キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

出雲大社

2018-08-15 05:56:10 | 旅行
            

            もう大分前に亡くなった叔母は、童謡が好きな人でした。その

            レパートリーのうちの一つが「大黒様と因幡の白兎」の歌。

            「おおきな袋を肩にかけ、大黒様が来かかると、ここに因幡

            の白兎、皮をむかれてあかはだか、、、」妙に心に残る短調

            のメロディーなんです。

            出雲大社の大国主命と兎の像の前に立つと、叔母の素朴な歌

            声が思い出され、懐かしい気持ちになりました。

            

            

            出雲大社(いずもおおやしろ)は、大国主命の国譲りの神話で

            も有名な古社で、伊勢神宮と並ぶ霊験あらたかな神社です。大

            国主命がおつくりになった豊葦原の国、すなわち日本を天照大

            神の子孫、すなわち大和朝廷に天まで届くような高いお社をこ

            の出雲の地に建てることを条件にお譲りになったと古事記や日
         
            本書紀に書かれています。要は、出雲と大和の権力闘争で、大

            和側が勝ったということでしょうか。敗者側の大国主が今に至

            るまで、このように祀られ敬愛されているということは、ある

            意味「和をもって貴し」とする日の本の精神でしょうか。

            

            これは出雲大社の宮司千家のかたのお住まい。千家は天照大神

            の子孫ということで、何年か前、高円宮家の典子さまが千家国

            麿さんと結婚されましたが、親戚同士ということになりますね。

            縁結びの神様の元、仲良くしていらっしゃるでしょうね。

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