かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

オオキツネカミソリ鑑賞登山

2012年07月29日 | 日記



今日は、7月29日 日曜日 天候は晴れ。
夏山に挑戦!といっても、登山歴が殆どない私にとっては、大胆な挑戦。
なんとなく落ち着かない私は、集合時間の6時50分より、少し早目に、集合場所の加津佐支所にやって来ました。
改めて、今日の登山を紹介すると、口加山岳会主催の五家原岳多良岳縦走オオキツネカミソリ鑑賞登山です。
今回の登山には16人の皆さんが参加されておられました。
 午前7時に加津佐支所を出発し、朝日に輝く波静かな夏の海を見ながら、目的地へと向います。
途中、食料や飲料水を買い求めるためにコンビニに立ち寄ります。食料と言っても、日帰り登山なので、私はおに
ぎり、野菜ジュース、スポーツ飲料などを買い求めました。コンビニは、自分の買い求めるものの場所がすぐわかる
のでとても便利ですね。すでに、頭の中に陳列場所がインプットされているのでしょう。
 テレビ塔がある五家原岳駐車場に着いたのが9時近く。その駐車場から、10分ほどで、五家原岳山頂に到着。
あまりのあっけなさに、少しビックリした反面、そこから、苦難の道が待っているとは、想像もつきませんでした。
 五家原岳山頂から中岳へと向い、オオキツネカミソリの群生がみられる西野越までの山道は、膝がガクガクする
ぐらいの、石がむき出しになったところやゴロゴロした急な坂道をロープを伝いながら下りて行くと、今度は急な坂道
にさしかかります。私にとっては、心臓破りの坂みたいに感じましたよ。歩いては休み、歩いては休みなので、皆さん
からは遠く離れてしまいましたよ。足元はふらつくし、まるで時計の振子のような足取りになっています。最後尾の
サポートをする会の松藤事務局長は、そんな私を見て、安全確保のために私のベルトに、登山ザイルを装着。
まるで、引き綱をつけられたひ弱な犬みたいな恰好になってしまいました。汗は滝のように出るし、心臓はパクパク
するし、それでも皆さんに遅れまいと、やっとのことで、オオキツネカミソリの咲き誇る群生場所にたどり着きましたよ。
 そこでは、山グループの皆さんの合唱があっていましたが、私には、歌声を楽しむという余力は残っていませんで
した。
 花咲く光景を見た瞬間、舞い上がりましたね。自然に咲く花のパワーに圧倒されたというのが、実感でした。
険しい山道をヨロヨロ、パクパクしながらも、来た甲斐がありましたよ。今までの苦しさが、スッーと吸い取られるような
気がしました。
 その後、金泉寺で昼食。昼食後は、皆さんは最終目的地の多良岳山頂を目指しての登山。私は、股関節の
痛みと体力の限界を覚えたので、ここでリタイアーし、皆さんを待つことにしました。
 その後、竹崎カニで知られる、佐賀県太良町にある天然温泉「有明海の湯」で疲れをいやしました。
 今回の登山では、口加山岳会のチーフリ―ダーの松永さん、私の命綱を引いてくださった松藤事務局長さん、
そして、参加された皆さんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。



