かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

グーンと冷え込んだ一日―南島原・加津佐

2013年11月29日 | 日記



今日は、11月29日 金曜日 天候は小雨から曇り。
朝から寒い一日でした。空もどんよりとした灰色の雲が空を覆っています。
テレビで、紅葉の旅番組が、まだ放映されています。テレビで見る限りでは
色鮮やかな紅葉に目を奪われてしまいます。でも、ここ数日の寒さでは
初冬の感がします。

午前中は、いつ雨が降ってもおかしくない天気で、出かけるのを控えて
いました。新聞折り込みにスーパーの「肉の日」の折り込みチラシが
入っていたので、今日は「すき焼き」にしようと、連れ合いにいいました。

日頃は、ほとんド献立には、口をはさまない私にとっては珍しいことです。
早速、私の運転で、近くのスーパーに出かけました。広告効果なのか、
店内では、肉を買い求めるお客さんが多かったと、連れ合いが話して
いました。

スーパーから帰った後、今日の風景を撮るために、前浜海岸に行くこと
にしました。高い波が押し寄せています。風も強く吹いています。
女島の岩にあたる波が砕け散っています。冒頭の写真です。

この高い波の中、岩戸寄りの海中に、ひとりのサーファーの姿が見えて
います。遠くから見ている私は、寒いんじゃないかと、身震いしてしまい
ます。

     

午後3時近くになって、どうやら天候も回復しそうな兆しが見えてきたので
ウォーキングに出かけることにしました。今日は、どういう訳かいつもの
コースを歩く気がしなくて、足は山の方に向っていました。あれっ?と思ったら
口加高校の第二グラウンド下に出てきました。口之津港が眼下に見えています。

      

     

道は続いているだろうと思ったのが、間違いでした。山の中に迷い込んで
しまいました。少し方向音痴な私にとっては、大冒険です。引き返す勇気も
なくて、道なき道を歩きます。イノシシの足あと見たいなのも見えます。
何と、イノシシの捕獲檻も設置されています。ますます不安になります。

やっと、大きい堤があり、それに沿って道が続いています。ホッとしました。
昔は、山林でも、道はあったんですけどね。舗装された道を歩いていくと
口之津・「富士山」が見えてきました。写真ではわかりにくいですが、肉眼
では山肌が少し、紅葉しています。その向こうには、雲仙の平成新山も
みえています。

     

帰宅したのは、とっくに午後4時を過ぎていました。約1時間半のウォーキング
でした。しかし、山中の道なき道をあるいたせいか、疲れてしまいましたよ。
無理をしないことですね。怪我でもしたら大変でした。

夕食は、食べたかった「すき焼き」。最近、食事の前に、野菜を摂ることが多く
なっているので、身体が「肉」を欲しがっていたのかも知れません。
すき焼きに限らず、寒い時には、「鍋物」がいいですね。

今日の一日も、こんな風に終わりました。すき焼きに舌鼓をうっただけでも
幸せな日になりました。 


秋を惜しむ紅葉絨毯ー小浜・惜梅亭

2013年11月27日 | 日記

           

今日は、11月27日 水曜日 天候は雨。
朝起きた時には青空も見えていたのに、朝食を摂り終える頃には、外が暗く
なっていました。あまりの天候の変わり身の早さにビックリです。

連れ合いの歩き方が変になっています。日曜日の、小さな山登りで、日頃使って
いない筋肉を使ったせいか、まだ、コリと痛みが残っているようです。

そんなわけで、筋肉痛などに効能があると聞いている、小浜温泉の「望洋荘」に
行くことにしました。この温泉、かなり熱めの温泉で、体の芯から、ポカポカと
温まります。血流が促進される事により、コリなどがやわらぐのかも知れません。

玄関前に救急車が停まっていました。中に入ると、ストレッチャーに乗せられた
80歳ぐらいの高齢者の方が救急車に運ばれているところでした。気温が冷え
込んでいるので、長湯による「湯あたり」かなと思ったのですが、重篤な病気で
なければいいのですが…。

