かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

お大師様の日―子ども時代の記憶

2013年04月30日 | 日記



今日は、4月30日 火曜日 天候は雨。
明け方、あまりの暑苦しさで目が覚めました。熱でもあるのではないかと、勘違い
してしまいました。掛け布団の枚数が多いのかなとも思いましたが、今までこんな
ことはなかったんですけど、春の気温の特有の変化なんでしょうかね。

私だけが暑いと感じたわけでなく、連れ合いも「暑かった」と言っていたので、安心
しましたよ。汗でもかいていたら、風邪をひくところでした。

玄関を開けて、外を見ると道路に赤い幟が見えました。今日は「おだいっさん」の日
なんですね。子どもの時から、「弘法大師の命日の日、旧暦の3月21日」を、そう
呼んでいました。新暦では、今日がその日になります。

           

子ども時代からの慣習なんでしょうか。お参りすることには、この年齢になっても、何の
抵抗もありません。弘法大師の功徳が、歴史や伝説となって、広く知れ渡っている
せいもあるかも知れませんが、宗派に関係なく信仰されているのは、まさに「庶民信仰」の
代表的なものと言えるかもしれません。

小学生のころは、学校から帰る途中、お堂の前を通りかかると、呼びとめられて、よく
お菓子を貰って帰ったものでした。その頃、弘法大師のことなど知る由もなく、お参り
した記憶さえ定かではありません。今みたいにカラフルな袋に入ったお菓子ではなくて
無地の袋にサンカクボウや煎餅などが入っていたと記憶しているのですが…。
サンカクボウって名前知っていますか。クロボウに似た三角のお菓子でしたが…。

その頃は、自治会に住む“おじちゃん”“おばちゃん”には、いつも愛称の名前を呼んで
もらっていました。誰でも、そうでした。その頃は、今思えば、本当に「地域の子ども」で
した。だからこそ、この「おだいっさん」には、とても愛着があるのですよ。

ご馳走のご接待を頂き、帰りには“大人用のお菓子?”を頂いて、帰って来ました。

雨が降っていなかったら、今日は加津佐町の赤い幟を探しに行くつもりでしたが、
予報とは裏腹に、夕方まで雨が降り続いていました。

昨日29日のブログに掲載しようと思ったのですが、更新できませんでしたので
今日掲載します。

           

岩戸波止場には、先日の大潮で採れた「ヒジキ」が天日干しされていました。

           

雨の予報に合わせてでしょうか、馬鈴薯の収穫がすっかり終わっていました。
小松上の馬鈴薯畑です。畑に残された葉と茎も、まだ青みが残っていました。
まだまだ、他の地区の収穫作業が続きそうです。


砂山にハマヒルガオ?―南島原・加津佐

2013年04月28日 | 日記



今日は、4月28日 日曜日 天候は晴れ。
今年の連休は、前半・後半ともに、好天気に恵まれそうですね。春の陽気に
気分も開放的になり、爽やかな気分を味わっています。

今日は、連れ合いの姪の結婚式のため、朝早く自宅を出て、諫早の式場に向い
ます。式場の玄関の案内ボードを見ると、今日はかなりのカップルが式を挙げる
ことになっています。結婚式場も、連休は混むんですね。

退職してから、結婚式に出る機会は、数回程度で、少し緊張しました。
披露宴も、新郎、新婦を引き立てる、スマートな演出になっています。
かっては、仲人さんが新郎・新婦の紹介をされていたのですが、今は
すっかり映像の紹介に変わりましたからね。時代の流れでしょう。

昔は、新郎新婦の隣の席には、仲人さんご夫婦が座っておられたのですが
今は、仲人さんを依頼するのは、少なくなっているのでしょう。
若い人は、仲人さんのことさえ知らないのかもしれません。

結婚式と言えば、お祝いのスピーチが長かったのを想い出しましたよ。
今と違って、昔はお祝いの膳一式が目の前にありましたから、スピーチが
終わるたびに、時計を見ていたものでした。

