
今日のイギリスは
のち
ファッションでは定評の高いフランスであるが、はっきり言って、インテリアの趣味はかなり悪いと思う。同情的に言えば、たぶん最近はそれほど悪くないのだろうけど、フランス人は家にはあまり関心がないので、熱心に家の改装をする人がいないのだろう。内装が60年代、70年代のままという家が多い。
確かフランスの持ち家率は30パーセント台だったと思う。したがって賃借人は「自分のものでもない家に金を使っても仕方がない」、大家のほうは「なるべくコストをかけず、賃貸の利益率を上げたい」ということで、面倒を見られずにぼろぼろのままの家がフランスには多い。そこへ行くと、「イギリス人男性の家は城」という言い回しがあるように、イギリスでは、賃貸住宅であっても自分の好みに部屋を改装したり、実によく手をかける人が多い。フランス人男性は家に金をかけない分、おしゃれに金をかけるのだそうだ(それにたぶん4コース料理の外食にも)。
写真はバスルーム。風呂と洗面台とビデがあるのだが、紫で統一されている。写真は光の加減でピンクっぽく写っているが、実際にはかなりきつい紫。それも、床から天井まで紫のタイル貼りである。風呂桶に見られるように、縁に行くにしたがって紫が濃くなるというグラデーション付。改装は台所が優先だが、いつまで紫に耐えられるか。
フランスでは、ドアにまで壁紙を貼っている家が多い。これはイギリスでは絶対にないことで、イギリス人の話のタネになっている。イギリスでは、ドアはペンキを塗るか、木のそのままの柄を残してニスを塗るだけことが多い。フランス人がドアに壁紙を張るというのは、日本人のふすまに感覚的に近いのかもしれない。この家も例外ではなくて、それぞれの部屋のドアの廊下に面した側には廊下と同じ壁紙が貼られている(これは地味な柄なので、耐えられそう)。台所のドアは、台所の一部と同じ、果物の盛られたフルーツ皿の柄の壁紙だ。
それから、フランスの家には作りつけの収納スペースの全くないものが多く、この家もその1つ。洋服ダンスを買わないといけない。スペインの家は別荘としての用途を意識して建てられているので、小さいながらも作り付けの洋服ダンスがそれぞれの部屋にあって重宝している。この家は家具にお金がかかりそうだ。


ファッションでは定評の高いフランスであるが、はっきり言って、インテリアの趣味はかなり悪いと思う。同情的に言えば、たぶん最近はそれほど悪くないのだろうけど、フランス人は家にはあまり関心がないので、熱心に家の改装をする人がいないのだろう。内装が60年代、70年代のままという家が多い。
確かフランスの持ち家率は30パーセント台だったと思う。したがって賃借人は「自分のものでもない家に金を使っても仕方がない」、大家のほうは「なるべくコストをかけず、賃貸の利益率を上げたい」ということで、面倒を見られずにぼろぼろのままの家がフランスには多い。そこへ行くと、「イギリス人男性の家は城」という言い回しがあるように、イギリスでは、賃貸住宅であっても自分の好みに部屋を改装したり、実によく手をかける人が多い。フランス人男性は家に金をかけない分、おしゃれに金をかけるのだそうだ(それにたぶん4コース料理の外食にも)。
写真はバスルーム。風呂と洗面台とビデがあるのだが、紫で統一されている。写真は光の加減でピンクっぽく写っているが、実際にはかなりきつい紫。それも、床から天井まで紫のタイル貼りである。風呂桶に見られるように、縁に行くにしたがって紫が濃くなるというグラデーション付。改装は台所が優先だが、いつまで紫に耐えられるか。
フランスでは、ドアにまで壁紙を貼っている家が多い。これはイギリスでは絶対にないことで、イギリス人の話のタネになっている。イギリスでは、ドアはペンキを塗るか、木のそのままの柄を残してニスを塗るだけことが多い。フランス人がドアに壁紙を張るというのは、日本人のふすまに感覚的に近いのかもしれない。この家も例外ではなくて、それぞれの部屋のドアの廊下に面した側には廊下と同じ壁紙が貼られている(これは地味な柄なので、耐えられそう)。台所のドアは、台所の一部と同じ、果物の盛られたフルーツ皿の柄の壁紙だ。
それから、フランスの家には作りつけの収納スペースの全くないものが多く、この家もその1つ。洋服ダンスを買わないといけない。スペインの家は別荘としての用途を意識して建てられているので、小さいながらも作り付けの洋服ダンスがそれぞれの部屋にあって重宝している。この家は家具にお金がかかりそうだ。
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