かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

日野江城跡本丸の満開の桜

2016年04月02日 | 日記



今日は、4月2日 土曜日 天候は晴れ。
朝から濃い霧が立ち込め、玄関から見える家々も、ぼんやりと霞んででいました。
晴れの予報が出ていただけに意外な天候でした。春の気象条件は、意外とこんな
ものかもしれませんね。

明日の天気予報では、傘マークがついています。せっかくの桜の季節、家の中に
じっとしているのはもったいない。ふと、日野江城跡本丸の桜が頭に浮かびました。
早速、車を走らせ、日野江城跡に…。

草と木々の緑が目にやさしく飛び込んできます。城跡の本丸付近には、満開の
桜が見えています。緑に映える桜が目に眩しいぐらいです。ひな壇状の石垣が
城跡らしい風情を醸し出しています。

先月まで、公開されていた日野江城階段遺構は、覆屋が取り払われ、すっかり
埋め戻されて、単なる坂道になっていました。保存の観点から、そのような措置
がなされたとは思うものの、少し残念な気がします。

本丸の桜を目指して、急な坂道を登っていきます。本丸の広場を囲むようにして
満開の桜が咲き誇っています。見事な“桜のパノラマ”です。

    

日野江城跡から、今度は原城へと車を走らせました。原城跡には、多くの車が
駐車しています。本丸の満開の桜の木の下では、シートを広げ、花見を楽しむ
2,3のグループの姿がありました。

            

本丸から、二の丸に設置された「夢一夜城」を撮ったものです。
「原城一揆祭り」が、今週の9日(土) に開催されます。


春の陽気に包まれた4月最初の日

2016年04月01日 | 日記



今日は4月1日。金曜日天候は晴れ。
気温の乱れもここ数日やっとおさまり、今日は春らしい陽気に包まれました。
でも、春の服装に衣替えするには、まだという冷え込みも感じます。

午前中は、予約していた歯科医院に通院。定期検診で、歯石の除去の
処置でした。勤務していた頃は、歯痛が起きていた時だけ、治療に通って
いましたが、多忙を理由に、痛みが治まると通院を止めていました。
歯の治療は、長く通院するということが、頭にあったのかもしれません。

治療が終わったのが、昼近くになっていました。そのあと、本を返却するため
に、口之津図書館に立ち寄ったのですが、今日は、午後からの開館になって
いました。利用者の利便性を考慮してのことですから、仕方のないことでしょう。
今だに、図書館の開館時間は、午前10時から、午後6時の開館時間が頭に
残っているのですから…。加齢に伴う頭の切り替えが、すべての面において
スムーズではなくなったと、つくづく感じています。

テレビでは、桜の花見の模様が放映されています。この世の春といわん
ばかりに、満開の桜の下で、多くの花見客が楽しんでいます。桜の花見は
いつも特別な雰囲気なんですね。進学、就職、転勤等々、人生の節目に
似合う花なのかしれません。

風は少しあるものの、久しぶりにバイクで、桜見物に向かうことにしました。
山肌には、白い山桜が見え、堤沿いには、満開の桜並木が続いています。
時折、バイクを降り、満開の桜の花を近くで見ると、そこには自分だけの
“桜の世界”が広がります。桜花の小宇宙といったところでしょうか。

加津佐では、桜の名所といえば、やっぱり岩戸山。
かっては、「岩戸桜祭り」のイベントがあっていたのですが、今では、当時の
思い出に浸るだけになってしまいました。その思い出さえ色あせてしまった
ような気がします。それだけ齢を重ねてきた証でしょうか。

野田浜と松林を結ぶ、川に沿って通る「散策道路」に植樹されている桜の
木が満開を迎えていました。今では、岩戸山を彩る桜の木に成長しています。
ウォーキングを兼ねて、桜の花見を楽しむ人の姿も見えます。
上の写真がそうです。

    

夕食前のウォーキングに出かけた折、口加グラウンドに立ち寄りました。
こちらの桜樹も、すっかり大きくなりました。口加を巣立った同窓生にとっては
懐かしい風景に見えることでしょう。