宴席に呼ばれる機会は少ないのですが、今日のお祝いのステージは
「祝い餅つき芸」でした。もちろん、出演はプロの方でしたが、お祝いの宴席
が、また、引き立ちましたよ。その後、つきたて餅は、きなこ餅とあんこ餅に
なって、皆さんにふるまわれました。

結婚式から帰ったのが、午後4時半近くになっていました。
しばらく休憩した後、ウォーキングに出かけることにしました。途中、馬鈴薯
をコンテナに詰め込んだトラックを何台も見ましたよ。これから、本格的な
馬鈴薯の収穫作業が始まるのでしょう。

前浜に下りてきました。野田浜ほどではありませんが、ハマヒルガオが咲い
ています。その先の方に小さな砂山が見えます。何と、砂山にもハマヒルガオ
が咲いています。咲くはずはありませんよね。でも、優しい気持ちが咲いて
いるようで、嬉しくなりましたよ。上の写真がそうです。

連れ合いも、結婚式で気疲れしたのか、着替えた後、そのまま寝入って
しまいました。


ハマヒルガオ咲く浜辺―南島原・加津佐

2013年04月26日 | 日記



今日は、4月26日 金曜日 天候は晴れ。
朝から、春日和の澄んだ青空になりした。朝のまぶしい光が目に入ります。
光に誘われるように、腕をグルグル回して、体の目覚めをスイッチオンします。
もう一度、空を見上げて青空を確認します。朝のさわやかさが体にしみわたり
ます。

午前中の用事を済ませた後、野田浜に行ってみました。
浜辺には、少し強い風がふいています。沖合には白波が立ち、巻きこむような
波がうちよせています。

砂浜には淡いピンクの花のハマヒルガオが咲きはじめています。強い風に首を
揺らしながらも、負けじと砂地に茎を這わせている力強さがあります。
ハマヒルガオの花言葉は「絆」なんですね。

「君の名は」で有名な劇作家、菊田一夫先生は、幼少時代の一時期を加津佐で
過ごされました。その「君の名は」の歌詞の中に「…浜昼顔に聞いてみる…」という
一節があります。その当時は、加津佐の砂浜は、きっとハマヒルガオの花が一帯を
埋めていたのでしょうね。

少しだけ、目を閉じてみました。ゆっくり目を開けると、ピンクのハマヒルガオの花が
海を背景にして、飛び込んできました。また、違った世界にタイムスリップしたような
感覚を覚えましたよ。

         

何だか、ひとつひとつの花にささやきかけたくなります。

         

ハマボウフウもありました。派手さはないものの、とても可愛く感じます。

         

野田浜入り口のビオトープ池では、「キショウブ」も咲き始めていました。もう、菖蒲の
季節になりましたね。


春の潮流―南島原市・早崎海峡

2013年04月25日 | 日記



今日は、4月25日 木曜日 天候は晴れ。
朝から、ぽかぽかした春の陽気が感じられます。でも、空は霞がかかったような
空模様になっています。黄砂の影響でしょうか。春日和には違いないのですが…。

パソコンの横に貼っている新聞カレンダーを何気なく見ると、今日は大潮に
なっています。この時季には、潮の流れが速くなるんですよね。すぐ、頭に浮かん
だのが早崎瀬戸。

ということで、今日は潮流見物とすることに決めました。バイクで瀬詰崎灯台に
向います。灯台近くのなだらかな馬鈴薯畑では、収穫作業の風景も見られます。

灯台を見降ろす場所に来ると、まるで海が川の急流みたいな流れになっています。
すごい流れですよ。遠くからでも迫力があります。その流れの中に漁船が
見えるのですが、大丈夫かなと心配なぐらいです。

          
         

