かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

続・東京-下町ぎんざを歩く

2013年01月30日 | 日記



今日は、1月30日 水曜日 天候は晴れ。
冬の日差しでも、早春のような温かさを覚えた1日になりました。
せっかくなので、東京下町ウォーキングをお届けすることにします。連れ合いがどうしても
行きたいと希望した、東京の下町情緒が残るまちとして、テレビ等でも多く取り上げられ、
観光スポットになっている谷中ぎんざに行ってきました。夕焼けだんだんといわれる階段
を下りると、谷中ぎんざの入り口になります。いろんな商店がビッシリと両側に建ち並ん
でいて昔の懐かしい雰囲気が漂っています。でも、昭和の良き商店街というものではなく
て、新しい雰囲気のあるお店でも懐かしく感じてしまいます。それだけ地域に根付いた
商店街なんでしょうね。

私がこの町を知ったのは、その当時主婦としてこの町に住んでいた、森まゆみさんが
この地域の良さをアピールするために発行していた「谷中・根津・千駄木」という地域
雑誌の名前で知りました。もちろん1980年代に苦労して編集した雑誌を商店の店頭に
置かせてもらうなどの発刊の苦労なども森さんの著書で知る事ができました。埋もれた
地域の歴史や名所などを掘り起こし、情報発信したことが、今の賑わいにつながった
のかもしれません。定着している谷根千(やねせん)というネーミングも、この地域雑誌
からとられたのでしょう。

 

お店の情報を持っていれば、お目当てのお店に入ることもあったのですが、情報不足で
お店をただ眺めるだけになりました。

 

谷中から根津へとブラブラ散策。由緒ある「根津神社」の風格に驚きました。
 
 

東京駅にも行ってきました。昨年の10月に創建当時の姿に復元されたことをテレビで放映
されたのを見て、どうしても訪れたかったのです。国指定の重要文化財が一段と輝いてみえ
ましたよ。今まで、東京駅は私の頭になかったのです。
駅に隣接した商業施設「東京ステーションシティ」も、レストラン、土産品店、デパートなど
多くの魅力あるお店が軒を連ねています。商業施設を巡る事が観光みたいな錯覚を覚え
ました。

     

今日の午後3時頃の前浜です。温かい陽射しに、海水の温度も緩んでいる
ように見えます。


久しぶりの東京満喫

2013年01月29日 | 日記



今日は、1月29日 火曜日 天候は晴れ。
亡き兄の13年忌の法要のために、東京に行っていました。上野から、かって兄も利用していた
通勤電車に乗り、流れゆく沿線風景を見ていると、亡き兄が乗車しているような、不思議な感覚
を覚えます。弟である私だからこそわかる感慨かもしれません。兄が30数年住み続けた、玄関
の引き戸を開けると、義姉と甥が出迎えてくれました。仏壇に手を合わせた後、笑顔の遺影を見て
いると、「よく来たな」と兄が言っているようで、目をそらす事ができませんでした。僧侶の読経を
聞きながら、兄の面影をたどる私がいました。生前の姿はもちろん、声までも鮮明に浮かんで
きます。これからも、私の心の中に、生き続ける兄なんでしょうね。

法要が終わった後、甥の見送りをうけ、また上野へと向かいました。上野の東京都美術館で
開催されている「エル・グレコ展」を鑑賞するためでした。宗教画などを多く描いた作品に触れ
たかったからです。南島原市はキリシタン布教の中心地であったにも拘わらず、宗教画らしき
ものは見ることができません。あるとすれば聖人の銅版画が代わるものかもしれません。
エルグレコが活躍した時代が16世紀から17世紀にかけてのもの。日本では、キリシタン禁教
が強まっていた時代なんですね。それにしても、ひざまづくような描画法であったにも拘わらず
信仰の深奥にふれた気がしましたよ。キリシタン美術学校の画学舎についても、興味が湧いて
来ました。

翌日は、東京スカイツリーに行ってきました。日曜日だったせいもあり、人の多さにはビックリ
しました。それにしても、立地条件がいいですね。浅草のすぐそばですから…。浅草とスカイツリー
の両方の観光が楽しめるというのがいいですね。これだったら、観光客の満足度100パーセント
でしょう。

 

入場整理券をもらうのに30分程度かかり、1時間後に決められた場所に集合後、それから
展望台入場券を購入するために、また30分ほど並ばなければなりません。
購入後は、エレベーターまで、また、並ばなければなりません。到着してから展望台に着くまで
2時間以上かかったことになります。でも、展望台からの景観のすばらしさは、そのことを
差し引いても余りあるものでした。右の写真はエレベーター内の写真です。金箔が貼られた
ような装飾になっています。1度に40人ぐらいはのれるものです。



展望デッキからの眺望です。この日は雲ひとつない冬晴れでした。遠くには雪を冠した
富士山も見ることができました。360度のパノラマ展望は“すばらしい”の一言に
尽きましたよ。連れ合いとの、いい思い出になりました。

