あの最後の15分間の演説を聴いていて、
おれはもう、かんぺきに小沢氏の勝利を祈ったよ。
小沢氏は
日本の現状に即して、対処法を具体的に言い、
アメリカ従属主義からの離脱、新興東アジアとの経済的な連携、
そして円高対策、と
ひとつひとつが期待の持てる内容だった。
反して菅氏、過去の羅列に終始し、
あとは「みんなでみんなで」の繰り返し。
具体的な対策はなく、いつものように抽象的な理想論ばかり。
だが、選ばれたのは菅氏だった。
まあ、
前場を見ていて、
83円と円高がどんどん進み
トヨタやソニーといった輸出銘柄が値を下げていくのを見て
「これは菅氏で決まったのだな」とわかった。
市場は午前の段階で「菅氏が当選する」とわかっていた。
でも期待した。
小沢氏の演説を聴いて、もうこの人しかいない、と思ったし。
どきどきして開票を待ったよ。
それにしても驚いたのは
党員・サポーターの票の、あの差!
なんで、ああもいっせいに“な~~んもせん菅”かな。
菅が首相になってから日本経済は↓↓↓の絶不調だってのに。
これに対し、ケンミレの社長が的確な分析をしている。
「経済を知っている人ほど小沢氏に入れる。
そして、経済を知らない大衆はマスゴミの影響を受けやすい」
つまり、
党員・サポーター票では
小沢一郎氏 51ポイント
菅直人氏 249ポイント
と開いたが
地方議員票では
小沢一郎氏 40ポイント
菅直人氏 60ポイント
国会議員票では
小沢一郎氏 400ポイント
菅直人氏 412ポイント
と、政治に近い人ほど小沢氏に投票している。
これを見るとわかるように
政治経済をあまり考えない大衆は、新聞やマスゴミネタに影響を受けやすく、
比して、
地方議員で4:6
国会議員でほとんど伯仲だったことを考えると
政治経済を考える人ほど「本当にすべきことは何か」を知っている、ということだ。
「ケンミレ社長の代表選についてのコメント」
しかしまあ、
民主党の一年生議員たちよ。
きみたちは鳩山氏&小沢氏の力で当選したのですよ。
その恩も忘れて半数が「菅さん」ですか。
去年8月の鳩山&小沢・圧勝選挙
今年7月の菅・大敗選挙
350:50
くらいで小沢氏に表を入れて当然でしょうに。
もう、この党員どもに期待できませんねえ。
わたしは今日ね、
一日中家にいましたので(:代表選を見るため
小沢氏が敗れた後、部屋の掃除を始めてしまいましたよ。
ひどく失望して、頭脳を使うことができなかったことと、
「これで日本の財政破たんはリアルになった」と焦ったからです。
だらしない生活では、とうてい太刀打ちできない環境が待っていると
身体が実感したからです。(だから掃除って
まあ、今後、日本が惨劇に見舞われるのは必至ですから
その修羅場の取り扱いを菅氏にやっていただきましょう。
とことん落ちていく様を見ながら
ざまあみろ、と笑ってやりますよ。
まあ、金融も財政も、とことん落ちるところまで落ちるでしょう。
で、次に、修羅場の後こそ、
そのときこそ、小沢氏に出てもらいましょう。