かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

年の瀬の故郷―南島原市・加津佐

2014年12月28日 | 日記



今日は、12月28日 日曜日 天候は曇り。
昨日は、連れ合いと一緒に、冬の味覚「カキ」を味わってきました。毎年、この時季に
訪れる、太良町の国道沿いにある「お店」へと向います。本来なら、「カキ小屋」の呼称
が趣があってよいのですが、昔風の「カキ小屋」は、今では見つけることができません。
海沿いにあつた、粗末な小さい小屋で、魚を入れる「トロ箱」一杯の「カキ」を、干潟の
海を見ながら食べる「カキの味」は、格別の味に感じたものでした。

「お店」に着いたのが、昼時間を少し過ぎていたのですが、多くの車が駐車していました。
店内には、食欲をそそる「焼きカキ」の匂いが、辺り一面に漂っています。早速。「カキ」
「サザエ」「カキめし」の3品を注文。

           

           

最初に、「カキめし」がテーブルに運ばれてきました。大きな「カキの身」がご飯の上に
のっています。これだけでも、美味しそうに見えます。最初の一口を、口に運びます。
カキの風味が、口一杯に広がります。「カキめし」って、こんなに美味しかったのかと
改めて、見直しましたよ。炭火の網の上では、カキの口がパクッと開いて、食べ頃を
知らせます。大きな身ぶりの「カキ」を口に頬張ると、旨みが口全体にしみこんできます。

その後、今年一年の無事に過ごせたことを感謝するために、「祐徳稲荷神社」へと車を
走らせました。いつの頃からか、年末に御参りするようになっています。昨年もそうでした
が境内には、参詣する人の姿は、そんなに多くありません。黄色い蝋梅の花も咲いていま
した。 

                

                

楼門の入口近くに、来年の「厄年」や「長寿祝い」の年齢を知らせる掲示板が設置され
ていました。「古稀」の年齢に近くなった私にとっては、「もうそんな年齢」になったのかと
歳月の過ぎる早さに驚いてしまいます。

                                

神社にお参りするのも、「若い頃」には、「元気」のスタートとして参詣することが多かった
のですが、年老いたい「今」は、すっかり感謝するお参りになっています。それでも、まだ
願い事は、たくさんあるのですから、まだ、神社に足しげく通うのかもしれません。

今日は、曇り空にも、冬の薄日が射しています。遠く離れて暮らす、加津佐出身者の
皆さんへ、今日の「加津佐の風景」をお届けします。冒頭の写真がそうです。

今年も、「かづさふるさと紀行」に、お立ち寄り頂いた皆様に感謝いたします。
来る年が、皆様にとって、良い年でありますよう、加津佐の地よりお祈り申し上げます。
今日を持ちまして、「ブログ納め」といたします。


冬至の冷え込んだ日-南島原・加津佐

2014年12月22日 | 日記



今日は、12月22日 月曜日 天候は晴れから曇り。
午前中は、冬の陽射しがみれたものの、午後からは曇り空になってしまいました。
冬の季節でも、比較的温暖な加津佐とは言いながら、厳しい寒波がここ数日続い
ています。

数日前に、のどの痛みがあったので、すぐ病院で診察を受けたのですが、風邪
という診断でした。ほかの風邪の症状はなくて、病院から処方された薬を2日
ほど服用したら、痛みの症状は、ほとんど治まりました。気温の変化に対応
できない体の衰えを、自覚できるようになった年齢になったということでしょうね。

厳しい寒さが続いていたので、ウォーキングを控えていたのですが、外の空気が
吸いたくて、連れ合いの運転する車で、野田浜へと向います。実は野田浜を起点
として、自宅までのウォーキングをすることにしました。寒くなければ、自宅から
野田浜までの往復ウォーキングにしたかったのですが…。

今日の野田浜は、風が強かったせいか、干潮の広い砂浜には、白波が打ち寄せて
います。厚着しているせいか、思ったほど、寒さは感じません。砂浜を歩いていると
7,8人のサーファーの姿が波間に見え隠れしています。