脱衣所で服を脱ぎ、浴室内に入ると、体が冷え込んでいるのがわかります。
先ほどの、救急車で運ばれた老人のことが、頭をよぎったので、長湯を避けて
3回ほど分けて入浴しましたよ。私も高血圧の薬を服用しているので、用心に
こしたことはないですから…。

話が前後するのですが、温泉に行く前に、茶室がある「惜梅亭」に立ち寄り
ました。紅葉の見ごろは過ぎていて、落葉した紅葉の絨毯になっていました。
雨が降っていたせいか、しっとりとしたたたずまいを見せてくれました。

     

茶室の伝統的な数寄屋造りの屋根に紅葉が映えています。

     

ひときわ目立つ一枚の紅葉に目を奪われました。「どこから落ちてきたんだい」と
声をかけたくなりました。

         

紅葉の中に、赤い椿の花が咲いています。帰ろうとしたのですが、もう一度
「惜梅亭」を見たくなりました。



雨交じりの中、時折ふく強い風に、まるで“紅葉吹雪”のように、一斉に舞い落ちます。
これもまた、移ろいゆく秋を惜しむ風情かも知れません。

良寛和尚のあまりにも有名な句…。 「うらを見せ おもてをみせて ちるもみじ」

入浴後は、唐比にある行きつけのお店「スィーツカフェからこ野」に立ち
寄りました。自然の中にあるたたずまいは、とても心が安らぎます。

 
 

連れ合いは、諫早新名物として売り出し中の「ぬっぺ飯」を注文。
それにケーキ、コーヒー、アイスとセットで980円。
いろんな野菜がアレンジされた、ヘルシーメニューですよ。                         


紅葉の心田庵ー長崎

2013年11月25日 | 日記



今日は、11月25日 月曜日 天候は曇りから晴れ。
朝から雲行きがおかしくなっています。昨日剪定を終えた松の木が、昨夜の雨で
緑をましています。朝から、連れ合いと、今日予定の長崎行きをどうしようかと、
朝食を摂りながら話しています。

午前10時近くになって、外が少し明るくなりました。こうなると何の迷いもありま
せん。心はすでに長崎に向っています。連れ合いは、昨日の女島登山で、足の
筋肉のコリがあるということで、今日は私が運転することになりました。

日本庭園と茅葺建物がある「心田庵」に向います。平成24年に民間会社から、
長崎市に寄贈されたもので、「春」と「秋」に一般公開されています。江戸時代
からの由緒ある日本庭園と茅葺の建物が特徴になっています。

市内の駐車場に停めて、電車でその場所へと向います。これから設置される
のか、目立った案内標識も設置されていません。大体の見当をつけながら
歩いていると、外で喫煙している病院の職員の方を見つけ、その場所に
行く道を教えてもらいました。

道路に小さな案内表示を見つけました。細い石段を登って、平坦な道を
行くと、すぐに着きましたよ。まず、目に着いたのが茅葺門でした。

      

入場料を払って、すぐに右に入ると、すぐそこが日本庭園になっています。案内の
方から東屋からの眺めがいいですよと教えていただきました。紅葉、茅葺の屋根
苔等々、まさに日本庭園の極致という印象です。

      
      

今度は、庵の和室から庭園を眺めることにしました。私にとっては、ただ、ただ美しい
の一語に尽きました。冒頭の写真は、テーブルに映った“逆さ紅葉”です。

      

苔むした河童の像もありました。長く住む「庵」の住人に感じられます。

      

紅葉と日本庭園に、すっかり魅了されてしまいました。「日本の美」を少しでも
味わうことができた満足感を覚えながら「心田庵」を後にしました。

昼食時間をとっくに過ぎ、お腹もすいてきました。連れ合いが先日のテレビを見て、
気になっているお店に行くことにしました。

お店の名前は「小樹庵」と言います。「心田庵」の次に訪れるのが「小樹庵」とは。
何だか今日は「庵」に縁がある日みたいです。

 
 

