かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐・花房展望所の花と風景

2010年10月29日 | 日記
今日は、10月29日 金曜日 天候はうす曇り。
台風の接近前波なのか、空には雲がかかっているが、青空も覗いている。予報では、正午に
は晴れマークも表示してある。
 さて、今日は、1か月前頃から、気になっていた木がある。その木に小さい花が咲きだし
たのが、1週間ほど前。その日以来、ずっとここ、花房展望所に通っている。
 ところが、花の名前がわからない。先日、わからないまま、花の撮影をしていたら、軽ト
ラからひとりの高齢者の方が下りてきて、声をかけられた。なんと、この木を植栽された管
理人の方でした。さっそく、花の名前を尋ねるが「自分も知らない」とのこと。あ・れ・れ。
ちょっと拍子抜けした感じ。沖縄の花ではないかということでしたので、帰って、インター
ネットで調べるがどうしても、わからない。
 なんとかして、知りたいと思いつつ、ひょっと頭に絵浮かんだのが、前に岩戸山のかつお
山まで、連れて行ってくださったМさんのことを思いだした。Мさんなら、大学も農学部出
身だし、山岳会に所属し、花にも詳しいと思い、さっそく電話をしてみる。急ぐんだろうと
の返事。なんと、電話が終わった後、すぐに現地に行き、そして、その花の名前まで、調べ
てきていただき、自宅まで届けてくださった。あまりの行動の早さにビックリ。うれしい。
知りたかったことが、すぐにわかることほど嬉しいことはない。自宅に届けてくださったと
きは、花房にその写真を撮りに行っていた時でした。帰る途中、Мさんの車にバッタリ
会う。いいことは重なるんですね。車中から、お礼を言う。
 教えていただいた、花の名は「こばのセンナ」というそうです。展望所付近はもちろん、
グリーンロードの法面まで、黄色い花で覆われています。黄色い花が、眼下に見える加
津佐の風景をより一層、引き立たせてくれています。見晴らしがよくて、花の咲く展望
所、いいですね。故郷の良さを再認識した一瞬でした。
 花の名前を教えていただいたМさんに、この風景を贈ります。ありがとうございました。
 
 



懐かしいザボンの木

2010年10月28日 | 日記
今日は10月28日 木曜日 天候は曇り。
今日も、肌寒い一日の始まりとなりました。空模様も、コロコロ変わります。
昨日のウォーキングの途中、ザボンを見つけました。懐かしいです。小学校時代に、自宅の
庭にもありましたから。果皮が厚いので、小学生の指では、皮をむくのに一苦労した想い出
があります。食感はいいのですが、甘いというようなものではありませんでした。でも、子
ども心にも、風味は良かったと記憶しているのですが。ザボンは別名、ボンタンとかブンタ
ンとか呼ぶみたいです。呼び名だけでも、頭がこんがらがってきそうですよ。
 で、もうひとつ想いだしたのがあったんです。「ボンタン飴」。.今でも店頭に並び、根強い
人気を保っていますよね。見るたびに誰が買うのかと、いつも不思議に思っています。現代
っ子の好みに合うとは思えないのですが。自分の子ども時代には、この「ボンタン飴」が主流
だったとことを覚えています。。この「ボンタン飴」は大正15年発売だとか。あの古風なデ
ザインに懐かしさを覚える人も多いんでしょうね。
 もうひとつ、頭に浮かぶのがあるんですよ。「ザボン漬け」。長崎では特産品になってい
ます。あの分厚い果皮と果肉の間にある白い中皮を煮込んで、白砂糖でまぶしたものです。
私も、殆ど最近口にしたことがありません。現代みたいに、多種類のお菓子などない時代で
すから、この砂糖をまぶした「ざぼん漬け」は、その当時の甘さの代表格ではなかったのでし
ょうか。
 直径15㎝ぐらいの実がなっている、ザボンの木を見ると、自宅の庭のザボンの木を背
にして、今は亡き父親と一緒に笑いころげている一枚の写真が懐かしく思いだされるので
す。
 
 


