『武士のダンディズム』という特別展を林原美術館でしていると知ってから行きたくてたまらなかった。
が、なかなか行くチャンスがなく・・・
最終日の9月15日にやっと行くことが出来ました。
戦国時代には身を守るものとして刀剣や刀装具や甲冑。
江戸時代には武士の家の飾り物として作られていたそうです。
男たちの美学(ダンディズム)と題して、林原美術館所蔵品を中心におよそ70点を展示していました。
林原美術館って学生時代に一度行ったぐらいだったけど、中はちょっと狭い。
わたしはじっくり派なんだけど、旦那2号と娘っこは斜め読み派
わたしが1点観ているうちに、10点ぐらい観てる
ちゃんと文字読めよ・・・
以下、資料から抜粋~♪
岡山といえば、池田藩なんですが、この変わった兜「変わり兜」は藩主池田光政が実際に被っていた兜だそう。
池田藩の家紋である、蝶をイメージした兜になってるようです。
味方から目立つためだけでなく、敵からも目立つように派手になっていったそうだ。
てか、敵から目立っていいのか~~?
こういう飾りってどんどん派手になっていったんだって。
こんな風にトンボがついた兜もあったよ!前立(まえたて)っていって、トンボって別名「勝虫」と呼ばれていて、縁起のいいものとして武士に好まれたらしいわ。
でも・・・これかっこいいかしらね
マリーアントワネットの髪型がすんごいことになっていったのと同じかしら・・・どうしても目立ちたいのね
この他にも、金で出来たリアルな蝶の前立や宝玉を持ち、しっぽの先が剣になった龍の前立も展示してあった。
どちらも派手で綺麗だったわ~♪
備前刀も展示してあった。長船で作られた刀は「備前刀」と呼ばれ、名刀の代名詞となっていてコレクションとして多く集める武士もいたそうだよん♪
鞘に波や白鷺を刻んでいるおしゃれな刀も展示してあった。
かっこいい~
鎧も派手で、色とりどりの糸で装飾されていて立派で美しい。
ハートマークがあったりして・・・イノシシの目の形を逆さにしたデザインらしいよ。「猪目」っていうそうだ。
猪の目が逆さにするとハートに見えるのかどうかはしりませんが、こういうの取り入れるっておしゃれよね
江戸時代って、火消しは参勤交代で江戸にやってきた武士が行ってるって知ってた?
わたしゃ知らなかったよー!
こういう燃えにくい素材で作られた服を着て消火活動してたんだって
色が派手でとってもおしゃれ!
火事装束といって、赤や黄色、中に龍を描いたものものあるそうだ。
写真は蝶の模様が金で刺繍(かな?)されたド派手な服。
火事メガネっていうのがあって、目を炎や煙から守るためのもので、昔の「飛び出すメガネ(青と赤のセロファン貼ったようなやつ)」のような形をしてたいわ。
なんか、笑えた
あと、ダンディズムと一緒に展示してあった、「本能寺の変を予見させる【幻の書状】」ってのがあったの。
その名も「石谷家文書(いしがいけもんじょ)」
明智光秀が織田信長を討ったのは、四国征伐を狙っていたのを止めるため!!っていう説を裏付けるような書状。
本能寺の変直前の斎藤利三と長宗我部元親の考えや行動が明らかになったそう。
もっと研究が進めば、更に詳しくわかるかもしれないね!
楽しみ
さて、岡山城のことを・・・って思ったら、長くなったから、ここでいったん終了
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