土ごもりの虫も動き出す啓蟄の日

2016年03月05日 | 日記



今日は、3月5日 土曜日 天候は晴れ。
時候の挨拶を使うとしたら、早春がふさわしいと思うのですが、それにしても
今日は、午前中から春を感じる強い陽射しが野山に降り注いでいました。
まさに、“春”来たるらしい、そんな陽気でした。

2月は、2回の演劇観賞、講演会、北有馬・西田平にある八十八か所めぐり、
同級生との年祝いを兼ねた神社参拝の旅、カキ焼きなど、ほかに、原城跡・
日野江城跡の案内も重なり、予定が埋まる日々が続き、久しぶりの多忙な
日々を過ごしていました。

2月下旬から3月21日まで、原城、日野江城をめぐる周遊バスが、毎日9便
運行されています。その期間中、土、日、祝日には、訪れる観光客のため、
無料ガイドが配置され、訪れる観光客を案内することになっています。

私は、ガイド仲間と一緒に、今日は、日野江城にきています。平日は、そんなに
多くはないのですが、今日は土曜日ということもあり、レンタサイクルを利用した
若者や、県外から訪れたご夫婦などに、日野江城の歴史を楽しんでいただきま
した。

私が案内したのは、岐阜から訪れた、今年喜寿をむかえられたという老婦人
でした。喜寿と私は古希、良いめぐりあわせですねと冗談を言いながら、路傍に
咲いているレンゲや、黄色い菜の花を見ながらの歴史談義にも花が咲きました。

上の写真は、日野江城本丸から、遠くに見える海に囲まれた原城の本丸を見な
がら、ガイド仲間が観光客に説明をしています。キリシタン大名として、この地方
に繁栄のキリシタン王国を築いた「有馬晴信」に思いをはせておられました。

これから、春の旅行シーズン。多くの観光客におとずれてほしいと願った1日に
なりました。


いつも変らぬ風景に、ただ、ただ感謝

2016年02月08日 | 日記



今日は、2月8日 月曜日 天候は晴れ。
今、「次世代へ伝えたい名曲」の番組から、「若者たち」の曲が聞こえています。この
曲がヒットしたのが、昭和41年。今、その曲を口ずさんている私がいます。半世紀近
くになろうとしているのに、そのメロディは、青春の時代の思い出の曲として、心に深く
刻み込まれています。その当時は、50年先のことなど考えもしない若者でした。

最近「歩数計」を購入して、それをポケットに入れ、いつものように季節の移ろいを
感じながら、ポールウォーキングを楽しんでいます。いつもの最低30分のウォー
キングが、どれぐらいの歩数になるのかを確かめたかったのです。今日は、50分の
ウォーキングで、8000歩近くになっていました。個人差もあるでしょうが、私には、
7000歩ぐらいが、体力的にもふさわしいのではと思ったりしました。

自宅から歩いて約30分。岩戸にやってきました。久しぶりに、お寺の石段の参道を
上ることにしました。階段の両側には、「布袋像」「西行像」があります。旧暦の元日
にふさわしい「ほほえみの布袋像」を写真に撮ることができて、心も「ほっこり」とした
ように感じました。折り返しの足取りも軽く、自宅への帰り道を急ぎました。


冷え込みの中に明るい冬の陽射し

2015年12月18日 | 日記



今日は、12月18日 金曜日 天候は晴れ。
昨夜は、肩付近から、冷気が入り込み、布団の温もりが感じられなくて“ぐっすり”
とは眠ることができませんでした。加齢に伴う、眠りの浅さもあるのですが…。

11月下旬に風邪の症状が酷くて、声が殆ど出なくなりました。今まで、声が出
ないということはなかったので、ビックリしましたよ。その後、38度近い高熱が
でて、慌てて病院を受診して、点滴を打つことに…。

病院で処方された薬を服用して2週間、風邪の症状は和らいだものの、すっかり
体調を崩してしまい、何をするにも億劫になるんですね。久しぶりのさえない気分
を味わいました。

12月は体調不良を抱えながらのスタートになりましたが、12月も下旬にさしかか
りせわしい気分にせかされるように、年賀状作成にとりかかりました。

さて、今日は冷たさはのこるものの、明るい日差しに包まれました。そんな光景に
誘われるように、ポールを持ち、ウォーキングに出かけることにしました。愛宕山
の中腹を走る農免道路を目指して、坂を上っていきます。

