キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

Pasti Itariani

2012-06-25 18:42:46 | グルメ
          

           今回のイタリア旅行の目的の一つは食事。食いしん坊の娘と私は、事

           前に食べたいものやレストランを調べ、準備怠りなく出かけたのです

           が、最初の2日間ぐらいは、ほとんど24時間かかった旅の疲れもあった

           のか美味しいと思えず、からぶり。最初のベネツィアのレストランで

           出てきた魚介のパスタ、ベチャベチャで一本調子な塩味。かなりがっ

           かり。メインの魚料理もデザートも、いまいちだったので、疲れのせ

           いだけでもなかったような。イタリア料理がみんなこんなだったらと、

           ちょっと前途を悲観しかけました。

                     
      

           次の日にムラーノ島のレストランで食べたのが、イカスミのスパゲティ。

           これは悪くなかったけれど、いかんせん、まだお腹の調子が今ひとつ。

           横についている生のニンジンの千切りが不思議な感じ。日本ならさし

           ずめ焼きそばにのっかっている紅しょうがといったところ?

          

           翌日のお昼は軽くサンドイッチで。パンはパサパサ。モッツァレラチー

           ズもこくがないし。これもいまいち。ただし一緒に飲んだワインとビー

           ルはおいしかった。ただ喉が渇いていたからだったかもしれませんが。

          

          

           その夜、フィレンツェ郊外のレストランで食べたのが、スパゲティ・ボ

           ロネーゼとこの大きな四角いパスタに、乾燥トマトがいっぱいのトマト

           ソースパスタ。ここは恐ろしく量が多かった!まず前菜に山盛りのマ

           リネが出て、次にこのパスタが来ました。悪くはなかったけれど、何

           しろ量が。このお皿平べったく見えるけれど、真ん中が凹んでいて、

           かなりたくさん入っています。しかもひき肉はゴロゴロかたまり。結局

           食べきれす、次にメインを頼むなんて問題外でした。聞きしに勝る量

           の多さです。

          

           次の日のランチは、ツアーについているピッツア。これはきのこのピッ

           ツアですが、一人前でなかなかの大きさ。美味しかったけれど、食べ

           きれませんでした。

          

           その日以降は、体がイタリアに馴染んできたのか、食欲絶好調(特に

           娘が)になってきて、あちこちで精力的にイタリア料理に挑戦しました。

           ところがローマの名物らしい(人によるとそんなことはないと言うの

           ですが)カルボナーラとおいしいステーキを食べたのに、その写真が

           ない!残念!

          

           でも、次の日ローマのトラステヴェレ(テヴェレ川を渡った地域、観光

           客が少ないくて、なんだかすっきりしている)で食べたサラダとペペロ

           ンチーノはおいしかった!日本で食べるようなシンプルなパスタはイ

           タリアではあまりないらしいので、よけい感激!

          

           娘の念願だった内臓料理トリッパもたべました。牛の胃のトマト煮です。

           ホルモン料理の苦手な私でも十分美味しくいただけました。しかもウ

           ェイターさんが親切なお兄さんで、一人前を綺麗に2つのお皿に分けて

           出してくれました。グラッチェ!

               

           その後カンツォーネの夕べでトマトソース・スパゲティを食べて、イタ

           リアの食べ納め。堪能しました。毎日だったら辛いけど、おいしかった!      
コメント
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