一品メニューの注文は、私が「お刺身」、連れ合いは「サバの味噌煮」でした。
ランチバイキングなので、定食が何種類でもできる内容です。食後のドリンクも
いろいろ準備されてあります。駄菓子もあります。
食べログではありませんので、紹介はこれぐらいに。

「心田庵」の床の間には「日々是好日」と書かれた条幅が下がっていました。
今日の日も、そんな一日でした。


夢・手づくりふれあい祭り賑わう―南島原・加津佐

2013年11月24日 | 日記



今日は、11月24日 日曜日 天候は晴れ。
昨日は、「勤労感謝の日」だったんですね。私にとっては、「毎日感謝の日」なの
で、すっかり忘れていましたよ。このごろは、毎日勤務の日が懐かしくなっていま
す。(笑)

さて、11月の最後の日曜日は、晩秋の暖かな好天気に恵まれました。
今日は「第22回夢・手づくりふれあい祭り」が、旧加津佐駅裏で行われています。
私と連れ合いは、11時からの「山岳会探訪コーナー」に参加するために、本部
前で受付を済ませ、出発を待っています。約20名の参加者の皆さんが集まって
います。

口加山岳会の酒井さんの話の後、登山の前に、ジオパークガイドの草野さんの
島原半島の成り立ちなどについての説明を受けてから「女島」への頂上目指して
登ることになりました。

       

頂上と言っても、標高約80メートルぐらいの山です。
気軽に登れる山でもあるのですが、少し急こう配な道が続いています。
時間は計測していなかったのですが、私の時間では、約10分ぐらいで
頂上に着いたのではないかと思います。登山道には、危険防止のチェーン
もあり、急こう配の坂の時には、それを伝って登ります。

       

頂上に着きました。やっぱり絶景です。しばし、参加された皆さんも、その風景
に釘付けでしたよ。こういう機会がないと、この女島に登ることは少ないです。
写真では、岩戸から女島を撮る機会は多いのですが、女島からのショットは
少ないですね。前浜に続く岩戸山の景観は、ふるさと・加津佐の誇る「名景」の
ひとつでしょう。ジオの説明を受けた後、ここで、おにぎりの弁当を頂くことになり
ました。女島の頂上で食べる「おにぎりの味」は格別でしたよ。

       

ステージイベントも、盛りだくさんに行われていました。私が会場に到着した
時には、保育園児による「蛇踊り」が披露されていました。下山すると、ステー
ジ前には、人だかりができていました。しばらくすると、人気キャラクターの
「アンパンマンショー」が始まりました。大人も子供も、みんな楽しそうに見て
います。ステージ裏は、旧加津佐駅のプラットホームです。

       
       

会場に隣接する前浜付近では、模擬店などで買い求めた食べ物を、座って
食する光景が目につきました。とても美味しそうです。

       

前浜も、穏やかな晩秋の海が広がっています。今日は、とても澄んだ海です。

       

もう一度、女島頂上からみた加津佐の町並みをお届けします。

       

今日は、ふるさと加津佐の特産品が、故郷を遠く離れた人に「宅配便」で送られ
たんでしょうね。ふるさとの味を懐かしむ人も多いのではないでしょうか。


晩秋の下馬松浜―南島原・加津佐

2013年11月21日 | 日記



今日は、11月21日 木曜日 天候は晴れ。
ここ数日の不安定な天気から、朝から澄んだ青空が広がりました。
陽射しがあるせいか、冷え込みも、幾分やわらいでいるような気がします。

連れ合いは、朝早くから中学校時代の同級生5人と、佐賀の「御船山楽園」
に紅葉狩りに出かけました。紅葉の彩りは、人生の移ろいに似て、齢を重ねる
ことで、より惹きつけられるものかも知れませんね。