 

スカイツリー内に東京ソラマチがあるのですが、その規模たるや半端じゃないです。
店舗の数が312店舗とか。ファッション、雑貨、フード、スイーツ、レストラン、カフェなど。
昼食には、連れ合いがテレビで知った、寄席が楽しめるという「そらまち亭」へ。
ステージ(高座)もあり、365日、夜2回公演ということで、酒や料理を楽しみながら
落語などの寄席芸が楽しめるというものでした。
注文したのが、昼餉(ひるげ)メニューの穴子めしのせいろ御膳。(右写真)


蝋梅の香りに寒さ忘れ

2013年01月24日 | 日記



今日は、1月24日 木曜日 天候は曇り。
厳しい寒波の前触れのような空模様になっています。午前中は、久しぶりに自宅で
ゴソゴソと。連れ合いは、掃除が終われば、洗濯と多忙な時間を過ごしています。
おまけに、今日の空模様では、洗濯物が乾かないと、コインランドリーに先ほど
出かけました。頭の中で、長年の“家事業”で、家事の優先順位が体にしみ込んで
いるのでしょう。テキパキとする家事を、見ていても仕様がないので、自分の部屋に
閉じこもります。これでは、あなたもそろそろ自立しなさいと言われそうですが…。

昼食後、雨が降りそうな気配に、外に出るのをためらっていました。毎日、短時間
でもウォーキングを続けている私にとって、部屋の中にいるのは、息がつまりそう
に感じます。外の空気が吸いたくて、とにかく出かけることにしました。

しばらく行くと、甘い香りが漂ってきます。目の前の木にはたくさんの、小さい黄色い
花がついています。何の花? みた時は思い浮かびませんでしたよ。私の頭の中
には、梅の花しかなかったのです。

途中から折り返して、またその場所にやって来ました。デジカメでアップした画面を
みて、やっと花の名前が浮かんだのですよ。蝋梅かな?と。文字にするとわかる
のですが、名前だけを聞くと、私の頭の中には「老梅」が浮かぶんですよ。

帰宅して、昔生け花をたしなんでいた連れ合いに、撮ったデジカメ画面を見せると
やっぱり「蝋梅」でした。今まで関心がなくて気づかなかったのでしょうか。それに
してもこんなに綺麗な蝋梅を見逃していたとは…。

蝋梅さん、今日はあなたに会えて最高でしたよ。


口之津早崎をウォーキング

2013年01月23日 | 日記



今日は、1月23日 水曜日 天候は曇り。
いつもと変わらない普通の朝を迎える。こんな朝を迎えられるだけでも、幸せな事だと
つくづく思うようになりました。実は昼過ぎに、地域包括支援センタ-から65歳以上で
介護保険の認定を受けていない人を対象に、生活機能の状態をチェックすると言うことで
職員の方が訪問されました。チェック項目も、物忘れはありませんか、つまずきませんか
階段を手すりなしで上れますかなど、身体の機能低下を確認するものでした。要するに
支援や介護が必要かどうかを判定するものでした。

判定は、生活機能の低下なしと言うことでしたが、いよいよ介護を念頭に置く年代に
なったかと思うと、少しショックでしたね。自覚症状や身体的不自由さがないから
そう思うわけで、年齢には関係なく、思いもよらない病気で身体的不自由になることも
十分考えられますからね。心と体の機能維持のためにも、今まで以上に自覚が必要
かもしれませんね。

ということで、外に出るのが一番ということで、予約の本を隣町の書店まで、バイクで
受け取りに行くことにしました。その後、口之津歴史民俗資料館前を折れて、早崎に
向かいました。瀬詰崎灯台にバイクを置き、周辺をウオーキングすることにしました。
これから、このコースも私のウォーキングコースのひとつにします。

      

口之津歴史民俗資料館から、早崎へ向かう道路の入り口には、口之津教会跡
の説明石碑があります。

      

早崎は暖地のせいか、今は丘一面、馬鈴薯の白のビニールマルチで覆われて
います。一足早い、芽かぎの農作業をしておられる人の姿も見えます。
畑沿いの道には、水仙が咲いていました。清楚な花の姿に感動した私でした。

      

その白のビニールシートの上を、ハクセキレイが飛び交っています。

     
     

早崎海潮庵の社がありました。説明板では、1300年の歴史がある
由緒あるお堂とあります。「海潮庵」というお堂の名前がいいですね。

上の写真は、今日午後3時頃の口之津灯台付近の風景です。


馬鈴薯畑と白のマルチビニール

2013年01月22日 | 日記



今日は、1月22日 火曜日 天候は曇り。
朝から、冬空は厚い雲で覆われています。寒さが緩んでいるのか、体には冷たさは、
さほど感じません。でも、まだこれからも厳しい寒波はやってくるのでしょう。
昨日、熊本の病院に通院したため、連れ合いは昼前から、「報恩講」に案内があって
いたので、お寺に参詣に行きました。

