かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

棚田の箒目模様ー南島原・加津佐

2014年02月27日 | 日記



今日は、2月27日 木曜日 天候は曇り。
天候の回復の兆しはあったものの、終日、雲の多い天気になりました。
2月も残すところ、あと一日。厳しい寒さのトンネルも、どうやら出口が見えてきた
ような、今日の暖かさでした。

朝から、病院への通院でした。連れ合いの治療も、約20日間の通院で、今日医師
から“完治”というお墨付きをもらい、ほっとしました。帯状疱疹という病名でした。
最初、皮膚がピリピリした痛みがあったそうです。すぐ、皮膚科に受診したのが
よかったのでしょう。治療期間も短くて済みました。

午後から、隣町の病院に入院している義兄を見舞った後、バイクで今日の風景を捜す
ことにしました。この時季は、馬鈴薯畑が、まるで雪が降ったように、ビニールで覆われ
ます。畑では、芽開けをする農家の人の姿が見えます。

崎谷の棚田にやって来ました。米作りの田んぼも、この時季には、馬鈴薯が植え付け
られています。ほかの馬鈴薯畑と同じように、ここもマルチビニールで覆われています。

曲がりくねった畦模様が、私には砂紋みたいに見えるのですが…。
でも、よく見ると京都のお寺の庭園などで見られる、砂にひかれた箒目(ほうきめ)にも
見えます。棚田の特徴である階段状の石垣が、この白い“砂紋”を引き立てています。

帰宅すると、連れ合いが洗面台の前で、顔を拭いています。化粧時間ではないのに
と思いつつ、訊ねると、「新玉ねぎの皮をむいていたら、涙が出て…」と。新玉ねぎの
感動の涙に、私も笑いの涙でした。

当然、今日の夕食は“涙のカレー”でしたよ。


冬の雨の一日に本を読む

2014年02月26日 | 日記



今日は、2月26日 水曜日 天候は雨。
昨日から、大気汚染物質のpm2.5の濃度が高くなっています。おまけに、朝から雨が
降り続いています。

出かけようにも、この天候では無理な事。部屋で本を読むことにしました。
先頃、購読している新聞の書評欄で、小椋佳さんの著書「小椋佳 生前葬コンサート」
が紹介されていました。少し、ドッキリするようなタイトルがつけられています。

記事を読んで、すぐに、市図書館のホームページから、検索をしたところ、配架されて
いました。ところが、貸し出し中ということで、図書館のカウンターでリクエストをして
図書館からの連絡を待っていたのですが、先日連絡があり、その本を借りてきました。

9月に行われる4日間のコンサートで歌われる曲について書かれてあります。
内容的には、曲にまつわる話だけでなく、歌づくりなどにかける思いなども綴られて
あり、私にとっては興味の持てる内容も多く、一気に読める内容になっています。

今、小椋さんのベストアルバムを聴きながら、この本を読んでいます。
1960年代に、青春時代を過ごした私にとって、あの頃はビートルズを皮切りに
ポピュラー音楽、フォークソング、映画音楽、カントリーソングそして歌謡曲も含め
ていろんな分野の音楽を楽しんだものでした。

今、その当時を振り返る事も多くなりました。あの当時のメロディがすっかり体に
染み込んでしまっています。お金はないのに、よくレコードショップをのぞいたもの
でした。店の中央の仕切られたボックスにはドーナツ盤、壁際にはLP盤が並べて
ありましたね。

こんなことを書いていたら、小椋さんの「生前葬コンサート」に行きたくなりました。
でも、東京では無理でしょう。せめて、DVDが発売されるのを待ちたいと思います。

夕方、雨が小降りになったので、少しの時間ウォーキングをしました。
口之津の開田公園には、寒桜が咲き始めていました。桜の名前を聞くと、春が
そこまで来ているように感じてしまいます。でも、まだ降る雨は冷たいです。

   

今日は、小椋さんの本を読みながら過ごした一日になりました。


春の兆しを感じる島原城

2014年02月23日 | 日記



今日は、2月23日 日曜日 天候は晴れ。
島原市民劇場の2月例会・劇団青年座「をんな善哉」を鑑賞するために、島原に
来ています。「梅の花が満開」という表示看板を見つけたので、島原城に立ち寄り
ました。

