ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

イギリス到着

2006-06-30 15:53:26 | イギリスの生活
やっとフランスの生活が落ち着いてきたかと思ったら、今度はイギリスに移動である。

昨日半日かけてフランスからイギリスに移動した。飛行機でボルドーからロンドン・ルートン空港に飛ぶ。イギリス・スペイン間の移動はいつも、友人や家族が空港・自宅間の送迎をしてくれるので、公共の交通機関を使うのは久々のことだ(日本に帰るときを除いては)。時間はかかるし、スリリングなこともあったが、ちょっとしたバックパッカー気分で、終わったときには充実感があった。電車の旅もおもしろい。

イギリスに到着して気がついたのが、白地に赤十字(聖ジョージの十字)のイングランドの旗があちこちに見られることだ。トレーラーハウスのあるキャラバン場のフォークリフトにまでひるがえっている。フランスではこんな風景はボルドーに行くまで見られなかった。車窓に広がるボルドーの家並みの中に、フランスの国旗を掲げた家1軒、ポルガルの国旗を掲げた家3軒を見つけた。

ちなみに、ボルドーはちょうど昨日から始まったワイン祭りのため、観光客でにぎわっていた。ボルドーのサン・ジャン駅では、観光客の波の中で日本語も聞こえてくる。ただ通り過ぎるのはちょっと残念な気がしたが、空港までのバスの中から見えたボルドーの町並みはあまり魅力的ではなかった。

とにかく、イギリスはワールドカップに盛り上がっている。普段はサッカーなど興味のない人までテレビに釘付けになっており、話題はワールドカップのことばかり。昨夜は何をさておき、真っ先にインド料理店に行ったのだが、ここでもウェイターたちが熱心に今日のドイツ・アルゼンチン戦の予想を語るのだった。ここまでイギリスがワールドカップで盛り上がっているとは想像もしなかった。特に、ワールドカップ開催中とは思えないようなフランスの冷淡さを目にした後では。

今度はイギリスに熱波が到来しているようで、今日はとても暑い。昨夜、トレーラーハウスに着いてドアを開けると、室内からむっとした熱気が外に噴き出してきた。あわてて、家中のドアを全開してしばらくすると、やっと過ごしやすくなった。今週末はさらに気温が上がるという予報である。イギリスすら避暑地にはならないかもしれない。