加津佐の海・空・浜・松

2010年10月27日 | 日記
今日は、10月27日 水曜日 天候は快晴。
今朝は、布団のぬくもりから抜け出せないで、ついつい惰眠をむさぼる。今日も、朝の冷え
込みが厳しい。
 しかし、今日の天候は、秋の透き通るような青空が広がっています。家にいるのはもった
いないぐらい。さっそく準備をして出かけることにしました。
 今、町の何箇所かを廻った後、前浜海水浴場に来ています。見慣れた風景とは言いながら
今日の前浜風景は素晴らしい。地平線上に広がる天草の島々や海の色、空の色など、周りの
風景、どれをとっても、絵になります。
 渚に沿うようにして、バッグを背にした釣り人が、歩きながら投げ釣りをしています。
恰好からいって、本格的な釣り人なんでしょうね。釣り人の姿、見えますか。 
岩上の青山、岩戸山も、海と空の色にひときわ映えています。松の緑も、この光景に彩りを
添えています。いつまでも去りがたい風景です。
今日は、これ以上書かないことにします。
 目の前に広がる“眼福”に、只、只、感謝します。

島原・有明の森フラワー公園を訪れる

2010年10月26日 | 日記
今日は、10月26日 火曜日 天候は曇り。
今朝は、秋の冷え込みが一段と増している。寒さを肌に実感する気温である。
起きてから、携帯電話の電源が切れている。おかしいと思い再度電源を入れるが入らない。
携帯電話は、日常生活では手放せないものになっている。仕方がないので、修理のために
出かけることにした。
 ついでに、島原市・有明の森フラワー公園に立ち寄ることにした。今、時刻は午前11時。
車から降りると、高地のせいなのか、寒さで体がゾクゾクする。舞岳のふもとに位置する公園
の敷地は3万5千平方メートル。広大な敷地が広がっている。前には有明海、後には平成新山
がそびえ、ロケーションは絶好の場所。今、公園には、サルビア、マリーゴールド、コスモス
が咲いている。中でも、サルビアは公園を埋め尽くすかのように真っ赤な絨毯になっている。
ほかのマリーゴールドとコスモスは、先日の雨と風で、倒れたりしている。
 また、園の中には、石造りの七福神像や同じく石造りの招福カエルなども設置され。ユニ
ークな景観を呈している。園内が見渡せる展望台に上ると、花の色のコントラストが美しい。
先日の雨が降らなければと余計残念に思った。
 近くには、舞岳の頂上までの8888段の階段がある自然遊歩道や有明水源の森、そして
 もうひとつ忘れてならないのは、フラワー公園のすぐ上は、百花台公園もあり、遊具も完
備され、家族そろってのピクニックなどには最適の場所と言えよう。
 帰りには、疲れた体を休めるために、「水戸黄門御一行様」書かれた看板がかかっている茶
店にも寄ってみてほしい。狸の焼き印が押された一口饅頭の甘さが疲れをいやしてくれると
思う。-「御隠居、もう少しこの饅頭、食べていきましょうよ」と八兵衛の声。

いよいよカキ焼きのシーズン

2010年10月25日 | 日記
今日は、10月25日 月曜日 天候は雨。
10月もいよいよ最後の週に入りましたね。昨日の天気を引きずるかのように、外は雨が
降ってます。今日も1日、さわやかにというわけにはいかないようですが。
 で、今日のブログどうするの。今から書きますよ。
 土曜日のめで鯛祭りでは、カキを食いはぐれましたので、昨日、干潟で有名な太良町に
行ってきましたよ。国道207号線沿いには、カキ小屋というより「カキ小屋店」が並んでい
ます。どの店も、県外ナンバーの車が多く停まっています。
 さて着いたところは、昨年も訪れたところ。「この前も来られましたね」と笑顔で店の若奥
さんが迎えてくださる。さっそく、エプロンをつけて、いざ出陣。
 注文したのは、カキ、ハマグリ、サザエの3種類。ほかにも、貝柱やイカの一夜干しなど
メニューも盛りだくさん。何だか、「海の居酒屋」みたいに感じます。
 とにかく、頂くことにする。カキの殻が開くのが待ち遠しい。やっと、開きましたよ。
「いただきます」と軍手を付けた左手でカキを握り、右手の釘でカキを取り出す。
口に頬張ると、海水とカキの味が何とも言えない。これ以上言うのやめましょう。また、食
べに行きたくなりますから。今日は、カキのグルメリポートになってしまいましたヨ。
 カキと言えば、子ども時代に、母親と一緒に自宅近くの海岸にカキ打ちに行っていました。
岩についているカキを器用にカキ打ち器で採っていました。今みたいに大きなカキではあり
ませんので、なかなかいっぱいにならないんですね。給食用のアルマイト食器の底に、少し
溜まるたびに、手を伸ばして、つまみ食いをしていました。母親は何も言わずに、黙々と
カキを打ち続けるのでした。
 大きいカキを食する時、あの母親のカキ打ち器で採った小さなカキの味も、忘れがたい味
として、今でも「ココロの味」になっています。

