はからいをせぬが ・・・ 上等

大遠足



息を吐き　息を吸い

食事をし　便通を催し　・・・　それでいいではないですか。

大きく活動しても　小さく生きても　

・・・　活動量は　どうでもいいではないですか。


どれも　力いっぱい生きていれば　・・・　それで満点。

欲張ってはいけません。

欲を抑えてもいけません。


これを　アタマで理解して　遣り繰りしては　・・・　味がない。

余計なはからいをせぬが　・・・　上等。

心に ぐさり

大遠足



放浪の俳人　山頭火の句に

捨てきれない荷物の重さ前うしろ

・・・　というのがあります。


心にぐさり　と突きささります。

さぐってみましょうよ ・・・

大遠足



何のために　そんなに急がなければならないのでしょうか。

何のために　他に勝つことに一生懸命にならなければならないのでしょうか。

目的につくということは　いったい何のためなのでしょうか。

　
時間とか　スピードとか

できばえとか　競争とかによって　・・・　

得られるものは　何なのでしょうか。


時計とか　他人になどにとらわれずに、

つまり　時間を超え　対立の外へ出て

じっくり自分をみつめ　・・・

自分がとらえた感覚で

自分の生き方をさぐってみましょうよ。

力投げ出し 全部投げ出し

大遠足



自分が　今しようとしていることに

懸命になっていれば

ほかのことに　心をとられることはありません。


仕事でも　勉強でも

楽しむ気持ちさえ持てば

ほかのことが　目や耳に入ってきても

とらわれることがありません。


そのとき　可能性の花が開きます。


力投げ出し　全部投げ出し

こだわる心を　一切捨てりゃ

無一物中　無尽蔵

偉大な力のあるを知る　・・・　ですね。