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ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

インディアン・ビーン・ツリー

2007-06-15 10:26:49 | フランスの生活
変わりやすい天気が続いている。朝は曇りで始まり、日中太陽が出て、夕方・夜から早朝にかけて一時雨というパターンである。相変わらず湿度が高い。

フランスのこの辺りでよく見かけるのが、このインディアン・ビーン・ツリー(写真は我が家のもの)。今、あちこちで花が満開から終わりかけているところである。イギリスでは、セント・ポール寺院の横の公園に植わっているのを見たことがある。そのときに木についていた札を見て、この名前を覚えていた。インドが原産地なのかと思ったら、アメリカ原住民にちなんでつけられた名前なのだそうだ。アメリカから東アジア(中国)にかけて、温暖な地域が原産地となっているそうである。イギリスでは、バースやロンドンなど南部でしか見られないとのこと(なぜ、「バース」なのか不思議に思ったが、アメリカのサイトだったから、観光客になじみの深い地ということのなのかもしれない)。

秋には長い豆の鞘のようなものが、木から吊り下がる。そこで、この名前がついたようだが、この鞘のようなものは木のようにかちかちに堅い。食べられないそうで、夫いわく「フランス人が食用にならない木を植えるなんて信じられない」。うちには、大きな桜の木が3本あり、それぞれ異なった種類のサクランボを付ける。今、そのサクランボが熟れてきて、毎日摘んでは食べている。イチジクの実もふくらみ始めた。見たことのない堅い実をつけた果物の木もある。6本ほどブドウの木もあったのだが、芝生を刈るのに邪魔になると夫が抜いて捨ててしまった。まあ、6本程度ではワインも造れないし。でも、もしうちでワインを造ったら、やっぱりベルジュラック・ワインになるのかしら。