時事解説「ディストピア」

ロシア、イラン、中国等の海外ニュースサイトの記事を紹介します。国内政治、メディア批判の記事もあります。

サイト名変更しました

2015-01-28 21:32:37 | サイトの趣旨
冷静に考えて、今までのブログ名はあまりにも安直だったと思う。
同名のサイトも複数存在していた。記事の内容とも無関係だった。


このサイトは、元々は読書の副産物である
アイディアをメモするためのものだったのだが、
最近は海外ニュースサイトの記事紹介&感想、解説が中心になってきた。


まぁ、朝日新聞社や岩波書店、池上彰氏の批判記事も相当に多いわけだが。
(そういえば、文春から出版されたイスラム国についての本、
 解説が池上彰氏だった。相変わらずのレベルで驚いた。
 非常にどうでもいいが、同氏は最近、文春での働きが多い)


愛着のある名前でもあったが、
最近、なぜかアクセス数も増えているので、
この機にサイト名を変更し、テンプレートも一新した。

少し見やすくなったと思う。



ここからは、ネーミングについての語り。

はじめは菅原道真の歌をとって「東風吹かば」にしようかと思った。
しかし、これでは何のサイトかわかりづらい。あえなく没決定。


そこで、ウィリアム・モリスのユートピアだよりをもじって、
ディストピアだよりにしようと考えた。


ロシア・トゥデイ、ロシアの声、ロシア・ナウ、
北京週報、朝鮮新報、イラン・ラジオ、そして赤旗。

面白い具合に、これらの発信元である非西洋型国家は、冷戦時から
ディストピアのレッテルを貼られた国のサイトばかりではないか。
(赤旗はのぞくのだけれども)


ウクライナ問題で、キエフ政権の要職にネオナチや
アメリカの人間が複数就き、彼らの指示に従い、住民投票で
独立が決定したウクライナ東南部において民間の住居や学校、
病院を含んだ建造物にむけて問答無用の空爆が繰り返されても、
ユートピアの国々のメディアは不思議なことに、この残虐性を伝えなかった。


シャルリエブドの度が過ぎた挑発行為に
世界中のムスリムが抗議運動を展開し、
それがフランスやアメリカを非難するデモにまで発展しているのだが、
もはや終わった事件として、これまたユートピアの国は伝えなかった。


極めつけがISIS(イスラム国)のそれで、ヒラリー・クリントンが
親切にも、エジプトをムスリム同胞団とISISで支配しようとしていたと
告白してくれても、ユートピアの国ではさして重要視されなかった。


ISISがサウジアラビアの支援を受けて成長したことも。


そして、これらユートピアの国は第二次世界大戦終結から
70年が経つ今、国外では再びの植民地主義、
国内では新自由主義という名の超資本主義が横行している。



こういう状況だからこそ、海外視点で物事を見つめる目が必要だ。
少なくとも私はそう思う。


というわけで、
ディストピアだより→ちょっと長いので削る→ディストピア
→これだけだとわかりづらい→頭に時事解説をのせる→
時事解説「ディストピア」となった。


文字の大きさはいまのところ、これぐらいにしようと思う。
これより小さくすると、少し読みづらい。


ただ、このテンプレートだと幅の問題で、
以前に書いた記事が微妙に読みにくくなっている。

・・・まぁ、仕方ないと思う。
ただ、書いていてやっぱり前のほうがいいなと思ったら
また戻すつもりである。