「夕空晴れて、秋風吹き、、、」今年はあまり残暑なしで、秋になって
しまいました。でも、雨が多く、各地で洪水も起きて、今のところ夕空
晴れてとは行きませんが。
それでも、道端に彼岸花が激しい赤い彩りを添えています。
葡萄も色づいてきました。
夏の終わりの薔薇も咲いています。
7、8月に花の咲いた瓢箪も今が実りの時期のようです。
なっちゃんと散歩していると、この頃時々、この家は空き家か
な?と思うような家に出会います。庭には色々な花が咲いて
いるのですが、雨戸が締め切りで、どことなく荒れた感じが。
この頃空き家が増加しているようですね。この辺りはまだまだ
マンションが建ち、人口も増えていて、子供も多いのですが、
それでも時々こんな家を見かけます。全国の空き家率は10パー
セント以上だそうです。
「故郷の廃家」という歌があります。「幾年ふるさと来てみれば、
咲く花鳴く鳥そよぐ風、門辺の小川のささやきも、慣れにし昔に
変わらねど、荒れたる我が家に、住む人たえてなく、、、」
これが元歌My Dear old Sunny Homeだと、もっと物悲しい。
Oh! I'm weeping,
Lonely I must roam.
Must I leave thee,
Dear old sunny home?
泣きながらさまよっているんです、故郷の懐かしい家の周りを。
「ケンタッキーの我が家」や「峠の我が家」もよく似た歌詞の曲
です。子どもたちが大きくなって、独立して、家を出て、故郷を出
て行く。当たり前のことだけど、世の習いだけど、切ないですね。