ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

熊森の正体見たりなんとやら

2010-05-24 03:31:05 | 熊森
 先ごろ熊森の総会があったようで、すでに泉ヶ岳さんが取り上げていますが、こちらでも。
熊森協会岐阜地区(岐阜支部とはまた違うみたい。正直、組織内の構造がわからん)という所に議事録がupされていますのでそれを引用していきます。
というかこういった議事録は本部のHPで真っ先に公開されなくてはいけないはずですが、今日にいたるまで本部のHPにupされた形跡はありません。いったい何をやってるんでしょうね?とりあえず、これが正しいと仮定して突っ込みを入れていきます。

>第1部
 ・約230名出席
 ・4月現在会員数役24,600名。うつ1,000円以上の会費会員6,485名(しかし約半数が会費未納)

半数が会費未納って会員とよばんだろそれは。会費を納めていないのに会員とはこれいかに?サバを読むのも大変ですね。ここまで来ると醜悪を通り越えて滑稽です。

>・日本奥山保全・復元学会設立
  <学術的調査>の重要性。熊森の活動の説得力の付与。
  研究者からのアクセスのしやすさ。
  「自然保護大学」設立への布石。
  支部からも論文でもなくて、研究ノート、書評等でも投稿可能。

え~やっぱり僕が以前睨んだ通り見たいですね。権威づけのための学会もどきというわけか。というか、今さら熊森にアクセスしようなんてほとんどの研究者は必要性を感じねえですよ。

>4.会計報告:収入
         会費/役3,800万円 助成金/345,000円
         寄付金/820万円 事業収入/約490万円
         繰り越し金/約900万円 収入合計/約5,200万円
         支出
         事業費/約2,590万円(森復元事業、環境教育事業等)
         管理費/約1,150万円 支出合計/約3,750万円
         熊森特別基金積み立て/約1,010万円
         次年度繰り越し/約1,350万円

これだけ財政状況に余裕があるのに、実働してくれるボランティアに無料で会報のひとつも送らないとはケチなのか何なのか。むしろ全ての会員にメールで一括して会報を送ればもっと無駄なお金を出さずに済むのに。外来生物駆除が無駄という前に自分の足元を見直してくださいな。

>4.国会のロビー活動について
 ・超党派で議員連盟が今年中にできる予定。
 ・岐阜出身の議員で勉強会に出席/柴橋正直氏
 ・岐阜出身の議員で関心のある方/園田康博氏、橋本勉氏、平田健二氏

おそらく内実を知られたらどこにも見向きもされなくなるでしょうなぁ。2万人越えなんて言いながらも、実態はその半分以下ですから。
正直なところ本部で議事録をupしないのもわかる気がします。張り子のトラですからね。こういう議事録からも彼らは自己顕示欲や名誉欲は人並み以上にあるものの、計画性や一般常識は無いことがうかがえます。
今さらですが・・・・・・ばっかじゃねえの。