オオキツネカミソリの群生。写真では、とても、その美しさは伝えられません。



金泉寺。ここでも、あちこちで歌声が聴かれました。



登山の疲れをいやした太良町の天然温泉「有明海の湯」


加津佐・炎暑の土用丑の日

2012年07月27日 | 日記



今日は、7月27日 金曜日 天候は晴れ。
何と言っても、今日は土用丑の日。当然気温もうなぎのぼりでしょう。これだけ猛烈な暑さが続くと、ため息つき
ながら“ウナギ食べたいな”と、つぶやきたくなります。私? 食べれませんでした。テレビの映像で我慢しました。
 さて、ここ2、3日霞がかかったような、はっきりしない天気が続きました。今日は久しぶりに、空、海とも夏日が
戻ったような気がします。暑くとも、澄み渡った天候になると、気分までスカッとなります。
 今朝の新聞には、「夏越まつり」の折り込みチラシが入っていました。今回で、28回目だとか。イベントで、この
回数を見つけると、つい、自分の年齢から引き算をしたくなるんですよね。引き算をすると、私だって30代に戻れ
ますから、口元がついほころびますよ。一瞬だけですけどね。ウナギではありませんが、30代の一番脂が乗り
切った年代が、今ではありがたくもない、乗りすぎた中性脂肪に変わってしまいましたけどね。こんな自虐ギャグ
が出るだけでも良しとしますか。
 明日は、娘と孫たちが帰省することになっているので、連れ合いは掃除や布団干しなどに大忙し。連れ合いが
自治会の婦人会の役員をしているので、私は配布されてきた婦人会新聞を、会員皆さんのところへ届ける役目
を仰せつかりました。毎日の炊事、洗濯、掃除と連れ合いは忙しいのです。出来ない私は、黙って感謝。
 加津佐の夏は、どうしても海の風景を撮りたくなります。夏休みに、いつも泳いでいた下馬松の浜にやってきま
した。なぎの海は、砂地が見えるほど、透き通っています。こんな海が見れるだけでも幸せですよね。ふと見ると
砂浜のあちこちに穴が開いています。思い出しましたよ、スナガニの穴なんですね。泳いだ後、その穴の中に
乾いた砂を入れて手で掘っていくと、中から、スナガニが這い出してきて、その逃げ足の速かったことを想い出し
ましたよ。そんな他愛のない遊びに夢中になっていた頃が懐かしいですね。
 その後、もうそろそろカノコユリが咲いているのではと思い、岩戸のお寺に行ってみました。何と、夏の日差し
がスポットライトのように、ユリの花を照らしだしていました。明暗のコントラスが、花の姿をいっそう引き立てて
います。この花に向って言うことなしという感じです。動けば叶うとはこのことでしょう。今日の花の出会いに感謝
したくなりました。



下を向いて咲く花、そんな控えめな姿が美しいのかもしれません。



温泉神社では、明日の「夏越まつり」に備えて、暑い夏を乗り切り無病息災を
願う「茅の輪」がすでに設置されていました。


加津佐・この猛暑を乗り切れるか

2012年07月26日 | 日記



今日は、7月26日 木曜日 天候は晴れ。
朝から、連れ合いは、社会を明るくする運動の一環として開催される「南島原市中学生弁論大会」の受付を
するために、有家のコレジヨホールに出かけました。前日、島原更生保護女性の会の役員さんから依頼され
最初戸惑っていましたが、困っておられたようなので、引き受けたようです。役員さんは、どの組織においても
お世話や人集めなど大変なんですよね。それも、殆ど無報酬のボランテイァですから。困った時には助け合うと
いう気風が希薄化しているのかも知れませんね。
 今日は、私の家の網戸の設置をするために業者の方が、暑い中作業をしておられます。
  さて、今日も乗り切れそうにない暑さになりましたよ。強い日差しはあるものの、青空ではなくて、薄いベール
で包まれたような空模様になっています。近くの景色でさえ、霞んで見えます。あまりの暑さに上空が不安定に
なっているのでしょうか。テレビニュースでは、温度が体温を超えたところもあったと報じられていましたよ。
 この先、どんな気象の変化になるのか不安になって来ました。
 7月も残すところ、1週間を切りました。梅雨の期間が長かったせいか、月日の経つのが、余計早く過ぎ去った
ように感じます。
 時刻は午後3時。今日も、また、前浜海水浴場の風景をお届けします。


加津佐・酷暑にぐったり

2012年07月25日 | 日記



今日は、7月25日 水曜日 天候は晴れ。
朝から、暑さが襲ってきたような寝苦しさで目が覚めましたよ。部屋の中に、すでに熱気がこもっている
みたいでした。寝起きの体は、とてもだるく感じ、おまけに今日は喉の痛みまであります。
 それにしても、今日は部屋の中をうろうろするだけでも、億劫になります。外に出ようという意欲が、全く
起きてきません。暑い、暑いを連発しています。
 部屋の中にいるのが苦手な私は、部屋の中をウロウロしながら、連れ合いに話しかけたりするのですが、
連れ合いもグッタリしています。スゴスゴと、また自分の部屋に戻ります。
 部屋の温度計も30℃を示し、湿度も70パーセント近くもあります。蒸し暑いはずです。
今日は、昼寝でもすることにしました。夕方まで、ダラダラした生活になってしまいました。
 午後5時過ぎになって、日差しも弱くなったようなので、バイクで出かけることにしました。外の方が涼しく
感じます。行くあてがあるわけでもなし、それでもバイクは岩戸波止場に向っていました。
 波止場から見る風景は、すこし霞んで゜います。何人もの釣り人の姿が見えます。何組かは、親子連れ
でしょうか。海風が吹いているので、さほど暑さは感じません。
 自宅に帰って、そのことを連れ合いに話すと、昔は、ゴザを持って浜辺に夕涼みに行っていたと話して
くれました。文明の利器の恩恵を受ける現代人にとっては、自然のクーラーなんか物足りないのかもしれ
ません。
 今日は、夕方の海風が吹く「岩戸波止場」からの風景をお届します。