ということで、いつものように、パン2枚をオーブンレンジで焼いたまでは
よかったのですが、それまで、今日の朝食は、自分ひとりだと気付きせん
でした。レンジの中のパン2枚を見ながら、「まァ、こういうこともあるさ」と
ひとり笑いしている寛大な自分がいました。

9時近くになって、パソコンの回線を“光回線”に変更のため、設置業者の
訪問がありました。インターネット回線利用料が安くなることからの変更
でした。今では、パソコンからの情報収集が、私にとっては“学習趣味”に
なっています。

今日は、ひとり留守番だったので、先日福岡の書店で買った本を読んで
いました。「老年合唱団」ならぬ「朗年合唱団」と名付けられた合唱団
があるそうです。団のキャッチフレーズが「加齢なる歯ーモネー」(華麗
なるハーモニー)というものでした。入れ歯や欠けた歯の隙間から漏れる
「歯もれ音」で「ハモれる」という独特のサウンドが、合唱団の個性に
なっているそうです。(多湖輝著 「100歳になっても脳を元気に動かす
習慣術」より引用)

読みながら大笑いしましたよ。私は「歯ーモネー」を「歯もない」と
読んだのでした。

今日の風景は、下馬松海岸の風景です。夏になると、よくこの浜辺で
海水浴を楽しんでいました。その当時は、こんな岩が露出している
ことはなかったのですが…。


浜辺のポールウォーキングー南島原・加津佐

2013年11月20日 | 日記



今日は、11月20日 水曜日 天候は晴れたり曇ったり。
先週末から、島原では仲間の会、福岡では同窓会と泊りがけで出かけていて
4日間ほど、加津佐を留守にしていました。ちょうど、福岡では、せいもん払いの
大売り出しがあっていて、商店街やデパートは買い物客でごった返していました。
冬の商戦がこれから始まるんですね。こういう賑やかさを見るのも楽しいものです。

          

あちこち見て回った後、映画「ペコロスの母に会いに行く」が、丁度封切り日に
なっていたので、連れ合いと一緒に鑑賞してきました。認知症という重たいテーマ
でありながら笑いの中にも、ホロリとする内容でした。

                  

同窓会ですか?それぞれ齢を重ねてきたなぁという印象を受けましたが、
ステージで、懐かしいフォークソングなどが演奏されると、しみじみと青春
時代の想い出が浮ぶのか、うっとりとした表情でしたよ。昔を懐かしむの
には、その当時の音楽が一番いいのかも知れませんね。

さて、今日は公民館講座「歩健学のすすめ」の2回目の受講でした。
前回は、ポールウォーキングの効用などを学習したのですが、今回は
実践ということで、町内を歩くことになりました。

出席率は何と100%。それだけ皆さんが、受講を心待ちにされていた
んですね。早速、ポールを使った準備運動から始まりました。ポールを
使うと、体にやさしい準備運動という感じです。指導の先生は前回と同じく
長崎県立大学の西村千尋先生です。

いろんな風景を楽しみながらのウォーキングは、足取りも軽くなります。
歩いていると、おしゃべりも楽しくなるんですね。途中受講生の育てられ
た花も見ましたよ。皆さんも立ち止まって「綺麗ね」と感心しておられ
ました。

       

いよいよウォーキングコースも終わりに近づいてきました。前浜を歩く皆さんの姿
です。何だか巡礼姿に見えてきました。海の風景が、きっと皆さんの心を癒して
いるんでしょうね。ふと、そんなことを考えてしまいました。

ウォーキングが終わった後、汗と疲れをとるために、原城温泉「真砂」に行く
ことにしました。冷え込んだ日には、温泉はとても心地よいものです。
連れ合いが入浴を終わるまで、休憩室でテレビを見ていたら、いつの間にか
寝入ってしまい、連れ合いから起こされてしまいました。(笑)

