしは知らずに観てきたから)からミイラ復活をさせようとしているのだ・・・出来るのか?そんなことが・・・?

アデル16
 しかし、出来るのだ、このじいさんなら。
 エスペランデュー教授(ジャッキー・ネルセシアン)。
 1億5000万年(だったか?)の化石から翼竜を孵化させたのはこのじいさん。
 パリの空を自由に飛び回り、人々を脅かしている元凶はこのじいさんなのだ。
 翼竜とじいさんはシンクロしていて、一心同体って感じ。

 どういう技術なのかは不明だけど、このじいさんにミイラを生き返らせてもらい、あることをさせたいのだ。

 かくして、その願いは叶い、アデルはミイラ復活に成功する!!

 が、しかし、そのミイラは人違いだった~~~ 

 ミイラがやたら礼儀正しいのに、大笑い!!
 さすが、ファラオに仕える学者(だったか?)
 落ち込むアデルに知恵を授けたのもこの人違いミイラ。

 この後のやりとりは笑ってみるしかない!
 そんなバカな?的なことが次々起こり・・・アデルは最高の幸せを手にする。

 ハッピーエンドなんだけど、あのラストはなんでしょう・・・
 アデルの新たなる冒険の始まりか?それとも最悪な人生の幕引きか?

 謎の胡散臭そうなおっさんたちが登場してたし、きっと続編創作する気満々だね

 さて、最後までアデルとはちっとも絡まなかった登場人物が一人・・・
 物語のもう一人の主人公と言えなくもない、カポニ警部(ジル・ルルーシュ)。
アデル13
 中央の人です。
 コミックが太ったキャラなのか、そう見せるためか、顎を引いて無理矢理二重顎にしてないかい?ってのが気になったり
  上司からの命令で、翼竜退治を命じられ、あれやこれやと馬鹿馬鹿しい作戦で捕獲しようとする様は『ピンクパンサー』のクルーゾー警部を彷彿したなぁ(クルーゾー警部が好きなので)

 全体がバタバタとして、ただ笑わせるためのシーンか?みたいな本筋とは全く関係のない場面もありで・・・
 それはそれで笑わせてもらったけど、本筋だけで作ったらかなり短い本編になりそうね~♪って感じだった。

 「おお、そういうことね♪」って物語を追う毎にわかってくるので、そういう点は面白かったかな。
 
 いつもなら劇場へ~ってお勧めするけど、DVDでも十分楽しめるかも 
 なので、やっぱ劇場で観てみたいな~って方は劇場へ。
 それほどでもない方はDVDでお楽しみください。

 では、予告編をどうぞ~
 
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!

2010年07月06日 00時00分00秒 | あ行の映画
 『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』を観た。

踊るチラシ踊るチラシ2
踊るチラシ3

 【ストーリー】
 強行犯係係長に昇進した青島俊作(織田裕二)は、新湾岸署への引っ越しを一任され大張り切り。
 しかし、引っ越しの真っ最中に、8つの事件が湾岸署を襲う!
 新湾岸署の開署式まであと3日。
 湾岸署史上最悪の引っ越しが始まった。

 【豆知識】
 日本映画の歴史を塗り替えてから7年。
 シリーズ待望の最新作が、新旧豪華キャストを迎え、スクリーンに戻ってくる!
 係長に昇進した青島。そして変わらずのすみれ(深津絵里)や真下(ユースケ・サンタマリア)。
 警視庁で順調に出世する室井(柳葉敏郎)の他に、新たなキャラクターとして、本店(警視庁)と支店(所轄)をつなぐ管理補佐官鳥飼(小栗旬)と故いかりや長介が演じた人気キャラクター和久さんの甥っ子・和久くん(伊藤淳史)が登場。
 そして、女青島として番外編で登場した篠原夏美(内田有紀)も青島の心強い部下として帰ってきた。
 制作の亀山千宏、脚本の君塚良一、監督の本広克行をはじめとしたスタッフも再結成。
 「踊る大捜査線」が新たなステージに突入する!

 2010年 日本 141分

     



 待ってましたの、踊る大捜査線
 7日も友人と行く予定だけど、娘が見たいと言うので3日の公開日に行って来ちゃいました
 さすが、公開初日だけあって凄い人だった

 もう、大笑い!!
 娘もわたしも散々笑って来ました
 ところどころにちりばめられた小ネタがいい
 「踊るファン」ならきっと気に入るはず!
 