      

平坦な道路に出ると、ツートンカラーのレタス畑が目に留まりました。レタスの出荷
が今からピークを迎えるのでしょうか。

前浜にやってきました。今日は風がないせいか、澄んだ風景に冬の光が海にやさ
しく降り注いでいます。穏やかな冬の海です。


晩秋の空と海と松の緑

2015年11月19日 | 日記



今日は、11月19日 木曜日 天候は晴れ。
数日前の雨模様の天気から、今日はスッキリとした青空が広がりました。
日々の気温の変化に、ときどき、連れ合いに、「暑い」「寒い」を確認する
ほど、気温の変動がわからなくなる時があります。加齢に伴って、気温を
感知するセンサーが、かなり鈍くなってきたのかなと思ったりします。
すべてを“年齢のせい”にすることが多くなりました。

今日は、かかりつけの病院で、インフルエンザの流行する前にと、予防接種
を受けてきました。昨年も接種した経験からすると、「安心感」 が違います。
すべての病気が、「予防ワクチン」で回避できるとしたら…と夢みたいなことを
考える単純な自分に笑ってしまいます。

病院の帰り、前浜に立ち寄ってみました。澄んだ空と海と松の緑が目にやさしく
飛び込んできました。いいですね。

先ほど、孫娘から電話があり、「明日来るよ」と弾んだ 声が受話器から聞こ
えてきました。関西弁でしょうか。いつもの「まっといてや」の声に、目じりが下
がるじぃ~じになっていました。

庭先や畑などに、晩秋の花「皇帝ダリア」が、青空に向かって伸びています。

      

11月も、残すところあと10日ほど、気分的にもあわただしさを感じる頃になりました。


秋の冷気に落ちゆく夕日

2015年10月11日 | 日記

今日は、10月11日 日曜日 天候は晴れ。
秋の冷気に包まれるようになった今日この頃、布団の温かさも心地よく感じる
ようになりました。野山の秋の装いを目で見るよりも、体温のぬくもりに秋を感
じるのもいいものだと思うようになったのは、齢を重ねてきた我が身の愛しさ
からくるのかもしれませんね。

また、久しぶりのプログになってしまいました。このまま、消滅するのではない
かと、我ながら心配していましたが、今日更新ができて、ホッとしています。
やっぱり、ふるさとの風景をお届けするのは、自分自身が、その風景に癒しを
求めているのかもしれません。

ウォーキングする時間も、夕食前が多くなりました。今日は秋の夕日をと、前浜
まで足を延ばしてみました。今日は風があるせいか、さざ波が立っています。
写真家気取りで、手前にススキを配し、撮ったのが上の写真です。

連れ合いに、今日の夕食は「サンマ」をリクエストしていたので、沈む夕日を背に
帰宅を急ぎました。


なんとなく空の色も秋色?

2015年09月17日 | 日記



今日は、9月17日 木曜日 天候は晴れ。
すっかりプログの更新から、遠ざかっています。書くのが習慣になっていた頃が
懐かしくなっています。(笑)。

さて、9月も半ばを過ぎ、涼風が肌に心地よく感じます。残暑の余韻(?)に浸る
こともなく、秋の肌寒さを覚える今日この頃の天候に、少し戸惑いを覚えていま
す。加津佐の天候も、広範囲な降雨から、局地的な降雨に代わっているような
気がします。

秋バテなんでしょうか。身体がだるく感じます。というよりは、加齢に伴う体力の
衰えの表れでしょうか。自覚することが、顕著になったような気がします。8月の
ウォーキングの記録表を見ると、歩かなかった証拠の×印だけが目立った酷暑
の夏でした。

先日も、眼科の定期検診を受診した際、目やにが出るようになったのですがと
主治医に伝えたところ、結膜炎という診断でした。幸い点眼薬で症状は回復した
ものの、感染に対する免疫力が低下しているんですね。目だけでなく、目の周り
も炎症を起こしていました。

さて、今日は、久しぶりの更新。午前中にバイクで出かける用の途中で撮った
加津佐の町並みをお届けします。田んぼの稲穂も、黄色く色づき始め、路傍に
は、赤い彼岸花が目立つようになりました。