ブログを書き出してから、いろんな方のブログを読む機会が増えました。その中に
いろんな宗派のご住職のブログも含まれています。臨済宗、曹洞宗、浄土真宗などなど。
中には、ご住職の奥様(坊守の呼称)のブログもあります。

実は「報恩講」についても、その住職のブログタイトルから知る事ができました。
内容は、そんな宗教的な難しいものではなく、お寺の出来事などの日常生活が
綴られているものです。でも、時折、宗教の言葉の意味なども書かれていて、
“気づき”を教えていただく事もあります。恥ずかしい事に、門徒でありながら
「報恩講」の詳しい意味は、知らなかったのです。童謡詩人、金子みすゞさんの
詩の中に「報恩講」というタイトルの詩があるんですね。

少し調べて見ました。金子みすゞさんの生誕の地、山口県長門市というところは
浄土真宗の教えが根付いている地域だそうです。その地域の方言で「報恩講」を
「お番」と言うそうです。詩の中にも「お番」として出ています。

こんな詩もあります。「心配」というタイトルです。

  小さい心を大きくするには 神仏にゆだねる 他力の心しかないのです

文学作品から、宗教をひもどく。今の私には、これが似合っているのかもしれません。

さて、連れ合いがお寺から帰り、昼食をとった後、あまり寒くはないようなので
バイクで出かけることにしました。数年、ブログを綴っていると、季節の風景が
わかってくるんですね。頭に浮かんだのは、馬鈴薯畑に白のビニールマルチが
敷き詰められた風景でした。ハンドルを加津佐が一望できる小松自治会上の
畑を目指します。

着きましたよ。なんと、偶然にも、同級生の門畑さんご夫婦が、農作業の最中
でした。許可をもらって、作業風景を撮らせてもらいました。門畑さんは、市が
観光の目玉として推進している、農林漁業体験民泊の「ポテトの里」のオーナー
としても、活躍中です。

   

帰る途中、水下津橋の欄干にカモメの姿が…。番号! イチッ…ニィ…サン

   

我が家の庭には、赤い梅の花が咲きだしました。


通院で熊本に行ってきました

2013年01月21日 | 日記



今日は、1月21日 月曜日 天候は曇りから雨。
「〇〇に行ってきました」-こんな土産品を見かけることがあります。私も熊本に
行ってきました。遊びではありません。11月から続いている、眼科病院の通院
です。まだ、行っているのと思われそうですが、まだなんですよ。

今日は、診察予約時間が午前11時ということで、朝6時の久しぶりの早起きです。
自宅を出発したのが午前7時。口加高校生が、早朝補習でしょうか通学しています。
出勤途中の従業員の方も見えます。
1日の始まり風景を、長く見ていなかったような気がします。時間に拘束されない今
すっかり他人事になって、その光景を見ている自分がいます。
 今日も、また連れ合いが運転してくれています。

病院に着いたのが、午前10時。受付を済ませた後、視力検査など、いつもの
検査がありました。月曜日のせいか、院内は受診者であふれています。
診察ブ―スから呼ばれるまで、前の椅子に腰かけて順番を待ちます。
私と同年代とおぼしきご夫婦が、心配そうな顔をして診察室に入って行かれた
後、しばらくして笑顔で出てこられましたよ。診察結果がよかったのでしょう。
どんな病気でも、診断結果を聞くまでは、不安なものです。

私の名前(記号番号)を呼ばれました。一通りの診察が終わると、「経過は
順調です」ということでした。これで、通院は終わりかなと思ったのですが、
また、1ヶ月半後に来院してくださいとの事でした。担当の先生、いつもは
明るいのですが、今日は少し元気がなさそうでした。手術、診察、当直など
神経を張り詰める厳しい医療現場なので、お疲れなんでしょう。帰る時は
「ありがとうございました」と、感謝の気持ちを込めて退室しました。

帰る時のバスの待合場所が新幹線口なので、来るたびに土産品店を
覗いたりします。土産品は、ゆるキャラ「くまモン」でいっぱいです。
2011年度の〈ゆるキャラ〉日本一ですもんね。土産コーナーより少し
離れたところに「くまモン」がいました。「写真をとろう」ということで、お言葉
に甘えて、写真を撮りました。年も新しくなったので、新年らしい装いに
なっています。

その「くまモン」を抜いたのが、南島原市のフェイスブック(FB)上に開設
された「撮ってくれんね!南島原コンテスト」。何と、登録者数が9万人を
超え、自治体が運営するFBでは、日本一とか。素晴らしいですね。知名度
がイマイチの南島原市にとっては、観光の大きな起爆剤になるかもしれま
せんね。南島原市に住む私にとっても、大きな誇りになりましたよ。

帰る時間になりました。今日のお客さんは、私と連れ合いの2人。
それも、中型バスですよ。1人当り島原・熊本往復1300円の運賃では
申し訳ないぐらいです。下の写真は、乗車する前に撮ったバスです。

