かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

今が旬ー夏終りのひまわり畑

2010年08月31日 | 日記
今日は、8月31日 火曜日 天候は晴れ。
いよいよ、8月も今日1日でお別れ。「暑いですね」から「少し涼しくなりましたね」という
会話が交わされる時季になりました。
 今日は、夏の名残りを求めて、高地に咲くひまわり畑に行ってきました。
今の時刻は、午後1時。やってきたのは、雲仙道路を通って、諏訪の池の少し上の道路沿い
のひまわり畑。1枚の畑がすべて、ひまわりの花で埋め尽くされています。鮮やかな黄色い
花の絨毯という感じがします。この光景を見ると誰も車を止めずにはおれないでしょう。
でも、撮影中には、立ち止まった車は1台もありませんでした。皆さん、平日ですから、忙しいんでしょうね。
 デジカメの画面から見るひまわりは、形は同じでも、愛おしく感じるから不思議ですね。
私も勝手に「ひまわり3兄弟」と名付けて、思いを込めて撮りました。なんか「アンパンマン」
もいるような感じがしないでもないですね。ちょっと、隠れるようにして、顔を横に向けて、はにかんだような「女の子」もいますよ。
 みんな一斉にこちらに顔を向けているのをみると、「撫で撫で」したくなりますよ。
撮影に夢中になっていたせいか、暑さも時間もすっかり忘れてしまっていました。
 帰ろうと思って、運転席に座り温度計をみると28度。道理で涼しいはずですよね。
自宅に戻ってきたときには、32度の表示になっていました。
 皆さん、これからの朝晩の冷え込みには十分気をつけてくださいネ。



 

棚田から“乱”の舞台を望む

2010年08月30日 | 日記
今日は、8月30日 月曜日 天候は快晴。
まだ、まだ残暑見舞いが続きそうです。でも、昨日の夕立にはビックリしました。
夏の夕立という言葉さえ、すっかり忘れていました。雲行きが怪しくなったと思ったら
ドッカーンですからね。
 昨日の午前中は、澄んだ天候でしたので、隣の隣町にある谷水棚田に行ってきました。
海に浮かぶ、小さな島が湯島、別名談合島と言います。私たち地元に住む者にとっては、
談合島の方が通りがいいようです。「島原の乱」の時に、天草四郎を中心に天草と島原
の信徒が、秘密に一揆の談合をしたことから、この名前がついたとされます。
 この谷水棚田には、棚田ブームのせいか観光客を始め写真家の方も多く訪れ、その写真
を発表されています。島原半島でも、山間地の棚田は多く見かけますが、海を望む棚田は
ここぐらいでしょう。ここ最近、対岸の天草がはっきり見える日が極端に少なくなってい
ます。天気は良くてもかすんでいるとか、そんな状況です。昔の夏には、天草の島の上に
入道雲がポッカリという光景がよく見られたのですが…。
 眼下には、小さく、世界遺産に暫定登録されている、「原城跡」も見ることができます。
寛永14年(1637年)に、幕府軍と一揆軍の壮絶な戦いが繰り広げられ、3万7千人の
一揆軍は全滅したという。主戦場の跡地でもあります。
 また、一説では、この乱は、農民一揆だとも言われています。この棚田での、過酷な
重労働に耐えていた農民は、その当時、原城をどんな思いで見ていたのだろうかと、
ふと、頭をよぎりました。
 

 
 
 

 

加津佐・ほんまちの「思い出夜市」

2010年08月29日 | 日記
今日は、8月29日 日曜日 天候は快晴。
夏休みの最後の日曜日ですね。ということで、今日は、昨夜本町で開催された「思い出
夜市」を報告したいと思います。
 やってきました。時刻は午後7時。多くの子どもたちの姿が見えます。この通りに
普通の日はあまり人影をみることが少ないだけに、「人のにぎわい」っていいなぁ~と
感じています。今夜は、この通りは歩行者天国。通りの中央のイベント会場では、口加
高校の吹奏楽部の演奏が、今終わったみたいで、制服服を着た高校生の姿が見えます。
これからのステージでは、野田保育園のうらすみ太鼓、若木保育園の龍踊り、空手「加津
佐拳心館」の演技、口之津町の瀬詰太鼓の演奏などが繰り広げられます。
 このイベント、今では、加津佐町の夏の最後のイベントとして定着してきました。
でも、イベントの裏には、楽しい思い出を多くの人に味わってほしいと、企画から準備
まで携わった関係皆さんの苦労があるんですよね。
 まさに、24時間テレビのテーマである“ありがとう”ですよ。
今は合併し南島原市となり、昔の“加津佐町”ではありませんが、この風土は、いつまでも
いつまでもですよ。
 予報では、9月に入っても、暑さは続くようですけど、すすきの穂が揺れる秋は、もう
間もなくでしょう。