涼風に少しだけ秋の気配ー南島原・加津佐

2015年08月23日 | 日記



今日は、8月23日 日曜日 天候は晴れ。
残暑の厳しさを感じながらも、暦の上では処暑。朝夕の涼風に、少しだけ秋の気配を
感じます。夕食後、日が落ちた頃を見計らって、ウォーキングに出かけました。歩き
始めて間もなくすると、夕闇が迫ってきました。急ぎ足で国道沿いを歩いていると、澄
んだ秋の虫達の声が聴こえてきます。

今年は猛暑のせいでしょうか、加津佐の浜も海水浴客でにぎわっていたような気が
します。その風景をお届けしたいと思っていたのですが、あまりの気温の上昇に、出
かけるのを控えていました。小学生時代の夏休みの絵日記には、綿菓子のような
白い入道雲を描いていたのが、懐かしく想い出されます。近頃では、空に浮かぶ雲も
灰色の雲が多いような気がするのですが…。

数か月前から、右目がかすんだようになって、見づらくなっていました。先日、6か月
の定期検診を受診するために、熊本の眼科病院を訪れました。不安感を抱えながら
診察を受けたのですが、「後発性白内障」という診断がなされ、レーザー手術を受ける
ことになりました。主治医の先生からは、痛みもなく、数分で終わる手術という説明
に、安心感はあったのですが、それでも、目に強い光のレーザーが照射される間は
目に感じる違和感で緊張しましたよ。(笑)

手術前は、片目の視力が落ちていたので、とても見えづらく感じていたのですが、術
後は、また元のように鮮明に見えるようになりました。昨日、車で津波見の両子岩付近
を通りかかると、岩の神社「祠」の上に「アオサギ」が止まっていました。なんだか、神々
(こうごう)しく見えたので、車から降りて撮ったのが、上の写真です。どうやら、両子岩
の上に、“巣”があるようで、もう一匹の鳥の姿が見え隠れしています。

   

その時に撮った、「両子岩」の全景です。海の蒼さは、まだ夏の余韻を残している
ように見えます。


マリンスポーツフェスタで夏の海を楽しむー南島原・加津佐

2015年08月01日 | 日記



今日は、8月1日 土曜日 天候は快晴。
例年より遅い梅雨明けから、真夏のうだるような酷暑に身体が追い付かない老い
の身をしみじみ感じてしまいます。今日も、気温が40℃近くまで上昇したという
ニュースがテレビで放映されていました。体温よりも高い気温が観測されるなんて
かっては考えられないことでした。私が小学生のころには、30℃を超える日は、
真夏でも数日しかなかったように記憶しているのですが…。

7月のプログの更新は、わずか1日。書くという習慣が、すっかり影をひそめて
しまったような気がします。ブログの開設当初は、記事を書かないと、一日が終
わった感じがしなかったものでしたが…(笑)。プログを書きだして、もう7年が過
ぎたことになります。ということは、7年目の「マンネリ」ということでしょうか。

今日は「マンネリ」を打破するきっかけづくりをと思い、前浜で開催されている
「マリンスポーツフェスタ」会場をのぞいてみることにしました。真夏の日差しはある
ものの、やっぱり、加津佐の自然の海はいいですね。見ているだけでも、心の居心
地の良さを味わうことができます。

マリンスポーツフェスタということもあり、海上には、カヌーやローボートなどを楽しむ
子どもたちの姿が見えます。慣れないカヌーの櫓をこぐ子どもたちのいきいきとした
笑顔が見えるようです。加津佐の浜が、今後「海洋性スポーツ」のメッカになればいい
なと、ふと、そんなことが頭をよぎりました。

写真を撮るために、ゴツゴツとした岩場を歩いたのですが、危うくバランスを崩して
転びそうになりましたよ。ウォーキングの講座の時に、加齢に伴って一番衰えるのは
「バランス」ということ教えていただいたのですが、今日は身をもって知るはめになりま
したよ。

