加津佐の棚田

今日は、６月１４日の月曜日　天候は曇り。
私的な用事で、一週間ほど留守にしていました。
今、午前１１時半。加津佐の崎谷地区に来ています。梅雨空のはっきりしない天気
ですが、私の目の前に、幾何学模様の曲線が美しい棚田風景が広がっています。
　まだ、田植え風景は、目にすることは出来ませんが、すでに、田んぼには水が引
かれ、田植えを待つばかりとなっています。
　この辺りは、寺屋敷の字があることなどから、お寺があったところだと言い伝え
られています。また、水が豊富な場所でもあり、昔はそうめん流しなどで賑わって
いたと言います。　
　特に、この場所で収穫された米は特に美味しいとか。特産品販売所なんかでも、
棚田米と表示されているのを、よく見かけますよね。
　昔の田植え風景は、もう、殆ど見かけることはありません。すべて機械に取って代
わってしまいました。
　横一列に並んでの田植え風景も、今では懐かしい風景になりつつあるのでしょうか。
田植えが終われば、みんなで労をねぎらう「さなぼり」という行事がありましたが、
今でも、各地区で行われているのでしょうか。
　これからも、加津佐崎谷地区に残る「原風景」を大切に守っていって欲しいと願った
ひとときでした。写真ではうまく表現出来ませんでしたが、この風景、本当に癒されま
すよ。