 なので、是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか~~♪
 何も考えず、無邪気に大笑いしたくなったら『踊る大捜査線3』ですぞ

 盛りだくさんの今回の踊る!
 では、登場人物の紹介をしながら、少し内容を追ってみましょう。
 しかし、8つの事件ってそんなにあったっけかなぁ

 今回も十分小ネタで楽しんでもらいたいから、さらっと行きます~^^(って、さらっとになってるかしら

踊る
 我らが青島係長!
 今回出世して大張り切り
 しかも、今回重要なポストにも抜擢され(笑)、てきぱきと(な~んてな!)「事」を処理していきます。
 それに、彼自身一番大切な【モノ】の紛失とかなり重大な事がふりかかります・・・どうなる青島~~~
 
 係長になったから部下もいて・・

踊る3
 全部で5人も!
 
 左から和久さんの甥っ子で和久伸次郎。
 和久手帳を持っていて、何かしらその中から和久さんの「名言」を引き出して話す。
 最初はこの役は小栗旬ってことだったとどこかで読んだけど・・・伊藤さんの方がぴったりだよね!
 猿顔が和久さんの甥って説得力ある

 その隣、緒方薫(甲本雅裕)。
 彼は初期の頃からでてるよね~^^最初は入口に立っているお巡りさんだったのが。
 思えば彼も大出世ですな。

 真ん中、中国から研修でやってきた中国人民警察の刑事さん王明才(滝藤賢一)。
 いや~、中国6千年の歴史は立派ですわ

 その隣、栗山孝治(川野直輝)。
 パソコンオタクの巡査さん。ちょっと可愛い系?

 最後に右、篠原夏美。
 一度番外編で交通課の婦警さんしてたよね
 「女青島」の異名を持つぐらい、青島に負けない行動力の持ち主!

踊る5
 恩田すみれ。
 カップ麺大好きな盗犯係の怖いお姉さん。青島が先に出世したことがちょっと気に入らない
 この3人で和久ノートをのぞき込むシーン。
 和久さんのノートがアップになった時、泣きそうになったよ・・・
 ああ、和久さんは本当にいないんだ~~って
 寂しいわ、和久さんのいない踊るは・・・

 いかりや長介、大好きだった 
 わたしの子供の頃のアイドル(?)でしたわ

 なので、ちょっとだけ、嬉しいサプライズがあったね

 いつも青島とすみれさん、どーなの?どーなるの?どー思ってるの?
 って思うけど、今回はどーなるんでしょうか・・・はてはて

踊る7
 そしてお馴染み「スリーアミーゴス」
 彼らにも存続(?)の危機が?
 やりすぎな行動()も「え?内緒にするの?」()っていう行動も彼らだから許されることね
 相変わらず、笑わせてくれます

踊る4
 警視庁刑事部で管理補佐官の鳥飼誠一。
 穏やかそうな笑顔を見せながら、内心冷たい印象を受ける人。
 
 しかし、開けるなって書いてるのに順番に開けていくかね?絶対何かあるって思わない?ま。いいけど・・・

踊る6
 警視庁長官監房審査官、室井慎次。
 どうやら広島から呼び戻されたらしい・・・
 で、出世してるのは、なぜ?

 今回あんまり出番のなかった室井さん。
 彼も難しい立場なのねー

踊る8
 真下正義。
 自分監修のドラマのせいで、交渉課をクビに
 何やらウロウロキョロキョロと挙動不審な真下。
 彼が湾岸署に来た理由は?って、見てればすぐわかるよね

踊る10 (3)踊る10踊る10 (2)
踊る9 (2)踊る9 (3)

 その他小泉孝太郎演じる交渉課課長の小池茂や寺島進演じる木島丈一郎、松重豊演じる爆弾処理班の眉田班長等々・・・
 お馴染みの顔がドンドン出てきます!
 
 ただ、内容が詰め込みすぎ?ってぐらい盛りだくさんなので、それぞれの出番、ほんっとうに少ないですが

 今までの集大成のような今回の踊る!
 画面の隅々まで気に掛けると、あれ?な人たちが見えるはず・・・

 凄く面白かったから、大満足なんだけど
 ちょっと気になったのが終盤あたりの青島の行動。
 (ここから先はちょっとだけネタに触れてます。構わない人だけ、の間をマウスを左クリックしたまま下げてみてください。色反転して読めるようになってます)

 木の杭をガンガン打ち付ける姿
 あの行動がイマイチ理解出来ませんでした・・・一生懸命助けようとしてるとは思うんだけど、あまりにそれは無理でしょ?って・・・
 何かしら根拠があってしてるならわかるけど、ただ叩いてるだけって
 もっと何か別の行動して欲しかったなー 
 せめて、杭で下からこじ開けようとするとか・・・


 そこんとこだけ、なんか冷めて見ているわたしがいた


踊るパンフレット踊るパンフレット2
 今回もパンフレットは勿論ゲット
 どちらが表かわからない豪華さ
 しかも、「KEEP OUT」のシールが貼ってあって封印されてましたー
 見るまで中は見ない方が賢明ですね
 結構厚くて、これで600円は安いかも


 では、予告編をどうぞ~


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