       

今日の1日も、このようにしてアッという間に過ぎてしまいました。         


楽しくなるウォーキングの秘けつー加津佐・公民館講座

2013年11月13日 | 日記



今日は、11月13日 水曜日 天候は晴れ。
朝から、肌寒さで、身体がズンズンします。方言で、寒さで体がゾクゾクする
ことをズンズンと言っています。言葉の響きとしては、何となくわかるでしょう。
雲仙の紅葉も、山頂から温泉街に下りてきているようです。もう少し、秋を
楽しみたい気もあるのですが、季節は待ってくれそうにありません。

昨夜は、NHテレビのクローズアップ現代を視聴していました。
放映内容は「高齢者の“栄養失調”粗食には要注意」というものでした。
メタボの予防には、肉などを控えるとした健康増進が、高齢者になった時
に、介護予防として筋力をつけるために、肉などのたんぱく質は必要で
あるということでした。何だか、矛盾しているようにも受け取れるのですが…。

私も、前期高齢者になった今も、メタボの3文字が頭の中にこびりついて
いるのか、どちらかというと、肉よりも魚を主に摂ってきました。ということは、
肉を上手に摂る事も、必要なんだと感じましたよ。もちろん、健康寿命を
維持するたためには、肥満の予防を心がけることが大事なことなんです
が…。

そんなことが頭にあって、午後からの公民館講座を受講しました。
講座名は「歩健学のすすめ」で副題がもっと楽しくなるウォーキングの秘けつ
というものでした。

講師は、長崎県立大学の西村千尋先生でした。研究成果に基づいた講義は
とてもタメになるものでした。新しいウォーキングのポールウォーキングについて
の話でしたが、その効果は、普通のウォーキングよりも、体脂肪の減少は
3倍の効果があるということでした。いろんな視点からウォーキングに臨むこと
の楽しさも教えていただきました。

先生の資料からですが、「歩きたくなるみち」として3つ挙げられています。
①歩いて快適な道 ②感性を磨けるみち=五感を刺激 ③邂逅を体験できる道
  ※邂逅=思いがけなく出会うこと

その中でも、ふるさと・加津佐では、感性を磨ける道がたくさんあると思う
のですが…。いろんなみちを探す楽しみが増えました。

     
        ▲ポールを使ってウォーキングをする受講生の皆さん。

     

あかね色に染まった夕日を撮りたかったのですが、今日も雲にさえぎられて
しまいました。女島の沖に沈む夕日です。


秋の短さを感じるような冷え込みー南島原・加津佐

2013年11月11日 | 日記



今日は、11月11日 月曜日 天候は晴れ。
昨晩は余りの冷え込みに、とうとう暖房のエアコンを入れましたよ。
今までの掛け毛布から、座布団ならぬ掛け布団も1枚追加。布団も冬仕度になり
ました。まだ、色づいた紅葉を十分に楽しめると思っていたのに、もう、冬の足音
の前触れなんでしょうかね。

午前中は、ちょっとした用で、パソコン画面と向き合っていました。
昼食を摂ったあと、冷え込みはあるものの、バイクで出かけることにしました。
串の波止場にやって来ました。風があるのか、うねりを伴った巻きこむような
白波が音を立てて、海岸に打ち寄せています。

国道沿いの民家の先には、野田浜の白い砂浜が続き、岩戸山が見えます。
風景に人家が加わると、なんだかとても落ち着いた気持ちになります。
人の生活の営みを感じる安らぎ感が、そうさせるのでしょう。

ついでに、道路公園にも足を伸ばしてみました。そこから見る波は、海岸に
打ち寄せる波とは、少し違っていました。まるで、波が縦横無尽に走りまわ
っているように見えましたよ。見ていると、目が回りそうです。

       