      

熊本港を出港する高速フェリー「オーシャンアロー」から。

      


天使の梯子と灯台

2013年01月18日 | 日記



今日は、1月18日 金曜日 天候は晴れ。
昨日の予報では雪。うっすらとした雪化粧がみられるかなと思ったのですが
朝起きると予報ハズレの、冬晴れになっていました。でも、昨夜も冷え込み
ましたね。何度も掛け布団をたぐり寄せていましたよ。

朝10時から、連れ合いは自治会の婦人会の新年会ということで、原城温泉
の「真砂」に出かけました。温泉の楽しみと昼食も挟んでの新年会なので話し
にも一段と弾みがつくのかも知れませんね。

ということで、今日は朝から手紙を投函しなければならなかったので、口之津
郵便局まで歩くことにしました。局まで20分間ということで、ウォーキングには
ちょうどいい時間です。帰り道、またまた「ヒヨドリ」に会いました。会うたびに
可愛くなってきます。こんな可愛い娘に会いましたよ。(ウフッ)

        

昼食は、連れ合いが準備しているおでんと焼き魚があるんですけど、1人で
食べるのも美味しくないので、同級生が経営するレストランに向います。
体が冷え込んでいるので、今日は体が温まるものをと思い、久しぶりに鍋焼き
うどんを注文しました。注文をとりに来た奥さんから、「顔が腫れているんですか?」
と言われ、あわてて、顔に手をやりましたよ。自分の顔は見れないですよね。
注文の「鍋焼きうどん」が運ばれてきましたよ。何と大きなおにぎりが2個。
またまた自分の顔に手をやりました。また、顔が腫れないかな?心配になって
きました。

昼食後、リクエストしていた「日葡辞書(にっぽ)」を図書館に返却に行きました。
この辞書は、キリシタン宣教師が日本語を習得するために、1603年(慶長8年)
日本イエズス会が刊行した辞書です。今でも使われている加津佐の方言など
も掲載され、とても興味深いものです。印刷文化発祥の地・加津佐を応援して
くださっている印刷文化研究者の青山敦夫先生のブログで紹介されていた
ものです。

午後3時過ぎに、連れ合いが帰宅しました。新年会とても賑わったそうです。
菜の花はまだかなと思い、連れ合いの運転で山口まで行ってみることに
しました。山口小学校下の畑に数本ありました。春を先取りした気分を味わい
ましたよ。

        

山口小学校への入り口に掲示板がありました。干支(えと)が書いてあります。
横にこんなことが書いてありました。「新年のやる気、チェック!!十二支を覚え
たら、先生のところへ!」教育的配慮がいいですね。これだったら、先生に褒め
られたくて、児童は覚えると思いますよ。

        

私も暗唱してみましたよ。今年の巳までは何とか。馬齢を重ねてきたせいか、
午(うま)でつまづくんですよね。(笑)

        

山口小学校からミカンだと思ったのですが、連れ合いが橙(だいだい)といいます。
近くの庭先におられた婦人に訊ねると、やっぱり橙でした。今では、正月の飾り餅も
ミカンになってしまいましたが、本来は橙だったんですね。なぜ橙なのかを書くと長く
なりますので、やめときます。橙は代々に通じるということでしょうか。

        

すぐ近くに珍しい木がありました。やっぱりわからないので、近くで農作業の
老農夫の方に訊ねて見ました。「ミツマタ」と言うことでした。名前は聞いた
事はあったのですが、この木だったんですね。確かに枝が三つ叉になっています。
春には、黄色い花が咲くそうです。どんな花なんでしょうね。今から楽しみです。
帰宅してから、昨日からお預けになっていたぜんざいを食しました。
久しぶりのぜんざいに、舌鼓を打ちましたよ。

スーパーで買い物をした後、自宅に帰ってきました。メインになる写真がありません。
天気もいいし、光芒(天使のはしご)が見られるのではないかなと思い、日の入り時間
をインターネットで調べ、早崎の瀬詰崎灯台へとバイクを走らせました。
キリシタン大名・志岐氏が治めた志岐地区に光芒が見えます。加津佐にあったコレジヨ
は1592年に天草に移ったんですね。そして、この志岐には画学舎がありました。


加津佐・ふるえる寒さ

2013年01月17日 | 日記



今日は1月17日 木曜日 天候は曇り一時晴れ。
昨夜、ラジオの深夜便を聴いていたら、九州北部はふるえる寒さになるとの
予報があっていました。大寒を前に、本当にふるえる寒さとなりました。
さすがに、朝から布団のぬくもりから離れがたく、今日は遅い起床になり
ました。遅い朝食を摂りながら、連れ合いが、今日の夕食は…「鍋」と予告
しました。あったかーい鍋が、すぐ頭に浮かびましたよ。

