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データが読めない?

2017-04-22 09:31:20 | Weblog
 データが読めない?

 もしかしたら、マスコミの人達って、データが読めない?

 高校の時、地理の授業か何かで、『世界の、貿易収支』のデータを見て。
 アメリカが、なぜ、日本の貿易黒字の多さについて、批判するのか、すぐに、分かった。
 『世界全体の貿易黒字額=世界全体の貿易赤字額』なのだよね。
 つまり、『日本の多大な貿易黒字=アメリカの多大な貿易赤字である』ということで。

 ちょっとほど前、5年か(?)ほど前、『日本政府の、借金額は、国民一人当たり、1000万円ある』とか言って、新聞とかで、書いていた。
 それについて、三橋貴明さんが、『それは、嘘である』と言って、データを載せていたけれども。
 『日本政府全体の貯金額の合計(マイマス)+企業全体の貯金額の合計(マイナス)+国民全体の貯金額の合計(プラス)=日本の対外純資産額(プラス)』である、と。
 データみたら、一発で、分かるのだよね。
 日本の対外純資産額が、これ以上大きくなることは、国際的非難を浴びると思う。
 ただでさえ、『日本の対外純資産は、10年以上連続(20年か?)して、世界最大』なのだからして。
 だから、日本政府全体の借金額を減らそうと思えば、企業全体の借金額の合計を増やすか、日本国民全体の貯金額を減らすしかない。
 そして、多分、日本政府全体の借金額の合計が増えた理由は、企業全体の借金額の合計が減ったからだと思う、ということで。
 バブル期以降、借金の金利よりも、収益が見込める事業、投資先というのが、なくなってきたことが、原因であると思われる、ということで。
 で、それが理由である以上、日本政府全体の借金額の合計を減らそうと思えば、国民全体の貯蓄額の合計を減らすしかない、ということで。
 そして、日本の世帯貯蓄は、高齢世帯になればなるほど、多い事が分かっている。
 だから、日本政府全体の借金額を減らそうと思えば、高齢者の貯金額を減らす政策をする以外に方法はない、ということで。
 でも、それは、マスコミの人達は、言いたがらない、ということで。
 振り込め詐欺も、悪い事ばかりではなく。消費性向の低い(消費したがらない)、高齢者から、消費性向の高い(消費が大好きな)、犯罪者に、お金が渡っているから、そんなに、悪い事ばかりではない。
 何千万のだまし取られた人には、多分、年金だけで、生活出来る人も、多いと思われるので、と。

 でも、そんな不都合な話は、マスコミには出ないけれどもね。

 『企業の内部留保』という言論が出る。
 本気かどうか、疑うが。
 『日本政府の借金、国民一人当たり1000万円の嘘』のデータを見れば、分かるように。
 貯金を持っているのは、国民であって、企業ではない。
 でも、『企業の内部留保』という議論の元は、日本の国家官僚の意見のようである。
 彼らは、データが読めない?

(続き)
 そりゃ、まあ、そうですけれどもね。
 「自分が持っている能力を、他人が、世の中の人が持っていると思ってはならない」と。
 だけど。

(続き)
 「振り込め詐欺にあうのが嫌なら、元気なうちに、子供の為に使う、孫でも別に良いが、か、どこかに寄付しておけよ」と思う。
 『天国にお金は、持っていけません』は正しい。
 ヨーロッパ人のように、『死ぬ時点で、貯金ゼロ』は難しいとしても。「死ぬ時点で、貯金1000万円以内」を目指すべきだと思う。
 どうせ、認知症になったら、訳の分からないうちに、変な金をだまし取られる事は、想定しておかないといけない訳だからして。
 「元気なうちに使っておかないと」。なのだよね。
 一生元気でいられる訳ではないのだからして。

 日本人って、寄付を公表したら、叩かれる。
 変な思想だと思う。
 余っているお金、生きているうちに、使いきれないと思うお金は、どんどん、寄付したら、良いのに、と思う、ということで。

