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貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

新潟市: 林 徳 寺 小町の骸骨が詠んだ句を踏まえて芭蕉の句!

2025-05-09 14:54:44 | 日記
令和7年5月9日(金)
新潟市: 林 徳 寺      
<本堂>
  
 参拝の時、
帽子を脇に挟んだいたのを
落としたらしい。
 墓参の年配のご夫婦が
車まで届けて下さる。
 有難し!
 鐘楼門も珍しい!
<珍しい鐘楼門>

 親鸞上人像が何とも映えるお寺。 
 本堂左側の墓地を背に、
右側に新碑、
左側に旧碑の2基が立っている。
<新旧の芭蕉句碑>

 200年ほど前に建てられた
旧碑が風化し、
読みにくくなったため、
1988年の秋、
同じ句を右横に再建される。 
<旧芭蕉句碑>
         
 句は、
芭蕉が『奥の細道』の途次、
林徳寺に立ち寄った際の作。
<新芭蕉句碑>

 1803(享和3)年の火災で
一切の資料が消失してしまったと
碑裏に記載。 
 新碑の文字は
もともと林徳寺にあったもので、
筆者は不明。
 芭蕉の句は、
「稲妻や 
   顔の処が 
     芒の穂」
※美しい姿で舞っていると見るうちに、
 稲妻が一閃すれば
 顔の所が芒の穂
 (小野小町の骸骨が詠んだという歌を
  ふまえている。)だった
 という意。 
 「人生は髑髏(どくろ)の舞の如し」
 という観念句。


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