みすずりんりん放送局

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映画、ガンガン見に行ってましたが、感想全然書いてない。これからは、書けるかなぁ・・・^^;

欲動

2016年05月06日 22時44分24秒 | や行の映画
 『欲動』を観た。

 【あらすじ】
 ユリ(三津谷葉子)と夫の千紘(斎藤工)は、千紘の妹・九美(杉野希妃)の出産が間近に控えたことを受けて、インドネシアのバリ島にやって来る。
 千紘は心臓に重い病を抱え、心配する看護師のユリに対して怒りをぶつけてしまう。
 その場を後にしたユリは、声を掛けてきた木村(高嶋宏行)と行ったナイトクラブで、ジゴロのワヤン(コーネリオ・サニー)と出会い……。 (シネマトゥディより)

 【まめ知識】
 『歓待』などで女優やプロデューサーとして活躍する杉野希妃がメガホンを取り、心臓病を抱える夫とその妻が人間の生死や男女の性愛のはざまで揺れ動く姿を描くドラマ。
 病を抱える夫の死の影におびえながら、夫の妹の出産に立ち会おうとバリへ旅した夫婦を通して、生きることや性への欲望を映す。
 『愛の渦』などの三津谷葉子とテレビドラマ「カラマーゾフの兄弟」などの斎藤工らが出演。
 オールロケが敢行された、バリ島のガムランやケチャといった音楽やダンスにも圧倒される。(シネマトゥディより)

 2014年 日本 97分



 見たいって思っていたら、WOWOWで放送があるのを見つけた!
 なんて、ラッキー
 早速録画して、一人でこっそり(笑)見たよ


 出産に立ち会うために、バリ島を訪れた夫婦。
 弱々しくはかない雰囲気の夫と、淡々と世話する妻が事務的で・・・
 看護師だと後の会話で知ったんだけど、中盤の「死に慣れてる感じがいやだっ!」って言われちゃうんだよねぇ。
 
 冒頭の4人での食事シーン。
 どうやらアドリブだったらしい。
 うん、斉藤工のバックパッカーの話とか、自分のありのままの話だもんねー
 他の人よりたくさん美味しそうにご飯食べるのも、おなか空いてたのかな
 和気あいあいと楽しそうで、その後の重い話になるのが嘘のよう
  

 死へ向かう千紘と新しい生を生み出そうとしている妹。
 この妹役をしていた人が監督の人なんだよね!
 ちなみに、この画像のシーンはなかった。
 
 
 全体を通して、バリのお祭りの情景が映し出されるんだけど、内容にそう関係があるわけでもないので、とにかく長い!と思ってしまった。
 監督は長まわしってのがお好みなのか、どのシーンも、長いのだ。
 もちろん、絡みのシーンも長い

 ラストシーンがとっても印象的でした。
 ふたりのシルエットに広がる海の上のちょっと不気味な夕日。
 千紘はあのあとどうなったのでしょう・・・海へ消えて行くカレを黙ってみているだけってことないよねぇ・・・
 ユリを呼ぶ声。
 中盤で、自分は過去に他の人にしがみついて結局犠牲にしてしまったから、ユリとも離れていたいって言ってたし。
 呼ばれても返事をしない、ユリ。一緒には行けないよ!ってことかな。
 
 ラスト近くの二人の絡みは、口あんぐりで見てしまいましたが(笑)
 セクシー俳優って言われている斉藤さん。
 わたしは、あんまりそう思わないんだけどねー
 なんたって、火村英生からですので
 かっこよくて、笑顔が素敵です♪ 

 でも、絡みはやはりせくちーってなるのかな。

 とにかく、激しい
 重い心臓病の千紘が、そのままぽっくり逝ってしまうんじゃないかと、気が気じゃなくて
 別の意味、ドキドキハラハラ、見入ってしまいました
 

 では、予告をどうぞ~








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おきてがみ

八日目の蝉

2011年05月12日 01時07分31秒 | や行の映画
 『八日目の蝉』を見た。
八日目の蝉チラシ八日目の蝉チラシ2
 【ストーリー】
 今日まで母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった。
 21年前に起こったある誘拐事件-。
 不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去った女、野々宮希和子(永作博美)と、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた女、秋山恵理菜(井上真央)。
 実の両親の元に戻っても「ふつう」の生活は望めず、心を閉ざしたまま成長した恵理菜は、ある日自分が妊娠している事に気づく。
 相手は希和子と同じ、家庭を持つ男だった。
 ルポライターと名乗る女安藤千草(小池栄子)に誘われるまま過去と向かい合うことになるが・・・