その後、ここ2,3日、ウォーキングを休んでいたので、野田浜を歩くことにしま
した。今日は、波で砂がかなり堆積しているのか、ボクッ、ボクッとシューズが
砂に沈みます。松林の中に、鳥居がある“恵比寿さま”が見えています。松の
緑が青空に映えています。目にやさしい緑です。

             

今日は、すこし砂に足をとられながらのウォーキングでした。松林の散策道の
ベンチに腰掛け、道路公園の自販機で買った“缶紅茶”を口にしながら、対岸
の霞んだ天草の島を見ています。
 ふとみると、缶の表面には“贅沢”の文字が…。
こんな贅沢な時間を持てることに感謝した、すこし老いた私の“時”でした。


         

前浜海水浴場前の国道沿いには、11月24日開催される「夢・ふれあい手づくり
祭り」の幟が、はためいていました。

       

急な冷え込みに、秋が遠のいてしまったような、今日のふるさとの1日でした。

 昨日のことですが…。
  私が所属する会の企画した「あまくさキリシタン紀行」に会員ほか14人
  が参加して、天草のキリシタン文化に触れてきました。

訪れたのは 天草キリシタン館・コレジヨ館・崎津町並み散策(崎津天主堂など)
大江天主堂・富岡ビジターセンター(富岡城跡)などでした。
それにしても、みんなでワイワイ・ガヤガヤの楽しい旅でした。

       
        ▲崎津観光ガイド・森田さんの説明を受ける参加者の皆さんたち。
                   (崎津町並み散策)

       
        ▲富岡城跡からは、岩戸山も見えていました。天候の影響で少し
          視界が悪かったのが残念でした。


立冬に暖かい秋日和ー南島原・加津佐

2013年11月07日 | 日記



今日は、11月7日 木曜日 天候は晴れ。
二十四節気の立冬というのに、朝から暖かい秋の陽気になりました。
それにしても、昨日は、室内にいても冷え込みましたね。風邪でも引くんじゃない
かと心配しましたよ。晩秋は、気温の変化が著しいですね。ひと雨ごとに気温が
グンと下がりますから…。

昨夜、NHKスペシャル「至高のバイオリン・ストラディヴァリウス」が、再放送され
ていたので視聴していました。クラシックファンなら、誰もが知っている、この
バイオリン銘器の歴史や音の秘密を知るという番組でした。

オーディオ好きの私にとって、バイオリン曲を鑑賞するうえで、とても興味をそそる
内容でした。以前著名なバイオリン奏者の演奏会があり、そのバイオリンの音色
を聴いたのですが、私が座っていた後方の座席まで、スッーと響いてきたのです。
こんなバイオリンてあるのかなと思ったのが、私がストラディヴァリスのバイオリン
との最初の出会いでした。

番組の終わり近くになって、現代の最高傑作のバイオリンとストラディヴァリウス
のバイオリンを比較して演奏された「タイスの瞑想曲」には、心が震えるほどの感動
を覚えましたよ。17世紀の天才職人によって製作され、今では1丁数億円もすると
いうこのバイオリンの音色は、今でも現代人を癒しているんですね。

何だか、クラシックの演奏会に出かけたくなるような、そんな気分に浸った昨夜の
事でした。

会の仲間に届けるものがあったので、ウォーキングを兼ねて出かけることにしま
した。帰る途中、いつもの前浜に立ち寄りました。晩秋の秋の海が、キラキラと
輝いています。暑い夏の海と違って、落ち着いたキラキラとした海です。

国道沿いの歩道を歩いて、自宅に帰る途中、廃線によりレールが撤去され、鉄骨
の橋ゲタだけが残っています。学校の帰り道に、この鉄橋を恐る恐る渡って、道草
をしていた風景が、セピア色になって頭に浮かびます。すこし老いた私にとっては
近づいてくる、列車の車輪の音がかすかに聞こえてくるような気がしています。

      

昨夜の雨の影響でしょうか、堀川の水が濁っています。

      

