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貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

新宿区:瑞光寺   

2017-05-20 10:07:57 | 日記
瑞光寺   

  新宿区原町2-34

 2016(平成28)年12月17日

 地下鉄大江戸線で2回の乗り換えミスをし、

うろうろしたかな。

 「江古田」等と懐かしんでいたのも要因の

ひとつ。

 「練馬」という表示に、慌てて降り、

また逆戻り。

 都庁前で、飯田橋方面に乗り換え、やっと

牛込柳町駅の到着。

 半時間以上のロスタイム。

 芭蕉句碑は、

「百歳の けしきを庭の 落葉かな」

瑞光寺入口



瑞光寺山門



本堂とその前にある堂々とした黒松



芭蕉句碑

「百歳の けしきを庭の 落葉かな」




3 新宿区: 花園神社 その2 

2017-05-16 09:10:07 | 日記
3 新宿区: 花園神社  その2 

2016(平成28)年12月17日

「ここは、大人のワンダーランド。

子どもの私に会えるかな?」

というほど芸人や庶民に愛されている

神社だそうだ。

 元宮司の片山文彦氏は、後を継ぐ前は

医師で、先見の明の高い人。

 新宿コマ劇場の練習場として提供した

り、唐十郎が二十代の時からその熱意を

認め、アングラ芝居の「紅テント」を

境内に造ることを許可したりしたそうだ。

 江利チエミや都はるみ等当時のコマ劇

場出演者の練習場であったわけだ。

 芸能浅間神社ともいわれる。

 大島・雷電・花月神社と御利益は3倍と

信じられ、人の世の色も欲も受容した神様。

 今も270件の飲み屋があるというゴー

ルデン街には、多くの著名人もお世話に

なったり、芸道を磨きあったりしている

所だそうだ。

 そのため、芸能関係者には御利益がある

神社と信じられている。

 町の人が自分たちで管理する自由な所で

あるという雰囲気もいいなあ。

花園神社鳥居



ゴールデン街から近い鳥居



手入れ柱の花園神社


3 新宿区: 花園神社  

2017-05-15 09:08:14 | 日記
3 新宿区: 花園神社  

2016(平成28)年12月17日

8:20~

新宿駅東口を降りる。

 新宿5丁目まで歩く。

 ゴールデン街が見つかり、参道だと思わし

き所を結局うろうろとし、ぐるっと一回り

する。

機器に依存したためだが、お陰で町の風情

もつかむことができた。

夜の盛り場の朝だ。

 長屋街だが、見事に整然ときれいにしてい

る人が黙々と働き、通勤人や通学生も気持ち

よくそれぞれの場所へと歩を進めていた。

 階段を上がると、見事な神社が聳えていた。

 しかも、若者5.6人が、揃って喜声を

上げながら楽しそうに祈願していた。

 私も申年の無事の感謝と家内安全・平穏を

祈願し、芭蕉の句碑を探した。

「蓬莱に きかばや伊勢の 初たより」

と 「春なれや 名もなき山の 薄霞」

の句碑があった。

 やはり稲荷神社の所だ。

 家へ帰ると、「新日本紀行」で、丁度

「花園神社とゴールデン街」の放映をして

いた。

 早朝から整然としていたことも納得した。

ゴールデン街表示



花園神社 銀杏の絨毯



鳥居もビル内



社殿



神社内にある稲荷神社







芭蕉句碑二基





神社唐獅子像説明



唐獅子









文京区: 関口芭蕉庵  

2017-05-14 08:41:07 | 日記
文京区: 関口芭蕉庵  

平成28(2016)年12月 6日

慈眼院から徒歩で向かう。

 途中、ピンクの花に目が釘付けとなる。

 この時季、淡いピンクの可愛い花とは?と

傍へ寄ると、「マユミ」という名前。

 ユズリハの直下に咲いている。

 樹木に詳しい人が定植したようだ。

 三感の思いだ。

 暫し止まり、その後、目白通りに添って

ひたすら歩く。

 歩数計は、1万歩をゆうに越えている。

 銀杏並木や公園、お店など見ながら気分は

のんびりしているが、脚の疲れは・・・。

 関口芭蕉庵は、月曜が定休日なのではずした

のだが、看板には、月曜、火曜定休日とある。

 先取り情報の違いであった。

 しかし、早稲田の晩秋を、しっかり楽しめた。

 空振り三振で、一塁に立つ不思議な喜び哉。

マユミという花 かわいい!