 






築125年の旧家の門

2010年08月28日 | 日記
今日は、8月28日 土曜日 天候は晴れ。
今の時刻は、午前7時半。加津佐道原のK邸前に来ています。石垣と門構えが旧家
らしいたたずまいを見せています。その門を引き立たせるかのように、かなり大きな
槇の木が植栽されています。当主に伺うと、明治17年の建設になるとか。今から125年
前になるんですね。今では、100年以上前の建築物は殆ど見かけることはありません。
以前は、屋敷に入るために、人力車が通る、なだらかな階段もあったそうです。
 門を通り敷地内に入ると、かなりの広さです。屋敷も門と同じ年に建設されたそうです。
玄関に入ると4つの間が見渡せます。居間、次間、仏間、そして奥座敷と続きます。
奥座敷には、ゆったりとした広縁もあります。
 奥座敷から見える裏山が、借景になっており、中秋の名月を愛でる格好の場所だった
とか。昔の人は琴の音を聞きながら、お茶をたしなんでおられたのでしょうか。
 でも、こういう場所に静坐すると、ゆったりとした時間が流れているようで、心が
落ち着きます。昔は家の中の奥ゆかしさが文化だったんですね。もちろんそこに住む人の
奥ゆかしさがあればこその話しですが・・・。
 秋の気配がするものはないかなと考えていましたので、当主にススキの穂はないですか
と尋ねてみました。「ないよ」と一言。それはそうですよね。失礼いたしました。私の頭の
中には、ススキの穂と月見団子が頭に浮かんでいましたから・・・。(笑)
 
 
  

だんだん畑と夏の海

2010年08月27日 | 日記
今日は、8月27日 金曜日 天候はうす曇り。
8月も今日を入れて、残すところあと5日。今年は空の色、海の色、どれをとって
も夏らしくありません。
 昨日、海の色がきれいだったので、だんだん畑が見える隣町の 「旧南串山町」の
展望台に行って来ました。向こうに見える海の色と定埴前の土の色が絶妙のコント
ラストを見せています。大小、いろんな形のだんだん畑が丘の上まで続いています。
 しかし棚田と同じように決して効率的でない、急斜面の開発は先人の苦労が偲ば
れます。この地では、馬鈴薯、レタスなどが年間を通して栽培されているそうです。
 また、この風景は写真愛好家の人にはたまらないでしょう。特に、定植後の一面
ビニールシートで覆われた畑地の光景は圧巻だとか・・。
 しかし、なんといっても、この地や旧加津佐町て収穫される馬鈴薯の味は格別で
しょう。食卓のホクホクのジャガイモ。考えただけでも美味しく感じませんか。
 今日は何が言いたかったのか混乱してしまいました。
こういうことにしておきましょうか。風景良し、ジャガイモの味もまた良しと。
 都会に住む皆さん、実家にジャガイモの催促いいかもわかりませんよ。旬の味は
懐かしい故郷の味を思い出すきっかけになるでしょうから。
 
 

越崎大橋と棚田

2010年08月26日 | 日記
今日は、8月26日 木曜日 天候は晴れ。
今、午前11時。グリーンロードに越崎大橋が架かる越崎地区に来ています。
あちこちの写真を撮り始めてから、風景もいろんな角度から見れるようになりました。
固定観念が無くなったのでしょうか。大橋の下に見える棚田の風景も、そんな心の琴線に
触れるものでした。この地区は、5月下旬には、ホタルが飛び交う幻想的な風景に出合え
ます。私の同級生のI君は、多く人にホタルを鑑賞してもらおうと、この地区で中心にな
りホタルの里づくりに奔走しています。今年は、ホタルの出現が遅いとぼやきながらも、
その顔は嬉しそうです。
 ホタルが飛び交う川があるのですから、清流が流れています。上流は、一夜大師水源
の森として整備されています。この森で育まれた水がこの棚田を潤しているんでしょう。
 自然が醸しだす緑の色を目にすると、本当に心がなごみます。自然が与えてくれる
御馳走かも知れません。都会のコンクリート生活では、決して味わえないものですから。
 この緑色の稲穂も、あと、ひと月もすると、黄金の稲穂に変わり、収穫の秋を迎える
ことでしょう。今から、新米を食するのが楽しみです。
 ウォーキングで頑張って、少しほっそりした体で、「大盛り一杯」食べたいな~。