見頃は、少し過ぎかかっていましたが、春の兆しを肌で感じる好天気に、気持ちまで
春めいてきます。枝垂れ梅を手前に、島原城が冬日に映えています。

城には、梅や桜の花ががよく似合います。時の領主は、この世の“春”を謳歌して
いたんでしょうね。


古い加津佐中学校校舎が懐かしくて―南島原・加津佐

2014年02月19日 | 日記



今日は、2月19日 水曜日 天候は曇り。
昨夜はかなりの冷え込みになりました。朝は明るい空模様だったので、天気の回復が
見れるかなと思ったのですが、終日曇り空の天気のままでした。午前中、病院に行く
途中の車窓から見える雲仙・平成新山の頂上には、白い積雪が見えていました。もう
そろそろ寒さのトンネルから抜け出しそうな気もするのですが…。

今日は、二十四節気の雨水(うすい)。月めくりカレンダーには、雪が雨に変わり、氷や
雪を溶かして水になる頃と書いてあります。雪が今年も降りそうにない、ふるさと加津佐
では、その情景が頭に浮かばないのです。

先日、仲間の同級生数人と飲む機会があったのですが、話が中学校時代の事になり、
俄然話がはずみだしましたよ。悪さをして、たたかれたり、立たされたりしたことなど、
様々でしたが、先生に対する悪口はありませんでしたね。あの頃は、先生と生徒という
立場が、はっきりしていたせいかも知れません。あの古い木造校舎覚えていますか。
こんな風景でした。

     

今日のテレビで、県立高校の志願状況が発表されていました。昨年4月の加津佐中学校
の3年生の生徒数は64名で、全校生徒数が177名でした。私が卒業した昭和38年の
卒業生は約400人だったと記憶しているのですが…。今思えば、すごい生徒数でしたね。

この時季になると、春を告げる花達に会いたくなります。それも黄色と言えば、やっぱり
菜の花でしょう。ウォーキングする時、よく黄色い花を見つけるのですが、何かが違うん
です。近づいてよく見ると、白菜の花でした。でも、よく似ています。

調べてみると、普通菜の花と言われるのは、「セイヨウアブラナ」で、よく間違えられるの
が「セイヨウカラシナ」ということでした。なるほど、なるほどそういうことでしたかという感じ
です。植物、歴史、生物などなど、いかに知識が乏しかったか、今になってわかりかけて
きました。(笑)

そんなことで、加津佐中学校前の畑にやって来ました。群生ではありませんが、菜の花
が咲いていました。勤務していた頃には、このような風景に目も留めなかったのに、今
では熱心にカメラを向ける私がいます。

ついでに、中学校近くの加津佐図書館に立ち寄りました。また歴史の調べものです。
私にとって図書館は、本を読むところでなく、調べて、断片的な知識を結びつけるところ
になっています。

     

先日のブログでは、自宅では、本を読む集中力がないことを書きましたが、図書館では
結構集中して読むんですね。少し、ダラダラした時間を過ごしているなと感じたら、加齢
に伴う物忘れの防止のためにも、図書館に足をむけることにしました。


冬の小雨にも春の訪れを待つ楽しさ

2014年02月17日 | 日記

     

今日は、2月17日 月曜日 天候は曇りから小雨。
ソチオリンピック・ジャンプ競技での、葛西選手の銀メダル獲得の興奮が、今朝のテレビ
のワイドショーからも伝わってきます。前半は、なかなかメダル獲得までは到らなかった
のが、スノーボード、フィギェア、ノルディク、そしてジャンプと、連続してのメダル受賞に
一気にオリンピックの興奮が伝わってきましたよ。

朝から、今にも、雨が降りそうな、怪しい空模様になっています。昼近くになって、小雨
がパラつき始めました。こういう時こそ読書の時間と思うのですが、読み出すと集中力
が続かなくて、栞(しおり)を挟んだ本が数冊、机の上に積まれています。