あまりの暑さに、冷蔵庫から取り出したのは、冷菓の氷。
7月25日は「かき氷の日」と連れ合いが教えてくれました。



私の住む自治会では、29日に「夏越祭」が行われます。もう何十年も
続く公民館行事です。子どもたちが描いたポスターが、私の隣家の壁に
貼られていました。子ども会の人数も、昔と比べて本当に少なくなりました。
地域行事は、子どもたちが主役なので、少し寂しい気がします。


加津佐・フルートの響きと岩戸山

2012年07月24日 | 日記



今日は、7月24日 火曜日 天候は晴れ。
昨夜は、同じ自治会に住み、82歳で亡くなられた、小学1年生の時の担任の穐山先生の通夜が営まれたので
参列しました。私が退職した後も、1年生の時のままの愛称で呼ばれていて、先生に会えば、いつも1年生の
の自分がいました。叔母が6年生までに使うようにと買ってくれたランドセルは、幼い私にとっては、まるでランド
セルが歩いているように見えました。それを見た先生は、背負うのは無理と思われたのか、ランドセルを持って
一緒に通学してくださいました。先生の後を、遅れまいとチョコチョコとついて行ったものでした。
 語りかけるような、先生の呼びかけが今でも聴こえてきそうです。先生、本当にありがとうございました。

 今日も、猛暑の1日になりました。長崎に用事があったので午前中から出かけることにしました。
長崎市内に着いたのが、午後1時近くだったので、前回美味しかった、串揚げの専門店へ立ち寄りました。
店内は、昼時間を過ぎているのに、お客さんで満席です。それも、女性客が多いのが目に付きます。
 前回と同じく連れ合いは、鳥そぼろ弁当を、私は串揚げ定食を注文。とても、お得感があり、女性客に好評な
訳がわかるような気がします。連れ合いも観察していたのか、女性客の多くは、鳥そぼろ弁当だったと、店を
出た後、話してくれました。連れ合いとは言いながら、観察眼はあなどりがたいものですよ。
 店を出た後、余りの暑さに、アーケード街を歩く気がしなくて、早々と加津佐に帰って来ました。

 昨日も、ブログをお休みしていたので、今日は更新しなければと思いながら、時間的に遅いこともあり、夏の
夕日でも撮ろうと思って野田浜にやって来ました。撮影ポイントを探すために、松林の散策道を歩いていると、
フルートの音色が聴こえてきます。浜の方に目をやると、防波堤に腰かけて、フルートを吹く若い女性が見えます。
 近づいて話しかけると、2日前に野田浜を清掃していた時に、声をかけた女性だったんですね。その時は早朝
だったので、今日の夕方に会えるとは思ってもいませんでしたよ。波の音とフルートの音色が、とてもいいハーモ
ニーを奏でていたように感じたのですが…。まるで、絵に描いたような練習風景に見えませんか。
 少しだけ、話しを伺ったのですが、小さい頃フルートに触れた事がきっかけで、高校時代の部活、そして社会人
となった今も続けておられるとか。若い女性のことゆえ、それ以上聞くわけにはいきません。
 ということで、フルートを吹く若い女性と岩戸山ということで、写真を撮らせていただいたのが上の写真です。
それにしても、海を前に、こんな贅沢な演奏空間はないでしょう。
 お名前をと思ったのですが、遠慮してしまいました。近くの自治会に住むTさんということにしときましょうか。
Tさん、今日はありがとうございました。これからも、野田浜の海のオーケストラと共演してくださいね。

