“川崎の翁” 探訪の記

「ウオーキング」と「乗りつぶし」で日本全国制覇を計画し実施中。

夏めく

2020年05月16日 | 多摩川の野草100選

夏めく

 

「春過ぎて夏来(きた)るらし白たへの衣干したり天(あま)の香具山」は、

「万葉集」に収録された持統天皇の和歌。 古も今も、

目に映るすべてのものが夏らしい気配を帯びてくる今日この頃です

 

しかし、日本は少し元気を失いつつある今、

夏の季節に向かって元気と笑顔を出していきましょう

 

日本政府も、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を、39県で解除した。

 

「3密」を避ける行動を続け、

感染対策と経済の両立を図るため、安倍首相の3つのお願を守り

新たな日常を作り上げるという極めて困難なチャレンジに

踏み出しましょう。

 

翁は「3密」を避け徒歩で多摩川河川敷に行き、

季節の花の写真を撮りに出かけました

 

 

ニワゼキショウ (庭石菖)

 

ニワゼキショウ

白紫色 白地に紫の細線入り

庭に生え、葉が「石菖」に似ているために名がついた

桃紫色  紫地に中央の花芯は黄色になる

 

 

オオバナノエンレイソウ

(大花ノ延齢草)

オオバナノエンレイソウ

薬草の効あったので延齢という説、

アイヌ語のエマウリが変化してエンレイになったという説 あり。

エンレイソウより花が大きいので、オオバナがついた

 

花は3枚の白色の大きな花弁があり、その裏に緑色のがくが3枚ある

 

 

ハマウド  (浜独活)

ハマウド

葉がウドに似ているので「ウド」、白色の小さな花が傘型に集って

浜辺に咲くので「ハマ」がつく

花は、小さな白色の5弁花が咲く。

たくさんの小花が半球形または傘型に集って咲く

葉は、小葉が2ペアで頂上の葉が1枚と5枚編成

 

 

ブタナ  (豚菜)

ブタナ・・・ヨーロッパ原産の帰化植物

昭和の初めに、飼料を目的に導入したのが逃げ出した(帰化した)

群生しているのを遠くから離れて見ると、タンポポのように見えるが

花期に立ちあがる花茎は、2~3回分枝する点が異なる。

 

 

カキネガラシ  (垣根芥子)

カキネガラシ

茎は直立し、途中からほぼ水平に枝分かれしながら四方八方に乱雑に

長く延びる

枝が横に広がり群生すると、名前の通り生垣のように見える。

   

春から初夏にかけて枝分かれした枝の先に穂状の花序を出し

花序は先端で数個かたまって咲かせながら成長する

 

 

コウゾリナ  (顔剃菜)

  

コウゾリナ 名前の由来

ざらつく茎をカミソリに見立てたか?

剃髪の儀式にカミソリの刃に替えて、コウゾリナの茎を頭に当てたか?

キク科  コウゾリナ属   越年草

日本各地に分布。農村の空き地や市街地の道ばたあるいは

土手に自生する。タンポポ同様キク科

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都 稲城市 多摩河原橋からの眺め

河川敷は人出もまばらです

 



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