「サザエさん」のアニメで波平さんの声で親しまれ、先頃亡くなられた、永井一郎さんの
著書「朗読のススメ」もその中の一冊です。本の中身としては、朗読の技術的なことも
書かれてありますが、永井さんの声優としての仕事に対する考え方や楽しいエビソード
も書かれてあります。もう少し早く読んでいたら、「サザエさん」をもっと楽しめたのにと
残念な気もしました。ちなみに、この本は、積ン読の中の読了した一冊でした。

ところで、西部劇「ローハイド」覚えておられますか。私は、テーマ音楽が今でも頭の中
にこびりついているのですが…。その中で、ウィッシュボーンという爺さん役が、永井さん
の最初の吹き替えということも書いてありました。

家の中に一日いると、息がつまりそうです。午後4時半近くになっていましたが、ウォー
キングに出かけることにしました。今日は口之津方面へと向います。目的地から折り返
して帰る途中、下校中の口加高校生が、挨拶をしてくれます。嬉しいですね。

何だか、口加高校のグラウンドに足を向けたくなりました。県道からグラウンドへの坂道
を登っていきます。グラウンドを一周しながら、野球部のバックネット付近にやって来ま
した。控え椅子でしょうか、整然と並べてあります。誰も座ってはいませんが、とても清々
しい気分にさせてくれます。

 

道端の雑草にも、そして我が家の庭にも、早春の花が咲き始めようとしています。
左の写真は「ホトケノザ」。と言っても七草ではありません。
右の写真が「木瓜の花」の蕾です。


かすかな春の足音にはまだ遠く―南島原・加津佐

2014年02月16日 | 日記



今日は、2月16日 日曜日 天候は晴れ。
連日、テレビではオリンピックの競技が放映されています。団塊世代の私にとって
は、競技種目に好みがあります。中でも、ジャンプ競技は、好きな種目ののひとつ
になっています。ジャンプ台から飛び出す時の期待感と着地するまでの時間と飛
距離には、何とも言えない高揚感を感じてしまいます。

今朝は、ラージヒルのジャンプ競技で、葛西選手の銀メダル獲得のニュースに感動
しました。10代のメダル獲得が報じられていただけに、41歳という年齢での快挙
には、まさに“スゴイ”という言葉しか浮んではきません。

冬季オリンピックも、競技種目も増えてきているせいか、種目名だけでは、どんな
競技内容か、わからない時があります。かって「白銀は招くよ」という映画があり
ました。オリンピック選手が、主役の映画だったと記憶しているのですが…。
スキーの滑降は、まさに“カッコウ”よかったですね。あれっ?オヤジギャグになって
しまいました。すべらない話になってスミマセン。

さて、朝から寒さも幾分やわらいだような、好天気になりました。外の空気が吸い
たくなります。午後4時近くになって、バイクで野田浜に出かけることにしました。
干潮のせいか、広々とした砂浜になっています。吹く風にも、それほど冷たさを
感じません。爽やかなウォーキングになりました。

     

明日から、予報では、また雨マークがついています。
冒頭の写真は、ビニールシートで覆われた馬鈴薯畑です。かすかな春の足音が
聞こえてきそうな気がするのですが…。


昨日の好天から寒い雨の日に―南島原・加津佐

2014年02月13日 | 日記



今日は、2月13日 木曜日 天候は曇りから雨。
昨日の好天から一転して、今朝は温もった布団からでるのが億劫になるぐらい
冷え込んだ朝を迎えました。午前中、車で病院に行く途中の、車外温度は5℃
になっていました。厚い雲が太陽を覆う冬空のせいか、余計温度が低くなって
いるのでしょう。

昨日のウォーキングの途中、いつも愛犬(老犬)を連れて散歩する、同じ自治会
の高齢者の方が、ひとり路傍の石に腰かけていました。「今日は、T郎(犬の
名前)はどうしました?」と訊ねると、「もう歩けなくなった」という返事が返って
来ました。

犬を飼ったことがない私にも、その様子は想像できます。でも、胸中の寂しさは
推し量ることはできません。「T郎は何歳になりましたか」と続けて訊ねると「26歳」
という返事が、また返ってきました。