帰ろうと思い、灯台近くに停めていたバイクのところに来たところ、灯台の先端まで
行かれ、潮の流れを見学されていた方と出会いました。団塊世代のご夫婦でしょうか。
どちらもカメラを手にされています。見たところ、奥さんの方は一眼レフのカメラです。
写真マニアと見受けたので声をかけて見ました。

何と、徳島からの観光客でした。「このなだらかなイモ畑風景がいいですね」。? えっ!
こんな風景がですか」と、思わず口に出そうでしたよ。イモ畑は、馬鈴薯畑ですと付け加え
ましたけど…。徳島では、あまり馬鈴薯は栽培されていないのですかね。

それから、潮の流れも、鳴門海峡とあまり変わらないですねとも話しておられました。
ということは、早崎海峡も、見た目には鳴門海峡に負けず劣らず潮の流れが早いという
ことなんですね。

観光地巡りではなく、風景を楽しんでいらっしゃるようでした。日常の景観も立派な観光に
なりうるんだと思いました。年齢を重ねると、単なる風景も心の中では“癒しの風景”に変わ
ることもありますからね。

今日は、ひとりだけの“観潮会”を楽しみましたよ。

         

夕方から、島原文化会館で、今年度最初の市民劇場の例会があったので
行ってきました。
女優の栗原小巻さん、樫山文枝さんらが出演する「メアリー・スチュアート」という
舞台でした。例会鑑賞を重ねるごとに、舞台の面白さ、楽しさ、奥深さを実感
できるようになりました。


幻のカステラを求めて―南島原・有家

2013年04月23日 | 日記



今日は、4月23日 火曜日 天候は曇りから雨。
4月も下旬になりましたね。ゴールデンウィークの情報を耳にするようになりました。
勤務していた頃は、この時季が最高とばかり、あちこちに出かけていました。
今は、それが財産になり、出かけた場所がテレビ等で放映されると、夫婦して
思い出話に花が咲きます。その当時は、若かったので、連休中の人混みも、
そんなに苦にはなりませんでした。時折、連れ合いに、もう一度行くとしたら、どこが
いいと尋ねる事もあります。

“春眠暁を覚えず…”という漢文の詩を高校時代、暗誦させられていたものでした。
あまり、深く意味は考えなくて、「春の時季は眠たいのだろう」と単純に考えていた
ものでした。高校時代の教室にタイムスリップして、もう一度学習してみたいですね。
今日も、そんな朝を迎えました。

最近、気温の変化のせいかも知れませんが、“だるさ”を感じます。
なかなか、そのだるさがぬけません。加齢にともなう、体の変調かも知れません。
最近、栄養ドリンクにも、手がのびます。

甘いものが欲しくなる年代にもなりました。
昨日は、先週の土曜日の20日、全国放送の旅番組で紹介されていた「幻のカステラ」
を買い求めるために有家に行ってきました。昔は、バスも走っていたという旧道に、その
店はありました。「須崎屋」という屋号のお店です。

店の外観は、田舎の「普通の和菓子屋」さんというイメージです。
とても、立ち寄って買い求めるというような雰囲気ではありません。帰宅してから
ネットで調べると「知る人ぞ知る銘店」ということでした。南島原市に住みながら
知らないことも多くあることに、気づかされましたよ。

テレビ取材にまつわるあれこれを、奥さんに話して貰えました。ある日、突然に取材
の申し込みががあったそうです。田舎のお店なので、テレビに出るようなお店でない
ことを話されたそうですが、量産でない「本物のカステラ」を紹介したいから、ぜひ
にということだったそうです。話しをお伺いしている時にも、数本の注文の電話が
かかってきていました。

創業は慶應3年(1867年)だそうです。現在の当主は5代目の伊藤代二さん。
現在75歳になられ、16歳から始めて、カステラ一筋とか。まさに昔堅気の職人
さんであることが伺えます。

転機を迎えたのが70歳の頃とか。今までのカステラ職人の集大成のために
「人生最高傑作のカステラ」をと挑んだのが、かって父親から教えてもらったという
五三焼のレシピ。祖父が特別の注文の時だけ焼いていた「五三焼カステラ」の
再現ということでした。