加津佐の海は、夏を楽しむ、最適のシーズンを迎えています。


待ってました!梅雨の晴れ間

2015年07月08日 | 日記



今日は、7月8日 水曜日 天候は晴れ。
パソコン横にはりつけているウォーキングの記録表には、7月の最初の日から
Xマークが多くついています。ウォーキングをした日の〇印は、わずか2個。
7月に入って、ウォーキングの成績が振るわないのは、“雨のせい”にしている、
少しだけ小賢しい自分に笑っています。

今日は、暑い一日になりました。気温も、30度を超えていたのでしょう。蒸し暑さ
には変わりないのですが、陽射しは夏のジリジリとした暑さを感じました。それに
しても、久しぶりの青空をみると、暑さを忘れて、すがすがしい気分になります。

梅雨空ばかり見てきたせいか、なんとなく青空を写真に撮りたくなり、バイクの
ハンドルを早崎の灯台へと向けました。対岸の天草の洋上には、霧が発生して
いるのか、浮島みたいに見えています。

地平線上の白い雲は、私には巨大な鳥の姿に見えるのですが…。しばらくすると
その姿も消え、流れる雲に、その残像を捜していました。久しぶりに、空を見上げた
日になりました。


浜風にゆれるハマナデシコの花ー南島原・加津佐

2015年06月29日 | 日記



今日は、6月29日 月曜日 天候は晴れ。
午前中、いつものようにパソコンの画面を開く。そのネットニュースの中に「消えゆく
HB鉛筆」という記事が目につきました。私の小学校時代の「筆箱」には、HB鉛筆が
何本も入っていて、その中に2B鉛筆が1本混じっているというものでした。当時は
HB鉛筆が主流の時代でしたから。

その記事の中で、鉛筆メーカーの話によると「銀行や役所、オフィスなどで使用する
機会の減少が大きな原因だとか。やはり、鉛筆といえば、時代は変わっても、学校
現場で使用する大事な学習用具のひとつでしょう。学校の指定もあるのかもしれま
せんが、子どもたちの筆圧が弱くなっているのも、HB鉛筆を使用しない原因のひと
つとも書かれていました。

現代では、筆記用具といえば、ボールペンに主役を譲ったようになっていますが、
児童が、学習用具として最初に触れるものとして、いつまでも姿を消してほしくない
ですね。鉛筆を握って先生の話を聞くと、なんとなく勉強がわかる気がしたもので
した。鉛筆の芯を小刀で削っていた頃を、懐かしく想い出してしまいました。

今日も、昨日に引き続いていい天気。野田浜に立ち寄ってみました。松林の中を
涼しい浜風がとおりぬけます。浜辺に降りると、赤紫色の「ハマナデシコ」が、咲い
ています。防潮堤の石に腰かけると、浜風がやさしく肌をなでていきます。

しばらく、その感触を味わっていました。目の前には、打ち寄せる白い波の音が
心地よく響いてきます。ふるさとの“自然の海”は、今日もやさしく語りかけてくれ
ました。


梅雨空から青空の日ー南島原・加津佐

2015年06月28日 | 日記



今日は、6月28日 日曜日 天候は晴れ。
予測しづらい梅雨時の、うっとうしい天気が続いていました。やっと、そのトンネルから
抜け出たような青空が広がりました。昨夜は、島原市民劇場」の6月例会で劇団「民藝」
の「海霧」を鑑賞してきました。私にとっては、内容よりも、役者さんの演ずる「雰囲気」を
楽しんでいます。

天候の不順が続くと、体調まですぐれません。テレビ番組の中で、体力の衰えより、血流
の衰えが、体調に影響しますと、出演されていた医者の方が話しておられました。加齢に
伴う血流の衰えも、いろんな体調不良を引き起こすんですね。雨で、数日ウォーキングを
休んだ時など、身体が重たく感じたり、胃腸の調子もよくありません。これだけが原因だと
は思いませんが、なんとなく、わかるような気がします。

今日は、夕方に久しぶりのウォーキング。青空を見ながらの、すがすがしい気分になり
ます。上の写真は、午後6時半頃の前浜風景です。渚を歩きだすと、少しだけ背中が曲が
った長い影も一緒についてきます。私の影でした。

6月も、残すところあと2日になりました。梅雨明けはまだにしても、7月の暦を前にすると
厳しい夏の到来を感じます。明日までは、晴れの天気が続くようです。

      