 【豆知識】
 角田光代の衝撃のベストセラー、ついに映画化!
 直木賞作家・角田光代が手がけた初の長編サスペンスであり、最高傑作の呼び声高い【八日目の蝉】。
 05年から読売新聞にて連載され、07年第2回中央公論文芸賞を受賞。
 各メディアから絶賛と驚愕をもって迎えられたベストセラー小説が、遂にスクリーンに登場する。


 優しかったお母さんは、わたしを誘拐した人でした。

 2011年 日本 147分




 去年から【優しかったお母さんは、わたしを誘拐した人でした】っていう、驚くべきキャッチコピー(っていうのかな?)に衝撃を受けたわたしは、見たくて見たくてたまらない映画でした。

 念願叶ってやっと見れました♪

 期待通り、いえそれ以上の映画でした。
 涙ジャジャ漏れ

八日目の蝉
 結婚出来ると思っていた男に裏切られ傷心の希和子は、不倫相手の家に忍び込み生後4ヶ月の赤ちゃんを連れだしてしまう・・・予告にもあるあんな笑顔で笑われたら、超可愛いよねあの赤ちゃん♪

 もう、どーして赤ちゃん一人残して外出するかなーーっって腹が立ちました。

 わたしは子供二人を置いていくのが怖くてお兄ちゃんが中学生になってやっと近所のスーパーにふたりを置いてダッシュで行って帰ってきたものですが(以前県北でおうちの中で殺害された女の子のニュースがあったから余計にね)

八日目の蝉3
 誘拐した直後の希和子には、当然ながら同情する気持ちなどみじんも沸かなかったわ。
 赤ちゃんが泣くのも当たり前だし・・・赤ちゃんって匂い(本能?)で母親を覚えてるって言うしね。

 どこにも行き場をなくした希和子は『エンジェル・ホーム』っていう女性だけの集まりの集団に入団することに・・・
 こういう映像見るとオウムを彷彿とさせるなぁ・・・
 原作を読んだ友人が代表が怪しすぎだって言ってた(笑)
 確かに、なんか・・・あの歌はなんだったんだろう^^;

 映画は希和子の逃亡劇と現在の恵理菜の様子をほぼ交互に映し出しながら進んでいきます。

八日目の蝉2
 恵理菜は幼い頃のことがトラウマになり、家族とも他人ともうまくコミュニティが取ることが出来なかった・・・
 ヒステリックな母親にその後育てられた割には対人恐怖症とかなってないのね・・・

八日目の蝉6
 ちゃんと恋人もいたりして・・・だけど、この恋人には問題が・・・

 恋人役の岸田さんに劇団ひとり。
 う~ん、ちょっとこれはミスキャストでは?原作も読んでないけど、これは合ってないと思ってしまった。
 確かに顔だけ見たら、不実そうな匂いがぷんぷんしてるけど(わぁ、失礼^^;)
 キャスト、他は全部良いのに、この人はひとり浮いてるように思ったなぁ・・・

八日目の蝉4
 ルポライターと名乗り恵理菜に近づいてきた安藤千草。
 
 わたしは最初この人ダメだった・・・図々しくて違和感ありあり。
 しかも、なんか歩き方が変なのがやたら目について・・・彼女も問題を抱えてるからその【変】を動きで表したかったのかもしれないけどね。

八日目の蝉9
 最初からのヒステリックさが際だっていた恵理菜の本当の母親役秋山恵津子に森口瑤子さん。
 かなり勝手な感じに見えて、こっちも同情出来なかったけど・・・泣く泣く子供おろした相手に「からっぽ」はないと思うの・・・

 だけど、あるシーンで感情を露わにして「どうして置いていったんだろう」っていう言葉で、どばば~~って涙涙。
 森口さん、迫真の演技!!