中国古典では、70は「老」というらしいです。老いという意味のほかに「練れる」
「熟する」という意味もあるそうです。まさに熟練の風味があるカステラといえる
かも知れません。

今、午後3時過ぎ、連れ合いと一緒に「幻のカステラ」を頂いています。
由来書の最後にこんなことが書いてありました。
「五三焼カステラは、作った日から7日位が一番おいしくめしあがれます」と。

久しぶりに、コーヒーに合うしっとりとした「カステラ」に出会えました。

 


風景に花を添える―南島原市・加津佐

2013年04月21日 | 日記



今日は、4月21日 日曜日 天候は晴れ。
昨日の雨の影響もあるかも知れませんが、朝からひんやりとしています。
ウォーキングは、いつも午後からになるのですが、今日はどういう心変わり
か昼近くのウォーキングとなりました。ひんやり感はあるものの、さわやかな
春風を受けて、足取りも軽やかになります。

途中の風景は、澄んだ空気のせいか、遠くまではっきり見ることができます。
天草を通り越して熊本の連山も見えています。こんなに、視界がきくのは珍しい
です。山肌の新緑を見ていると、美味しい“空気”をいっぱい吸い込みたくなり
ます。今まで、黄砂やpm2.5の飛来などを、気にしながら歩いていたので、
よけい、そう感じます。

午後から、バイクで“ふるさとツーリング”に出かけることにしました。
野山が濃い緑に彩られ、芽ぶきの力を感じることができます。

「越崎大橋」が見渡せる場所にやって来ました。空気が澄んでいるせいか
風景まで、立体的に見えます。

    

越崎自治会を通り、花房展望所にやって来ました。いつもの風景に、今日だけは、特別な
思いを込めて、花をそえることにしました。冒頭の写真です。ふるさと・加津佐~万歳ですよ。


ツツジの楽園ー佐賀・御船山

2013年04月20日 | 日記

            

今日は、4月20日 土曜日 天候は雨。
少し肌寒い朝を迎えました。外は今にも雨が降りそうな灰色の雲が空を覆っています。
10時近くになって予報通り、雨が降り出しました。昨日とは正反対の空模様になりました。

昨日は、若かりし頃、よく行っていた佐賀・武雄の「御船山楽園」に、連れ合いと一緒に
行ってきました。ウン十年振りでしょうか。自然に咲く〈ツツジ〉も魅力的ですが、こんなに
手入れの行き届いた〈ツツジ園〉は見事というほかないですね。300万年前に隆起して
できたと言われる標高210メートルの御船山の岩肌が、赤、白、ピンクなどの花を一層
鮮やかに引き立たせています。岩肌の新緑もまた、見る者を惹きつけます。
園内が一望に見渡せる場所に立つと、まるで息をのむ美しさです。

園内を一周する歩道には、モミジの木も植えられています。ツツジの花の色の鮮やかさは
ありませんが、春の陽射しがふりそそぐモミジの新緑は、まさに“目に青葉”という表現が
ピッタリと当てはまりそうです。スッーと緑の中に引き込まれそうな気もします。

        

推定樹齢200年の「大つつじ〉です。真っ赤に燃えているような花の色です。

        
        

どこから見ても、花の絵巻としか言いようがありません。

        

樹齢170年の「大藤」の下で一休み。香りに癒されている連れ合いです。

   

歩いて甘いものが欲しくなったので、最近開館した「武雄市図書館」に立ち寄って
来ました。ユニークな図書館として、今、最も注目を集めている図書館です。入って
すぐにカフェがあるのですが、コーヒーの香りに引き込まれて、飲んでみたくなります。
図書館では飲食は出来ないのが普通ですが、市と民間業者との“図書館経営”の
戦略のひとつかも知れませんね。


