かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

秋の虹と口加高グラウンド

2013年09月30日 | 日記



          

今日は、9月30日 月曜日 天候は曇り。
どうやら、ちょこちょこ顔を出していた名残りの夏も、どこかに去ったような気が
します。朝、ゴミ出しのために玄関を開け、空を見ると、雨はふっていないものの
灰色の重たそうな雲が広がっています。でも、何とか、天候は持ちこたえそうです。

朝食を摂った後は、いつも、新聞を読んだり、パソコンでネット記事やブログを
読んだりするのですが、今日は珍しく、テレビで朝のワイドショーを視聴しました。
どのチャンネルでも同じような内容なので、チャンネルをあちこち変えたりして
いたところ、認知症に関する画面になりました。

専門的な事だったので、内容は定かではないのですが、どうやら、認知症状態
のマウスに、特殊なウィルスを注入したところ認知症の症状が改善したという
内容のようでした。画面の研究者の話では、人への臨床試験が近い将来行われる
でしょうということでした。もし、認知症を予防や治療できる薬ができるとしたら、
これからの高齢化社会の到来においては画期的な事ですよね。

で、その後の話なんですが、認知症予防のためには、どんなことをしたらいいか
という話になったんですね。毎日1時間以上歩くことが、認知症のリスクを減らす
ということでした。単純な私は、私はその話を聞いて、すぐウォーキングに出かけ
ましたよ。休みがちになっていたウォーキングに弾みがついた今日の話でした。

夕方近くになって、天候がどうなのかなと思って玄関を開けると、目の前に
虹が!それも半円の虹ですよ。小雨がパラついていました。早速、カメラを持ち
出して撮影をしたのですが、電線が気になります。場所を変えて、口加高グラウ
ンドで撮ったのが、冒頭の写真です。久しぶりの感動的な虹に出会いました。


小雨の小学校の運動会ー南島原・加津佐

2013年09月29日 | 日記



今日は、9月29日 日曜日 天候は曇り。
いつもの朝、玄関の戸をあけて、陽射しを浴びようと思ってふと、前を見ると
石のくぼみに水がたまっていました。雨が降ったんですね。
空もどんよりとした灰色の雲が覆っています。

今日は、小学校の運動会が開催されています。開会あいさつも、澄み切った
青空のもととは言い難い天候ですね。曇り空を吹き飛ばして、元気に頑張って
くださいに変わるんでしょうか。

午前11時頃、加津佐東小学校のグラウンドにやって来ました。
「頑張ってください」という競技中の選手を応援するアナウンスが流れています。

私の小学校時代の、運動会の想い出は、余り印象に残っていないのです。
体育が不得手な私にとって、走れば、いつも着外。3着まではグラウンドに
残されるのですが、私はいつもスゴスゴとテントに帰っていました。
何とも言えない、みじめな気持ちを、子ども心に味わっていました。

連れ合いは、いつも賞品を貰っていたと話しています。私は、その記憶すら
ないのです。その当時は、生徒数も多くて、各自治会のテントには、保護者で
埋まっていて、応援もすごいものでしたね。

そんなことを想い出していると、小雨がパラついてきました。
すぐ止むだろうと思って、今年度閉校になる山口小学校に向いました。
登校口の上の方には、閉校までの日数が掲示されていました。

        

グラウンドでは、最後の運動会が開催されていました。
毎年変わらない運動会風景とはいえ、生徒、先生方、地域の方にとっては
特別な思いが湧いているのではないでしょうか。

        

小学校の運動会も終わり、残すは10月6日開催される「加津佐町体育祭」を
残すのみとなりました。


案山子と鬼木棚田

2013年09月27日 | 日記

今日は、9月27日 金曜日 天候は晴れ。
一気に秋という感じの冷え込みになりました。冷気のせいか、澄み切った青空が
広がりました。天高く馬肥える秋ということでしょうか。
さて、こんな天気の良い日に出かけない手はないと言うことで、波佐見町の鬼木
に行くことにしました。先日の23日には棚田祭りの模様がテレビで放映されて
いました。
  波佐見の鬼木といえば、すっかり案山子が有名になりましたね。知ってはいた
のですが、行く機会がなくて今日になってしまいました。
 案山子が展示されている鬼木郷にやってきましたよ。今日は平日と言うことも
あり、会場近くの駐車場に停める事ができました。
 さすがにユニークな案山子が目立ちます。ことしはオリンピックや朝のテレビ
小説にちなんだ案山子が見られます。それにしても、後ろ姿の案山子は、本物
の人と間違うぐらいそっくりですよ。
 棚田が一望に見渡せる展望台にやってきました。なんとここにも案山子が!
連れ合いも一緒に並んで見ました。記念写真には、うってつけかもしれませんね。