 

時刻は、午後7時。野田浜から権田鼻に沈む夕日を撮ったものです。



時刻は、午後6時。野田浜に向かう途中、下馬松浜に下りるところに咲いて
いた「オシロイバナ」。子ども時代、この花で首飾りを作っていたものでした。




 


加津佐・夏休み最初の日曜日

2012年07月22日 | 日記



今日は、7月22日 日曜日 天候は晴れ。
さて、今日は大暑。一年の中で、最も暑い日だそうです。
 というこで、いつもご訪問頂く皆様に、改めて、暑中お見舞い申し上げます。今夏も、夏バテしないで、元気で
過ごしたいですね。
 今日は早起きして、6時半に野田浜にやって来ました。野田浜を愛する会の松尾代表が、漂着物の木や竹を
すでに、大きめのコンテナ20箱に収集していて、二人で、それを松林の散策道路横まで、運び上げます。今日は
参加人数が少なくて、3人での清掃活動になりました。カタツムリの歩みのようなボランテイァ活動かもしれません
が、少しだけ豊かな気持ちも味わっています。
 昼近くになって、買い物から帰ってきた連れ合いが、前浜海水浴場の駐車場が、すでに満車状態であるという
事を話してくれました。夏休みの最初の日曜日でもあり、家族連れが詰めかけたのでしょう。
 時刻は、午後4時近く。小浜での用事が済んだ後、再び前浜海水浴場にやって来ました。干潮の広い渚には、
思い思いに海辺の遊びを楽しむグループや家族連れの姿が見えます。
 かっては、水着撮影大会などのイベントも開催され、内外から訪れたカメラマンで賑わっていたのですが…。
折しも、南島原市では、「撮ってくれんね 南島原写真コンテスト」の、募集が始まっています。加津佐には自然
景観をはじめとした、絶好の被写体があると思うのですが、この夏、加津佐に遊びに来ませんか。



時刻は、午後2時。口之津港にやって来ました。港内ではマリンフェスタのイベントの一環として、ペーロン
大会が開催されていました。今日は、時折、港内に吹く強い風によって、小さなうねりが出ています。

 加津佐と口之津は、やはり海のまちという感じですね。口之津が「港の海」とするなら加津佐は「自然の海」
というところでしょうか。

今日は、加津佐と口之津の風景をお届けしました。

     


加津佐・梅雨明けまだですかね

2012年07月20日 | 日記



今日は、7月20日 金曜日 天候は雨時々曇り。
朝から雨模様の天気。それにしても、局地的な豪雨や猛暑などに関連するニユースが、あまりにも多すぎる
ような感じがします。加津佐では、今まで災害こそ起きていないものの、今日の夕方には、大雨、雷注意報が
発令されています。この天候異変にも、すっかり慣れてしまったみたいです。
 さて、昼近くになって、ウォーキングに出かけることにしました。とはいっても、いつ雨が降ってもおかしくない
空模様なので、いつもの国道沿いから、すぐ雨宿りができる口之津方面への旧道コースを歩くことにしました。
 雨戸が閉まっていて、人が住んでいそうにない家や、家が取り壊されて空き地になっているところが目立つ
ようになっています。かっては、家庭団欒の場があったと思うと、さびしく感じます。過疎化の波はこれからも
続くんでしょうね。
 ウォーキングしている時には、いろんなことが頭に浮かび、今日のブログにちょうどいいなと思ッて、自宅の
玄関を開けると、頭の中には、何も残っていないのですよ。これからは、ボイスレコーダーを持って、頭に浮か
んだ事を録音しようかなと考えましたよ。(笑)。夢みたいにスッと消えるんですからね。これも、加齢に伴う老化
現象のひとつでしょう。
 昼からは、市役所の観光課から、加津佐のガイドツアー用の写真を送ってくれないかとの依頼があったので、
撮りためていたメモリーカードの中から、ふさわしい写真を選択することにしました。そんな作業をしていたら、
岩戸山から野田浜を撮った写真が目に留ったので、今日は、その写真を投稿することにしました。
 上の写真がそうです。加津佐の風光明媚な写真と言えば、座禅石から前浜・女島を望む風景が多いのですが
ここからの眺めは、まさに絶景ですよ。どうですか、ここ、加津佐?とは思えないでしょう。この場所は、修験者が
修行の場としての“のぞき”みたいな危険な場所ですから、あまりお薦めはできませんが…。
 学校では今日が終業式。子どもたちにとっては、楽しい夏休みが始まりますね。で、私にとっては、いつも通りの
毎日が待っています。