昨日は、前日の「富士権現」さまの登山で、夫婦とも足のこわばりが出て
きたので、温泉治療?ということで、小浜の湯に入浴しました。脱衣所の
ドアーに短めの入浴をと注意書がありました。丁寧にも、矢印の下に救急車
とも書かれています。長湯で、救急車のお世話になった方がおられたのでしょう。
高齢になると、体温のセンサーが鈍くなるのでしょうか。長湯になりやすいです
よね。浴室内に、時計があればと思って、浴室内を探すと、小さな時計をやっと
見つけましたよ。これでは、遠くからは見えません。私も、10分間の入浴を
するために、時計が見える場所で、浸かっていました。これからは、安い防水
仕様の腕時計をつけて入浴しようかなと考えたりしました。

昨夜の温泉入浴で、足のこわばりも、薄らいできたことと、午後2時近くになって
明るくなってきたので、ウォーキングに出かけることにしました。外はかなりの
寒さです。自然に、足のスピードも速くなります。前浜までやって来ました。冷たい
風が吹いています。防潮堤の石まで冷たさそうに見えます。海面は、うねりを伴う
白波が立ち、砕け散る白波の音が響いてきます。
とにかく、今日は急ぎ足のウォーキングになり、早々と自宅に帰って来ました。

    

自宅近くの畑を通りかかると、目の前にハクセキレイがいました。カメラを向けて
早速撮りました。去年から今年にかけて、よく会います。なんだか友達みたいに感じて
きましたよ。

        

ウォーキングから帰ると、テーブルにポットが置かれてありました。連れ合いに聞くと
明日、ぜんざいを作るために、小豆をポットの湯の中に入れているとの事でした。
冬の寒い時は、体が温まる甘いぜんざいが一番ですよね。明日まで、甘いぜんざいは
お預けになりました。それにしても、この花がらポット、覚えていますか?
すっかり、骨董品になりましたが、我が家では、いまだに、庭の剪定に来られる業者の
方にお茶をだす時などに活躍しています。

予告通り、夕食は「鍋」を連れ合いが、用意してくれました。私は食べるだけですから
連れ合いにはいつも感謝ですよ。食べる前は、体が寒さで、ゾクゾクしていたのですが
鍋を食べていると、体がすっかり温まってきました。もちろん、鍋には私の好きな「カキ」
もしっかりと入っていました。

南島原市の小、中学校では、インフルエンザのため、学年閉鎖や、学級閉鎖があって
いるようです。予防第一で、日常生活を過ごしたいですね。


小さな小さな富士山登山?

2013年01月15日 | 日記



今日は、1月15日 火曜日 天候は晴れ。
朝から、明るい冬の陽射しになりました。幾分、寒さもやわらいでいるように感じます。
こんな冬の天気のいい日には、家にいるのは、もったいないと思い、連れ合いと一緒
に“富士山登山”をすることになりました。富士山と言っても、燐町にある標高174m
の小さな小さな富士山です。いわれは、説明板の通りです。

     

参道口にやって来ましたよ。霊験あらかたな山に登るという気分になってきましたよ。

       

ここからが、上りはじめです。ここから見ると、かなりの段数に見えます。

       

平成14年に整備と石に埋め込まれた銅板に刻まれてあります。
ゆっくり登っていきます。参道の真ん中辺りまでくると、視界が開けてきました。鳳上岳や
麓の人家(加津佐・登龍地区)が見えています。その向こうには、うすく雲仙山系も望む
ことができます。

       

気持ちいい眺めです。連れ合いは汗ばんできたと言っています。歩き始めて15分程度
でこの眺望が楽しめるのですから、登山にしては出来過ぎです。
急な参道が、まだ続きます。

       

だいぶ上って来ました。「富士権現」の社がもうすぐ見えてくる頃です。社下の東屋に到着
しました。今日は、天気は良いのですが、遠くは霞んでいます。でも、対岸の天草の島が
うっすらと、天空の島みたいに見えます。四季折々の口之津港と天草風景が楽しめる
撮影スポットかもしれません。

       

「富士権現」の社が見えてきました。新鮮な気持ちで参拝したいと思います。

       

ブログの冒頭の写真は、我が家を代表して連れ合いが参拝しています。
連れ合いの参拝は、実母の影響でしょうか、いつも心がこもっています。結婚
当初からずっとそうでした。私はこの歳になって、やっと素直な気持ちで参拝
できるようになりました。

自宅に帰る途中、菓子店に立ち寄り、「和菓子」を買ってきました。いつも、ケーキを
買うのですが神社にお参りしたせいか、和菓子が食べたくなったのです。
帰宅して、テーブルで連れ合いと一緒にお茶を飲みながら、口にする甘さは、まさに
「口福」そのものでしたよ。

       
     