明日もまた、冷え込みはあるものの、いい天気になりそうです。


錦秋の雲仙に遊ぶ

2013年11月05日 | 日記



今日は、11月5日 火曜日 天候は晴れ。
朝から予報通りの秋晴れ。昨日取りやめにしていた雲仙の紅葉観賞に出かける
ことにしました。先日買ってきた真新しいトレッキングシューズを履き、連れ合いの
運転する車に乗り込みます。格好つけて、黒の“山帽子”もかぶっています。

諏訪の池を通り、雲仙の仁田峠を目指します。山肌が紅葉で彩られています。
ワクワクしてきましたよ。渋滞もなく、スムーズに駐車場に着きました。
が…バスや車で駐車スペースが埋まっています。それも、福岡などの県外
ナンバーが殆どです。

今まで、この仁田峠には、どれぐらいの回数訪れたのかなと考えましたよ。
少なくとも30回ぐらいは、来ていると思うのですが…。それにしても、来た
時は、ロープウェイばかり乗っていました。ゴンドラから見る紅葉だけしか
眼には入っていなかったのですね。今、考えれば情けないことです。

展望台下に、妙見岳への登山口はあるとは知っていたのですが、登ろう
という気にはならなかったのです。昨年誘われて、山に登る機会があり、
登山の“きつさ”を体験しました。それ以来、山に興味が出てきました。

とはいえ、とても高い山に登る体力はありません。でも、山の魅力は
少しだけわかったような気がします。

登山口から、妙見岳ロープウェイ駅を目指します。案内板には40分
の行程と書かれてあります。平日のせいか、行きかう登山客はそれほど
多くはありません。何と、犬に引かれた(失礼)登山客もいます。見晴らし
の良いところでは、カメラを構える登山客もいます。私も、そのひとりです
が…。お互いカメラ好き同士、言葉を交わします。

   

眼下には、仁田峠の駐車場が見えています。

   

カメラを構えて、ゴンドラと紅葉のショットを狙います。

    

雲仙ゴルフ場と街並みやおしどりの池も見えています。

   

遠くには、平成新山も見えています。岩肌と紅葉、これもまた、山の美しさを
教えてくれます。

登山道を登ったおかげで、雄大な自然のパノラマを堪能することができました。
ロープウェイ駅で、しばらく休憩したあと、下山することにしました。仁田峠の
展望台では、連れ合いが待っていてくれました。

昼時刻をかなり過ぎていたので、急いで昼食場所に向います。雲仙グリーン
テラスというレストランで、「日替わりランチ」を頂きました。
とても、清潔な雰囲気のお店という感じです。

 

今日の「日替わりランチ」の「ソースかつDON」です。コーヒーがついて 780円。
白の食器に盛られていて、とてもおしゃれな料理に見えます。

昼食を摂った後、連れ合いは、近くの温泉地獄の熱で蒸した「温泉玉子」を
買いに行きました。何と言っても、アツアツの「温泉玉子」は美味しいです。

その後、いつもの「小地獄温泉」で入浴。硫黄の匂いがする白濁した
温泉につかっていたら、心地よさに、ついウトウトしてしまいました。

        

ある有名旅館の門の前にある紅葉です。さすがにいい佇まいです。
ということで、今日の一日は、紅葉と温泉を十分に満喫したものとなりました。


南蛮大橋と赤のクレーン船―南島原・口之津

2013年11月04日 | 日記



今日は、11月4日 月曜日 天候は晴れ。
昨日の雨の影響が残っているのか、青空の中に灰色の雲も見えています。
今日の予定は、雲仙の紅葉を楽しもうと思い、仁田峠の天候を電話で確認
したところ、曇り空で観光客も多いということでした。人が多くて、曇りという
ことで、今日の雲仙行きは取りやめることにしました。

