『キャプテン・フィリップス』を観た。
【あらすじ】
2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……。(シネマトゥディより)
【まめ知識】
2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する。原作は、船長リチャード・フィリップスが著したノンフィクション。『ボーン』シリーズや『ユナイテッド93』などのポール・グリーングラス監督が映画化した。船長としての誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇が見どころ。(シネマトゥディより)
「生きて還る-」勇気だけが彼の希望となった。
2013年 アメリカ 134分 原題: CAPTAIN PHILLIPS
なぜかあまり見に行こうと思っていなかったんだけど、トム・ハンクスが来日し語る姿を見て、もしかして面白い?って思って見に行ってみることにした
結果、とっても面白かった♪
てか、始終ずっと緊張しまくりの2時間14分でございました~
この事件はむか~しテレビで聞いたことがある?ぐらいの知識。
船長さんが助かったことはわかっているけど、手に汗握ったわ!!
リチャード・フィリップス船長(トム・ハンクス)はまじめにコツコツやってきたタイプ。
奥さんも年取ってきて不安なこともあるみたいだけど、夫を支えてる。
どんなことがあるかわからない海上だもの、心配だよね!
そして、その心配なことのひとつが起こってしまった。
トム・ハンクスは緊張感を出すために、本番になって初めて海賊役の方達をみたそうだ。
自分が思っていた以上に痩せていてびっくりしたと言ってた。
かれらは本当に痩せていた
顔つきも怖いし。元から俳優の方なのかしら。鬼気迫る演技は凄かったなー!
彼らも元締めにお金を払わないといけない!という思いから、何が何でも奪ってやろうと躍起になっている。
タンカーの対抗手段が放水しかないなんて・・・身を守るための武器も護衛もないのね・・・
助けを求めても、すぐかけつけてくれないとか・・・そんなもんなの?
それに、相手側も粗末なはしごをかけてあがってくるとは・・・かけられなかったら上ってこれないから、ひたすら放水しまくるしかないのか。
もう入ってこられたら大人しくしているしかない。
それでも必死に抵抗しようとする乗組員たちも怖いでしょうね。
アメリカの海軍相手は・・・やめた方がいいよね
アメリカのタンカーって聞いて喜んでいた海賊達。
この時は思いもかけない「大漁」に歓喜興奮して、すべてうまくいくって思ってたんだろうね。
しかし、海軍は人質優先だけど、最終手段としては人質死んじゃっても仕方ないって感じがなんとも
テキパキとこなしていく海軍、凄いけど怖い。
テキパキといえば、船長さんが医務室へ連れてこられて、船医さんに観て貰うシーン。
従来の映画では、そこで家族や軍の偉いさんがいて、ぐっと抱き合ったりするシーンとかあるけど、そんなこともなく仕事を淡々とこなしながら事務的に声をかける女性
船長さん、背中ポンポンして貰いたい感じかなぁって・・・助かってひとり泣く姿を見てちょっと可哀想だと思ったのでした
トム・ハンクス、最高だね!緊迫した演技、凄く良かったです♪
では、予告編をどうぞ~
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