総勢25人で臨んだ淡路合宿。わずか7名の二年生は引きずっていく一年生の重さにあっぷあっぷしながらそれでも走り続けています。たとえばブラックボーダーズ検定のためのチームわけ。4チームで一組あたり6人の構成になります。するとチームの中には二年生が一人か二人で後様子の分からない一年生なのです。今までは目の合図だけで通じていたニュアンスが一から説明になったり、あるいはどれだけ説明しても通じなかったりとストレスと疲労が蓄積していきます。ましてや自分もまだまだ出来ないことや分からないことがあって、やりたいこととのギャップに苦しんでいるわけですから余計に苦しいわけです。ミーティングで集まると、度々二年生から一年生へのダメ出しが飛び出します。こんなはずじゃないって…。
でもこの時期戦闘能力ががくっと下がるのは毎年のこと。今年はそれが人数のおかげで明らかになっているだけなのです。役に立つ存在になりたいとか、自分を変えていきたいとか、理想の自分に近づきたいとか、動けていないなりに一年生はそれぞれに目標を持っていることが分かりました。のぞきに来た三年生にもそれは伝わったみたいです。
もちろんお通夜のような合宿なんてあり得ないのも事実。夜の照明講習会(花火大会)とか、二日目午後の肉体訓練とか、そしてもちろん夜中の怪しいおしゃべりとかめいっぱい楽しんで帰ったのも事実。苦い合宿ではありましたが、高速艇での別れは切なくさわやかでした。ん? 見送るこいつらいったい何者だ?
でもこの時期戦闘能力ががくっと下がるのは毎年のこと。今年はそれが人数のおかげで明らかになっているだけなのです。役に立つ存在になりたいとか、自分を変えていきたいとか、理想の自分に近づきたいとか、動けていないなりに一年生はそれぞれに目標を持っていることが分かりました。のぞきに来た三年生にもそれは伝わったみたいです。
もちろんお通夜のような合宿なんてあり得ないのも事実。夜の照明講習会(花火大会)とか、二日目午後の肉体訓練とか、そしてもちろん夜中の怪しいおしゃべりとかめいっぱい楽しんで帰ったのも事実。苦い合宿ではありましたが、高速艇での別れは切なくさわやかでした。ん? 見送るこいつらいったい何者だ?