潮流と灯台そして夕日

2010年08月25日 | 日記
今日は8月25日 水曜日 天候は、快晴。
今日も朝から酷暑日よりみたいです。モウ~モウ~猛暑。あまりの暑さに頭のネジも
ゆるみっぱなしみたいです。でも、日頃もそんなに頭のネジは巻いていませんけどね。(笑)
 昨夕は、何となく夕日を見たくなったので、早崎の灯台に行って来ました・。灯台の
先端に着くと、足元の潮の流れにビックリ。体ごと持っていかれそうな潮の早さです。
まるで、海の大河の急流みたいで、渦や白波をたてなから、沖へ沖へと流れていきます。
まるで大自然の壮大なドラマをみているようです。この流れに乗っていくとどこまで行く
んだろうという感じです。来た時には、回りの岩が海面に姿を見せていたのですが、短時
間のうちに海底に沈んでしまいました。ひとりでいると、恐怖感さえ覚えます。沖合を通
る貨物船の速力も、潮流の早さに心なしか遅く感じます。
 やっと夕日が沈みかけました。一日の終わりに感謝したいような気分にかられます。
太陽が沈み、帰るころには、満潮前の海の表情に戻っていました。
 夜、パソコンの画面を見ていたら、今日は大潮とのこと。つまり、潮の干満の差が一番
大きい時だったんですね。・・・・納得しました。
 


親孝行の里で夏休み親子ツアー

2010年08月24日 | 日記
今日は、8月24日 火曜日 天候は晴れ。
今、午前10時。南島原市市主催の「もっと南島原ツアー2010」の中のひとつ「夏休み親子
ツアー」に参加された皆さんに、観光ガイドの会のSさんが、親孝行の人「安永安次」さん
について説明しています。場所は、津波見小学校体育館の近くにある、安次さんを顕彰
する意味て建立された、「煩徳碑」前です。
 このツアーは「南島原市の誇れるもの」がテーマになっています。加津佐では、この津波
身地区の親孝行の人「安永安次」さんになっています。この地区では、毎年安次さんの命日
の4月24日には、地区を挙げての「孝子祭」が行われます。今年は、303回忌だったそ
うです。
 世の中の急激な変化は、地域社会の希薄化にとどまらず、家族の絆さえも奪いかねない
状況にあるようです。先日の新聞では、まだ、幼い子に食事を与えないで放置した母親の
ことが報道されていました。テレビではその幼い二人の写真が放映されていましたが、食
事も与えられずに亡くなった子が不憫でなりません。母親の言った言葉に「死ぬことは分
かっていた」と。幼い二人の命はあなたにとっては何なのですかと言いたくなります。
 津波見地区で、すべての人を愛する徳風が語り継がれていることを、加津佐に住むもの
にとって誇りに思います。
 


岩戸山の裏海岸ー断崖絶壁と岩

2010年08月23日 | 日記
今日は、8月23日 月曜日 天候は快晴。
怪談ばなしではありませんが、猛暑がうらめしいですね。湿度が高いのも原因のひとつ
でしょうかね。天気予報も聞くのも、見るのも嫌になります。
 ということで、今日は、昨日の続きをお届けします。野田浜の海水足湯で涼をとった
後、岩戸山の裏海岸の探索に行ってきました。岩戸山を護るかのように、巨大岩がゴロゴロ
しています。まさに火山活動でできた山というのが体感できます。岩にへばりつくように
して、やっとの思いで、「岩の平地」に辿りつくことができました。そこには、二人の釣り人
が釣り糸を垂れていました。青い海面を覗くと、まさに絶好の釣りポイント、今にでも、
魚が釣れそうな気がします。
 山上を見ると、圧倒的な迫力で、岩肌が目の前に迫って来ます。今流行の3D映像並み
ですよ。
 地元の方も、滅多に足を踏み入れないこの一帯は、世界ジオパークのジオサイト、つまり
155万年前の火山活動の地層を観察できる場所として、がぜん注目を浴びています。
 一周をしようかと思ったのですが、足場の悪いこの難所、ひとりで回るにはとても危険
すぎる。
 またの機会にと、思いを残しながら、また、来た道を帰ることにした。すると、突然
目の前に何か飛んできた。それも、二、三匹。トンボですよ。トンボ。やっと会えまし
たよ。棚田の時以来ずっと「貴女」を探していました。もう、岩なんか目に入らなくて、
スイスイと帰ることができました。
  
