神に感謝を捧げるのも

　神に感謝を捧げるのも良いけど。人間に感謝を捧げても良いはずだと思う。
　　　　　　　　　（２０２２年２月８日）

　キリスト教会に通っていた時、『もし、太陽がなかったら、夕べ静かな感謝の祈り捧げられない』と歌っていたが。

　神に感謝を捧げるのも良いけど。人間に感謝を捧げても良いはずだよねと思う。

　『お金を払っているのに、「いただきます」と言わせるのはおかしい』という親とかがいるらしいけど。
　「お金を払えば」何をしても良いという訳ではないだろうと思う。
　『いただきます』というのは『命を頂きます』と言う意味、と書いていた人がいたが。
　しかし、「ご飯を作ってくれた人に感謝します」と。「野菜を育て、肉を作ってくてれた人に感謝します」と。

　お菓子を食べる時に思う。
　「こんな美味しいお菓子を作って、供給してくれてありがとう」と。

　『お菓子の神様』と言っている、お菓子の卸売り会社の社長がいるらしいが。
　でも、『お菓子の神様』というのはお菓子を作っている人達の事だよねと思う。

　「日本製のお菓子は美味しい」が。
　それは、外国では『当たり前の事』ではないのだから。

　まあ、それは海外旅行をしたから分かる事であって。
　海外旅行した事のない人達は分からないのかも知れないけれども。

　アメリカかのジョークで。
　洪水が起きて、ある人は自分の家の屋根の上で、救助を待っていた。
　そこにボートが来て、『あなたを助けよう』と言った、と。
　で、その人は言った。
　『いや、いらない。私は神の助けを待つから』と。
　そして、ボートが去っていった。
　そういう事が後、２回起きて。
　その度に、その人は『いや、いらない。私は神の助けを待つから』と言った。
　そして、その人は死んでしまった。
　そして天国に行った時、神に対して言った。『私は毎日神に祈っていたのに、私が神の助けが必要な時、助けてくれなかった』と。
　神は言った。『私は３度使いを送ったのに、なぜその時の助けに乗らなかったのかね』と。

　本当は神が神ではなくて。人間が神なのに。

　日本の神話は言う。『神とまつられている人は、元は人間だ』と。

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