今日の午後5時近く。本町通りの家が解体された空き地に、手押しの汲み上げ
式のポンプが残っていました。懐かしいでしょう。



やはり午後5時近く。昔は「ととん鼻」と称されていた船着き場から、国道に
にかかる水月橋を見ています。その向こうには岩戸山。


滝に涼を求めてー諫早・轟の滝

2012年07月18日 | 日記



 今日は、7月18日 水曜日 天候は晴れ。
朝の明るい日差しと寝苦しさで目が覚めました。布団を抜け出し、急いで部屋にこもった熱気を出すために、
ガラス戸を開けると、熱気が抜けると同時に、風が部屋の中を通りぬけます。それでも、午前8時現在、部屋の
温度は30℃を示していました。
 さて、今日は補正のスーツを取りに諫早の方に出かけることにしました。途中、唐比のハス園に立ち寄って
ハスの花の写真撮影。今年は雨と風の影響で、ハス園も思ったような開花状況ではなかったようですね。 
その後、インターネットで見つけた「細麦 さくらや」というお店で、昼食の板そばとピザを注文。木彫りのフクロウ
なども飾ってあるアウトドアー的な個性のあるお店という感じがします。雰囲気を楽しみながら、食事をとる人には
ぴったりのお店かもしれません。サイフォンで入れたコーヒーを飲みながらのピザの味は格別でしたよ。
 諫早の洋服店に到着し、車を降りるとサングラスが曇ってしまいましたよ。それほど、車外と車内の温度差が
あるんですね。それにしても暑すぎます。スーツを受け取った後、運転中の車の外部温度計は36℃を示して
いました。外の温度が36℃なんて信じられませんでしたよ。
 こんな暑さでは、滝でも見て涼みたいと思ったので、諫早の轟の滝に行くことにしました。滝までの細い道は
夏になると混むんですよね。まだ、夏休みに入ってないので、行きかう車も殆どありません。
 駐車場に車を止めて、滝つぼへと向かう遊歩道を下りて行きます。下からは、涼しそうな滝の音が聴こえて
きます。ひんやりとした冷気が体を包みます。
 滝つぼに到着すると、先日からの雨で落下する水量が増しているのか、落差はそんなに大きくないものの
今日は、かなりの迫力があります。滝つぼに近寄って、写真を撮っているとると滝しぶきがかかり、自然の
冷気が感じられます。まさに、別天地ですよ。
  私が写真を撮っていると、連れ合いが何かを見つけたようです。近づいてみると沢ガニでした。苔むした
岩肌を伝っています。オイオイと声をかけたくなりましたよ。渓流に住む生き物に会えただけでも嬉しくなり
ました。
 しばしの涼を味わった後、車に戻って温度計を見ると30℃になっていました。平地と6℃の温度差があるん
ですね。道理で涼しくなったと思いましたよ。
 今日は、連れ合いと涼を求めて、轟の滝までの避暑ドライブとなりました。

 

 沢ガニ 「私だって一生懸命生きているんです」i      文才がない私の頭には、何も浮かびませんでした。

           

          今日は、かなりの大きなハスの花が咲いていました。

 