遅咲きの金木犀

2010年10月24日 | 日記
今日は、10月24日 日曜日 天候は雨。
朝から、雨が降っています。でも、秋の雨は、うっとうしいという感覚ではありませんね。
俳句をやっていたら、秋の雨を季語として、一句浮かぶんでしょうけど……。 
 というわけで、隣の家に咲いている金木犀の花をお届けしています。10月ごろから気に
かけていたのですが、一向に独特のあの甘い芳香が漂ってきません。つい最近ですよ、甘い
香りにつられて振り向くようになったのは。それにしても、今年の開花遅かったですね。
 今まで、匂いだけを楽しんでいたのですが、最近花を撮る機会が多くなったので、一歩近
づいてみるようになったんですね。自然の造形は、本当に素晴らしいと、この歳になってや
っとわかりかけてきました。坂村真民先生の詩「こちらから」と同じく、すべて、こちらから
なんでしょうね。今、一歩近づけなければ、花の美しさもわからないし、花も答えてくれ
ない。外の雨音を聞きながら、そう考えています。
 そして、金木犀の香りは、子ども時代の記憶も引き出してくれました。小学生時代には、
自分の庭に咲いている花を良く持っていたものでした。その花で教室をかざっていました。
 金木犀の咲く時季になると、通学途中に咲いている一枝を折って、学校の先生の教壇や教
室の花瓶にさしていたものでした。
 木造校舎の廊下を通る時、教室からは、金木犀の甘い香りが、一面に漂っていたように記
憶しているのですが……。
 金木犀の香りは、教室に花を飾っていた頃の記憶まで運んで来てくれました。


加津佐・めで鯛祭り賑わう

2010年10月23日 | 日記
今日は、10月23日 土曜日 天候は曇り。
予報では、晴れだったのに、すっきりしない曇り空が広がっています。
さて、今日は鯛釣り大会とめで鯛まつりが、加津佐漁港前広場で、開催されています。
今、時刻は、午後1時半。ステージでは、園児の蛇踊りなども披露されています。
前に陣取ったお客さんは、網の上で何かを焼いていますよ。何だ、何だ、車エビが網の上
に数え切れないほどのっていますよ。しかし、この車エビ何人の人が食べるんだろうと
余計な心配をしています。隣では、牡蠣とサザエを焼いておられます。美味しそうだなー。
それにしても、岩戸山と加津佐の海を背景にした会場で行われる海のイベントとしては、
特色のあるイベントと思うのですか……。
 私も、朝は、11時半のイルカウォッチングの船に乗船してのガイドと、それが終わった
後は岩戸山の中腹にある「穴観音」に参加者をガイド、結構忙しい一日でした。
 イルカウォッチングでは、朝6時に出てきましたと話す宮崎県から来られたお客さん。
下関のお客さんからは水族館もありますよと逆に案内される始末。楽しいお客さんで、つい
船上でも話しが弾む。その下関のお客さんの旦那さんは、高級カメラを首に下げて、イルカ
のジャンプの撮影に無我夢中。帰港する時に見せてもらいました。隣から奥さんも画面をの
ぞきこんで来ました。なんと、そこにはイルカのジャンプの姿がばっちり。「すごいですね」
と私の言葉にとても嬉しそう。本当に仲のよさそうなご夫婦でした。
 いろんな出会いがあるんですね。今日も楽しいご縁を頂きました。   