午後から、口之津方面へウォーキングに出かけることにしました。
歩きながら少し長い距離を歩いてみようかと欲が湧いてきました。歩くコース
が少しマンネリ化しているのと、体力を試そうと思ったからです。

口之津港が見え始めると、私の頭の中には、早崎半島一周コースが浮んで
いました。バイクではよく走るのですが、歩くのは初めてなので、少し不安が
あります。でも、行けるところまで行ってみようという心情に変わって来ました。

漂泊の俳人「山頭火」が宿泊したという「旅館」の場所の案内プレートが
人家の玄関横に設置されていました。昭和7年、かってこの場所に朝日屋と
いう屋号の旅館があり、山頭火が宿泊したんですね。

        

港沿いの遊歩道を歩くことにしました。ちょうどフェリーが港に入港しようとしています。

        

早崎半島の入り口を目指して歩きます。赤い南蛮大橋が見えてきました。今日は
いつも見る風景と違っています。赤いクレーン船が係留されています。赤の大橋
赤のクレーンがよく似合っています。冒頭の写真がそうです。

早崎半島に入る入口にある「伝 口之津教会跡」です。
説明石板には「今も、この地に佇めば素朴で清らかな聖歌の調べがオルガン
の音にのって心地よく耳に響いてくるようである」と。

        

緩やかなアップダウンの道が続きます。歩みが少し遅くなっています。
ふと前を見ると…ゴクラクチョウカの花です。

        

早崎半島一周も終わりになろうとしています。加津佐の「岩戸」と「女島」が見えて
来ました。今日も、やっぱり霞んでいます。

        

自宅に帰って来ました。約2時間のウォーキングでした。


連休中日にpm2.5注意報―南島原・加津佐 

2013年11月03日 | 日記



今日は、11月3日 日曜日 天候は雨。
朝から、pm2.5の飛来の注意を促すアナウンスが、防災無線で流れました。
ということは、かなりの濃度ということでしょう。飛来の予報は出ても、注意喚起
の放送は、あまりないことです。南島原市内でも、文化祭やイベントが開催されて
います。連休に、雨模様の天気とダブルパンチで客足に影響がなければいいの
ですが…。主催者にとっては、天候が一番気をもむところですよね。

今日の暦を読んでみると「晴れの特異日」ということで、晴れる確率の高い日と
なっています。でも、最近の地球温暖化などの影響で、今までの天候実績が
そぐわなくなってきているのかも知れません。

そんなわけで、外出を控えていたのですが、雨も止み、外が少し明るくなって
来たようなので、毎日飲むヨーグルトを買いに出かける事にしました。年齢が
そうさせるのか、健康維持のために、食べるものや飲むものなど、気を配る
ようになりました。健康情報にも、かなり敏感になってきたように感じます。

途中、前浜に立ち寄ってみました。いつもの風景ながら、空には雨が今にも
降りそうな、灰色の雨雲が広がっています。降った雨で、本来の砂浜ではあり
ませんが、すこし老いた私にとっては、いつも出迎えてくれる、優しい砂浜なん
です。

昨日は、奈良県に住む連れ合いの同級生、伊東さんから嬉しいお葉書を
頂きました。私のつたないブログを読んで、ふるさと加津佐を懐かしんで
いますとの内容でした。嬉しいですね。ほかにも、読んでくださっている皆様
にも感謝です。いつもありがとうございます。

11月になると、何だか菊の花を見たくなるんですね。昨日、口之津図書館
に行った際、文化祭の一環として、野外に菊の花が展示してありました。

 

菊の花栽培は手間暇かかるんですよね。手塩にかけて育てられたんでしょう。

先日は、チラシに掲載されていたトレッキングシューズを購入するために、諫早の
スポーツ店に出かけていました。その帰り道、案山子に出会いましたよ。

        

        

        

何と、交通安全を促すものでした。「よそ見みせんとよ」と言っても、これだけ目立つと
つい、振り向いてしまいますよ。