  「細麦 さくらや」さんの店内入り口です。            板そばとミックスピザを注文しました。


加津佐・梅雨明けを思わせるような天気

2012年07月17日 | 日記



 今日は、7月17日 火曜日 天候は晴れ。
昼間の猛暑では、とてもウォーキングをするという状態ではなかったので、夜のウォーキングに出かけ、今帰って
来ました。強い日差しはないものの、歩道からは熱が放射されているような暑さでしたよ。
 さて、今日も朝から梅雨明けを思わせるような青空が見えています。室温も急上昇。自分の部屋のテーブルに
置いている温度計も30℃近くを示していました。うだるような暑さになっています。
 午前中は、義兄が入所する介護施設に、書類記入の用事で出かけました。車椅子で面会室に出てきた義兄は
いつもの優しい笑顔で出迎えてくれましたよ。連れ合いの実の兄なので、兄弟がない私にとっては、年齢的に近い
事もあり、実の兄貴のような存在です。いろいろな事を話した後、看護師さんに義兄の事をお願いして、施設を出
たのが、もう正午近くになっていました。
 午後からは、このような酷暑の中に、外出するのは無理かなと思って、テレビを見ていました。ちょうど日野原
重明先生の出演されている番組が放映されていました。現在100歳の現役医師として、今でも診察を続けておら
れるだけでなく、講演や本の執筆にも取り組んでおられます。番組の中で、寄り添うことの大切さも話しておられま
した。
 「患者さんと握手をしたり、手をさすったりすると、患者さんがとても元気になられます。」と。
 その時、ハッと気づいたんですね。義兄と別れるときに、言葉でなくて握手すればよかったのにと思いましたよ。
寄り添うというのは、ごく自然な行動かもしれませんね。日野原先生の近著「100歳の金言」を読んでみたくなり
ました。
 午後3時近くになると、あまりの好天気に、やっぱり出かけたくなりました。
こんな天気のいい日には、欲張って加津佐町の全景を撮りたくなるんですね。澄み渡った風景は、なかなか撮れ
ないんですよ。今日は、天草の遠景が鮮明に見えています。上空の青空は、まるで飛行機の機上からから見て
いるようですよ。今日の景色は、まさに故郷万歳ですね。



写真では小さすぎて見えにくいのですが、早崎の灯台も見えます。その向こう
には、天草の五和町も見えています。



近所の庭先には「ハイビスカス」の花も咲いていました。


加津佐・暑さと蒸し暑さが重なった日

2012年07月16日 | 日記



今日は、7月16日 月曜日 天候は曇りから晴れ。
昨日、夏物のスーツを買いに行ったのですが、ウェストを図ってもらったところ、何と90cm近くありましたよ。
これにはビックリしました。完全なメタボですからね。アブナイ、アブナイ、注意しなくては…。
 ということで、先日からの荒れ模様の天気でウォーキングが休みがちになっていたので、今日は早速、八ノ久保
坂を上るウォーキングになりました。最近、体重が増えているせいか、足取りも重くて、少し息切れがしましたよ。
 それにしても、今日は蒸し暑いです。歩いていると、体の湿気が抜けるかのように、胸や背中から汗が伝って流れ
ます。しばらくすると、体が気温になれたのか、最初ほどの蒸し暑さは感じなくなりました。
 これだけ汗をかくと、熱中症が心配になり、スポーツドリンクをを買い求めるために、コンビニへと急ぐことにしました。
冷たいドリンクで喉を潤したあと、コンビニ近くの前浜の様子を見ることにしました。土曜日に海開きが終わり、浜辺
には海水浴客の姿が見えます。砂浜はさすがに暑く感じます。岩戸山の上空には青空も見えています。まだ、風の
影響があるのか、うねりを伴った白波が押し寄せてて、波乗りを楽しむサーファーの姿が波間に見え隠れしています。
 最近、前浜や野田浜には、波乗りを楽しむサーファーが多くなったような気がします。
 あさっては、長崎県に台風が接近するとか。梅雨明けが待ち遠しいですね。