加津佐・私のつれづれの日

2013年01月14日 | 日記



今日は、1月14日 月曜日 天候は晴れ。
先日、テレビのローカル番組で、加津佐が放映されていました。行き当たりばったりで
レポーターが、いろんなところで話しを伺うというものでした。視聴している私にとっても
このような取材がとてもおもしろく感じました。取材を受けられる皆さんも、カメラに臆する
ことがなく、かなりの演技力がありましたよ。テレビも、その地域に住む“普通の人”が
主役になる時代に変わってきたんですね。それにしても、その番組のテロップで加津佐の
人口が約7,100人と流されたときは、あまりの減少に驚きましたね。これから人口の減少
とともに、高齢化が進むんでしょうね。

朝から連れ合いは、高校時代の同級生達との新年会ということで、出かけました。
それで昼食は外食となりました。いつもは和食ですが、今日は久しぶりに、中華に
することにしました。だいたい中華と言えば、私が注文するのは決まっているのです。
「中華丼」が多いのですよ。だから、好きなものを注文する外食は偏るんですよね。

さて、今日は天気が良かったので、中華店にバイクで来ています。厚着と日差しが
あるせいか、さほど寒さは感じません。昼食をとった後、梅の開花状況はどうかなと
思い、岩戸のお寺に行ってみましたが、まだまだ堅い蕾のままです。それでも近寄って
確認したくなります。満開の梅の花を想像しながら、蕾を楽しむという前段階が、一つ
増えたのが、年を重ねたということでしょうか。

梅の蕾を楽しんだ後、山門を通り過ぎると、いつもの布袋さんが、にこやかな表情で
出迎えてくれました。笑顔の施しをいただいたようで、嬉しくなりました。これも年をとら
ないとわからない心境かもしれませんね。

岩戸のお寺から、ウォーキングを兼ねて野田浜に足を向けます。途中、ビオトープの池
のそばを通りかかりました。いつも水草などが繁茂しているのですが、今はすっきりした
水面に、東屋もある親水公園に生まれ変わっています。今日の風景は、遠くに愛宕山を
望むビオトープの池にしました。

松林の散策道路を歩いて、野田浜の端にやって来ました。
今日は少し風があり、小さな白波が押し寄せています。
中華店で会計する時に貰った飴玉を口にいれ、しばらくの間、ベンチに腰掛けて
白波や水鳥を眺めていました。

 

         私の好きな坂村真民先生の詩に、こんな詩があります。

                    年をとることは
                    いいことだ 
                    とってみなければ
                    わからない世界が
                    開けてゆく
                    特に今年は
                    何だかすべてが
                    新鮮だ

今日は成人の日 20歳の年齢にはかなわないけど、新鮮な年のとりかたは
負けないぞ!


冬の光の道

2013年01月12日 | 日記



今日は、1月12日 土曜日 天候は晴れ。
最近手足がカサカサになります。今まで、気にしたことはなかったのですが、空気の
乾燥と加齢によるものだと、勝手に判断しています。小学生のころは、よくしもやけや
あかぎれになっていました。その頃に戻ったのでしょうか(笑)。歌にもありましたね。
しもやけおててがもうかゆいと…。焚火に手をかざす風景なんて、もう見かけませんね。

そんな時には、温泉に入るに限ります。湯船に浸かると、カサカサは治るのですが
今度は手のシミが気になって来ます。弾力がなくなった皮膚を、容易につまむことも
できます。歳を重ねるというのは、歳までもつまむことができるような感覚になります。
老いのたわ言はこれぐらいにしときましょうか。

さて、今日は朝風呂になりました。どうせ入浴するなら、この前ブログに書いた42℃の
熱めの湯に、10分間入る実験をしてみることにしました。孫の入浴のために購入した
温度計を湯船に浮ばせ、防水ラジオでフォークソングを聴きながらの入浴でした。1曲が
3分程度なので、3曲聞いたらいいことになります。42℃のお湯に10分間の入浴は
かなりの“がまんの湯”ということが理解できました。カラスの行水が好きな方には、この
方法は無理でしょう。子どもの時には、がまんして100まで数えていたことを思いだし
ました。“熱めの湯”と“ぬるめの湯”は、健康とリラックスの効用を兼ね備えた温泉という
ことになるのでしょうか。本なんかでは、どちらかというと、38℃のお湯に20分程度の
入浴法が主流みたいですが…。

     

午後からは、市の主催の「観光ガイド育成講座」に、私が所属する会の8人の会員の
皆さんと参加してきました。「まちづくりと観光」というテーマでした。
講師は旅行会社のカリスマ添乗員として活躍され、現在は旅行コメンテーターの肩書
を持つ寺田一義先生でした。実践に基づくお話は、南島原市を訪れる観光客の満足度
を考える上での大きな示唆を頂きました。喜んでいただくことは、すべてに通じるという
ことが、具体的にわかる内容でした。

     

講演会から帰宅したのは、もう、午後4時近くになっていました。明日は雨の予報
なので、時間的に遅かったのですが、ウォーキングに出かけることにしました。
下馬松海岸を通る頃、夕日が沈みかけていました。
水面に水鳥が一羽浮んでいます。夕日が光の道になっています。私には、光の道を
水鳥が歩いているように見えました。上の写真がそうです。

