喜びを慈（いつく）しむ

大遠足



いかなる喜びも　必ず戦慄を伴っている。

生と死が　いつも隣り合わせているように。


だからこそ　明日は消えていくかもしれない

ささやかな喜びを　・・・　慈（いつく）しむ。

あたりまえの心

大遠足



ありのまま　あたりまえの心をよりどころとして

・・・　新しい出発を始める。


毎日毎日が　・・・　あたりまえの心。


頑張らねばならないから

頑張るといった無理もなく　・・・

すんなりと　なんとなく

・・・　ありのままにふるまう。

まごころをもって

大遠足



まごころをもって　・・・

こうすべきだと思うことに

安心して　・・・　全力を挙げればいい。

ラスト・チャンス ・・・ 奈落（ならく）

大遠足



もう　ラスト・チャンスかもしれませんよ。

立ち止りたいのならね　・・・　。


走って走って　駈け降りて行く坂道は

そのうち　止まる事すら出来なくなります。


そして　落ち行く先は　奈落です　・・・　。

・・・ かもしれません

大遠足



朝の四時に起きて

冷水を浴びるのは　苦痛でもなんでもない人間が

心理的なもめごとには　まったく弱い　・・・　かもしれません。



毎日毎日　読経している人間が

まったく頑固で　人の言うことを聞かない

独善的な人間である　・・・　かもしれません。



自然食を食べて　人に勧めている人間が

心の狭い　不平不満家である　・・・　かもしれません。

心を落ち着けて ・・・

大遠足



ウロウロ

キョロキョロ

ムキになる

・・・　弱い自分を　改める。


さあ　心を落ち着けて　・・・　。

結ぶ ・ 結び

大遠足



結ぶ。


相対立するものが　・・・　より添う。

隙間なく　・・・　親しむ。

ついに　・・・　一体となる。

これが　・・・　この世の中の秩序の基本。


男女　　陰陽　　左右　　明暗　・・・　すべてが対立です。

しかも　すべてが調和し　統一されています。


だから　・・・　混乱がありません。