安楽死とか認めない

　安楽死とか認めない。　　（２０２１年８月２７日）

　橘玲さんの本を読んでいたら。（『無理ゲー社会』）
　前書きで、『安楽死制度を望む日本人が大勢いる』とかいう話が書いてあったが。
　「『お金がない』と言う事を理由にした、安楽死の希望は認められない」と思う。

　大体、『ヨーロッパでは、安楽死の望みが叶う国がある』とか言っても。
　審査があって。
　『耐え難い肉体的苦痛があって、治らない人』とか、『認知症の人』とか『平均寿命以上生きて、もう十分生きたと思われる人』しか、安楽死の許可はおりない、と。

　『お金がない』事を理由に、『安楽死をしたい』人は、本当に安楽死したい、のだろうか、と思う。
　お金があったら、安楽死したいとは思わないはずの人は、本当に安楽死したいと思っているのだろうか、と思う。

　大体、死刑囚を死刑にするのも、刑務官の人に心理的負担がかかる、と。
　で、電車に飛び込んで自殺する人達がいるが。
　引いた電車の運転手は、心理的にしんどくなって、しばらく仕事を休む人が結構いる、と。

　結局、『安楽死』とか言っても、それをする医者とかに心理的負担がかかっている訳だから。
　『政府によって』『安楽死したい』なんて、ずるい、と思う。
　それって、政府とかに迷惑をかけている事でしょう、と思う。

　仏陀は、『死ねば、あなたのした善行が、まるで古くからの友人のように出迎えてくれます』と言ったそうだけど。
　私から言えば、「生きているうちに悪い事をしてきた人は、死ねば、あなたのした悪行が、まるで古くからの友人のように出迎えてくれます」と思う。

　『死ねば』今までした、罪が全て消えるというのは間違いだと思う。
　むしろ、今までした、善行とか悪行とかが、全て明らかになる、と。
　地上にいる時は、『隠し事』が出来て。
　殺人をした人でも、『私は無罪だ』と主張する事が出来るし。
　逆に、無実の人でも、裁判で『有罪だ』と言われて、刑務所に入れられる事もある、と。
　だけど、死んで天国に行けば、全ての事が明らかになる、と。

　『専業主婦』とか言って、老後に『お金がない』とか言われも、「そんなの知らない」とか思う。
　みんな働いてお金を稼いできたのに、と思う。

　「２０歳から６０歳にいきなりテレポートした訳ではないでしょう」と思う。

　『１円でも安く』とか言って、店舗で商品を見て、ネットで買う人はおかしい、と思う。
　『店舗で、商品を見る』というサービスを受けているのだから、店舗で買うべきだ、と思う。
　私は、『店舗では売っていない』商品しか、ネットで買わないが、と。
　『１円でも安く』とか言って、店舗で商品を見ながら、ネットで買う人は、結局、ネットで、騙されたりして、お金を取られる事になるだろう、と思う。

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