            

2020年の東京オリンピック開催を発表したIOCのロゲ会長もありました。
「ケ゜ートボールのみ鬼木で開催 ゲロン ゲロン 」
ゲロン ゲロンはロゲ会長をもじったものですかね?
会長が手にするボードには「ONIGI 2024」とちゃんと文字が打たれて
あります。

            

棚田を背景にして、ソチ五輪のジャンプ競技で、活躍が期待される高梨サラちゃん。
今にも、ジャンプしそうな態勢がよく表現されています。

            

  夫婦のやりとりが楽しいですね。
「とうちゃん 長崎出身の航平君にまけないで 夜も昼も がんばって
  健康第一  51歳の妻より」
「2020年の東京をめざしております。只今 練習中 
    ことし60才のじじ」

            

山に登るときに、足場の悪いところから、絶景を眺めるように、体を傾けて
あるのがいいですね。

            

カメラ好きな人にとっては、三脚を立てて被写体を狙う瞬間は、まさに息つまる
時間かもしれません。それにしても良く雰囲気がでていますね。
もちろん、カメラマンは案山子ですよ。

            

あわてんん坊…稲も刈っとらんとに田植機ば持ってきてしもうた。
ユーモラスな中に、とても親しみが持てます。迷彩服もよく似合っています。

            

よく道を聞かれます。腰の曲がり具合など、本当に農作業をされているように見えます。
「何を植えてらっしゃるんですか」と声をかけたくなるほど、よくできています。

            

102歳 これが本当のじぇじぇじぇだあ-。

            

ひそひそ話…「うちん嫁さんの味付けのさびなか(薄い)こと。
         「うちんじいさんも、こい(フレンドリー)のお世話に
          ならんばごとなってしもうて」
後ろ姿は、本当にひそひそ話をしているように見えます。もっと聞いて
みたい気がします。フレンドリーって何ですかね?

            

花に囲まれた老後の畑仕事も、休み、休みに…。長年連れ添った老夫婦の雰囲気が
よく出ていますね。

            

カーブミラーには休憩所。展望所近くから見た棚田風景です。。

            

引退宣言…しばらくはトトロにでもなって世の中見ときます。-宮崎トトロ駿ー
宮崎作品の中では、私も「トトロ」が好きですね。鬼木の風景にも“停留所”が
似合いそうです。

            

それでは、鬼木もさよならでおじゃる。刈るおじさんにも「さよならでごじゃる」


さわやかな秋めいた日ー南島原・加津佐

2013年09月26日 | 日記



今日は、9月26日 木曜日 天候は晴れ。
朝起きて、パソコン画面に向き合うと、ズ~ンとした冷気を覚えました。
近くの温度計を見ると25℃になっていました。ここ数日、熱っぽかった体
もヒンヤリ感じます。

最近、86歳の綴られるブログを、毎日閲覧しています。何気ない自然の
風景にも温かい目が注がれ、その感性豊かな文に、感動しています。
いつもの散歩道をこのように書かれています……「私はそれなりにこの
道で楽しんで生きているんです。こんなつまらない野の花ですけど、私に
とっては、私の散歩道を飾る大事な花なんです」と。こんな優しい眼差しで
歩く「人生の散歩道」もあるんですね。

上の写真は、穏やかな秋の海が見える「前浜」です。さわやかな浜風が
頬をなでます。

          

前浜から、中学校が見える新田にやって来ました。機械で巻かれたロール状の
藁が田んぼに転がっています。

         

玄関の下駄箱の上には、連れ合いが活けた花が飾ってあります。
黄色い、まるい花が活けてあります。私には珍しかったので、連れ
合いに聞くと〈ピンポン菊〉ということでした。何となく可愛く感じます。


少し暑かった彼岸の中日

2013年09月23日 | 日記



今日は、9月23日 月曜日 天候は晴れ。
秋の彼岸の中日です。秋分の日です。おまけに私の誕生日です。毎年、全国の
人が祝ってくれます。こんなに嬉しい事はありません。自分で、そう思っている
だけです。(笑)

ふと、気付きました。私の乳幼児時代を含め、小学校時代と殆ど写真が残って
いません。我が家に残る古いアルバムには、父親の若かりし頃の写真が
貼られています。それに比べて、私の乳児時代の写真は、1歳頃と思われる
写真が一枚。今みたいに写真が普及していない時代ですから、当たり前と
言えばそうですが、この年代になると、少し寂しい気がします。