加津佐・めで鯛祭りの前日

2010年10月22日 | 日記
今日は、10月21日 金曜日 天候は曇り。
朝から曇り空が続いていますが、風もなく、ごく普通の秋の1日になっています。
 さて、明日は、加津佐の海の特色を生かした、鯛釣り大会と、めで鯛祭りが同時に開催さ
れます。
 鯛釣り大会は、旧加津佐町から継続して、今回で42回目の大会になるそうです。
歴史のある大会に、今年も定員85人は、すでに募集が締め切られています。釣りファン
にとっては、たまらない一日になることでしょう。明日、午前6時に加津佐漁港を出港し、
昼過ぎには、帰港の予定となっています。大物賞などの表彰が、めて鯛祭り会場で行われ
ます。どんな、大物が今年は釣れるんでしょうね。表彰台に上がった釣り人の笑顔が、目に
浮かぶようです。
 ちなみに、この釣り大会は、釣り道具や餌はすべて、船頭さんが準備されるそうですので
準備品はクーラーのみだそうです。これなら、初心者でも気軽に参加できそうですね。
 11時から開催のめで鯛祭りでは、子どもの波止釣り大会も開催され、子どもたちにとっ
ても、釣りの楽しみを味わえます。ほかにも、めで鯛そうめんのふるまいや、海の幸大鍋、
山の幸大鍋など、うまかもんがいっぱい。行かにゃ損するめで鯛祭り。ぜひ足を運んでみて
ください。
 今、時刻は午後4時半。明日の開会を待つだけの、めで鯛祭り会場です。
 明日は、加津佐のうまかもん、よかもん、活きもんを味わってくださ~い。

加津佐で見つけた 緑のドングリの実

2010年10月21日 | 日記
今日は、10月21日 木曜日 天候は曇り。
テレビでは、奄美地方の被害状況が放映されています。記録的な豪雨という文字がテレビ
画面でもよく見かけるようになりました。本当に異常気象なんでしょうね。
 さて、加津佐町では、昨日お上りがあり、秋祭りも終わりました。旧加津佐駅裏では、
今日も露店が出店されていますが、人通りは少ないです。賑わいというには程遠い雰囲気
です。
 ここ数日前から、テレビでは、熊の被害ニュースが流されています。「餌となるドングリ
などがないことから、人里に下りてきたのでしょう」というアナウンサーの声。
 そう言えば、ドングリ最近見かけないなと思い、知人に聞いても首を横に振るばかり。
でも、同級生が犬の散歩の時に見つけたと言って、教えてくれましたよ。やっぱり同級生。
気にかけてくれていたんですね。
 今、時刻は午後1時。天辺と八ノ久保の分かれ道付近に来ています。どれがドングリの木
かよくわかりません。しばらくウロウロと探していたのですが、緑色の実をつけた木を見つ
けました。近寄って見ると、緑色のドングリの実が枝にたくさんついています。
今まで、地面に落ちていたものを見ることが多かっただけに、木になっているドングリには
新鮮な感動を覚えましたよ。茶色っぽいドングリだけを見てきましたからね。
 子ども時代には、拾ってきたドングリに爪楊枝を刺して、ドングリゴマを作ったり、それ
から、やじろべえなども作って遊んでいましたね。
 今、緑色のドングリをしみじみ眺めると、樽型のぽっちゃりとして、とても可愛いですね。
地面に落ちるのは、11月に入ってからでしょう。紹介した以上、また調べましたよ。アラ
カシという種類のドングリの仲間みたいです。
 すべてが、競争社会にあって「ドングリの背比べ」であった方が、ストレスも少なくて済む
のにと、仕事をリタイアーした私のつぶやきでした。

 
  
 
 

加津佐・後登龍地区の収穫祭

2010年10月20日 | 日記
今日は、10月20日 水曜日 天候は曇り。
さて、今日は、十三夜ですね。お供えに栗や豆を供えることから、栗名月または豆名月と
呼ばれているとか。また、十三夜には曇りなしともいわれているそうですが、今夜は月が
見れるような天気ではありません。少し、残念です。
 さて、今日は、後登龍地区の収穫祭にお邪魔しています。もう、すでに参加する保育園児
や福祉施設の皆さんも到着しています。地区の皆さんも、大勢集まっていらっしゃいます。
 さて、挨拶の後、収穫畑にいくことにしました。ついたところはトウモロコシ畑。ビニー
ル袋を手に、早速収穫の作業。地区の方から「生の方が甘い」とのことでしたので、取り立
てのトウモロコシをかぶりつくことにした。「本当に甘い」。トウモロコシの風味が口いっ
ぱいに広がる。
 次は、集会所の下にある畑に移動して、サツマイモの収穫。地区の皆さんが事前にツルを
取り払っておられたので、園児の皆さんが、早速小さなスコップを手に掘り出した。しばら
くすると、手にはそれぞれ、大小のサツマイモが握られている。ビニール袋いっぱいのサツ
マイモは、園児にとってはとても重たそう。
 作業の後は、昼食をいただくことになった。テーブルには、新米のおにぎりや押しずし、
採りたての芋やトウモロコシが並べられてある。早速いただいたおにぎりの美味しいこと。
何も言うまい。ただ、ただウマイの一言に尽きる。
 今年度、後登龍地区は、ミカンのオーナー制度、イチゴや米の収穫体験等による都市部か
らの交流人口増による農家収入の増加などの実績が評価され、今年度のながさき農林業大賞
を受賞されたとのこと、心から祝福したいと思う。
 今後のますますの地域活性化を願いながら、秋色濃い里山を後にした。
  