 そうだよね、一番可愛い時期を獲られちゃって。待ち望んでやっと帰ってきた娘には「知らないおばちゃん」って言われるし・・・
 娘の好きな歌の「お星様の歌」が歌えない、娘の好みを実の親なのに知らない切なさ。
  辛いよね、悲しいよね

八日目の蝉10八日目の蝉5
 恵理菜は千草に誘われるまま、希和子との逃亡生活を辿ることになり・・・。

 忘れてしまった過去に恵理菜の知りたい答えはあるのか?
 
 ずっと釘付けで見ていて、あっという間の鑑賞でした。
 希和子の思いに、見終わる頃には同情出来ないわ~なんてこと忘れてしまってました。
 思いっきり感情移入してるよ
 小さい薫を演じた渡邊このみちゃんも上手でねー可愛かったわ♪

 蝉の話も印象的。
 普通の蝉は7日目で死んでしまうけれど、もし8日目まで生きている蝉がいたら・・・
 その蝉は仲間が誰もいなくて寂しくて嘆くか、他の蝉より1日長生きして他の蝉が知り得なかった事を知るチャンスがあったことを喜ぶか・・・
 題名にも奥が深いなぁって思ったわ。


 下の【拍手ボタン】の上の【続き→】をクリックすると、映画を見たわたしのかなりネタバレ入り感想があります。


 映画を見終わって思ったこと・・・そうめん屋のおぢさんとおばさんはどうなったんだろう・・・


 是非是非、チャンスを作って見てください!!
 とても良かったです。
 お勧めよん♪
 中島美嘉さんの歌う主題歌も映画に合っていて、凄くいいです~~♪


 では、予告編をどうぞ~

<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/H0nPFQ54QvM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

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 この映画は恵理菜のいわゆる【自分探しの旅】だよね。
 恵理菜は希和子との生活を辿っていくうちに、自分がとても愛され育っていたことを思い出し、生まれてくる子供に愛情を抱くことが出来るようになった。
 だけど、千草は対人恐怖症になって彼女こそ普通の生活を送ることが出来ないが恵理菜はちゃんと(かな^^;?)人を愛する事が出来てたんだから(本人自覚はなかったみたいだけど)三つ子の魂百までも?って感じで心の奥底には希和子に愛され大事にされ、大勢の人からも愛情をたっぷり注がれていた事を覚えていたんだよね^^
 そして、希和子も誘拐は非道な事だけど、【薫】を育てていくうちに心が半分壊れかけていたのを救われたんだ。
 ラストの別れのシーンはハンカチが何枚も必要なぐらいだったよ。

 しかし、一番許せないのは父親と岸田だわ!
 「どうにかする」って一体何をどうにかするのよ!!離婚する気が本当にあったのか?ないよね
 その場しのぎの言葉をささやいて、そのまま一生それでやっていけるって思ってたのかしらん



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容疑者Xの献身

2008年10月11日 00時00分00秒 | や行の映画
 『容疑者Xの献身』を観た。

容疑者2

 発見された男性の死体は顔が潰され、指を焼かれていた。
 死因は絞殺。
 身元は無職の富樫慎二(長塚圭史)であることが判明。
 本庁の刑事・草薙俊平(北村一輝)と貝塚北警察署の刑事・内海薫(柴咲コウ)は捜査に乗り出す。
 富樫の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)のアリバイを確認していたある日、その隣人が帝都大学出身者であることを草薙と内海は知る。
 隣人の名は、石神哲哉(堤真一)。
 高校で数学教師をしている。
 物理学者・湯川学(福山雅治)にとって「僕の知る限り、本物の天才!」と評する男だ。
 草薙から事件の相談を受けた湯川は、天才的頭脳の持ち主故に、かつて唯一理解し合う事が出来た『親友』が事件のうらにいるのではないかと推理する・・・。(あらすじより)