犬の26歳という年齢が、人間の年齢に換算すると、どれぐらいになるのか、その
時は、まだ理解していませんでした。帰宅してから、どうも気になったので、調べて
みると、何と、犬の年齢20歳は、人間の年齢96歳に相当すると書いてありました。

今は、すっかり老いた飼い主にとっても、かわいい子犬の時から過ごした日々は
アルバムに貼られた写真のように、懐かしく想いだされるのかも知れません。

でも、一日一日弱っていく愛犬の姿を見るのは、老飼い主にとっても、悲しくて辛い
日々でしょう。老いた我が身と重ねるように…。

こんな日常の出来事に、しみじみとした感情が湧くのも、齢を重ねてきた“今”を
生きているからこそでしょう。

午後4時近く、外はすこし小雨がパラついていました。止むだろうという推測のもと
ウォーキングにでかけました。すこし、コースを変え、私が住む近くの浜辺に下りて
きました。

波止場には、船が一艘係留されています。私の小学校時代には、この波止場には
櫓(ろ)を使う手漕ぎ船が、多く係留されていました。ただ、ここから眺める風景は
その当時と変わっていません。自然のたたずまいは、これからも変わることはない
でしょう。     


まちかど美術館で版画実演教室―南島原・加津佐

2014年02月11日 | 日記



今日は、2月11日 火曜日 天候は晴れ。
オリンピックの競技映像が、時間を問わずして放映されています。中継映像なのか
録画の映像なのか、わからなくなります。ニュースでも同じ画面が放送されるので
ますますこんがらってきます。

冬季オリンピックの会場の「ソチ」だって、ロシアのどの地方にあるのかさえ、わかり
ませんでした。今でも、その位置を正確には答えられないのですが…。(笑)
せめて、テレビ画面だけで、その地方を楽しむことにしましょう。

テレビ画面のテロップには、メダル獲得が予想される選手名が流れる中、競技を集中
しながら視るのですが、メダル獲得までは到りません。スピートスケートなんか、解説者
の話では千分の1秒を競うというのですから、ビックリです。

さて、今日は朝から、冬日の澄み切った青空が広がりました。でも、吹く風は、とても
冷たく感じます。また、テレビの話になりますが、いつも積雪の風景ばかり放映されて
いて、冬日のあたり前の光景は、話題性がないのか、ニュースにはならないのですね。

今日は、版画グル―プ「飛翔会(代表 伊藤大吉)」の版画展の一環として、版画体験
教室が開催されるということで、本町通りの「まちかど美術館」にやって来ました。
すでに多くの参加者が、館内を埋めていました。

版画の楽しさを多くの皆さんに知ってもらおうという主旨で開催されるもので、代表の
伊藤さんは、版画作品ができるまでの行程を、実演を交えながら説明されています。
会員の方は、教室に参加した人の版画作成を手伝いながら、版画を仕上げて行きます。

         

私は参加していた小学生の版画の作成を見学していたのですが、無心ですね。
大人になると、どうしても出来栄えが気になるのですが、そういうことは頭に浮ばない
ようです。多色刷りの版画なんて、初めての体験かもしれません。

でも、このような体験が、版画を好きになるきっかけになり、鑑賞眼も芽生えて来る
と思うのですが…。このような“きっかけ”づくりが、大人に課せられた使命かも知れ
ません。子ども時代の体験は、大人になっても、意外と忘れないものです。

会場には、「飛翔会」の皆さんの作品が、所狭しと展示されています。
これが版画?と思うぐらいの、すばらしい作品です。ぜひ、版画の奥深さを体感して
みてください。きっと、感動の余韻が広がると思います。
展示期間は、今月22日までです。

この版画展を準備企画された関係者の皆さんに感謝しながら、会場を後にしました。
ありがとうございました。

「まちかど美術館」前から、本町通りを撮ったものです。今は、人影は多くありませんが
時代の変遷とともに、多くの人が行き交った“想い出”の通りなんです。

      

版画展会場から、前浜海岸にやって来ました。目の前には大きな松。遊び心で寄りかかって
みました。

      