 


加津佐の涼しい海

2010年08月22日 | 日記
今日は、8月22日 日曜日 天候は晴れ。
 今日も猛暑という予報が出ています。明日は、処暑というのにこの暑さ。
初秋の候どころではないですね。
 今、午前10時。野田浜に来ています。暑いので、岩戸山の岩肌に身を寄せています。
海を見ていると、なんだか渚遊びをしたくなりました。さっそく靴と靴下を脱ぎ、裸足
で波打ち際まで行きます。気持ちいいですね。久々の砂の感触。一歩一歩沖に向かって
進みます。膝下ぐらいのところまで行くと、海水が急に冷たくなってきました。
 温泉の足湯ではなくて、海の冷水足湯みたいです。冷蔵後の中に足を入れたような
感触ですよ。しばらくじっとしていたのですが、体の体温が下がってきたような気も
します。子ども時代、長時間の水泳で、唇が紫色になったことを想いだしました。
 写真では、その冷たさをお届けできないのが残念ですが、膝下までつかったままで
撮った風景が上の写真です。
 それでは、しばしの間、海の冷水足湯をお楽しみください。
 


 

口加高校の庭園と像

2010年08月21日 | 日記
 今日は8月21日 土曜日 天候は快晴。
今時刻は午前9時50分。今日も暑い暑いを連発するような猛暑日和です。
口加高校の庭園に来ています。この庭園、校舎のどの位置からも眺めることができます。
今は、夏休みで、高校生の姿はあまり見かけませんが、休みが終わると勉強に忙しくなる
でしょうね。高校時代は勉強と部活のバランスが難しいですから・・・。
 庭園には、石の上にチョコンと少年像が立っています。「こんにちわ」のプレートが
石に埋め込まれています。本当にこんにちわと声をかけられているみたいで、こちらも
こんにちわと言いたくなってしまいます。緑の庭園とよくマッチしています。
 この像の製作者は、南島原市、南有馬町の出身で、日本を代表する彫塑家、今は亡き
北村西望先生です。高校のホームページには、像の横で、像のまねをして敬礼している
女子高校生が掲載されています。青春時代の1ページとしてほほえましく感じます。
 どうか、進学するにしろ、社会人になるにしろ、すべてこちらから「こんにちわ」と声を
かける人になってほしいと願いつつ、庭園を後にしました。 


 

加津佐の女島海岸

2010年08月20日 | 日記
今日は、8月20日 金曜日 天候は晴れ。
お盆で帰省していた娘を送りに空港まで行って、先ほど帰宅しました。そんな訳で加津佐の“今”
が撮れていません。
 とにかく、今日はこちらもすごい猛暑でした。少し、涼しい写真をと選んだのが、女島下の海
岸です。岩があるせいか、海水は透き通っていて、砂も本当の砂という感じです。海の箱庭見た
いです。すぐ上は、「君の名は」で有名な劇作家、故菊田一夫氏が小学校時代.の一時期を過ご
した場所として知られています。また、菊田作品の中には、加津佐の海が描かれているのもあり
ます。
 しかし、ここの特徴は、女島の成り立ちがわかる地層がはっきり観察できることにあります。
大人はもちろん、子どもたちの学習にもぜひ活用してもらいたい場所でもあります。子どもたちが
成人して、「女島はどうしてできたの」と聞かれた時、答えられるように・・・。
 明日は、雲仙で午後から、世界ジオパーク認定1周年記念として、「島原半島ジオパークの
未来」と題したシンポジウムが開催されることになっています。基調講演のほか、島原市長、雲仙
市長、南島原市長を含むパネルディスカッションなども行われます。
 参加人数は200名。私もその中のひとりとして参加する予定にしています。
 