国道沿いの歩道そばに咲く、「オシロイバナ」が目を引きました。


夏至の日の浜木綿の花ー南島原・加津佐

2015年06月22日 | 日記



今日は、6月22日 月曜日 天候は雨。
数日前の梅雨の晴れ間もつかの間、今日は、朝から、シトシトと雨が降る空模様に
なりました。これでは、昼が最も長くなる「夏至」の日といっても、太陽の陽射しが厚い
雲に遮られ、窓から見える景色も暗く沈んで見えます。

昨日は「父の日」。滋賀に住む娘から、信州・安曇野の「ぶるまいそば」が届けられ
ました。私も連れ合いも、「蕎麦好き」と知ってのことでしょう。昨日・今日の昼食は
打ち立ての「信州の生蕎麦」に舌鼓をうちましたよ。かって安曇野の「わさび農場」
を訪れたおりに、とうとうと流れる清冽な湧水に感動したことをを思いだしました。

流通の発達で、その場所に行かなくても、取り寄せることができるので便利ですね。
届いた「蕎麦セット」には、「そばつゆ」はもちろん「本わさび一本」「北アルプスの水」
まで、一緒に梱包されていました。美味しさにこだわる生産者のこだわりがあっての
ことでしょう。娘からの「父の日」のプレゼントで、また信州の風景に会いに行きたく
なりました。

雨に似合う菖蒲の花や紫陽花の花から、今日の新聞記事やテレビでは「ねむの木」
の開花が報道されていました。今日は、夕食前の早めのウォーキングに出かけまし
た。前浜では、「浜木綿」の花が咲き始めていました。白い花に、初夏へと向かう季節
の移ろいを見たような気がしました。


つかの間の梅雨の晴れ間ー南島原・加津佐

2015年06月20日 | 日記



今日は、6月20日 土曜日 天候は晴れ。
じめじめとした湿度の高い梅雨の季節。おまけに気圧や気温の変動が体調を崩す
一因ということを、身をもって実感しています。風邪気味になったり、胃腸の調子も
良くありません。今日は、そんなうっとうしい気分を吹き飛ばすような、梅雨の晴れ
間になりました。

長い間、ブログの更新が滞っていました。いつもの悪い癖が出ていました。
「明日書こう」と、もう一人の自分がささやきます。このささやきの誘惑には勝てない
のです。書こうと思っても、とりかかる意欲が湧いてきません。

ブログは、そうであっても、日常生活は、結構変化に富んだ毎日を過ごしていました。
アジサイ祭りに出かけたり、映画「あん」を鑑賞したり、学習では公民館講座「歩健学
のすすめー楽しくなるウォーキング」を受講したりと、日々を楽しむ意欲は、体力の低
下に比べて、まだ、衰えてはいないように思います。

数日前は、高齢者大学の「かづさ大学」を受講しました。高齢者という言葉にも、素直
に順応するようになりました。あるがままに受け入れる、そんな余裕も出てくるように
なりました。開講式ということもあり、学習意欲に燃えた高齢者の方、46人の出席が
あり、福祉センターの会議室の席は、ほぼ埋まるという盛況でした。いいことですよね。
「今日行く」「今日用」の場ですから…。間違いました。「教育」と「教養」でした。

      

講師の先生は、長崎県立大学の、村上則夫先生。講演テーマが魅力的です。
「人生の四季ー私たちの人生の春・夏・秋・冬を考える」というものです。自然の四季の
移り変わりを、肌で感じることが少なくなっている今、村上先生の講義は、音楽を交えな
がら、やさしく人生の「春夏秋冬」について話していただきました。誰にも訪れる「人生の
四季」を学ぶことが、日々の生活を有意義にする“妙薬”かもしれませんね。

久しぶりの太陽の陽射しを浴びたくて、バイクで出かけてみました。田んぼに張られた
水が「水鏡」となって、青空を映しこんでいる風景を撮りたかったのですが、長雨のせいか
田んぼの水が濁っていました。

      

いつもの、今日の花房展望所からの風景です。昼が最も長く、夜が最も短い「夏至」も
あと数日後になりました。暦の上でも、時の移ろいの早さを感じてしまいます。