最近、加津佐らしい方言を耳にすることが少なくなったような気がします。
私の子ども時代は、大人も子どもも、方言が「標準語」でした。
方言をしゃべることで、親近感が増していたのかもしれません。
少し年老いた私には、「やっぱ方言はよかばい」と言いたくなるのです。


寒風の中にも澄んだ青空―南島原・加津佐

2014年02月08日 | 日記



今日は、2月8日 土曜日 天候は晴れ。
東京の大雪情報がテレビで放映される中、ふるさと加津佐は、空気は冷たい
ものの冬晴れの天気になっています。ここ数日、冷たい雨が降り続いていた
だけに、気温も緩むかと思ったのですが、強い寒気が居座っています。

今日の澄んだ加津佐の町並み風景を撮るために、いつもの撮影ポイントに
やって来ました。写真で見る限りでは、冬という感じはしません。
豪雪地帯に住む人にとっては、羨ましい風景かも知れませんね。

      

冒頭の写真は、岩戸波止場から、愛宕山を望んだものです。波止場では、
たこ壺を片づける漁師の姿が見えます。港内では、強風でさざ波が立って
います。波止場の先端に向うと、強い風で体ごと持っていかれそうです。

ということで、今日のバイクでの遠出は取りやめることにしました。
今日の「かづさふるさと紀行」は、短めの文と写真になりました。

        

春を告げる花でしょうか。我が家の玄関前に、チンチョウゲの花が咲き始め
ました。香りが辺りに漂っています。


日野江城跡をツアー客と一緒に巡る―南島原・北有馬

2014年02月06日 | 日記



今日は、2月6日 木曜日 天候は雨。
時刻は、午前8時半。冷たい雨が降る中、北有馬のピロティ文化センターに来ています。
今日は、各地の城郭を訪ねるツアー客が、日野江城跡を訪れるということで、ガイドを
する北有馬観光ガイドの「つんなも会」の会員の方と一緒に同行させてもらいました。

この日野江城跡には、何回も訪れていて、断片的な知識はあるものの、城全体の事が
まだ十分に把握していないのです。昨年、織田信長が築城し、最初の天主があったと
される安土城を訪れた時から、城郭への興味が湧いてきたのです。そこには、日野江
城跡にもある、大手道が復元されていました。

それまで、各地の復元された“お城”へは、よく行っていたのですが天主閣に登ると、
城への興味が薄れていたのです。時の領主とか、その時代背景が頭の中で結び
ついていなかったのかも知れません。それとともに、城を構成する「名称」がよく
わかっていなかったのです。たとえば、「縄張(なわばり)」が城の設計図とは…。

ガイドの会のTさんが、石段遺構について説明されると、鋭い質問が飛び出します。
各地の城郭の石段の知識があるからでしょう。案内中でも、説明場所の写真でなく
石垣や、遺構の発掘現場などを写真に収められていました。歴史の学習の深さが
自分の“楽しい視点”として映るのでしょう。

それにしても、今回のツアー客の皆さんは、装いが違っていました。登山メーカー
のウェアーで、靴はトレッキングシューズに近いものでした。まるで、低登山の服装
でした。「山城」などにも、よく行かれるのかも知れません。

途中の地層を見て、「ここは火山灰だね」と話されるのを聞いて、歴史だけでなく
地質にも目を向けておられるのには、ビックリでした。民家の庭先に咲いている
枝垂れ梅にも感動されていました。目に映るものすべてが、楽しい教材だった
のかもしれません。

     

本丸下には、見学道路(?)の整備も進んでいました。

     

今までは、木々が生い茂って景観がよくなかったのですが、整備計画によって、
その木々が伐採されて、本丸跡から原城跡も、よく見えるようになりました。

日野江城跡、まだまだ知りたいことがたくさんあるような気がします。
そして、この地におけるキリスト教布教の歴史を、もう一度詳しく
調べたいと思った、今日の一日でした。