こんな寒い時にと思いながら歩いていると。ひとりの若いサーファーが上がって
きたので、「寒くないですか」と聞いてみました。「まだ、大丈夫です」との答えが
返ってきました。ということは、かなり寒いということがわかりましたよ。でも、サー
ファーにとっては、寒さなんか頭の中にはないのかも知れませんね。

自宅に帰ってから、夕食までの間、懐かしいポピュラー音楽を聴いていました。
久しぶりに聴いたトランペットの音色がいいです。音楽の好みは、年老いても
あまり変わらないんですね。少しだけ、心が晴れやかになりました。

数日前、10月から受講していた「オカリナ教室」の閉講式があり、修了証書
を渡されました。私の卒業曲目は、一番難易度の低い「春の小川」の演奏
でした。この年齢になって、たとえ数曲でも、オカリナの演奏ができるという
のはとても嬉しいことです。これからも、続けようと思い、自分専用の「オカリナ」
を早速注文しました。

     

野田浜から、前浜をウォーキングして自宅に帰りました。

       

明日は、天気も回復しそうな予報がでています。寒さもすこし和らいだらいいの
ですが…。


冷え込みが続く冬の日暮れ―南島原・加津佐

2014年12月08日 | 日記



今日は、12月8日 月曜日 天候は曇りから雨後曇り。
歌を忘れたカナリヤではありませんが、ブログを書くことを、忘れかけた
老いた自分がいました。書くことは楽しいと思っていたのですが、ここ最近
書く意欲が、前みたいに湧いてきません。老齢の“男性更年期”でしょうか。
悩みがない毎日でありながら、時々、気分的に落ち込むことがあるんですよ。

少し笑いましょうか。数日前に、あまりの寒さに、連れ合いと一緒に、布津の
「湯楽里」という温泉施設に行く途中、連れ合いがなじみの「石焼き芋屋」さんに
立ち寄ったのですが、いつものオジサンがおられなくて、オバさんが店番だった
そうです。「オジさんは?」と訊ねたら、〈配達に行っている〉という返答があった
そうです。〈焼き芋の配達〉なんて初めてと、連れ合いはビックリしていました。
配達エリアがまた広く、(近隣旧4ヶ町)に及ぶそうです。

車の中で、その熱々の焼き芋をほおばったのですが、何と、その焼き芋の甘い
事!まるでスィーツですよ。納得の冬のイモの味覚でした。これだったら、配達
してもらっても、食べたくなる美味しさです。イモの品種改良も進んでいるんで
しょうね。店主の「オジさん」のこだわりもあるのかもしれません。

昨夜は、ありえコレジヨホールで開催された、オリジナル市民ミュージカル「赤い
花の記憶・天主堂物語〉を鑑賞しました。それぞれの知人が出演するということで
親友夫婦と私たち夫婦揃って鑑賞してきました。ミュージカルという事もあり、キリ
スト教の内容もわかりやすく演出されていました。プロの劇団とは違ったステージ
と観客が一体になったそんな舞台でした。「生の舞台」は、プロ・アマを問わず、感
動することが多いような気がします。今回は、プロのOMURA室内合奏団の演奏
もあり、舞台が音楽をバックに、よりいっそうひきたっていました。

         

衆議院の選挙投票日も近くなりました。新聞報道等では、投票率の低下が心配
されているようです。一週間ほど前に、口之津図書館主催の「憲法のはなし」を
受講しました。講師は、九州大学教授の南野森(みなみのしげる)先生。
「憲法学」の講義なんて、すこし堅苦しいかなと思ったのですが、「集団的自衛権」
「立憲主義」「内閣法制局」などなど、とてもわかりやすいものでした。

コンサートで、日本国憲法を暗唱して話題になったAKB48の内山奈月さんに、
南野先生が講義をした内容が、そのまま本にされ出版されています。
この本を会場で買い求め読んだのですが、憲法の内容が、とてもわかりやすく
書かれてあります。政治でも憲法が取り上げられる時代になった今、読んでみる
価値は十分にあると思うのですが…。

 

久しぶりに書いたせいか、すこし長文になってしまいました。
どうやら、明日は、晴れの予報がでています。体調が、まだ十分でなく、前浜まで
のウォーキングとなりました。冒頭の写真は、またまた、沈む夕日の写真となって
しまいました。