共産党の池内さおり議員の
「注文していた「日本軍慰安所マップ」パネルが届きました!
衆院第2議員会館の私の部屋では、かつて日本の侵略戦争でどのような加害行為が行われたか?
中でも「慰安婦」問題について、来室して頂いた皆さんと展示を通して学び合う部屋にしていきます。」
という写真つきのツイートを見て、誇り高き日本人がギャーギャー騒いでいる。
そういう盗人猛々しい態度が余計に我々日本人のイメージを悪くするのだが……まぁいい。
日本軍慰安所がどこにあったのかというのは、ここ最近の研究調査で更に鮮明になってきた。
次の記事は去年の8月にアップロードされた記事である。
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中国慰安婦問題研究センターのセンター長を務める
上海師範大学人文伝播学院の蘇智良院長は上海で11日、
「我々が21年間にわたり調査した結果、旧日本軍が
上海に設置した慰安所は160カ所を上回ることが判明した。
上海は、旧日本軍の『慰安婦』制度が最も完備されていた都市と言えよう」と話した。
中国新聞社が伝えた。
上海市政治協商会議の主催による「八・一三淞滬抗戦(第二次上海事変)77周年記念座談会」が
11日、上海で開催され、蘇智良院長は、「慰安婦」制度と上海との深い関係性という点から、
旧日本軍の「性奴隷制」という重罪について論じた。
世界的に有名な専門家である蘇院長は、
旧日本軍の慰安所が世界で初めて設置された都市は上海だったとの認識を持っている。
旧日本海軍陸戦隊司令部は1932年1月、「大一沙龍(サロン)」や
小松亭など虹口にあった日本の風俗店4軒を、海軍の特別慰安所に指定した。
その後すぐに「一・二八事変(第一次上海事変)」が勃発、
旧日本軍上海派遣軍の岡村寧次副参謀長は、海軍のやり方をまねて、
関西地方から女性を募集して初の陸軍「慰安婦団」を設立、
呉淞や宝山などの前線の陣地に次々と慰安所を開設した。
この時の「慰安婦団」は、日本陸軍が初めて「慰安婦」制度を導入、構成した組織で、
その後の旧日本軍全体の「慰安婦」制度の見本となった。
中国東北部を占領した旧日本軍は、東北の各地にも慰安所を続々と設立した。
蘇院長は、
「日本軍国主義は、中国に侵略する過程で、
軍隊の性奴隷制である悪名高き『慰安婦』制度を作り上げた。
しかも、非人道的なこの戦争犯罪は、上海という土地と密接な関係がある。
1937年に日本の中国侵略戦争が全面的に始まった後、
『慰安婦』制度も急速に普及、上海には
旧日本軍のための『合法強姦センター』が続々と誕生した」
と指摘した。
http://j.people.com.cn//n/2014/0812/c94475-8768508.html
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去年の7月には、戦争犯罪加担を認める兵士の自筆供述書が公開された。
右翼がキーキー猿のようにわめいている今も、
現在進行形で都合の悪い資料が続々発見されていたりする。まいったな、こりゃ。
なお、分布図自体は、こちらから見ることができる(やや情報が古いが)。
ここで某有名サイトで書かれたコメントを拾い読み&ツッコミを入れる。
コメント1
「この嬉しそうで得意げな顔… 私室でやるのならこの方の勝手でしょうが、
国会議員が議員会館でやるとは、本当に慄然とする。
自由なのは日本の良い所ですが、だからといってこれが許されるのでしょうか??」
池内議員のやったことって、アメリカの議員が自分にあてられた部屋に
黒人差別の歴史に関するパネルを置いたようなものなのだが、どの辺が唖然とするのか理解に苦しむ。
私は前々から、たまにこの手の右翼と対決するときに
「あんたは『原爆は大した犠牲を生まなかった!」とか
『アメリカが人種差別をしたことがない!』とか言っている
右翼のアメリカ人を見て「合衆国は素晴らしい国だ」と思うか普通?」とツッコミを入れている。
大抵は聞かなかったことにされて「は、反日はゆるさんぞぉおお!」とほざかれる。困ったもんだ。
コメント2
「フェミニストは弾圧すべきだと思う」
「これって日本人対する明らかなヘイトだろ、共産党の暴挙!許さん!」
「日本共産党は戦後70年たっても敗戦国だと言うレッテルを継承し続けるつもりらしい。」
「日本共産党とその信者は嘘つきクズ集団だから容赦なく弾圧してOK」
「兵が一番辛いわけで、一時の癒しに、略奪防止に、今も前線にはこんな制度もあるわけで」
「日本共産党のテロマップでも作ってろよwアカ風情が旧日本軍をdisるとか片腹痛いわw」
見ての通り、非常に面白いコメントがずらっと並んでいる。
「フェミニスト・共産党は弾圧しろ」←大日本帝国の信者の本質がよくわかる台詞。
「兵が一番辛いわけで、今もこういう制度はある」←ないから問題になっている。
「共産党のテロマップでも作れぇえええ!」
←戦前、戦後と共産党党員を検挙するために当局が冤罪をかけたケースのほうが多い。
松川事件などは良い例。なお、戦前では拷問、獄死する人間も少なくなかった。
ちなみに、共産党が暴力主義に走ったのは1929年から1930年までの間で、
その後は、また非暴力の手段へと戻っているのだが、
この暴力主義を主導した田中清玄という人物は、あっさり転向して
大日本帝国の高官となり、戦後は右翼の重鎮として君臨した。
それにしても「アカ風情が」とか「弾圧して良し」とかいうコメントを読むと、
本当にこいつら、小林多喜二を拷問して殺した戦前の特高そのものだ。
ホロコースト否定論を得意げに語るネオナチと余りにもそっくりでクスリと笑ってしまった。
「注文していた「日本軍慰安所マップ」パネルが届きました!
