ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

エル・ウエルターノ (El Huertano) 

2011-05-02 18:06:50 | 食べ物
今日のペドロランドの天気はのちのち






復活祭の休日中にトーレビエッハのレストランに行った。この日は聖木曜日で、カタロニアや当地バレンシア地方では正式な休日ではないらしいのだが、この日が地域の祭日となっていて、すでに休暇入りしているマドリード人でにぎわっていた。この辺りは、マドリード人が別荘としているアパートが多い。

通常は、メニュー・デル・ディア(日替わり定食)の3コース、ビール・ワイン付きで9ユーロらしいのだが、この日は祝日特別料金で、15ユーロ。その代わり、メニューの幅が広く、前菜・メインコースは、それぞれ8品目ほどの中から選択することができる。前菜といっても、パエリャ・カネロニ・スパゲティなどボリュームたっぷりのものが多い。フランスのドルドーニュ地方では、前菜の前にスープが必ず出てくるが、ここでは、サラダが出てきた。気候の違いだろうか。

わたしは、ウサギとアーティチョークのパエリャと、子豚の炭火焼を注文したのだが、出てきたのは、小魚とアーティチョークのパエリャと、子羊の炭火焼のようだった。ウェイターたちは、汗水垂らしながら、走り回っていて、店内はとても活気があり、いかにもスペインの料理店らしくていいのだが、出てくるものがメニューどおりでないのが玉に瑕。きっと、ウサギ肉は品切れになってしまって、小魚(イワシにしては小さすぎる)のパエリャになってしまったのだろう。おいしいので、品書きに偽りあっても許そう。

ウェイターは英語を話さないし、周りはスペイン語が飛び交っていて、スペインにいることを久々に実感したひと時だった。今度は普通の日にぜひまた来たい。

いよいよスペイン滞在も明日で終わり。あさっては、スペインからフランスに移動。車で12時間の道のりだが、夜暗い中、フランスの家に到着したくないので(屋外の水道栓を開いたりしないといけない)、途中一泊して木曜日到着の予定。スペインを去るときは、いつもさびしい気分になる。秋までさようなら、スペインの友人たち。新しいサッカーシーズンにまたお会いできるのを楽しみにしています。

この記事、下書きのままで、「公開」にしていないのに、今頃(5月26日)気がつきました。遅ればせながら、投稿します。