キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

なっちゃん、弥生犬になる

2015-05-05 16:52:23 | 季節
              
             5月5日、数日ぶりに涼しい午前中、近くの都筑民家園へなっちゃん

             を連れて散歩に行きました。柿若葉の下でたたずむなっちゃんです。

             

             民家園の横に大塚・歳勝土遺跡という弥生時代の遺跡があります。この

             関東ローム層の港北丘陵の辺りは、縄文、弥生の昔から人々が住んで

             いたようです。数十年前この辺りを港北ニュータウンとして開発した時、

             見つかった遺跡をしっかり復元保存しています。

             

             大きな環濠集落だったようで、環濠も復元されています。弥生時代なの

             でもう稲作が始まっていて、穀物保存のための高床式の倉庫もあります。

             

             なっちゃんも竪穴式住居に入ってみました。

             

             もちろん釘など使っていませんが、堅牢な作りです。

             

             こうしてみると、なかなかたくましい古代の番犬ぶりです。日本犬である

             柴犬の祖先は、縄文、弥生にまで遡ることができるそうなので、なっちゃ

             んのような犬がいても、あながち不自然ではありません。プードルやダッ

             クスフントに比べれば、格段に似合っています。ただし縄文時代には犬

             は人間の友達だったけれど、弥生時代になると、大陸から犬食の風習

             が入ってきて、タンパク源にされることが多かったらしいです。あまり敏捷

             でないなっちゃんは、弥生時代にいたら生き延びることができたかどうか?

             

             ところが、ところが、ここは犬立入禁止だったんです!一通り回ったとこ

             ろで、警備員さんに気づかれ、追い出されました。ごめんなさい。

             

             そんな訳で、ちょっと反省?のなっちゃんです。                        
コメント
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