「孝子(こうし)祭」がめぐってきます―南島原・加津佐

2013年04月18日 | 日記



今日は、4月18日 木曜日 天候は晴れ。
昨日のブログで、連れ合いの“やけど”の事を書いたところ,朝から連れ合いの友人
から心配する電話がかかってきました。ほどなくして、今度は、私の親友から電話が
有り、消防署で、腫れあがった薬指を保護するために、はめていた指輪を切断して
貰ったことに、驚いていましたよ。たいしたことにならずに済んだだけでも、幸運で
した。お陰さまで、私の皿洗いも一週間ほどで終わりましたけど…。(笑)
この年齢になると、ちょっとした不注意が大けがのもとになりますからね。

さて、昨日の澄んだ青空から、今日は一転してすっきりしない曇り空になっています。
午後から天候は回復したのですが、黄砂の影響でしょうか、遠くが霞んでいます。
それでも、気温は昨日と同じぐらいに、気温が上昇し、着ている上着も脱いでよさそうな
陽気になっています。

バイクで、津波見にやって来ました。津波見バス停近くの「孝子(こうし)の里広場」には、
「孝子の里」と染め抜かれた幟(のぼり)が風にはためいています。

     

幟の図柄をアップしてみますね。江戸時代、津波見地区に実在した親孝行の人
「安永安次」さんが、父親を背負っているイラストが描かれています。
ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。

     

国道からすこし行ったところの、津波見小学校体育館そばには、安次さんの遺徳を
顕彰するために建立された「頌徳碑」があります。毎年、この場所で、安次さんの
命日の4月24日に「孝子祭」が開催され、今年も、その日がめぐってきます。
頌徳碑入り口には、母親を背負っている「安永安次さんの像」も設置されています。
幟では“父親”、像では“母親”を背負っています。いずれも、両親に孝を尽くした
安次さんの人柄がしのばれます。

           

近くの畑には、馬鈴薯の花が咲いていました。

     

その後、寄り道をして、権田公園まで行ってみました。ツツジの花が咲きほこっています。

     

今日も、暖かな春の陽気に包まれた一日になりました。


春の海 のたりのたり

2013年04月17日 | 日記



今日は、4月17日 水曜日 天候は曇りから晴れ。
午前9時半ごろは、雨模様でした。時間を覚えているのは、車に便乗させてもらうために
自宅から待ち合わせ場所まで、傘をさして出かけたからなんです。西有家の市役所まで
行ったのですが、用事を済ませて帰る頃には、雨もすっかり止んでいました。

連れ合いは、今日は朝から隣市の皮膚科の病院を受診するために、出かけていました。
実はフラツキ感があった時に、フライパンの縁に薬指が触れ、やけどを負ったのです。
翌日、その指が腫れあがってしまい、指輪を消防署で切ってもらう羽目になったのです。
いくら救急処置とは言え、そんなこともできるんですね。私もビックリしましたよ。

それから、一週間ほどたったので、今日は包帯がとれたそうです。
その間、患部を水につけることができない連れ合いに代わって、食器洗いをすることになり
ました。夫婦二人分だけなので、洗う量は少ないのですが…。

午後からの雑用を済ませると、時刻は午後4時近くになっていました。
気温もかなり上昇しています。陽春という言葉を使うにふさわしい時季だということを肌で
感じることができます。

ここ2日間、自宅で事務的なことをしていたので、ブログの更新ができませんでした。

今日は、対岸の天草が鮮明に見えています。海も穏やかな顔を見せています。
海草を採っている漁船でしょうか。のどかな春の海が感じられ、カメラを向けたのが
上の写真です。岩戸山の新緑も目にやさしい色合いになっています。

      

同じ場所から撮影したものですが、口之津の瀬詰崎灯台が小さく見え、その向こう
には、天草の五和町の町並みと港に向う漁船も見えます。
手前の岩には、鳥がのどかな春の海を眺めているようにみえます。
双眼鏡があれば、鳥の表情も見えたかもわかりません。