     

夕日を撮った後、歩道を歩きだすと、キカラスウリが目につきました。
厳冬のたたずまいとして印象深かったので、カメラを向けました。


冬晴れの日

2013年01月11日 | 日記



今日は、1月11日 金曜日 天候は晴れ。
昨日に続いて、今日も朝から青空が広がる、冬晴れの日となりました。
また、明るい陽射しに誘われて、隣町の書店まで、昨日発売の雑誌を受け取りに歩い
ていくことにしました。途中、9月下旬に、口之津開港450年記念行事が開催された
口之津港緑地公園に立ち寄りました。まだ、真新しいヴァリニアーノ像と記念モニュメント
を見ながらこの口之津港が、これから、どんな発展の歴史を刻んでいくのかなと思いを
巡らしましたよ。

      

公園の海側に、イソヒヨドリを見つけました。昨年はあまり見かけなかった
のですが、今年は多いように感じます。鳥の撮影も要領がわかるようになり
ましたよ。散歩カメラなので、鮮明とはいきませんが…。

      

書店に行く前に、新聞を読もうと思い、口之津図書館に向いました。
平日なので、館内の入館者はそれほど多くありません。新聞コーナーで
数紙の新聞と雑誌を閲覧しました。
新聞の川柳欄で、こんな川柳がありました。
 「老人が歌う高校3年生」の句に吹きだしてしまいました。最近川柳の本
が売れているのを見ると、ブームかも知れませんね。1日1回、作り笑いでも
いいから、笑顔になることは、健康にとてもいいそうですよ。

      

書店で購入した、シニア世代向け雑誌の「サライ」です。シニア世代の知的好奇心を
くすぐる、文化、食、健康などの記事が多岐にわたって取り上げられています。

      

書店から帰宅してから、2,3日前に滋賀に住む娘から送られてきたバームクーヘンと
コーヒーを連れ合いと一緒に食しました。近江八幡神社の敷地内にあるお店で、全国
的によく知られたバームクーヘンです。何年か前に、神社を訪れた時に行ったのですが
神社参拝よりもそのお菓子を買い求める人が多かったように記憶しています。
子供みたいに、3時のおやつ時間になると甘いものが欲しくなるんですよね。

      

自宅の玄関前には、ちんちょうげの蕾が膨らんでいました。早春には、白い花ととともに
甘い香りを運んでくれるでしょう。

      

     今日の加津佐の風景 午後2時半頃、花房展望台から撮ったものです。    


身近な鳥に癒されて

2013年01月10日 | 日記



今日は、1月10日 木曜日 天候は晴れ。
冬の陽射しがある日は、太陽の恵みに感謝したくなります。今日も、そんな朝の
始まりでした。いつも、朝食を摂った後は、薬の服用をするのですが、もう、2,3日
分の薬しか残っていません。この前、1カ月分貰って来たばかりなのにと思うと、
月日の経つ早さに驚いてしまいます。慌てて、かかりつけの病院に行くことにしま
したよ。

天気もいいことだし、写真を撮りながら、病院まで歩くことにしました。下馬松海岸
の風景です。

     

旧役場庁舎跡では、保育園児が凧あげをしていました。凧と言っても、手づくりの
凧です。ビニール袋に紙の足をつけた凧です。走りながら上がる凧に声をあげて
楽しんでいます。私の子ども時代は“かんぺいさん”と言っていましたね。

     

同じ敷地内には、コブシの羽毛の蕾がだいぶ膨らんできています。

病院で、血圧を計った後、受付の前で同級生とバッタリ。そこで、薬の話しになった
のですが一緒の薬を貰っていたんですね。高血圧の薬ですよ。同級生が同病生に
なったみたいです。痛みのある病気ではないので、笑いながらの話になりましたが、
服用しないと本当にバッタリとなりますからね。同級生との話の始まりは、これから
薬の話題かも知れません。

     

薬を貰った後、病院の玄関を出ると、お寺の掲示板が目に付きました。心したい
ですね。

連れ合いは美容院に行っているので、病院からそのままウォーキングをすること
にしました。本町通りを通り抜け、水下津橋を通りかかると、橋の欄干にセグロ
カモメが留っていました。近くに寄っても、飛ぶ気配はありません。近くで見ると
かなり大きいですよ。何だか威厳をもった眼つきをしています。

    

そして、水下津橋下のととん鼻には、朽ち果てた漁船にアオサギの姿が…。

    

水月橋を渡り、岩戸の通りを歩いていきます。昔は、この地区を「土手」と
呼んでいました。

とうとう岩戸にやって来ました。変わらない風景と言いながら、天気が良いと心が
弾みますね。体が軽くなり、歩みも速くなってきました。参道手前の畑には、小さな
鳥がいます。早速、望遠を最大にしてカメラを向けます。飛び立つかなと思ったの
ですが、ジッとしています。レンズ越しに見ると、可愛いですね。フンワリ、モコモコ
みたいな感じで、ナデナデしたくなります。ハクセキレイでしょうか。