ウォーキング途中の天辺の丘に咲いていたオニユリの花。



自宅近くの近所の庭先には、「パイナップルリリー」の花が咲いていました。
ガーデニングの流行なのか、珍しい花が庭先でもみられるようになりました。


加津佐・いよいよ海水浴シーズンー海開き

2012年07月14日 | 日記



今日は、7月14日 土曜日 天候は雨と曇り。.
本来なら、海水浴シーズンの幕開けとなる海開きになるはずだったんですが、昨日からのあいにくの天候で
今日は、濃霧までかかっています。梅雨明けは、来週に持ちこしなんでしょうか。海開きの時は、好天気の日が
多いのですが、濁った海での海開きは珍しいような気がします。
 朝、海開きの神事が始まる10時近くになると、小雨も止んだようなので、前浜に行ってみることにしました。
休憩桟敷席では、太鼓の演奏が始まっていました。こんな広い海をバックに、太鼓の音がよく響きます。太鼓の
響きは自然の海に、よく似合うような気がします。海岸で聞くと、ステージとはまた違った趣があるんですね。
帰ってから、連れ合いに、このことを話すと、「女島がバックにあるから」と言います。なるほど、女島が反響板では
なくて反響岩になっているのかも知れません。浜辺のジャズコンサートにならって、ジオパークの女島を前にした
太鼓サウンズは、泳ぎ疲れた海水浴客を元気にするのではないでしょうかね。またまた私のつぶやきが始まり
ましたよ。波が引くように読み流してください。
 太鼓の演奏が続いている桟敷席の横では、保育園児が、海に入るのを今や遅しと待ちかまえています。
私は、ここで届け物があったので、その場を離れることにしました。
 こんな素晴らしい自然の海があるのに、海水浴客は、めっきり少なくなりました。海以外のレジャーが増えている
のも原因のひとつかもしれませんが、夏はやっぱり海ですよ。
 1週間後には、子どもたちも夏休み。いよいよ加津佐の海は、本格的な夏モードに入ります。



今日の午前10時半。岩戸寄りの波止場から撮った前浜風景です。



2年前の海開きの日です。今日は、こんな風景をお届けする予定だったの
ですが…。


加津佐・めまぐるしく変わる天候

2012年07月13日 | 日記



今日は、7月13日 金曜日 天候は雨と曇り。
朝からのテレビ映像では、昨日の熊本、大分の濁流渦巻く河川の流れが繰り返し放映されています。
局地的な豪雨が、最近特に多いような気がします。テレビのインタビューを受ける住民の方も、数十年住んでいる
けども、こんなことは初めて」と答えておられます。まるで、いつ、どこで起きても、おかしくないような気象状況に
なっているのが怖いぐらいです。
 朝からの加津佐の天候も、強い雨が断続的に降っていますが、そんなに長くは続きません。合間には、明るい
日差しも見える変な天気になっています。連れ合いは「まるで熱帯雨林」みたいと言っています。
 図書館に行ったついでに、野田浜に立ち寄ってみました。突風の影響なのか、海岸は白波が打ち寄せていますが
思ったほどではありません。権田鼻方面を見ると、黒い雨雲が空を覆っています。今にも、雨が降りそうな気配です。
 ついでに、前浜にも行ったのですが、野田浜よりも空は明るく感じます。距離的には、そんなに離れていないのに
この天候の差は何でしょうかね。
 明日は、海開きが予定されているのですが、この天候では心配です。
それにしても、今日は、めまぐるしく天候が変わる1日になりましたよ。とてもデジカメ撮影どころではありません。
 ということで、今日の風景は野田浜と前浜にします。



 今にも、雨が降りそうな気配の野田浜海岸。時刻は正午過ぎ。


休みます。

2012年07月11日 | 日記

 

 ブログ元の調整により、書体や文字の大きさなどが
変更してあり、記事が読みにくくなっていますので、
元に戻る13日まで、記事の投稿を休みます。




夏の花「ハマゴウ」が咲いていました

2012年07月10日 | 日記
  

 今日は、7月10日 火曜日 天候
は晴れから曇り。野田浜の清掃に行くために、いつもより早い目覚めとなりました。
こんな普通の生活が一番いいよねと連れ合いと朝食を摂りながら話します。 野田浜では
すでに野田浜を愛する会のメンバーの皆さんが、清掃活動をされています。私は、手前から清掃に
入ろうと思って、渚を見ると釣り人が見えます。挨拶を交わした後、「何が釣れますか」と訊ねると「キス
です」との答えが返って来ました。「楽しんでください」と言いながら、私はゴミばさみで、いつものように
ペットボトルなどの漂着ごみを拾ってゆきます。今日は、蒸し暑く感じます。スポーツドリンクを飲みながら、
2時間近くの作業でした。
  拾っても、拾っても漂着するゴミには、勝ちそうにはありませんけども、綺麗な砂浜になるのを思い浮か
べながらの作業は、そんなに苦にはなりません。 帰ろうとしたら、挨拶を交わした釣り人と一緒になりまし
たよ。「釣れましたか」というと「10匹ほど釣れましたよ。一番大きいのが30センチほどありました」と話して
くださいました。その後の言葉がいいですね。「釣れなくても、ここの景色が素晴らしいから」と。
 この言葉を聞いて嬉しくなりましたよ。「どちらからこられたのですか」とお聞きすると、どうやら都会に住んで
いて、南島原市に帰ってこられたみたいでした。あんまり聞くのもどうかと思い、「また来てください」と言って、
その場を別れました。最近、加津佐の方ではない人が、すこし多くなったような気がするのですが…。
 この野田浜も、釣り人がズラリと並ぶ゛「キス釣り」スポットになればいいのにと、またまた無責任な事を考える
私でした。 帰る途中、下馬松海岸に立ち寄ってみました。もう、「ハマゴウ」が咲いてもいい時季だと思いながら、
辺りを見回すのですが、見つけることができません。諦めかけていたところ、緑の葉に隠れるようにして咲いている
紫色の花をを見つけましたよ。砂の上に這いつくばって撮った写真が、上の写真です。
 まるで、「夏の花」にご対面という感じですよ。このハマゴウの実を枕に入れると、安眠効果があるそうです。
独特の芳香は、浜辺のアロマテラピーかも知れませんね。夏休み、泳ぎに行く時には、いつもこの匂いがして
いたものでした。