海に向って泳ぐ鯉のぼりー加津佐

2013年04月14日 | 日記



今日は、4月14日 日曜日 天候は曇り。
早いもので、4月も中旬。あまりに桜の開花が早かったので、月日の過ぎるのも
早かったような気がします。昨日の春の陽気から一転して、今日は少し不安定な
空模様になりました。風も少し強く吹いています。

今日の午前中は様子見を兼ねて、義兄が入所する福祉施設に本を届けに行き
ました。しばらく歓談したのですが、2日後には70歳の誕生日を迎えるとか。
自分の年齢を忘れて、義兄の年齢にはビックリするのですから、おかしな話し
ですよ。(笑)

義兄に面会した後、今日の加津佐の風景をと思って、国道を津波見方面に
向けて車で走ることにしました。串バス停付近で、海に向って泳ぐ鯉のぼり
が見えました。折からの強い風で、元気よく泳いでいます。

確認したわけではないのですが、毎年この時季、海に向って泳いでいるのを
見ると、多分、漁師の方が豊漁を願って上げられているのかも知れません。
もし、違っていたら、スミマセン。

私は、この風景は大好きなんですよ。何と言っても加津佐は海の町ですから。
最近は、観光目的で、川にかかる多くの鯉のぼりを見ることはあるのですが
海に向って泳ぐ鯉のぼりは、あまり見かけません。でも、大海に向って泳ぐ
鯉のぼりを見ていると、気持ちまでおおらかになります。

おおらかな気持ちで、「鯉のぼり」の歌を歌いたいのですが…。
それでは、今日はこの辺りで。


春の陽気の原城一揆まつり―南島原市

2013年04月13日 | 日記



今日は、4月13日 土曜日 天候は晴れ。
2日間続けて南有馬を訪れています。昨日は、南島原市世界遺産登録推進事業の一環
として開催された、「市川森一回顧展」のオープニングセレモニーに出席しました。
中でも、市川先生の奥様の市川美保子様のオープニングトークは、先生の思いや作品
執筆に対する姿勢などを拝聴でき、市川作品を知る上で、とても有意義なものでした。
市川先生最後の作品である「幻日」は、島原の乱を題材にした作品であり、南島原市の
歴史を語る作品として、これからも多くの人に読み継がれるのではないでしょうか。

回顧展の会場には、市川先生愛用の品々(自筆原稿、書斎の写真、洋服、愛用カバンなど)
が展示され、奥様自ら説明していただきました。長崎新聞に連載された小説「幻日」の挿絵
も展示され、挿絵を描かれた画家・柏本龍太様の説明もありました。原画だけに、とても迫力
があります。「市川森一回顧展」・「幻日挿絵展」は、今月28日まで、原城文化センターで
開催されます。またとない機会です。ぜひ、会場に足を運んでみてください。

              

そして、今日13日は「原城一揆まつり」が開催されている、原城跡に来ています。空は抜ける
ような青空が広がっています。
時刻は、午後1時近く。会場付近は、すでに多くの車が駐車しています。
県外ナンバーのマイクロバスも会場に到着です。

           

会場付近では、夜のキャンドルコンテストの準備もされていました。
夜には、原城跡一帯で3万7千個の追悼キャンドルが点灯されます。

           

今日は、世界遺産候補の「原城跡」と「日野江城跡」の無料の観光ガイドも開催
されました。私は、「日野江コース」に参加しましたよ。何回も、話を聴いたり
現地を訪れると、城のイメージが湧いてきて、とても親しみを覚えるようになります。
参加された皆さんも、ガイドの話しに笑ったり、うなづいたり、歴史を知る楽しさに
気づかれたようですよ。

 

