リーレイレイがあまりに大きな病気になってしまった。
重いあまりに重い
救いようのない病気。
猫白血病だと。
余命1年半だと。
余命って……
まだ3歳半なのに
なぜこうも突然……
なんでまたこんな大きな病気に……そしてさらに大きな問題が……
我が家に来てすぐのレイレイ
可愛い子、生後二か月。
ワクチン3種を一か月おきに二度受ける。
2013年7月
「にゃああ」
すぐに他の子に溶け込んで
小さいこの面倒見が良くて
以来ずっとみんなの世話役だった。
それは
今年2016年の9月はじめ、
レイレイが、なんだか急に肥った気がして
健康診断を兼ねて動物病院に診てもらいに行った。
いつも行っている病院で
子供のころから、うちの子は全員そこで診てもらっている。
それで
先生に診てもらったら
「食べ過ぎ(食べさせ過ぎ)じゃないの」と言われ、
食事の正しいやり方の説明を受け、
触診など健康診断をし、
年一の3種ワクチンをうってもらった。
この3種ワクチンとはネコの白血病などを予防するものだ。
大きな病気にならないようにと、とても重要なワクチンなのである。
で、安心した。
まだ若いし(この時点で3歳と6ヶ月)
肥満など、去勢したネコ(レイレイは1歳半で去勢)にはよくあることだから。
病気などではなく、何事もなかったから。
それが
それがなぜか
12月になってレイレイに元気がない。
食欲もなく、チュール(ネコ用おやつ)しか口にしない。
なんだか呼吸が荒い。
風邪をひいたみたいだ、と思った。
レイレイは子ネコの頃からよくネコ風邪をひいていた。
それで
他の子と比して、特にレイレイは
具合が悪そうだと、あまり時間をおかずに医者に診てもらっていたのだ。
それが12月5日。
診察の結果、熱が39度あり、やはりというか「風邪のようだ」ということで
元気になる注射と点滴(皮下)をうけた。
点滴はけっこうな量で、背中から腹のあたりがいくらかふくんだ。
おれは再び
これで大丈夫だと、暖かくしていたら風邪も治るだろうと思ったのだ。
しかし
一週間たっても改善が見られず
レイレイの呼吸がいっそう荒い。
息をするのが苦しそうで、ものすごく変だ。
相変わらず食欲はなく
チュールすらも嫌がるようになり、
12月5日のの診察で12月19日まで二週間分の措置がされていたが
9日目にふたたび病院に飛んで行った。
それが12月14日。
レイレイの熱がまったく下がっておらず39度4分もあった。
この頃さらに呼吸がひどくなって、一呼吸のたびに肋骨がわかるくらい上下に動く。
すぐにレントゲンを撮る。
すると肺の3分の2が白くなっている。
びっくりした。
いつの間にこんなに病気に!??
ただの風邪じゃなかったのか??
先生から「肺炎です」と言われる。
肺炎と言われて、ちょっと安心する。
「肺炎」は大きな病気だが
体力をつけ、適切な治療を続ければ、いずれ治る病気だからだ。
しかし体力も落ちていることもあり
その場で入院となる。
先生の話では、ちょうど先週、同じように肺炎になったネコがいて、その子は点滴など4日間入院して
治っていった(退院した)そうだ。
しかしその子は13歳くらいだったとか
レイレイはまだ3歳半とあって「若いのにめずらしい」と話された。
その時の話で、
今後の予定として
土曜12月17日にもういちどレントゲンを撮り
白い部分が改善されていたら午後12月17日に退院、
白い部分がいくらかあっても月曜12月19日には退院できる
ということだった。
そして
翌日の12月15日にお見舞いがてら病院にいってみる。
レイレイは個室で点滴をされていた。
顔を上げていて、おれをみるとにゃあとあいさつをする。
だいぶ元気になってくれたな、
これなら17日には退院できるな、と安心して家に帰った。
レイレイ12月15日
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