小学校時代は、学校や、地域での生活は記憶に残っているのですが
幼児の頃の、家族や自分の様子がほとんどわからないのです。今思えば
親にもっと聞いておけばよかったと、悔んでいます。

その頃の彼岸の中日には、多分、祖父に連れられて、お寺にお参り
していたのではと想像しています。祖父は毎日、仏壇に手を合わせて
いましたから…。昔は、仏壇を拝むのが、各家庭でも日常になっていた
のでしょう。

連れ合いは、昼に、同級生の“寺仲間”と一緒に、お寺にお参りに行き
ました。義母の影響でしょうか、春と秋の彼岸はもちろん、案内がある
お寺の参拝は欠かしたことがありません。私とは大違いです。

今日は、車で出かけることにしました。道路そばの田んぼの彼岸花が
強い陽射しのせいでしょうか、脱色したような色になっています。見ごろを
過ぎたのかも知れませんね。今日の風景は、少し霞んだ岩戸山と野田浜を
お届けします。冒頭の写真がそうです。

      

花房展望所から見た、刈り取られた稲の掛け干し風景です。

      

誕生日のお祝いに、ささやかなショートケーキを買ってきて、連れ合いと
一緒に誕生日を祝いました。


彼岸…鳥は飛ばねばならぬ 人は…

2013年09月21日 | 日記



今日は、9月21日 土曜日 天候は晴れ。
障子を通した明るい陽射しが、部屋に届いています。今日も秋晴れかなと
思ったのですが、午後から少し雲が広がって来ました。そんなに大きな
天気の崩れはなかったのですが、日中は暑い一日になりました。

今日は、どういうわけか、外に出かけようという気分にはなれませんでした。
暑さのせいではないと思うのですが、何となくです。

午後4時近くになって、ドラッグストアーに買い物の用事が出来たので
車で出かけることにしました。買い物が済んだ後、近くの野田浜に立ち
寄りました。渚では、家族連れで来た子どもたちが遊んでいました。

私は逆方向の岩戸山に向って、砂浜を歩きだしました。
海中に、白い鳥が見えます。ダイサギでしょうか。飛び立つまで近寄って
見ました。ある程度近寄ると、身の危険を感じたのか、サッと飛び立ち
ました。とっさにレンズを向けて、撮ったのが上の写真です。

鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ 仏教詩人の
故坂村真民先生の詩の一節です。彼岸の日に浮んだのも
何かの縁でしょう。

        

砂浜に大きな岩が、どっかりと腰をおろしています。岩に腰を下ろそうと
思ったのですが、威圧感を感じて、腰が引けてしまいました。(笑)


薄暮の船釣り―南島原・加津佐

2013年09月20日 | 日記



今日は、9月20日 金曜日 天候は晴れ。
ここ数日、日中の暑さは残るものの、秋晴れの日が続いています。
それにしても、朝晩の涼しさは、猛暑だった夏を忘れてしまいそうです。
9月上旬までは、夏の疲れが残っていて、体がだるかったり、風邪に
かかったりしていたのですが、やっと体が今の気候に順応してきたように
感じます。

今日20日は彼岸の入り。朝から連れ合いと墓参りに。というよりは
お伴しますという感じで行ってきました。お墓に手を合わせた後、墓石に
水をかけようとしたら、父の亡くなった時の年齢が刻まれていました。
すでに、父の年齢を超えました。父より長生きしたことになります。

その後、口之津郵便局にハガキを投函したあと、早崎の方に行って
見ることにしました。先日の新聞で、ひと足早い稲刈りが始まったという
記事を読んだからです。途中、岩戸、女島を見ながら、灯台方面に
バイクを走らせると、刈った稲の「掛け干し」がすでに始まっていました。

      
      
      

夕方近くになって、原城温泉「真砂」に連れ合いと一緒に出かけることに
しました。暑さで体のだるさなどが続いたので、9月から何回か温泉に入浴
したのですが、だるさが軽減しているように感じたからです。入浴してホッと
するのは、自律神経のバランスが戻っているのかも知れませんね。

温泉から帰宅した後、連れ合いは、小学生時代からの4人の親友仲間と
食事会。私は、連れ合いを、食事会のある店の前で降ろした後、夕日を
撮ろうと思い、ハンドルを津波見方面に向けました。