マユミの咲く花壇



関口芭蕉庵は定休日 バショウもある芭蕉庵





紅葉の関口芭蕉庵・・・橋より撮影






牡丹いつつと音楽物語ふたつ

2017-05-13 11:16:44 | 日記
牡丹いつつと音楽物語ふたつ

平成29年5月10日 14:00~

 「もう一年と」との要望に応えて、今年も

神津善行さんの音楽講座が開かれた。

 平成29年度の一回目は、「音楽物語」。

 一つ目は、浜田廣介さんの『泣いた赤鬼』を

神津さんが脚色。

 二つ目は、神津さんの音楽物語

『傷ついた渡り鳥』。

 「物語を絵になる音楽として造っていく」

という神津さんのミッションと、コンピュータ

で、百人から百五十人のオーケストラと同じ

ように演奏していくという、廉価で手軽にと

いう優しさを礎に創作されてもの。

 「音楽は、演奏家の演奏を第一というのを

百も承知で、その上をいく音楽をつくってい

きたい」、

「音楽家でない人が音楽をつくっている時代」

がさらに進化していくという認識のもと、

ご自身もコンピュータで音楽をつくられてい

るという、「真の音楽好き」と「先見の明」が

滲み出ていた。

 それだけでも、心も洗われ、意欲が体の芯

から湧いてくる。

 前半は、「泣いた赤鬼」

 語りは、奥様の中村メイ子さん、赤鬼を次女

で女優の神津はづきさんが、青鬼を長女でエッ

セイストの神津カンナさん。

 三人の語りとコンピュータオーケストラを神津

さんともう一方の五人の表現の音楽劇。

 どんどん引き込まれていく我を感じ、

最後には物語の中にいる自分を発見。

 絵本や児童物語が大好きなので、余計なのかも

しれないが、神津家族の凄さが最も大きな要因

だろう。

 後半は、琵琶の坂田美子さんとバイオリンの

○○さんが生演奏で加わる。

 お子さんが幼いときから公の場で家族で公演

してきたという「傷ついた渡り鳥」。

 渡りの季節が近づく。

 末っ子のロンが幼い時に襲われた傷で飛べ

ない。弟を思う兄が狐に襲われたと嘘をつき、

兄は弟と一緒に残る。

 しかし、母親はそれを見抜いている。

 兄にロンを頼んで南の島へ飛び立っていく。

 寒さは極寒となり、ロンがもう息絶え絶え

という時に、母親が南の島から戻ってくる。

 兄を想う弟のいたわり、兄弟愛、子を想う

母の愛、家族の絆・・・。

 それが音楽に乗って・・・。

 しかも、坂田さんの琵琶と語り、バイオリ

ンの方の演奏の奇抜さ、生演奏が倍加させる。

 カルガモ一家の旅立ちの演奏が一段と光る。

 そして、兄を演じたカンナさんの、

「こんなに美しい月を見たのは、生まれて始

めてです。」

という独白がぐっと胸を詰まらせる。

ほろほろろ・・・。

 演じ終わると、

中村メイコさんが涙いっぱい!はづきさんも!

 それぞれの人が泣いたり・・・、

胸を詰まらせたり・・・。

 「男女の愛だけでなくこういう愛がある

のを、子どもたちに知って欲しい」という願い

を込られている。

 舞台に、「優雅・高貴・風雅・花の王」などの

花言葉を持つ牡丹が五つ、見事に咲いていた。

 本当にありがとう!

 そして、企画・運営の佐藤財団の方々、

ゆとろぎの方々に心より深謝!!