加津佐の秋祭りーお下りの神輿

2010年10月19日 | 日記
今日は、10月19日 火曜日 天候は曇り。
今朝は、少しは晴れ間も覗いていましたが、午後からは雨は降らないものの、下り坂の
天候。どんよりとした曇り空が広がっています。
今日19日は、加津佐町の秋祭り、温泉神社の祭礼て、お旅所にお神輿がお下りになる日
です。
 というわけで、今、時刻は、午後4時。水月橋でお神輿のおくだりの行列を待っています。
お神輿が見えてきました。岩戸山を背に、水月橋を渡ろうとしています。一般神輿と子ども
神輿が続きます。沿道には、参拝する皆さんの姿も見えます。
 しばらく、神輿の後についていくことにしました。本町からコースを変えて、前浜海岸に
行くコースをとり、それから、国道と並行する下の道を通って、商工会館そばの広場に到着
しました。
 お神輿が、お旅所に置おかれた後、神事が撮り行われ、「浦安の舞」が披露されました。
旧加津佐駅裏では、すでに露店が軒を連ねています。平日なのか、あまり人通りは多くあり
ません。年ごとに、露店の数も少なくなってきているように感じます。 
 私たちの子ども時代は、祭りの時には、日頃買えないものを「買う」楽しみがありました。
10円玉を握りしめて、おもちゃなど、それこそ真剣に欲しいものを見定めていました。
娯楽の少ない時代ですから、見世物小屋など、恐る恐る入ったような記憶があります。
テレビのない時代は、銀幕のスターがあこがれの的でしたね。特に時代劇の波に砕ける映画
会社のマークが出ると、胸が高鳴り、始まるストーリーの展開に胸を膨らませたものでした。
 それらは、なつかしむ年代になって初めてわかる、「少年時代」の幸せのひとコマだったん
ですね。
 
 



加津佐のジャガイモ畑と町並み

2010年10月18日 | 日記
今日は、10月18日 月曜日 天候は晴れ。
朝は、秋冷えでしたが、日中は暖かくなりました。晴れの天気ですが、天草の島々を
見ると、霞がかかったような天候です。秋の澄んだ空気なのに、遠くの視界は、はっきり
しません。
 昨日は、稲の掛け干し風景をお届けしましたが、今日はジャガイモ畑をお届します。
加津佐の特産品は、なんといってもジャガイモ。あまり、農産品には詳しくないので、仲間
であり知人の前農協支店長のY氏に聞いてみることにしました。
 今、植えられているのは、秋ジャガの「出島」という品種とか。今は、葉っぱが緑色ですが
収穫の時期になると、葉の表面か黒くなるそうです。日頃は、ジャガイモの季節だとは認識
していても、そこまでは、気付きませんでした。これだけの知識でも、知っているのと知ら
ないのでは、大きな差ですよね。秋じゃがが出回るのは、産業祭が開催される11月下旬頃
からだそうです。了解しました。教えていただきました、前農協支店長のYさんありがとう
ございました。
 さて、そんな乏しい知識を頭に入れて、やってきたのが花房地区の上にある、圃場整備が
行われている広大な農地に来ています。区画整備が済んだ農地には、秋ジャガが植え付けら
れています。この新ジャガが12月には、一斉に市場に出回るんですね。
 掘りたての新ジャガ、ホクホクの新ジャガ。収穫が今から待ち遠しいです。
 



