貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

古希からのより道Ⅶ 蕉道: 東京句碑探索記

2017-05-07 09:48:54 | 日記
古希からのより道Ⅶ 

 蕉道: 東京句碑探索記

 芭蕉の著した紀行の追跡は、一応踏破か。

 嵯峨日誌で著されている京都の嵯峨近辺

も今度はゆっくり探索したい。

 が、その前に東京内の芭蕉の句碑探索を

してからと思いつき、冬季をうまく活用し

てと始める。

 それをまとめたのが、『東京句碑探索日』。

 今回より、それを楽しんでいただければと、

またブログに・・・。

 拙いものですが、またよろしく!


1 中央区: 築地本願寺

平成28年12月 3日 7:57~ 

三越日本橋店に用ができ、先ず中央区の

芭蕉句碑を尋ね歩くことにする。

 朝6時20分に家を出発。電車に乗る。

 40年前の暮れには、知人が今や移転でき

るか大問題の築地で働き、正月の用品の買い出

しに行った所が、先ずのお目当て。 

 東西線の日本橋で、東京メトロ日比谷線に

乗り換え、築地で降りる。

 懐かしさもあるが、築地本願寺が目的。

 駅の傍にあった。

 6時開門で、門衛さんも3人ほど見える。 

 挨拶をして銀杏で包まれた広い前庭をぐるっ

と回る。   

 芭蕉句碑は、親鸞上人立像の端っこにある。

説明板もないので、見落としてしまうほどで

ある。

春もやゝ 気色とゝのふ 月と梅  芭蕉 

ゆったりとした静寂の中で、句を楽しむ。

 黄金色 銀杏の脚に 苔むして 貢人

築地本願寺 耐震建築





たくさんの人がいたが、静寂は保たれていた!



門より入りて、右側に 手洗い浄水場か



栄える銀杏と



本殿の階段に









芭蕉句碑 説明板がほしい

春もやゝ 気色とゝのふ 月と梅 





芭蕉句碑は右端に



おおいなる もののちからに ひかれいゆく わがあしあとの おぼつかなきや 九条武子歌碑



親鸞聖人像 力強い!



金色に輝く銀杏がいっぱい!