 天才物理学者VS天才数学者

 人は人をここまで愛せるのか・・・。

 2008年 日本 128分 原題:容疑者Xの献身 東野圭吾原作

 
 観てきました。
 すっごく、良かったです・・・ぐす
 この映画はTVドラマの『ガリレオ』の雰囲気を期待している人は、その思いは捨ててから行った方がいいと思います。
 湯川先生は相変わらずクールで物理学以外の事には興味なさげな感じですが、TVのような派手な推理劇(あの音楽に乗って方程式(数式)書き殴る・・・ての)が展開されるわけではありません。

 容疑者3 (2)

 チラシ等では、「天才物理学者VS天才数学者」なんて書いてるから、推理合戦でもあるのかと思ったら、そうではなく・・・

 どちらかと言えば、切なくひたむきな『愛』の物語って言った方がいいかも・・・

容疑者3

 最初の出だしは、TVドラマの時のような湯川先生と内海の掛け合いがあるものの・・・
 この映画に、「内海薫」は必要なかったように思う。

 石神哲哉役の堤真一が素晴らしい・・・笑う
 原作では、「まん丸顔のハゲて50すぎぐらいに見えるおっさん」って設定だから、堤真一のようなすらりとしたかっこいい人にそういう役が出来るの?って思ってたんだけど・・・
 なんのなんの・・・
 見事に、その思いは覆された。
 確かに、見た目は普段の堤真一なんだけど、その演技力で「ダサイ、冴えない男」になりきってる。
 てか、そういう風にしか見えない
 堤真一自身、役になりきるために、髪の毛を一部剃って白髪に染めたりもしたらしい。
 素晴らしい役者根性よね

 湯川先生大好きな私もさすがに堤真一に目を奪われたわ。

 う~ん、今回、ちょっと湯川先生・・・もとい、福山雅治、負けちゃったかな・・・

 そして、霞んでしまったのが柴咲コウ。
 元々原作の1人の人物(草薙俊平)を二人に分けているんだから、無理もある。
 で、女性キャラの松雪泰子がまた良くって・・・すっかり、陰薄かったです・・・たはー 
 北村一輝だけで、良かったかな。
 無理矢理柴咲コウださなくても・・・あ、柴咲コウファンが怒るかな


 湯川は石神の論理的思考を紐解き、その謎を解明することが出来るのか・・・
 石神が湯川に言った「君はいつまでも若々しくていいな・・・」という言葉の意味・・・
 スクリーンで、確かめて欲しいな 

 TVシリーズ観てないから・・・と、この映画を観るのを止めようとしている、そこのあなた
 観てなくても・・・観てない方が楽しめるかも

 そして、原作を読んでいるあなた
 大丈夫です、イメージ崩れませんから・・・
容疑者
 家にあったけど、ネタバレ嫌いの私。
 読んでから観に行くってことはしません
 だけど、帰ってから一気に読んじゃった・・・原作も良いいや、原作が良いから映画も良いのか・・・

 それと、『ガリレオ0』(その時の記事はこちらから見れます)で長沢まさみが出ていて、てっきり映画でも出るのかと思っていた私。
 間違いでした~~


 是非是非、劇場まで行って観てくださいだ~いすきっな顔
 良い映画です、文句なしです
 あ、ハンカチを忘れずに・・・


           



 で、普通なら、ここで終わる所だけど・・・

 湯川先生大好きな私
 しっとりとした映画なのでちょっと書くのを止めたけど、やっぱり書かなきゃ終われない

 石神哲哉(堤真一)にちょっと持って行かれちゃったけど、負けてないのがそのスタイリッシュな所。

 容疑者4

 私ね、男の人が長いコート着てるの観るともうダメなの・・・(あ、もちろんお気に入りの人に限る!ね)
 上の画像でも黒のコートがすっごく似合ってる
 そして、黒のマフラーを巻いて・・・
 上から3枚目の画像の右上、グレーコートに黒のマフラー
 
 か~~、かっこいいポッ
 萌え~~

 登山服に白の毛糸の帽子が・・・可愛い、素敵、かっこいい
 登山でクタクタな湯川先生も素敵わほー
 あの後、下山するのも大変だったでしょう・・・ぷぷ

 そして、指でグラスの氷をかき混ぜる・・・ツボでしたひとめぼれな顔
 

 で、湯川先生以上に白衣の似合う人がいるだろうか・・・

 この辺りも是非是非、チェックして頂きたい

 


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