衆院第2議員会館の私の部屋では、かつて日本の侵略戦争でどのような加害行為が行われたか?
中でも「慰安婦」問題について、来室して頂いた皆さんと展示を通して学び合う部屋にしていきます。」
という写真つきのツイートを見て、誇り高き日本人がギャーギャー騒いでいる。
そういう盗人猛々しい態度が余計に我々日本人のイメージを悪くするのだが……まぁいい。
日本軍慰安所がどこにあったのかというのは、ここ最近の研究調査で更に鮮明になってきた。
次の記事は去年の8月にアップロードされた記事である。
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中国慰安婦問題研究センターのセンター長を務める
上海師範大学人文伝播学院の蘇智良院長は上海で11日、
「我々が21年間にわたり調査した結果、旧日本軍が
上海に設置した慰安所は160カ所を上回ることが判明した。
上海は、旧日本軍の『慰安婦』制度が最も完備されていた都市と言えよう」と話した。
中国新聞社が伝えた。
上海市政治協商会議の主催による「八・一三淞滬抗戦(第二次上海事変)77周年記念座談会」が
11日、上海で開催され、蘇智良院長は、「慰安婦」制度と上海との深い関係性という点から、
旧日本軍の「性奴隷制」という重罪について論じた。
世界的に有名な専門家である蘇院長は、
旧日本軍の慰安所が世界で初めて設置された都市は上海だったとの認識を持っている。
旧日本海軍陸戦隊司令部は1932年1月、「大一沙龍(サロン)」や
小松亭など虹口にあった日本の風俗店4軒を、海軍の特別慰安所に指定した。
その後すぐに「一・二八事変(第一次上海事変)」が勃発、
旧日本軍上海派遣軍の岡村寧次副参謀長は、海軍のやり方をまねて、
関西地方から女性を募集して初の陸軍「慰安婦団」を設立、
呉淞や宝山などの前線の陣地に次々と慰安所を開設した。
この時の「慰安婦団」は、日本陸軍が初めて「慰安婦」制度を導入、構成した組織で、
その後の旧日本軍全体の「慰安婦」制度の見本となった。
中国東北部を占領した旧日本軍は、東北の各地にも慰安所を続々と設立した。
蘇院長は、
「日本軍国主義は、中国に侵略する過程で、
軍隊の性奴隷制である悪名高き『慰安婦』制度を作り上げた。
しかも、非人道的なこの戦争犯罪は、上海という土地と密接な関係がある。
1937年に日本の中国侵略戦争が全面的に始まった後、
『慰安婦』制度も急速に普及、上海には
旧日本軍のための『合法強姦センター』が続々と誕生した」
と指摘した。
http://j.people.com.cn//n/2014/0812/c94475-8768508.html
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去年の7月には、戦争犯罪加担を認める兵士の自筆供述書が公開された。
右翼がキーキー猿のようにわめいている今も、
現在進行形で都合の悪い資料が続々発見されていたりする。まいったな、こりゃ。
なお、分布図自体は、こちらから見ることができる(やや情報が古いが)。
ここで某有名サイトで書かれたコメントを拾い読み&ツッコミを入れる。
コメント1
「この嬉しそうで得意げな顔… 私室でやるのならこの方の勝手でしょうが、
国会議員が議員会館でやるとは、本当に慄然とする。
自由なのは日本の良い所ですが、だからといってこれが許されるのでしょうか??」
池内議員のやったことって、アメリカの議員が自分にあてられた部屋に
黒人差別の歴史に関するパネルを置いたようなものなのだが、どの辺が唖然とするのか理解に苦しむ。
私は前々から、たまにこの手の右翼と対決するときに
「あんたは『原爆は大した犠牲を生まなかった!」とか
『アメリカが人種差別をしたことがない!』とか言っている
右翼のアメリカ人を見て「合衆国は素晴らしい国だ」と思うか普通?」とツッコミを入れている。
大抵は聞かなかったことにされて「は、反日はゆるさんぞぉおお!」とほざかれる。困ったもんだ。
コメント2
「フェミニストは弾圧すべきだと思う」
「これって日本人対する明らかなヘイトだろ、共産党の暴挙!許さん!」
「日本共産党は戦後70年たっても敗戦国だと言うレッテルを継承し続けるつもりらしい。」
「日本共産党とその信者は嘘つきクズ集団だから容赦なく弾圧してOK」
「兵が一番辛いわけで、一時の癒しに、略奪防止に、今も前線にはこんな制度もあるわけで」
「日本共産党のテロマップでも作ってろよwアカ風情が旧日本軍をdisるとか片腹痛いわw」
見ての通り、非常に面白いコメントがずらっと並んでいる。
「フェミニスト・共産党は弾圧しろ」←大日本帝国の信者の本質がよくわかる台詞。
「兵が一番辛いわけで、今もこういう制度はある」←ないから問題になっている。
「共産党のテロマップでも作れぇえええ!」
←戦前、戦後と共産党党員を検挙するために当局が冤罪をかけたケースのほうが多い。
松川事件などは良い例。なお、戦前では拷問、獄死する人間も少なくなかった。
ちなみに、共産党が暴力主義に走ったのは1929年から1930年までの間で、
その後は、また非暴力の手段へと戻っているのだが、
この暴力主義を主導した田中清玄という人物は、あっさり転向して
大日本帝国の高官となり、戦後は右翼の重鎮として君臨した。
それにしても「アカ風情が」とか「弾圧して良し」とかいうコメントを読むと、
本当にこいつら、小林多喜二を拷問して殺した戦前の特高そのものだ。
ホロコースト否定論を得意げに語るネオナチと余りにもそっくりでクスリと笑ってしまった。