今年の秋は、何とか“心動かされる”夕日を撮りたいと思いながら、両子岩の
見える場所に着いたころには、もう太陽が沈みかけていました。

      

太陽が山の端に沈み、薄明かりの中、両子岩に目をやると船釣りの漁船が
見えます。釣りに詳しくない私にとって、薄暮の船釣りは、とても印象的な
光景に映りました。冒頭の写真がそうです。
いよいよ、秋の釣りシーズンに入るんですね。


砂浜と夕日―南島原・加津佐

2013年09月18日 | 日記

今日は、9月18日 水曜日 天候は晴れ。
テレビから、青春時代を想い出す名曲集として、若かりし頃によく聴いた曲が
流れています。隣の部屋でも、連れ合いが同じ番組を見ています。
団塊世代にとっては、懐かしい曲ばかりです。その当時は、両面に一曲ずつ
収録されているドーナツ盤というレコードでしたが、よくレコード店に買いに
行っていたものでした。何回も聴いていましたね。

さて、今日は朝から、私が事務局になっている会の、11月例会の打ち合わせ
のために、西有家まで行っていました。その後、昨日「世界文化遺産」の推薦が
見送られた、構成資産のひとつである日野江城跡に立ち寄ってみました。

南島原市においても世界遺産登録推進に向けた事業の実施や周到な準備と
啓発がなされていただけに、残念というより「なぜ」という気持ちが先行して
いました。

        

「二の丸」跡地では、市教委による発掘調査が行われていました。
  
              

棄却された五輪塔や宝篋印塔(ほうきょいんとう)が転用されている
22段の階段遺構(今は埋め戻されて全貌は見ることができない)

自宅に帰り、昼食を摂った後、髪が耳にかかるようになっていたので、
理容院に行くことにしました。2か月ぶりです。
夏の間、伸びていた髪がカットされるたびに、夏の暑さが遠のいていく
ような気がします。シャンプーの気持ち良さ、自分で洗うのとは随分
違います。スッキリ、サッパリしました。

理容院を出ると、時刻は午後5時半を過ぎていました。
何となく夕日が撮りたくなったので、前浜に行ってみることにしました。
浜風が気持ちいいです。もう、夏の風ではありません。

日が落ちかけました。ふと、横をみると、若いカップルがカメラを手に
夕日を撮っていました。そっと、その場を離れましたよ。


棚田と彼岸花のつぶやきー南島原・加津佐

2013年09月16日 | 日記

          

今日は、9月16日 月曜日 天候は晴れ。
1ヵ月半ぶりのブログの更新になりました。酷暑の夏から、ようやく秋風が吹くころ
になりました。とは言え、今日は朝から、台風の豪雨被害の状況が、テレビで放映
されていました。

テレビ画面で見る限りは、すごい状況になっています。気象庁の発表の「命を守る
行動を…」に、降雨量の“すごさ”がわかります。最近の自然現象には、「何が起こ
るかわからない」という怖さが付きまとうようになりました。異常気象とはいえ、最近
発生した竜巻なんて、今まで、外国で発生するとばかり思っていただけに、日本で
発生した映像ニュースを見た時は、最初は信じられませんでしたよ。

さて、今日の加津佐は、風はすこしはあるものの、朝から秋の青空が広がって
いました。そんな中、やっと猛暑のトンネルから抜け出たような初秋の気配を感じ
ながら、久しぶりにバイクツーリングに出かけることにしました。

        

いつもの八ノ久保に向う道路からみた岩戸山と加津佐の町並みです。

        

下の方に下りてきました。前浜海水浴場です。昨日の強い風の影響で波が高いかなと
思ったのですが、それほどでもありません。

ここ数日前から、自宅玄関前の畑には彼岸花が咲きだしていました。
子ども時代から、田んぼの畦に咲く真紅の彼岸花が目に焼き付いているだけに、
ハンドルを「崎谷の棚田」に向けました。棚田を背景にして、ひと固まりの彼岸花
を撮ったのが上の写真です。横の「ネコじゃらし」が風に揺れて、彼岸花に何かを
ささやきかけているように見えます。ひょっとしたら、くすぐっているのかも知れません。

       

帰る途中、田んぼの畦に、彼岸花の花束?を見つけたので、頭を垂れている
実りの稲穂に感謝の気持ちを込めて贈りたくなりました。

今日は、敬老の日。身体の自覚と老いの自覚が重なって感じるようになりました。
これからは、両方の「自覚」を天秤にかけながら、つりあいのとれた毎日が
過ごせたらいいなと思った「今日の日」でした。