加津佐の秋の田園風景ー稲の掛け干し

2010年10月17日 | 日記
今日は、10月17日 日曜日 天候は快晴。
今日は、朝から絶好の行楽日和。行楽の予定はないので、修理から戻ったバイクで町内
めぐり。田んぼには、まだ刈り取られていない稲が残っています。
 今、時刻は、午前11時半。津波見小学校下に来ています。殆どの稲が刈り取られ、掛け
干しされています。収穫の秋なので、こんな風景を見ると嬉しくなります。
 でも、天日で乾燥されたコメは、さぞ美味しいだろうなと思うと、喉がゴクっと動きます。
海苔を巻いた新米のおにぎりが頭に浮かんできます。
 加津佐町では、19日と20日は秋祭り。温泉神社では、お神輿が繰り出します。子ども
時代には、自家製の甘酒がありましたね。できた当初は甘いのですが、日が経つにつれて、
酸っぱくなるんですよね。それでも、なくなるまで飲んでいました。食卓には、押しずしも
並んでいました。決して、豪華な食卓ではありませんでしたが、秋祭りの時の定番メニュー
でした。
 今の商工会館前辺りでは、おもちゃ、陶器、金物などの露天市が軒を連ねていました。
今思えば、多くの人で、本当に賑わっていたものでした。今ほど物が豊富でない時代でした
から、当たり前と言えば当たり前ですが、茶碗や皿など、1年分のまとめ買いもあっていた
ような気がするのですが……。
 いずれにしても、秋祭りは“心の晴れ舞台”だったんですね。


薄闇に咲く月下美人

2010年10月16日 | 日記
今日は、10月19日 土曜日 天候は晴れ。
気温も暑くもなく、寒くもなく秋らしい気温になっています。
 さて、今日は昨夜の秋の月下美人の開花についての話題です。実は、懇意にしている方か
ら昨夜電話がかかってきて、「今夜月下美人が咲きそうだから、見に来ないか」との電話があ
り、二つ返事で出かけることにしました。
 時刻は、午後8時半。見た感じでは、五分咲きぐらいの白い花が、サボテンの葉みたいな
上に咲いている。はにかむようにして、下を向いている。少し、花を持ち上げてみると、花
には悪いかも知れないが、ずっしりと重量感があるような感じ。名前は、よく聞いていたの
だが、開花まで付き合うのは、今回が初めて。どんな花を咲かせるのか、興味津津で、開花
を待つことにした。数時間たった後、花の匂いを嗅ぐように言われたので、嗅いで見ると、
匂いのいいことに変わりはないのだが、どんな言葉で表現したらいいのかわからない。
 またまた、月下美人の謂れがわからない。インターネットで調べると、ちゃんと説明して
ありましたね。真夜中に美しい花をつけることからと。
 でも、次の逸話がよかったですね。昭和天皇の皇太子時代に、台湾を訪問されたとき
「この花の名は」と質問されたそうです。隣にいた総督が「月下の美人です」と答えられたと
か。 それで、月下美人の名前が定着したそうです。納得、納得、了解。了解。
 時計の針は、もう11時をまわっている。縁側の「月下美人」に目を移すと、白い妖艶な花
が咲いている。夜中にしか咲かない花で、朝には、しぼんでしまうはかない花の命を想いな
がら、夜空を見上げると、そこには半月の光がありました。


女島と秋の海の色

2010年10月15日 | 日記
今日は10月15日 金曜日 天候は快晴。
秋の澄んだ青空が、とても気持ちいい1日が始まっています。カラッとした秋風が今日は
とてもさわやかです。
 今、時刻は午前10時半。女島海岸に降りてきています。少しかすんでいますが早崎半島
や天草の島々を見ることができます。女島の緑が海面に映えています。
 このブログを書き出してから、町のあちこちに出かけることが多くなりました。その中で
気持ちが落ち着く場所があるんですね。好きな場所といった方がいいかもわかりません。
この女島海岸も、そのうちのひとつになりました。ここに立つと、自分だけの自然の世界に
取り囲まれているようで、ホッとするんですね。この女島が、百数十万年前の時を経て、今
ここにあるというのも、この感覚を後押ししてくれているのかも知れません。
 今まで、自然に向き合うということが、あまりにも少なかったんですね。路傍の小さな花に
目を向けるということは、ありませんでしたから……。今、本当にいい経験をしています。
いろんなものに、気付かされることが、本当に多くなりましたから。
 今日は、少し筆運びが重くなりました。重くなったところで、ガチョーン。