冷え込む薄暮のあかね空ー南島原・加津佐

2014年02月04日 | 日記



今日は、2月4日 火曜日 天候は晴れ。
朝早く、熊本の眼科病院を受診するため、島原港から高速フェリーを利用して
熊本まで行ってきました。いつもの通り、眼圧や視力検査などを終えた後、担当医
の受診を待ちます。白内障の手術後、1年近く通院しているので、病院の雰囲気
にも、すっかり慣れました。院内のロビーでは、ピアノ演奏が始まり、よく知られた
メロディが、受診を待つ患者さんの気持ちをほぐすように、流れています。

      

診察室に呼ばれ、一通りの診察を終え、「大丈夫です」という担当医の先生の言葉
にホッとします。続けて話された言葉に、ビックリしました。「3月で、違う病院に勤務
します」ということでした。初診から手術と続いて定期検診と診ていただいただけに
ショックでしたよ。

医者と患者という立場でありながら、診ていただく度に、安心感というか、信頼感が
生まれていたんですね。私にとって、担当医の先生の名前は生涯忘れることはない
でしょう。目は心の窓ーこれからも大事にしなけれればと思った、今日の診察日で
した。

次の検診は、6ヶ月先の8月中旬。まだ、熊本への通院が続きそうです。

熊本から、島原港に帰ってきたのは、午後3時半を過ぎていました。
今日は、自治会の婦人会の「年祝い」があり、それを終えた連れ合いが、島原港
まで迎えに来ていました。連れ合いも、結構忙しいのです。

昨日は飛来したpm2.5の濃度が高くて、外出を控えていました。
冷え込んではいるものの、空気は澄んでいるようなので、遅めのウォーキングに
出かけました。今日は立春。一日ごとに日の長さを感じるようになりました。
前浜も、暮れかかっています。

   

帰る途中の前浜から海を見ると、地平線上の空があかね色に染まっています。対岸の
天草の灯も見えています。空気が澄んでいるのでしょう。あかね色を久しぶりにみたよう
に思います。渚には水鳥が群れています。冒頭の写真がそうです。



季節外れの気温-南島原・加津佐

2014年02月01日 | 日記



今日は、2月1日 土曜日 天候は晴れ。
喉の痛みや体のだるさを自覚していたにもかかわらず、そのうち治るだろうと
思っていたのが間違いでした。風邪に罹っていました。自己診断ほど、危うい
ものはないですね。病院の風邪薬で、どうやら、体調も回復しました。今回は
食欲も普通だったので、回復が早かったのかもしれません。

1月下旬から2月のこの時季には、3年続けて胃腸炎、インフルエンザ、そして
今回の風邪と、病気の種類こそ違え、定期的に罹っているような気がします。
気温の変化に対応できないというより、体の免疫力が、かなり落ちているのかも
しれません。今年から、健康維持のために、野菜の摂取と長めのウォーキング
を心がけています。

それにしても、今日は暖かい日でした。子どもの頃は、旧正月の頃が一番寒さが
厳しかったと記憶しているのですが…。体感温度は、本当に春らしい陽気を感じ
ましたよ。

昼近くになって、散髪も今日の暖かさなら、サッパリするだろうと思い、理容院へ
出かけることにしました。若い頃は、長い髪も、いっこうに気にならなかったのです
が、最近は、髪の毛が耳にかかるようになると、落ち着かなくなります。
齢を重ねると、どうでもいいという思いにはならないのですね。でも、これは、あく
まで私自身が感じていることですから…。

理容院の帰り、岩戸のお寺の山門近くの梅の木が気になっていたので、立ち寄って
みました。咲き誇っているということではありませんでしたが、お寺の山門と枝に咲く
梅の花が、私の目には、とてもいい雰囲気に映りました。漂う梅の香が、余計その
風情を醸し出します。

帰宅すると、玄関前の我が家の紅梅と、前の畑の白梅は、すでに春の足音を感じ
させるような咲きぶりです。

今日は、旧正月の2日。めでたさを祝って、紅梅と白梅の写真を並べてみました。

  

  

今日の陽気も、来週の火曜日頃は、また厳しい寒さに戻るという予報が
でています。でも、これから日一日と春へと向って行くのですね。