    

反対側の漁港の干潟には、別のアオサギの姿が見えます。

    

岩戸のお寺にいく参道の階段を上ると、木々の小枝に飛び交う小鳥たちが
見えます。

    

それにしても、可愛いですね。

ということで、今日は鳥たちに癒された日になりましたよ。こういう日もあるんですね。


今年も始動

2013年01月08日 | 日記



今日は、1月8日 火曜日 天候は曇りから晴れ。
2日間ブログさぼっていました。(笑)。最近わかったつもりで使っている言葉を
確認することが多くなりました。さぼる、余りいい意味には使われませんね。語源は
フランス語らしいです。サボタージュという言葉の意味はわかっていても、「サボる」
までは思いつきませんでした。

「今年も始動」のタイトルは、何だか、プロ野球のキャンプイン記事みたいですね。
毎日が日曜日だと、節目がつかないので、今年の決意(?)の意味を込めて…。

朝、インターネット記事を読んでいたら、「ハンドルを握らないで走行」という
タイトルが目に入りました。いよいよ自動で走る車が実用化されるのかなと読み
進んだのですが、まだロボットカーの段階みたいです。
免許取りたての頃は、車のハンドルが握りたくてしようがなかったのに、この年齢に
なると、頭が楽をしようと考え始めるんですよね。特に、高速道路を走る時には、
ボタン一つで、設定した目的地までも走る車が有ればいいと、いつも思っていましたよ。

朝からは、あまりいい天気ではなかったのですが、午後から、すこし陽射しが戻って
来たので、少し長い時間をかけて歩いてみようと思い出かけることにしました。

   

   路傍には、黄色が鮮やかな「オニノゲシ」を見つけました。

   

   いつもは竹で覆われて見えない景色が、竹が伐採され
   仲のいい「女島」と「男島」が寄り添って見えます。

   

   六田から加津佐東小に行く途中では、冬鳥の〈アカハラ〉を見かけました。

   

   加中を通り、新田を通り抜け、野田浜にやってきました。
   松林の前には「恵比寿様」が鎮座しておられます。

   

   浜辺の丸い石を2つ並べてみました。こんなに角が取れ丸く
   なるのに、どれぐらいの歳月が経っているんでしょうね。

今日の写真は、年の始めということもあり、野田浜の松林を撮りました。いつも、海が
主役になるのですが、今日は、松の緑に魅せられましたよ。上の写真がそうです。
冬でも、緑を茂らせている姿を見ると、今年も頑張ろうと、心が始動したような気分を
味わえました。波の音も、そうだそうだと言っているように聞こえます。


1月5日小寒の日

2013年01月05日 | 日記



今日は1月5日 土曜日 天候は晴れから曇り。
寒の入りとなる小寒の日。朝から、明るい冬の陽射しを浴び、気分的には冷たさを
やわらげてくれます。いつもなら、温泉に入浴した日には、熟睡するのですが、昨夜は
映画のシーンのように、いくつもの夢を見たせいか、少し遅い起床になりました。

いつものようにパソコン画面を見ていると、「免疫力を高める入浴法」という記事が
目に留りました。読み進めると、免疫力を高めるには、42℃のお湯に入るのが効果的
と書かれてあります。その時、頭に浮かんだのが、温泉で「高めの湯」「ぬるめの湯」が
あることでした。何で温泉に分けた湯があるのか、いつも疑問に思っていました。
こういうことでした。42℃のお湯に10分間つかると、体内に有るHSPという物質の
働きで免疫細胞などが増えたり、活性化されることで、免疫力がアップされるということ
でした。

どちらかというと、温泉でも「高めの湯」は敬遠していたのですが、高めの湯の効果を
見直しましたよ。もちろん温泉の効能に目を奪われることなく、これから、10分間の
“がまんの湯”を心がけることにしました。温泉で分けてあるのも、理にかなったもの
なんですね。温泉好きの私にとっては“目からうろこ”でした。

午後から、下り坂の空模様になって来ました。今年は体力づくりを目標に、毎日の
ウォーキングを欠かさないようにと心がけているので、休むわけにはいきません。
口之津の白浜へと向いました。昨年末から、野鳥の声や飛んでいる姿がよく目に
付きます。途中、電線にとまったハクセキレイを見つけました。いつも鳥を見ると、
頭に浮かぶ詩があります。

  私の好きな詩人坂村真民先生の詩で、「鳥は飛ばねばならぬ」という詩です。

  鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ 怒涛の海を
  飛びゆく鳥のように  混沌の世を生きねばならぬ 
  鳥は本能的に 暗黒を突破すれば 光明の島に着くことを知っている
  そのように人も 一寸先は闇ではなく 光であることを知らねばならぬ 
  新しい年を迎えた日の朝 私に与えられた命題 
  鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