5月12日 NHKBS1「国際報道2020」
タイ バンコクの住宅地。
昔ながらの移動販売車。
日中 外出の自粛が続くなか
自宅の前で見て買えるとあってニーズが高まっている。
(移動販売車)
「新鮮な野菜がいろいろあるよ。」
移動販売を営むドチャバさん。
毎朝 市場で仕入れた野菜や肉などをトラックの荷台に乗せ
バンコクの住宅地を回っている。
客が商品を触る前に消毒などをしてもらうなど対策を徹底。
車はこまめに止まるので
周りに集まるのは数人程度。
密になることはない。
(客)
「普段はスーパーで買い物しますが
混雑した場所に行かずに済むのがいいです。」
外出の自粛が始まって以降
1日のもうけは1,5倍になっているということである。
(ドチャバさん)
「新規のお客さんも増えています。
“良い商品を持ってきてくれた”と感謝されます。
大変な状況ですが
今がチャンスと思っています。」
一方スーパーも新たな対策に乗り出している。
バンコクのスーパーでは
事前に注文した商品を駐車場で手渡すサービスを3月の下旬から始めた。
9店舗で1日に合わせて200件の利用があるという。
(客)
「短時間で買え
多くの人に会わずに済みます。
混み合う場所に行かなくていいので
良いサービスだと思います。」
タイで変わる買い物の風景。
新しい日常として定着するのか。