大阪でホームレス5人襲われる 1人死亡2人けが
●大阪市北区のＪＲ大阪駅周辺で１３日未明から１４日未明にかけて、４０～８０代のホームレスの男性５人が相次いで襲われ、うち１人が死亡、２人がけがをした。府警は、同一犯による連続傷害事件とみて調べている。捜査１課によると、大阪市北区角田町のＪＲ大阪駅東側の高架下で１４日午前３時１５分ごろ、段ボールの上に仰向けで倒れていた住所不定、職業不詳の富松国春さん（６７）を通行人が見つけ１１９番通報した。顔に殴られたような跡があり、搬送先の病院で死亡が確認された。近くの阪急百貨店敷地内の通路でも同じころ、５０代男性が「男２人に襲われた」と同署に被害を申告した。大阪市北区芝田１丁目の阪急梅田駅付近の通路では１４日未明、路上生活をしていた４０～８０代の男性３人が立て続けに襲われた。８０代の男性が頭などを蹴られ重傷。７０代の男性もけがをし、「６～７人の男に襲われた」と説明。４０代の男性も「複数の男に暴力を振るわれた」と話したという。
朝日新聞デジタル より引用した。今朝「琵琶湖ウォーク」に参加のため、阪急梅田駅付近を通りかかった折、多数の警察官と事件現場を保存しているらしい所に出くわした。帰ってみてパソコンを開くと、このニュースが目に止まったというわけだ。私のうがった見方かもしれないが、大阪は「橋下維新の会」が勢力を増してくるに連れて、その論調が少し右傾化してきているようにも思う。この記事の「ホームレス襲撃」とはもちろん、直接には関係がないのだろうが、なんだか嫌な気になる事件だ。生活保護の世話にもならない「ホームレス」の存在は、大阪市の財政を圧迫しているわけでもなく、街の片隅で生き続ける自由人のようなものだ。その存在ぐらい、許容範囲の中に入れてはどうだろう。
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