『チャーリーウィルソンズウォー』を観た。
チャーリー・ウィルソンは、テキサス出身の国会議員。
秘書には「チャーリーズ・エンジェル」と呼ばれる美女軍団を従え、お酒が大好き。
再選を果たしたくらいで、目立った功績もなく、政治家のイメージとはほど遠い。
しかし、持ち前の大らかな人柄でみんなから愛されていた。
そんなお気楽な彼に、ちょっとした良心がきっかけで、その後の彼の人生と世界をも大きく変える転機が訪れる!!(あらすじより)
2008年春、アカデミー・スター勢揃いで贈る、最も華やかで最も型破りな「奇蹟」のドラマ!
信じられない物語。でも真実。
なかなか面白かったです。
面白かったって言ったら、ちょっとまずいかな・・・
![たはー](http://blog-imgs-1.fc2.com/emoji/2007-04-23/90325.gif)
内容はコメディーだって書いてたけど、そんなに大笑い出来るような部分はなかったし・・・(笑えるところもあったよ、もちろん)
簡単に言うと、ソ連軍に侵攻されたアフガンの人々を救おうと頑張る人の話。
アフガンといえば、ちょうど戦争が起こっている頃に『ランボー3』の映画が作られていたけど、ほぼ同時期の話ってこと。
戦争映画のような暗さも堅さもなく、でもちゃんと戦争の悲惨さは伝えてる。
ソ連軍の侵略から逃げるアフガニスタンの難民たちの多さに驚くチャーリー。
玩具爆弾で両手を失った子供も・・・あれは、特殊撮影じゃないと思ったけど・・・ぐっと胸を締め付けられるような感じだった。
おもちゃを蒔いてそれに爆弾を仕掛けてるなんて・・・子供は何もしてないのに・・・
その爆弾で何十?何百の子供が亡くなったり負傷したりしている・・・
そんな現実を知ったチャーリーはCIAの秘密活動費を500万ドルから5億ドルまで引き上げる。
すべては、ソ連のヘリを撃ち落とすために・・・
お気楽議員役のトム・ハンクスがうまい
![グー!](http://blog-imgs-1.fc2.com/emoji/2007-06-24/122761.gif)
恋人役のジュリアーロバーツがすんごい濃いメイクで・・・びっくりするよ
![ジュリア・ロバーツ](http://blog-imgs-21.fc2.com/m/i/s/misuzurinrin/20080530091943s.jpg)
チャーリーにハッパをかける大富豪。
彼女に「アフガンに行け」と言われて、チャーリーは現実を知るの。
![チャーリーズ・エンジェル?](http://blog-imgs-21.fc2.com/m/i/s/misuzurinrin/20080530092008s.jpg)
チャーリーの事務所には美女が勢揃い。
みんなお色気ムンムンで仕事をしてる。でも、無能じゃなくてちゃんとテキパキと仕事をこなしているのも笑えるところ。
あと、チャーリーの補佐役でエイミー・アダムス。
あの『魔法にかけられて』でお姫様ジゼルをしていた人です。(その『魔法にかけられて』の記事は
こちら)
やっぱり、チャーミングな人です。この補佐がなかなかの切れ者ですわ
面白かったのが、CIA局員のガスト役、フィリップ・シーモア・ホフマン。
でっぷり太って怪しげだけど切れ者。
チャーリーとの事務所での掛け合いが笑えたわー
印象深いのが、チャーリーが議会で他の議員にいう言葉。
「今のアフガンは半分が15歳以下だ。この年の子供たちをちゃんと教育しなければ。そのための学校を建てたい。100万ドル欲しい」
でも、議会では却下されちゃうの。
このとき学校を建てて、アメリカがアフガンに対してちゃんと対応しているということを示していれば、その後の冷戦もなかったのかぁって思っちゃった。
tessさんの記事に、もうちょっと詳しく載ってるよん。
時代背景がもっとわかるかも。
こちらから読めます。
議会を上手に動かして、トントン拍子にことを運んでいったチャーリー。
最後のしくじりさえなかったらね、よかったんだろうけど
![](http://blog-imgs-1.fc2.com/image/v/155.gif)
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