国際通りで食べて買うぜ!
那覇市での一泊はホテル日光という宿。
“日光”と聞くと、中学校の修学旅行で行った、
日光東照宮しか浮かんでこなくて、
なんや場違いな名前だと思うのは、想像力の貧弱な私だけでしょう。
到着時刻は午後5時半。
急いでチェックインして、すぐに国際通りへ出かけなきゃ。
ホテルはビジネスホテルで、
5人家族の私達には和室があてがわれました。
温泉かどうかわからないですが、大浴場もあります。
ただ、施設も古く、
国際通りから徒歩10分圏内という立地が命のホテルです。
チェックインして荷物を置いて、いざ国際通りへ。
途中、ちょっと道を間違えて遠回りしちゃいましたが、
無事に沖縄ナンバー1の通りに到着しました。
さすがに国際通りは賑やかですねぇ。
ほとんどが観光客なんでしょうか?
色々なお土産屋さんやレストランが連立し、
きらびやかなネオンもあいまって、通り全体が活気にあふれています。
さて。
今回の沖縄ツアーに那覇市泊を入れたのにはワケがありまして。
国際通りで買い物ってのももちろんなんですが、
沖縄のステーキハウスで見せていただけるパフォーマンス。
目の前の鉄板でシェフがステーキを焼きながら、
コショウの入れ物やカンをクルクルと回したり、
高く放り投げて後手で受けたりと、
派手な調理パフォーマンスをしてくれるんです。
以前、沖縄旅行した時に何気に入ったステーキハウスで、
何の予備知識もなく、パフォーマンスを見せられて、
とってもびっくりして楽しかったことを覚えています。
それを沖縄初体験の嫁さんと子ども達にも見せてあげたい。
というのが今回の旅行日程に、わざわざ那覇市を組み込んだ最大の目的なのです。
もちろん、事前にパフォーマンスをしてくれるお店は調べておきました。
沖縄でステーキハウスを数店舗展開するサムズグループ。
国際通りで出店されているサムズアンカーインというお店です。
店内は大航海時代をイメージしたインテリア。
客船のような客席と要所に配置された大きな舵が特徴です。
もちろん店員さんもセーラー姿。
難点は店内が暗すぎること。
それもまた演出なんでしょうけど、
子連れにはちょっと暗すぎでした。
このようにコンデジでは写真もまともに撮れません。
実は、昼食が遅かったこともあり、あまりお腹は空いていません。
軽くファーストフードでも充分だったのですが、
食べすぎ覚悟で訪れたステーキハウスです。
だからフロアレディの中国人のお姉さんが来ても、
注文は控え目にしておきました。
ほどなく、料理人がテーブルに来てくれました。
ひととおりご挨拶を済ませた後、
厚かましい私は、いきなりのお願い攻撃です。
“実はわたしたち、あまりお腹が空いてないんです。
なのにここに来たのは、
調理パフォーマンスを子ども達に見せたいからなんです。
だから、無理言ってすみませんが、
パフォーマンスは派手にやってください!”
ハンサムなシェフはニコリと笑うと
“わかりました。がんばります”
と、愛想よく答えてくれました。
焼くシェフ。
この仕事について2年ほどだそうです。
見事な手さばきで、お肉はもちろん、
エビやホタテや野菜を焼いてくれます。
しばらくして“その時”が来ました。
“では、パフォーマンスを始めさせていただきます”
という言葉とともに、
見事な手さばきでコショウや塩の入ったミルをクルクル回します。
時々、具材にササッと振りかけるのですが、
“あれって、何にもかかってなかったで”と、
1号と2号姉妹が、後で突っ込んでました。
“あれは見せるものやから、掛かってるかどうかなんてどうでもいいねん”
と、なぜかはわかりませんが、フォローする私。
何はともあれ、見せたかった調理パフォーマンスを見せることができ、
わざわざ那覇に寄った目的を果たせた私。
感想を聞いてみると、まぁ面白かった、だそうです。
せっかくがんばって那覇をネジ込んだのに、
まぁ面白かった、では泣けてくるぅ~。
続きは次回に。
では。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます