見学会の記録

2006-10-28 10:34:56 | 家のこと(土地決定まで)
遅くなりましたが、10月21日に大地工務店さんの完成見学会に行ってきたのでご報告します。当日は若干風が強いものの好天で、ゆっくりと見学させていただきました。
今回の建物は、自然素材をふんだんに使用される大地工務店さんのイメージと異なり、無垢材の露出度は低い建物でした。1Fについては床にメープルとオークの無垢集成材を利用されているだけで、壁も天井もクロス仕上げです。2Fの子ども部屋は腰板や天井がパイン材をあらわしてあります。ロフトがあったのですが、娘1号がロフトを大変気に入っており、今回も喜んで登っていました。隠れ家みたいで楽しいんでしょうね。“絶対はしごのある部屋作ってや~”と念を押していました。
正直言って“おぉ~っ!”と感動するような間取りや仕上げではなかったのですが、まぁ施主の希望するものですから工務店さんにどうこう言っても仕方ないですね。
外断熱住宅で基礎は内断熱になっています。気になったのが、基礎に一箇所、吸気口がついているんです。SCじゃないですし、基礎に吸気口をつけるのは何ぞやと質問してみたのですが、曰く“外断熱だけでは床下の湿気はどうしても避けられない。だから床下の湿気が高くなったら外気を取り込むためのファンがついている”とのことです。なるほど。。。でもこれって、室外の湿気が100%近い日(梅雨や夏場にはそう珍しいことではないと思います)には結局、同様の湿度を持つ空気を取り入れるだけということにはならいのでしょうか。これは今度お伺いすることにしましょう。当然ながら、床下の湿気を感知し、一定以上になると自動的にファンが動き出すそうです。じゃないと面倒で仕方ないですもんね。
オープンハウスにはサーモプライ(気密用構造合板というのでしょうか)とスタイロフォーム(断熱材)が置いてあり、初めて実物を目にするものですから思わず見入ってしまいました。この合板と断熱材の組み合わせはかなり古くからSHSという名称で施工されており、信頼性は高いと僕は考えています。でも、これらがひょいとキッチンに置いてあって、一体なんなのかはちょっと知識がない人にはわからないでしょうね。見ただけでは水色の発泡スチロールとベニヤ板ですもん。これがハウスメーカーならしっかりした説明用の掲示板なんかがあって、スタイリッシュに飾ってあるんです。当然そこには“快適生活を支える縁の下の力持ち”なんてキャッチフレーズが踊ってるんです。そんでもって営業が3人くらいいて叩き込まれた営業トークを展開する。小さな工務店ではそこまでできないのが残念ですよね。僕がその日だけ営業マンになって説明したいくらいです。でもこれは、先方にとっては大迷惑なんでしょうね。
工務店の代表とはゆっくりお話させていただきました。他に客が来てるのに、それにもかまわず僕は話しつづけてしまったので、大変なご迷惑をおかけしたのではないかと反省しております。でも、現場の方と話するのは楽しいです。やはり現場に裏打ちされたお話なので説得力もあります。僕らの机上の付け焼刃とは重みが違います。
今日は構造見学会です。実はこっちのほうが楽しみだったりするので、今からワクワクしております。これについてもまた記録します。もう少し実のある記録になると思います。
では。

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