令和7年2月15日(土)
石巻市: 住吉(大嶋)神社 ①
通称は住吉神社。
通称は住吉神社。
<鳥居から>

鎮座地名も住吉町。
祭神も住吉神。
社前の川岸に、
「袖の渡り」
という名所がある。

北上川対岸への渡し船が

北上川対岸への渡し船が
出ていた場所で、
歌枕として有名。

芭蕉も現地を訪れる。
河合曾良の旅日記に、
「帰りニ住吉ノ社参詣。
袖ノ渡リ、鳥居ノ前也」
と記されている。

芭蕉は、
『奥の細道』」の
「石巻」の項で、
「~ 終に路ふみたがえて、
「~ 終に路ふみたがえて、
石の巻という湊に出。
・・・・。
思ひかけず
斯かる所に来れる哉と、
宿からんとすれど、
更に宿かす人なし。
漸(ようよう)
まどしき小家に
一夜をあかして、
明(あく)れば
又しらぬ道
まよい行(ゆく)。
袖のわたり・
尾ぶちの牧・
まのの萱はらなど
よそめにみて、
遥かなる堤を行く。
・・以下省略」
と述べている。
<珍しい形の灯籠>

~つづく。