日野江城本丸付近で、説明を受けられる参加者の皆さん。そこから「原城一揆祭り」
会場の一夜城と原城の本丸を見渡すことができます。


公園の八重桜と新緑ーありえ俵石自然運動公園

2013年04月10日 | 日記



今日は、4月10日 水曜日 天候は晴れ。
孫たちが帰っても、夫婦とも、まだ疲れが抜けていません。今まで、こんなことは
なかったのですが…。連れ合いは、午前中、頭がふらふらすると言って、病院を
受診しましたが、単なる疲れという診断で、薬を処方してもらってきました。
夕方には、薬の効果が表れたのか、ふらふら感も治まってきたと言っていました。
連れ合いは、中学、高校とスポーツクラブに所属し、40代まで郡体にも出場していた
ので、基礎体力には、かなり自信があったようですが、今回だけは疲れ具合が、少し
違っていたようです。年齢的なものも、多分にあることは間違いのないことですけどね。

午前中、娘からの電話によると、2歳の孫息子が“味噌汁”を飲まないということでした。
どうも、連れ合いが煮干しのダシで作った“味噌汁”の味を覚えてしまったようです。
ということで、こちらで使っていた煮干しを明日送ることにしました。2歳の味覚もあなどり
がたしですよ。一緒にわかめと海苔もということなので、いつも購入する島原の海苔店に
行くことにしました。娘の申し出には、いつまでたっても弱いものです。

今日は、連れ合いが具合が悪いので、久しぶりに車のハンドルを握ることにしました。
途中、八重桜の名所として知られる、ありえ俵石自然運動公園に立ち寄ってみました。
青空はひろがっているものの、時折強い風が、八重桜の梢をゆらします。
新緑とピンクの花がひときわ鮮やかに見えます。この風景に接するだけで、爽やかな
気分に浸ることができましたよ。

撮影をしていると、高校時代の同級生のE君夫婦とバッタリ。島原の芝桜を見ての帰りと
いうことでした。八重桜をみた彼は「花の団子」と言っていましたが、私には白餡が入った
桜の和菓子に見えたのですが…。この年齢になると、甘いものが欲しくなるので、団子も
和菓子も変わらないですよね。上品な方にとっては、コサージュに見えたりするかも知れ
ません。どうでもいいことですけどね。

      

春の陽射しはあるものの、公園は少し冷え込んでいます。

      

島原から帰った後、ウォーキングをすることにしました。風があるせいか、前浜には
不規則な白い波が押し寄せています。


一夜城と芝桜―南島原・原城跡

2013年04月08日 | 日記



今日は、4月8日 月曜日 天候は晴れ。
やっと、ブログを更新することができました。2週間ほど、春休みを利用して、孫たちが帰省
していました。幼稚園に通う5歳の孫娘と2歳になる孫息子の“孫守り”で、てんやわんやの
毎日でした。昨日、滋賀に帰ったので、朝から、またいつも通りの夫婦二人の生活に戻り
ました。

6月には、6歳になろうかという孫娘は、もう“ダマシ”がきかない年齢になり、相手する
のも大変でした。小さなネズミの人形を差し出され、即興の人形劇をせがまれるのには
大弱りでしたよ。勤務していた頃、幼児の人形劇の公演をよく見る機会があったのを
想い出しながら、人形の操作をするのですが、台詞がなかなか出てこないのです。
それでも、孫の笑顔を見るのは、嬉しいものです。

生活のペースが、孫たちに合わせたものになり、すっかりくたびれてしまいました。
体力の衰えを、身を持って感じるようになりました。

午後から北有馬での用事を済ませた後、原城跡に立ち寄ってみました。
桜の木には、わずかな残花が見られます。
あまりにも有名な、良寛和尚の辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」が
頭に浮かびます。

一夜城を引き立てるように、芝桜が植えられていて、一生懸命手入れをされた方の
気持ちが伝わってきます。13日の土曜日には、22回目を迎える「原城一揆まつり」
が開催されます。

     

     口之津の「南蛮船来航地跡」には八重桜が咲き始めていました。