 

島原半島で一番古い石橋

2010年08月19日 | 日記
今日は8月19日 金曜日 天候は晴れ。
今、時刻は午前10時。岩戸山にある古刹、厳吼寺境内に来ています。
セミの声がひとしきり聴こえます。行く夏を惜しむかのように、私には聴こえるのですが・・・。
今は、殆ど姿を見ることがなくなってしまった石橋。のどかな風景には、石橋がよく似合うのです
が、今はそんな思いを吹き消すように、取って代わったコンクリート橋を、当たり前のように車が
行き来しています。今では、地域における石橋の保存運動は、なかなか難しいような気がします。
 私は今、文政12年(1829年)の文字が刻字されている眼鏡橋に立っています。島原半島唯一の
二連アーチ式の石橋で、半島でも一番古い橋だとされています。長さは4.9メートルです。
 橋に立ち、今上ってきた山門の両側を見ると、左に布袋象、右には西行像を見ることができます。
両像とも、とても趣きのある像で、こちらまで、ニッコリしたくなるほど、親しみのもてる像です。
 そうそう、この石橋を見ると、絵ごころのある人は、絵筆をとりたくなるのではないでしょうか。
お寺の境内とは言いながら、とても居心地のいい場所です。
 パソコンにもお気に入りの欄があるように、この風景も「私のお気に入り」に追加したいと思い
ます。できれば「お気に入り50景」までいければ・・・。
 
 
 

加津佐の山ー愛宕山

2010年08月18日 | 日記
今日は、8月18日 水曜日 天候は晴れ。
今、午前9時。加津佐中学校の上、町原に来ています。夏の朝は、青空が広がるのに、曇り空も
混在する変な空模様。さて、今まで、加津佐の海を中心にお届けしてきましたが、今日は、町原
から、見た標高約300メートルの愛宕山の風景をお届けします。
 かって、この辺りは「殿様ん道」と呼ばれ、旧藩時代は本通りになっていました。また上の方
には、殿様が一休みされたことから「殿様ん休み場」と呼ばれる場所があります。
 この山、愛宕山は、岩戸山に比して、あまり語られることの少ない山である。昔、頂上までの
山道はあったのだが、その道さえ探すのに苦労するぐらい、人が入らない山になってしまった。
 山の中腹には、ごつごつした岩が、あたり一面に広がっている。かって地質学の先生から、
「火砕流」の跡ですよと聞いたことがある。ジオパークの中の興味深いジオサイトのひとつと
いえよう。
 また、こんな伝説を聞いたことがある。「愛宕山の頂上には、大蛇がすんでいて、鎌首をもたげて
人を追いかけてきた」と。子ども時代には、本当の話しだと信じていた。
 これからは、今まで以上に、親しみを持って、愛宕山と付き合っていこうと思う。四季折々の
美しい表情を見せてくれるかも知れないから・・・。

 
 

加津佐の棚田ー風にそよぐ稲穂

2010年08月17日 | 日記
今日は8月17日 火曜日 天候は晴れ。
今時刻は、午前10時半。6月にも紹介した崎谷地区に来ています。目の前には緑の
絨毯が広がっています。バイクに乗り、まぶしい太陽の光を浴びてきただけに、緑色
を目にすると、目薬をさした後のような、爽快な気分になります。ちょっと得した気分。
緑の色、とても目にやさしいんですね。
 さて、お盆も過ぎ、心なしか、涼しくなったような気がします。秋モードへの移行も
もう間もなくということでしょう。そこで、ちょっと気になっていた、稲の成長を見る
ためにやって来ました。稲穂が風に揺れ、とても気持ちよさそうです。
 ところでトンボはいないかと辺りを見回しますが、姿を見つけることはできません。
子ども時代、よくトンボを追い掛け回していました。というより、戯れていたという
ほうが、似あっているでしょう。赤トンボですよ。
 デジカメを手に毎日写真を撮るのですが、皆さんの心に届くような写真は、とても
とても・・・。でも、これからの秋色風景は、自分でも楽しみにしています。
 加津佐の夏は、ここしばらく続きそうです。
 夏バテを回復する秋はもうすぐですよ。