           

              自宅近くの畑では。「ホオズキ」が栽培されていました。中の実を
             
取って、口に含み鳴らしていました。私には「ウミホオズキ」が
             
よく鳴っていたように記憶しているのですが…。

梅雨晴れの小浜・富津の探訪

2012年07月08日 | 日記



 今日は、7月8日 日曜日 天候は晴れ。
今までの天候が嘘だったかのように、晴れ渡った青空が広がりました。蒸し暑さもなく、カラッとしていて
とても、しのぎやすい一日になりました。肌にあたる風も、とても心地よく感じます。
 さて、今日は私が所属する「ガイドの会」の皆さんと一緒に、雲仙市の小浜・富津を訪れましたよ。
車3台に便乗して、現地の集合場所になっている富津の「六角井戸」前に向います。
 到着すると、すでに、今回ガイドを依頼した小浜温泉観光ガイドの皆さんが待っておられました。
早速、現地ガイドの宮崎さんの「六角井戸」について説明に耳を傾けます。昔、弘法大師が、水に困っている
住民のために、「ここを掘れば水が出ます」と言って、杖を立てられました。その場所を掘ると、真水が湧き出した
という言い伝えがあるそうです。修行者が行脚する時に携える杖を錫杖(しゃくじょう)と言いますが、杖の形が
六角形であることから、「六角井戸」となったとの説明に、なるほど、形も謂れがあるんだなと妙に感心して
しまいましたよ。そういえば、お堂にも「六角堂」があったように思うのですが…。中国の影響があるのでしょうか。
 それでは、巡礼の金剛杖は?と調べたくなりましたよ。機会があった時、みてみたいと思います。
  それにしても、斜面に広がる漁村風景は絵になりますね。でも、急な坂が続いている道は、生活の場としては
不便なんでしょうね。路地の狭いところにも、車が駐車してあります。普通の運転技術では、とても入れそうに
ありません。ビックリしましたよ。狭い路地が入り組んでいて、まるで、路地裏探険をしているみたいです。
 急な坂を登りつめると、旧小浜鉄道跡にたどり着きましたよ。と言っても、県道201号線になるんですけどね。
馬蹄型のトンネルを抜け、さらに進むと緑のトンネルに入ります。ガイドの方が「天国ですよ」と言われるぐらい、
木漏れ陽と吹き抜ける風が、とても気持ち良く感じます。夏に入る前の、この時季が一番いいのかも知れません。
 やはり、富津の観光スポットと言えば、この弁天公園でしょう。今日は、まさに紺碧の海です。奇岩と松の緑の
織りなす風景には、心奪われますよ。自然遺産と呼ぶにふさわしい光景が広がっています。
 岬にある史跡や謂れも、とても興味深いものでした。ガイドの宮崎さんの案内説明が、この富津の地を一層
魅力的にしてくれましたよ。宮崎さん、ありがとうございました。

                 

                 爽やかな風が吹き抜ける「緑のトンネル」を歩く皆さん。
            
                  

         小浜観光ガイドの宮崎さんの説明に耳を傾ける皆さん。小浜温泉街も見えています。