 高齢者施設に入って、身寄りもないのに、大金持っている人は、悲しい。
 どうせ、施設に入って、まともな、お金の使い方をしてくれる訳ではないのだからして。
 結局、変な所で、金を使ったり、とか、そのまま、国庫に没収とか、知りもしない、会った事もない、自称に近い、親戚とやらの、手に渡るとか、弁護士の手に入るとか、そんな話しかないのだからして。

(続き)
 アベノミクスの成功が、どこまで、安倍さんのおかげかは、分からないが。
 消費性向の低い、高齢者から貯金を奪い、消費性向の高い、若い世帯に、貯金を移転させる。それは、経済論的に、正しい。

 『親の金をあてにするな』と書いていた人がいたが。
 今、若い世帯は、貧乏(低収入)で。それが理由で、子供を産みたくても、産めない状態になっている。
 「どうせ、孫の顔が見たいのでしょう」なら。
 孫を餌に、親の金をもらっても、良いと思う、ということで。

 リーマンショックの時、民主党政権で、『派遣切りにあった人に対して、生活保護が受給出来るように』と言って、やっていたが。
 今から考えると、公共事業の方が、良かったかも知れない。
 生活保護は、一旦受給すると、止める意欲がなくなるが。
 公共事業なら、景気が良くなれば、止める事は、政治的には、可能になるからである、ということで。
 大体、公共事業をすると、交通整理じゃなかった、警備員の仕事も増えるし。
 『誰でも、出来る簡単な仕事』というのは、不況時の失業対策は素晴らしい、ということで、と。
 (もっとも、漫然と、不況でもないのに、公共事業をやるのには、反対なのだけれども)。

(続き)
 関係ない話だけれども。私が、大学卒業する時点の時、なぜ、バブル以降最も、低い、大学、高校就職内定率であったのであろうか、ということで。後で、2~3年後に知ったけれども。

 ビッグイシュー(ホームレスが販売する事を、売りにしている、雑誌。もっとも、この内容は、その雑誌に書かれてあった内容ではなく。ビッグイシューに寄付した人に送られてくる文章に書いてあった内容)が、『ビッグイシューを買ってくれたり、寄付してくれたりする人は、30代の女性が多いです。なぜかと言えば、彼女たちは、自分達が、大学を卒業する時点で、就職活動している時に、公園で、ホームレスの人達が、大勢いたのを、見ていたからだと思う』と書いてあったが。
 
 私も、見たわ。大学卒業時点で、就職活動している時に、公園で、大勢のホームレスの人達が、テントを張っているのを。

 でも、今は、失業率が、バブル崩壊以後最低で、大学、高校、就職内定率も、バブル期以降、最高である、ということで。

 多分、給与水準が減ったからでは、ないか、と思う、ということで。
 給与が、低ければ、多くの人を雇えるからね。

 私が、大学卒業時点で、公園で暮らすホームレスの人達が多かったのは。リストラをいっぱい、やっていたからだと思う。そして、リストラの理由は、バブルの頃の、高い給与を、企業が、払えなくなったからだと思う。
 日本は、給与の引き上げは合法だけれども。給与の引き下げは、違法だから。
 でも、リストラや、就職出来ないよりも、給与が下がる方が、良いと思う。
 私の意見かも知れないが。
 労使の合意があれば、給与が引き下げる事が、出来るようになれば、良いのにと思う、ということで。

(続き)
 しかし、人は、他人の事を、『羨ましい』と言う、思うけれども。
 個人で、見れば、色々あるよね、と思う、ということで。

 たまたま、住所地とは違う図書館に行った時に、橘玲さんの本を読んだら。『自分は、たまたま、運よく、ホームレスにならずに、済んだだけであり、ホームレスの人達に、強く同意する』と書かれてあった。(この人、早稲田大学出ているらしいのだけれども)。
 
 人間、生きていたら、色々あるよね。

 今の、若い人達は、『私が、部長になっても、今の部長の人と同じ給料はもらえないであろう』と言っているらしいが。
 でも、その、今の部長の人は、多額の住宅ローンに苦しめられていて、実際の生活に使えるお金は、生活保護並みかもしれない、ということで。

 みんな、他人の事を、『羨ましい、羨ましい』というが。本当の所は、そうではないかも知れない、ということで。
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